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外伝 とある新人生産プレイヤーは…… 気付いたら、神の子供(双子)の専属メカニックになってました!?
試運転で空賊と遭遇戦!! モナは…… 新型機神の開発を決意する!?
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「メインエンジンと動力部は…… 安定してる。各システムは?」
『各システムの動作を確認中…… 正常に作動中です』
「了解…… これより、オートパイロットシステムの試運転を開始します…… ドラゴン、おねがいね」
『了解、オートパイロットモード起動…… 艦のコントロールを開始します』
白い艦体と、各部のパーツの元になったナインヘッドレアメタルドラゴンから【ホワイトドラゴン】と名付けて……
運転をサポートする為に搭載した対話型AIも、【ドラゴン】と名付けました。
「どんな感じ?」
『通常時でならば、全システムは正常に作動中…… 問題はありません』
「それじゃあ…… 徐々に速度を上げて、各部を馴染ませ様か」
『了解、5分毎に速度を1段階アップして、問題が無いか確認します』
〝空中戦艦〟モードのままに、ホワイトドラゴンを徐々に加速させていくが……
「揺れも無いし…… 問題は無いかな?」
『艦に異常はありません…… 通常航行と加速に問題は無い様です』
「それじゃあ…… 武装の方のテストをしようか?」
『了『ビー、ビー、ビー』…… レーダーに低空から接近する機影を確認! 数、10…… 中型機神の可能性大。さらに大型の機影を二つ確認、中型機神の母艦だと思われます』
「こんな所に機神!? 何処かの軍隊?」
『接近する中型機神のデータ照合…… 該当無し、機体にフライトユニットを付けた現地改修型の様です。不揃いな機体の小隊構成から、空賊だと思われます』
「空賊…… 逃げる?」
『ちょっと遅かったです』
ドッゴーン!!!
「くっ!?」
『空賊の射程圏です』
「この…… 全武装のロック解除、実戦で機動と運用をテストするよ!」
『了解、全武装の安全装置のロックを解除します。敵機からのロックオン確認…… ミサイル、来ます』
「迎撃レーザー発射!」
ドッゴーン!ドッゴーン!!ドッゴーン!!!
敵機神のフライトユニットから放たれたミサイルを、ホワイトドラゴンの迎撃レーザーが撃ち落として…… 空中に爆炎が広がる!?
『敵中型機神4、本艦の後方に回り込もうとしています』
「戦艦モードだと…… 取り付かれたら厄介だね…… よし、迎撃しながら〝機龍〟に、モードチェンジするよ!」
『了解、戦艦モードから機龍モードへ、本艦は〝変形〟を開始します』
「変形後、すぐにエナジーウイングを展開…… 空中だから、アーセナルギアとの〝アレ〟が出来ないけど…… 白銀の機龍の力を見せて上げる!」
迎撃レーザーや機関砲にミサイルで、迫り来る空賊機神達を牽制しながら…… ホワイトドラゴンは戦艦から龍に姿を変える!?
『ギャワァァァァァ!!!』
機龍モードになったホワイトドラゴンの咆哮に…… 大気が揺れる!!
「先ずは…… 回りを飛び回る機神を落とす! スタンスパーク!!」
『ギャワァ!!!』
機龍モードのホワイトドラゴンの目が光ると…… ホワイトドラゴンの全身が激しい稲光を放ち、周囲に雷を放電をした。
ドッゴーン!! ドッカーン!!
ホワイトドラゴンの激しい放電に曝された空賊の機神達は、フライトユニットが爆炎を上げて吹き飛び…… 墜落して行く。
『本艦後方の敵機4機の撃墜に成功…… スタンスパーク使用による問題は…… ありません』
「残りは?」
『先方…… 中型機神6機と敵空中母艦2隻です』
「出て来なければ、討たれなかっただろうに……」
『敵母艦の魔力反応増大、高出力魔力砲の発射体勢に入りました』
「胸部の特殊魔力砲撃分解吸収装甲を展開…… 敵、高出力魔力砲の魔力に上乗せして返す!」
『胸部特殊装甲を展開、敵母艦が高出力魔力砲…… 発射、来ます』
「対ショック姿勢! きゃあ!?」
空賊の空中母艦から放たれた高出力魔力砲が、ホワイトドラゴンの胸部特殊装甲に当たり、ホワイトドラゴンの機体が激しく揺れる。
『敵母艦の高出力魔力砲の分解吸収に成功…… 魔力がチャージされます』
「ホワイトドラゴンの口を開けて…… 自分達の攻撃エネルギーにおまけも付けて上げる! いけぇ~! ドラゴンブレスブラスター&主砲、副砲、ミサイルも発射~!!」
吸収した空賊の母艦の高出力魔力砲の魔力を…… ドラゴンのブレスの様にホワイトドラゴンは、龍の頭の口部から吐きながら、主砲、副砲にミサイルを放って、空賊達を砲撃に飲み込み……
空を激しく、閃光と爆炎に染めた。
『敵の反応…… 消失。周囲に敵影…… ありません』
「おわったぁ~…… ドラゴン、さっきの戦闘を解析……」
『…… 解析結果、敵に高機動型が居たら撃沈された可能性大』
「確かに…… 今回は、飛行機に吊り下げられたみたいな機神達だったけど…… あれが普通に飛べるタイプだったら、機龍モードになる前にやられたかも……」
初戦闘を終えたホワイトドラゴンのシートに身体を沈めたモナは、頭を悩ませた後……
