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外伝 とある新人生産プレイヤーは…… 気付いたら、神の子供(双子)の専属メカニックになってました!?
【アーセナルギア】…… それは、45メートル級可変機神の…… モナの戦う武器庫!?
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『格納部の空間魔導具および、ロック解除後の変形分離システムは、全てオールグリーン! 正常だよ♪』
変形を終えたアーセナルギアのブリッジに、幼い女児の様な音声が流れる。
「システム制御を…… ミニダーズにリンク。機体の操作系統をカンナちゃんのアーマーにリンクして、射撃兵装の操作系統の照準をカノンくんにお任せ、ツグミちゃんはカンナちゃんのサポートに…… 敵さんの位置とパワーコントロールは、わたしと聖霊獣達でやるから……」
「モナちゃん…… !?」
光るディスプレイ画面が浮かび上がる球体の中から、モナが指示すると、それぞれの座席が移動し…… カンナがブリッジの中央に現れた舞台に立たされた。
「この【アーセナルギア】は、カンナちゃんの身体に合わせて動くから、何時の機神と同じ様に…… やっちゃえ~!」
「りょうかいだよ♪」
モナの言葉に、カンナが走り出すと…… 45メートル級の機体で大地を揺らし、アーセナルギアが走り出した!
『ギィヤァアァァァァァ!!!』
霊峰の麓から現れた大型の魔物達が、アーセナルギア目指して向かって来る!
「いっ、せ~いの!」
魔物達の先頭を走るドラゴン型が、ブレス攻撃を吐こうした瞬間! カンナの動きに合わせて…… 前方宙返りしたアーセナルギアが、浴びせ蹴りの様な状態でドラゴン型の魔物の頭部を踏み潰した。
「上から来るよ!」
「衝撃集中ミサイル発射!」
アーセナルギアの肩から、カノンが上空から迫る翼竜型の魔物に、ミサイルを放って直撃させる!
「また来るよ!」
サブコントロールのツグミが叫ぶ! ドラゴン型の後方に居た大型の魔物達が迫っている。
「カンナちゃん! パンチを〝飛ばして〟!」
「!? いくよ…… 必殺の飛ぶパぁ~ンチぃ♪」
迫り来るゴリラ型の魔物の顔面に突き刺さったアーセナルギアの拳は…… 勢いが止まらずに、ゴリラ型の魔物ごと後方の魔物達を吹き飛ばした!
「今だ! 全無反動砲一斉射、射てぃ!」
アーセナルギアの拳で吹き飛び倒れた魔物達に、カノンの追撃砲撃が襲う!
「右左からも魔物達が来た!? 上からも…… ユキさん、マコさん、追加武装ユニットを発進させるので、操作をお願いします!」
「了解!」
「上空の魔物は、任せて!」
アーセナルギアの背面ウイングのバインダー部にある電磁カタパルトから、飛行型の妖精型機神用追加武装ユニットが20機発進した。
「上空の魔物達は、私達に任せて!」
ユキとマコが、それぞれに10機づつの飛行型追加武装ユニットを遠隔で操り、上空の翼竜型や怪鳥型などの魔物達の迎撃を開始した。
「この!」
サイの様な大型の魔物を蹴り飛ばし、アーセナルギアが背面ウイングから突き出した副翼部を掴んで…… 投げる!
「ウイングスライサー!」
投げた副翼部から光刃が現れて、魔物達を切り裂く!
「まだまだ! ニードルミサイル、全方位発射!」
アーセナルギア全体の装甲が開き、現れたミサイルポットから針の様な形状のミサイルが全方位に発射され、魔物達に深々と突き刺さると……
ドッゴーン!
魔物達を、内部から吹き飛ばす!
「近い魔物達は倒したよ!」
「後は…… 遠くの魔物!?」
遠くの魔物達がアーセナルギアに向かい、火球や雷、岩石を放つ!
