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3章
元気にしてますか?
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モモの夏休みが終わった頃、残暑が残る10月。エリゼが旅たって半年くらい経過したが初めて手紙がきた。ビクドでショーンさんやルーシさんとも会えたようで、基本的には手紙はルーシさんに預けて、四コマと一緒に発送するみたいな流れになっていくと記載がある。
モモの四コマを拝見する前にエリゼからの手紙を開封する。書きたいことがいっぱいあったのかやけに分厚いと思ったら、モモと俺と別々に書いてくれたようだった。
自分宛の手紙を開けると、まずは久しぶり的なことから始まって、モモへの手紙はわざわざ火の鶏に転送をさせるのも大変だろうか、モモが帰ってきた時にでも渡してほしい的なことが書いてあった。
そうは言うけど、モモだってエリゼからの手紙は読みたいだろうし、火の鶏に頑張ってもらおう。ご飯は奮発するからさ。
「にゃーん」
「わん」
早く手紙を読み進めろと姉さんと大福が急かしてくる。イールに至っては膝の上で読んで! と騒いでいる。はいはい、読んでいきますからねー。
今はビクドの最北端、帝国との国境線の街に滞在しているらしい、冒険者としてエリーと名乗って活動しており、仲間もできた。
まずはトヨナカはルイさんのとこで仲間になった、レオンという狼系の獣人で斥候を担当する男。
男って年頃の娘がいきなり男を仲間にって大丈夫なのかな。仲間になった背景も書いてあったが、かなりの乱暴者で街でも問題視されていたら奴をエリゼが素手で決闘してボコボコにしたらしい。
今では姐御と慕われていおり、基本は従順で良い奴とのことだ。
「なんだか楽しそうだな」
「れおー!」
「イールも会ってみたいのか? 遊びに連れてきてくれるといいな」
その後に大坂を出てビクドの首都で仲間にしたのは元はモモと同じ学園に在籍していたパスルちゃんという神官の女の子が仲間? 強引についてくる事になったらしい。
なんでも、最初の接触がモモ様を貴女からは感じますとのことで、声をかけらたとのことだ。基本的にはモモのことが大好きではあり、とある理由から学園を辞めて今は修行の最中で、エリゼからモモの波動を感じ無理やりついてくる事になったのが始まりらしい。なんだか変わった感じの子だけど、モモは崇拝の対象にもなってるみたいだし、好きな子も多いよな。
そんな愉快な3人で魔物を倒したり、村を救ったり? モモのことを布教したり? であっという間に1番下のFランクからDランクの冒険者となったらしい。
最終的には手紙を出した、ビクド最北端の街で4人目の仲間となる、帝国の元伯爵令嬢で魔法使いであるエリンちゃんを仲間に加えて4人で活動をしている。
なんでもエリンちゃんは帝国の第二皇子の婚約者であったらしいが妹にその座を取られた上に身に覚えのない罪を着せられて追放されてしまった可哀想な子だそうだ。
「これはざまぁなのか」
「ざまぁ?」
「イールは知らなくてもいい言葉だよ」
でもそんなエリンちゃんはモフモフが大好きらしく、レオンのことを熱い視線で追っているとのことだ。
まぁ、人の趣味はそれぞれだし、新しい恋もいいんじゃないかな。
そんな4人で活動をしてついにCランクまでなったそうで、近年では1番早い速度での昇格らしい。凄いな、エリゼは。
チーム名はエターナルセンチネルズに決まったと、自慢げに書いてある。ダセェ。
「かっこいいね!」
「そ、そうかなぁ」
イールがチーム名を聞いた瞬間に目を輝かせている。
チーム名はともかく、エリゼが元気そうで俺は安心したよ。
「イールもエリゼからの手紙を見れるように読み書きの勉強しないとな」
「うん!」
俺は文字も読めちゃうけど、この世界の言語の仕組みをわかっているわけではないので、モモから教材を送ってもらい基本的には自主学習をしてもらう事になる。
イールも徐々に勉強時間を増やしていくと考えれば本格的に畑仕事が忙しくなってくるな。
モモと杏が終われば、りんごとみかんの収穫も出てくるし、米に小麦にだろー。
サイゼ様、バイトして仕事とか手伝ってくれないかな。
一定数、果物を収穫したからか、ビニールハウスのアンロックされたし。これは確実にメロンやイチゴとか育てられるようになるだろう。単価も絶対に高いだろうし、何よりも若葉に手伝ってもらえれば絶対に美味いだろ。
更にはジュースを作れるようにな樽もアンロックされた。20万円もするけどこれは即決で購入した。
今日のお風呂上がりに皆んなで楽しむ予定だ。
年を重ねて徐々にできることが増えてきたのは嬉しい。なんとか冬までには焼酎もアンロックしたいな!
水割り、ロック、果実のジュースで割るのもありだよなぁ。そもそもの果物を焼酎で漬けるってのはどうなんだろうか。
お酒類はゲームでも買取単価が高くて便利だった。金さえ貯まれば楽しむ用と販売用で樽をわけたりすればより効率的にお金を稼げるんではないだろうか。
うーん。夢は広がるけど、人手が足りない。
大家族が住めるくらいのキャパはあるわけだし、定期的に手伝ってくれる人でも募集するか?