「決めた! 新しい機神も作る!」
ホワイトドラゴンの完成により、空中戦闘も増えると考えたモナは……
「地形に左右されない…… 機神を作る!」
新たな機神製作を決意するのだった。
『各システムの動作を確認中…… 正常に作動中です』
「了解…… これより、オートパイロットシステムの試運転を開始します…… ドラゴン、おねがいね」
『了解、オートパイロットモード起動…… 艦のコントロールを開始します』
白い艦体と、各部のパーツの元になったナインヘッドレアメタルドラゴンから【ホワイトドラゴン】と名付けて……
運転をサポートする為に搭載した対話型AIも、【ドラゴン】と名付けました。
「どんな感じ?」
『通常時でならば、全システムは正常に作動中…… 問題はありません』
「それじゃあ…… 徐々に速度を上げて、各部を馴染ませ様か」
『了解、5分毎に速度を1段階アップして、問題が無いか確認します』
〝空中戦艦〟モードのままに、ホワイトドラゴンを徐々に加速させていくが……
「揺れも無いし…… 問題は無いかな?」
『艦に異常はありません…… 通常航行と加速に問題は無い様です』
「それじゃあ…… 武装の方のテストをしようか?」
『了『ビー、ビー、ビー』…… レーダーに低空から接近する機影を確認! 数、10…… 中型機神の可能性大。さらに大型の機影を二つ確認、中型機神の母艦だと思われます』
「こんな所に機神!? 何処かの軍隊?」
『接近する中型機神のデータ照合…… 該当無し、機体にフライトユニットを付けた現地改修型の様です。不揃いな機体の小隊構成から、空賊だと思われます』
「空賊…… 逃げる?」
『ちょっと遅かったです』
ドッゴーン!!!
「くっ!?」
『空賊の射程圏です』
「この…… 全武装のロック解除、実戦で機動と運用をテストするよ!」
『了解、全武装の安全装置のロックを解除します。敵機からのロックオン確認…… ミサイル、来ます』
「迎撃レーザー発射!」
ドッゴーン!ドッゴーン!!ドッゴーン!!!
敵機神のフライトユニットから放たれたミサイルを、ホワイトドラゴンの迎撃レーザーが撃ち落として…… 空中に爆炎が広がる!?
『敵中型機神4、本艦の後方に回り込もうとしています』
「戦艦モードだと…… 取り付かれたら厄介だね…… よし、迎撃しながら〝機龍〟に、モードチェンジするよ!」
『了解、戦艦モードから機龍モードへ、本艦は〝変形〟を開始します』
「変形後、すぐにエナジーウイングを展開…… 空中だから、アーセナルギアとの〝アレ〟が出来ないけど…… 白銀の機龍の力を見せて上げる!」
迎撃レーザーや機関砲にミサイルで、迫り来る空賊機神達を牽制しながら…… ホワイトドラゴンは戦艦から龍に姿を変える!?
『ギャワァァァァァ!!!』
機龍モードになったホワイトドラゴンの咆哮に…… 大気が揺れる!!
「先ずは…… 回りを飛び回る機神を落とす! スタンスパーク!!」
『ギャワァ!!!』
機龍モードのホワイトドラゴンの目が光ると…… ホワイトドラゴンの全身が激しい稲光を放ち、周囲に雷を放電をした。
ドッゴーン!! ドッカーン!!
ホワイトドラゴンの激しい放電に曝された空賊の機神達は、フライトユニットが爆炎を上げて吹き飛び…… 墜落して行く。
『本艦後方の敵機4機の撃墜に成功…… スタンスパーク使用による問題は…… ありません』
「残りは?」
『先方…… 中型機神6機と敵空中母艦2隻です』
「出て来なければ、討たれなかっただろうに……」
『敵母艦の魔力反応増大、高出力魔力砲の発射体勢に入りました』
「胸部の特殊魔力砲撃分解吸収装甲を展開…… 敵、高出力魔力砲の魔力に上乗せして返す!」
『胸部特殊装甲を展開、敵母艦が高出力魔力砲…… 発射、来ます』
「対ショック姿勢! きゃあ!?」
空賊の空中母艦から放たれた高出力魔力砲が、ホワイトドラゴンの胸部特殊装甲に当たり、ホワイトドラゴンの機体が激しく揺れる。
『敵母艦の高出力魔力砲の分解吸収に成功…… 魔力がチャージされます』
「ホワイトドラゴンの口を開けて…… 自分達の攻撃エネルギーにおまけも付けて上げる! いけぇ~! ドラゴンブレスブラスター&主砲、副砲、ミサイルも発射~!!」
吸収した空賊の母艦の高出力魔力砲の魔力を…… ドラゴンのブレスの様にホワイトドラゴンは、龍の頭の口部から吐きながら、主砲、副砲にミサイルを放って、空賊達を砲撃に飲み込み……
空を激しく、閃光と爆炎に染めた。
『敵の反応…… 消失。周囲に敵影…… ありません』
「おわったぁ~…… ドラゴン、さっきの戦闘を解析……」
『…… 解析結果、敵に高機動型が居たら撃沈された可能性大』
「確かに…… 今回は、飛行機に吊り下げられたみたいな機神達だったけど…… あれが普通に飛べるタイプだったら、機龍モードになる前にやられたかも……」
初戦闘を終えたホワイトドラゴンのシートに身体を沈めたモナは、頭を悩ませた後……
「決めた! 新しい機神も作る!」
ホワイトドラゴンの完成により、空中戦闘も増えると考えたモナは……
「地形に左右されない…… 機神を作る!」
新たな機神製作を決意するのだった。
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