「属性系の魔法攻撃!?」
「気を付けて! 魔物の中には、魔法を使える種類も居るの」
「くっ、迎撃ミサイル発射!」「前方にバリアシールド展開!」
アーセナルギアは、カノンが発射した迎撃ミサイルが火球と岩石を撃ち落とし、モナの張ったバリアシールドで雷を防いだ。
「遠距離魔法で、攻め続けるつもりか?」
「厄介な事を…… 私とマコちゃんの追加武装ユニットで、倒してあげる!」
『『『『『ギィヤァァァ!!』』』』』
魔法攻撃を放つ魔物達を守る様に、飛行可能な魔物の群れが、ユキとマコの操る追加武装ユニットに立ち塞がる!
「これでは近付けない!」
「カンナちゃん、カノンくんとチェンジして!」
「えっ、チェ、チェンジ!?」
カンナが居る舞台に、舞台から座席が現れ、カンナを乗せると、カノンの座る座席と交代して……
カノンが、舞台に立たされる。
『操者チェンジにより、タイプFからタイプGに武装を変換するよ♪』
「ミニダーズ、ガードビッド射出! 武装換装の間、防御して!」
『了解♪』
アーセナルギアの装甲と背面のウイング部のバインダーが開き、アーセナルギア全体から砲塔とバインダーから二門の25メートル級の砲身が現れる。
「マギナゼウスエンジン始動!」
アーセナルギアの胸部装甲が展開して、マギナゼウスエンジンの一部が剥き出しになる。
『了解♪ マギナゼウスエンジンのロック解除、マギナゼウスエンジン始動…… エンジン出力…… 10…… 20…… 30…… 40…… マギナゼウスエンジンの温度急上昇!』
「まだ40%が限界なの…… カノンくん! アーセナルギアの〝機械なる神の一撃〟のトリガーを預けるよ!」
「了解、機械なる神の…… 必殺の一撃を放つ! マギナゼウスカノン…… 発射!」
展開した胸部装甲が開き、光を集束して……
激しい閃光が放たれた!
その閃光は、魔物達を飲み込んで……
何事も無い様に…… 魔物だけを消し去るのだった。
変形を終えたアーセナルギアのブリッジに、幼い女児の様な音声が流れる。
「システム制御を…… ミニダーズにリンク。機体の操作系統をカンナちゃんのアーマーにリンクして、射撃兵装の操作系統の照準をカノンくんにお任せ、ツグミちゃんはカンナちゃんのサポートに…… 敵さんの位置とパワーコントロールは、わたしと聖霊獣達でやるから……」
「モナちゃん…… !?」
光るディスプレイ画面が浮かび上がる球体の中から、モナが指示すると、それぞれの座席が移動し…… カンナがブリッジの中央に現れた舞台に立たされた。
「この【アーセナルギア】は、カンナちゃんの身体に合わせて動くから、何時の機神と同じ様に…… やっちゃえ~!」
「りょうかいだよ♪」
モナの言葉に、カンナが走り出すと…… 45メートル級の機体で大地を揺らし、アーセナルギアが走り出した!
『ギィヤァアァァァァァ!!!』
霊峰の麓から現れた大型の魔物達が、アーセナルギア目指して向かって来る!
「いっ、せ~いの!」
魔物達の先頭を走るドラゴン型が、ブレス攻撃を吐こうした瞬間! カンナの動きに合わせて…… 前方宙返りしたアーセナルギアが、浴びせ蹴りの様な状態でドラゴン型の魔物の頭部を踏み潰した。
「上から来るよ!」
「衝撃集中ミサイル発射!」
アーセナルギアの肩から、カノンが上空から迫る翼竜型の魔物に、ミサイルを放って直撃させる!