こんな辺境で求人を出してきてくれる人がいるといいんだけど。
モモの四コマを拝見する前にエリゼからの手紙を開封する。書きたいことがいっぱいあったのかやけに分厚いと思ったら、モモと俺と別々に書いてくれたようだった。
自分宛の手紙を開けると、まずは久しぶり的なことから始まって、モモへの手紙はわざわざ火の鶏に転送をさせるのも大変だろうか、モモが帰ってきた時にでも渡してほしい的なことが書いてあった。
そうは言うけど、モモだってエリゼからの手紙は読みたいだろうし、火の鶏に頑張ってもらおう。ご飯は奮発するからさ。
「にゃーん」
「わん」
早く手紙を読み進めろと姉さんと大福が急かしてくる。イールに至っては膝の上で読んで! と騒いでいる。はいはい、読んでいきますからねー。
今はビクドの最北端、帝国との国境線の街に滞在しているらしい、冒険者としてエリーと名乗って活動しており、仲間もできた。
まずはトヨナカはルイさんのとこで仲間になった、レオンという狼系の獣人で斥候を担当する男。
男って年頃の娘がいきなり男を仲間にって大丈夫なのかな。仲間になった背景も書いてあったが、かなりの乱暴者で街でも問題視されていたら奴をエリゼが素手で決闘してボコボコにしたらしい。
今では姐御と慕われていおり、基本は従順で良い奴とのことだ。
「なんだか楽しそうだな」
「れおー!」
「イールも会ってみたいのか? 遊びに連れてきてくれるといいな」
その後に大坂を出てビクドの首都で仲間にしたのは元はモモと同じ学園に在籍していたパスルちゃんという神官の女の子が仲間? 強引についてくる事になったらしい。
なんでも、最初の接触がモモ様を貴女からは感じますとのことで、声をかけらたとのことだ。基本的にはモモのことが大好きではあり、とある理由から学園を辞めて今は修行の最中で、エリゼからモモの波動を感じ無理やりついてくる事になったのが始まりらしい。なんだか変わった感じの子だけど、モモは崇拝の対象にもなってるみたいだし、好きな子も多いよな。
そんな愉快な3人で魔物を倒したり、村を救ったり? モモのことを布教したり? であっという間に1番下のFランクからDランクの冒険者となったらしい。
最終的には手紙を出した、ビクド最北端の街で4人目の仲間となる、帝国の元伯爵令嬢で魔法使いであるエリンちゃんを仲間に加えて4人で活動をしている。
なんでもエリンちゃんは帝国の第二皇子の婚約者であったらしいが妹にその座を取られた上に身に覚えのない罪を着せられて追放されてしまった可哀想な子だそうだ。
「これはざまぁなのか」
「ざまぁ?」
「イールは知らなくてもいい言葉だよ」
でもそんなエリンちゃんはモフモフが大好きらしく、レオンのことを熱い視線で追っているとのことだ。
まぁ、人の趣味はそれぞれだし、新しい恋もいいんじゃないかな。
そんな4人で活動をしてついにCランクまでなったそうで、近年では1番早い速度での昇格らしい。凄いな、エリゼは。
チーム名はエターナルセンチネルズに決まったと、自慢げに書いてある。ダセェ。
「かっこいいね!」
「そ、そうかなぁ」
イールがチーム名を聞いた瞬間に目を輝かせている。
チーム名はともかく、エリゼが元気そうで俺は安心したよ。
「イールもエリゼからの手紙を見れるように読み書きの勉強しないとな」
「うん!」
俺は文字も読めちゃうけど、この世界の言語の仕組みをわかっているわけではないので、モモから教材を送ってもらい基本的には自主学習をしてもらう事になる。
イールも徐々に勉強時間を増やしていくと考えれば本格的に畑仕事が忙しくなってくるな。
モモと杏が終われば、りんごとみかんの収穫も出てくるし、米に小麦にだろー。
サイゼ様、バイトして仕事とか手伝ってくれないかな。
一定数、果物を収穫したからか、ビニールハウスのアンロックされたし。これは確実にメロンやイチゴとか育てられるようになるだろう。単価も絶対に高いだろうし、何よりも若葉に手伝ってもらえれば絶対に美味いだろ。
更にはジュースを作れるようにな樽もアンロックされた。20万円もするけどこれは即決で購入した。
今日のお風呂上がりに皆んなで楽しむ予定だ。
年を重ねて徐々にできることが増えてきたのは嬉しい。なんとか冬までには焼酎もアンロックしたいな!
水割り、ロック、果実のジュースで割るのもありだよなぁ。そもそもの果物を焼酎で漬けるってのはどうなんだろうか。
お酒類はゲームでも買取単価が高くて便利だった。金さえ貯まれば楽しむ用と販売用で樽をわけたりすればより効率的にお金を稼げるんではないだろうか。
うーん。夢は広がるけど、人手が足りない。
大家族が住めるくらいのキャパはあるわけだし、定期的に手伝ってくれる人でも募集するか?
こんな辺境で求人を出してきてくれる人がいるといいんだけど。
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