「また来るよ!」
サブコントロールのツグミが叫ぶ! ドラゴン型の後方に居た大型の魔物達が迫っている。
「カンナちゃん! パンチを〝飛ばして〟!」
「!? いくよ…… 必殺の飛ぶパぁ~ンチぃ♪」
迫り来るゴリラ型の魔物の顔面に突き刺さったアーセナルギアの拳は…… 勢いが止まらずに、ゴリラ型の魔物ごと後方の魔物達を吹き飛ばした!
「今だ! 全無反動砲一斉射、射てぃ!」
アーセナルギアの拳で吹き飛び倒れた魔物達に、カノンの追撃砲撃が襲う!
「右左からも魔物達が来た!? 上からも…… ユキさん、マコさん、追加武装ユニットを発進させるので、操作をお願いします!」
「了解!」
「上空の魔物は、任せて!」
アーセナルギアの背面ウイングのバインダー部にある電磁カタパルトから、飛行型の妖精型機神用追加武装ユニットが20機発進した。
「上空の魔物達は、私達に任せて!」
ユキとマコが、それぞれに10機づつの飛行型追加武装ユニットを遠隔で操り、上空の翼竜型や怪鳥型などの魔物達の迎撃を開始した。
「この!」
サイの様な大型の魔物を蹴り飛ばし、アーセナルギアが背面ウイングから突き出した副翼部を掴んで…… 投げる!
「ウイングスライサー!」
投げた副翼部から光刃が現れて、魔物達を切り裂く!
「まだまだ! ニードルミサイル、全方位発射!」
アーセナルギア全体の装甲が開き、現れたミサイルポットから針の様な形状のミサイルが全方位に発射され、魔物達に深々と突き刺さると……
ドッゴーン!
魔物達を、内部から吹き飛ばす!
「近い魔物達は倒したよ!」
「後は…… 遠くの魔物!?」
遠くの魔物達がアーセナルギアに向かい、火球や雷、岩石を放つ!
「属性系の魔法攻撃!?」
「気を付けて! 魔物の中には、魔法を使える種類も居るの」
「くっ、迎撃ミサイル発射!」「前方にバリアシールド展開!」
アーセナルギアは、カノンが発射した迎撃ミサイルが火球と岩石を撃ち落とし、モナの張ったバリアシールドで雷を防いだ。
「遠距離魔法で、攻め続けるつもりか?」
「厄介な事を…… 私とマコちゃんの追加武装ユニットで、倒してあげる!」
『『『『『ギィヤァァァ!!』』』』』
魔法攻撃を放つ魔物達を守る様に、飛行可能な魔物の群れが、ユキとマコの操る追加武装ユニットに立ち塞がる!
「これでは近付けない!」
「カンナちゃん、カノンくんとチェンジして!」
「えっ、チェ、チェンジ!?」
カンナが居る舞台に、舞台から座席が現れ、カンナを乗せると、カノンの座る座席と交代して……
カノンが、舞台に立たされる。
『操者チェンジにより、タイプFからタイプGに武装を変換するよ♪』
「ミニダーズ、ガードビッド射出! 武装換装の間、防御して!」
『了解♪』
アーセナルギアの装甲と背面のウイング部のバインダーが開き、アーセナルギア全体から砲塔とバインダーから二門の25メートル級の砲身が現れる。
「マギナゼウスエンジン始動!」
アーセナルギアの胸部装甲が展開して、マギナゼウスエンジンの一部が剥き出しになる。
『了解♪ マギナゼウスエンジンのロック解除、マギナゼウスエンジン始動…… エンジン出力…… 10…… 20…… 30…… 40…… マギナゼウスエンジンの温度急上昇!』
「まだ40%が限界なの…… カノンくん! アーセナルギアの〝機械なる神の一撃〟のトリガーを預けるよ!」
「了解、機械なる神の…… 必殺の一撃を放つ! マギナゼウスカノン…… 発射!」
展開した胸部装甲が開き、光を集束して……
激しい閃光が放たれた!
その閃光は、魔物達を飲み込んで……
何事も無い様に…… 魔物だけを消し去るのだった。
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