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最終章 妖精少女の夢は月光に…… 新世界を優しく煌めき照らす編
絶対神を名乗る邪神VSヒーローと妖精の混沌夫婦神
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「何度も遭遇したり、神や王などの肩書きが付くボス系の敵は…… 形態が何度か変化するのがパターンだが……」
「最初から数えたら…… 第4形態くらいでしょうか?」
「さて、あと何回変わるのか……」
「試すとしましょう!」
カオス・F・ブレイブが、はうりんぐとカオスガンブレードで砲撃を始めるが……
『その程度…… 避けるまでも無いな……』
残骸に喰らい付いていた触手が蠢き、カオス・F・ブレイブの砲撃の前に出ると…… 弾いた!?
「やはり…… 取り込んだ魔物や邪神機が触手の先に出てくるか……」
魔神を取り込んで姿が悪魔の様な姿になった邪神機が、触手の先に取り込んだ亀型の魔物を出して砲撃を弾くと……
『さらなる絶望を知れ……』
悪魔の様な翼を広げて…… 高密度に集束した穢れを複数放つと、放たれた穢れが魔物や邪神機に姿を変えて…… カオス・F・ブレイブに迫る!
『穢れから魔物ならまだしも、邪神機まで生み出すなんて……』
『もはや、穢れは、我が意のままよ…… さあ、名も無き神よ。穢れに飲まれて我が糧になれ』
穢れから生まれた魔物や邪神機が、まるで角砂糖に群がる蟻の様にカオス・F・ブレイブに群がる。
『舐められたものだな……』
『まだ復活して間もないから知らないのでしょ…… ならば、教えて上げるとしますか♪』
群がる穢れから生まれた軍勢に…… はうりんぐから放たれた竜巻が飲み込んで、さらにカオスガンブレードから放たれた炎が合わさり巨大な火炎竜巻となって邪神を襲う!
『む!? おのれ!』
迫り来る火炎竜巻に集束した穢れを放ち、邪神が打ち消すが……
『宇宙空間で風と火を使うだと…… 新たな眷属神が生まれたか……』
強力な属性攻撃に…… 邪神は、カナエとジノが高位の眷属神なのではと勘繰るが、カオス・F・ブレイブが次の攻撃を放つと……
『我が生み出した穢れの魔物を…… いとも容易く両断したのは…… 水の力か!? さらに、隙を突いた邪神機を貫くは…… 地の力! その威力…… 貴様は何者だ!?』
多彩な攻撃を放ちながら反撃するカオス・F・ブレイブに乗る者達の正体が掴めずに、邪神が困惑する様を……
「あやつめ…… カナエとジノの攻撃に戸惑っておるぞ♪」
邪神に穢れが高密度に集束した事により、その余波で活性化した魔物と邪神機の都市攻撃を阻む為、小妖精月で結界を張る最高神達が見ていた。
『要素が乏しい宇宙空間では…… あの威力の高位属性攻撃は、普通ならば最高神か高位の眷属神しか使えんからな……』
『全て最高神の神力を注がれた…… カナエちゃんにしかできない芸当よね』
『威力的には…… 眷属神の1位2位くらいの上に、その力を合成するからな…… 最高神の中でも攻撃力なら最強の火おれの次に強力だ。邪神も焦るだろうよ』
『確かに火の攻撃力は認めるけど…… 貴方は安定しないでしょ? その点、旦那さんが機神を操作している今の状態なら、カナエちゃんも属性操作に集中してるから…… 下手したら、私達の威力を超えてるかも知れないわよ』
『うむ…… ワシの神力も持っているからの。無駄の無い合成魔法じゃ…… む、邪神の奴は接近戦を挑む様じゃな?』
『背後に転移陣か…… 相も変わらず姑息な事を……』
『バカめ! 接近戦こそがヒーローカオスの本領発揮じゃぞ♪』
すっかり観戦モードの最高神達が見る先には……
『あまい!』
背後に現れた邪神機の攻撃を避けながら…… 背面キックで蹴り飛ばすカオス・F・ブレイブが、はうりんぐからスーノ、ルーノが憑依武装したハンドガンモードの妖精竜に持ち換え…… 転移陣から半身を乗り出した魔物や邪神機ごと転移陣を撃ち抜く!
『ぐっ!?』
転移中に撃ち抜かれた魔物や邪神機の半身と転移陣が、爆砕する余波が邪神を襲う!
『貴様ぁ…… 大人しく糧になれば苦しまずに済んだものを…… もう、容赦はせん!』
魔物や邪神機が生えた触手が、カオス・F・ブレイブに迫るが……
流れる様に回転と早射ちで、撃ち抜きながらすり抜けると……
『おせぇんだよ……』
飛び膝蹴りで、邪神の乗る邪神機の顎を蹴り上げた!?
『ぐふぅ!? おのれ!』
邪神の乗る邪神機の胸部の女性の顔の目と口から、ビームとブレスを吐くが……
『正面!? 来ます!』
『当たるかよ!』
カオス・F・ブレイブが後方回転で避けながら、追撃の触手を撃ち抜く!
『逃がさん!』
『お前をな!』
『!?』
カオス・F・ブレイブは、撃ち抜いた触手を掴んで邪神を強引に引き寄せると……
『さっきの倍返しだ。くらえ!』
邪神機の胸部の女性の顔に膝を叩き付けた!
『ギ!? シャアァァァア!?』
女性の顔が悲鳴を上げると、邪神機の動きが変化した!?
『あれは…… バリアフィールドか!?』
女性の顔から悲鳴が上がると、邪神機を包む様にして魔法陣が現れ、カオス・F・ブレイブを押し退ける!?
『再生可能で防御機能持ち…… 厄介な相手ですね……』
球体状の魔法陣の中で、邪神が乗る邪神機が再生を始めた……
『長引くと…… 不利だな? 短期決戦しかないか?』
『次は……〝ブラスターモード〟で攻撃しましょう』
『了解だ…… 切り札を切らせて貰う! ブラスターモード…… イグニション!』
カオス・F・ブレイブの装甲が展開すると…… 開口部から七色に光る焔が噴き出し、その瞬間に邪神の乗る邪神機向かい…… 超高速で加速して魔法陣を蹴り破るのだった!?
「最初から数えたら…… 第4形態くらいでしょうか?」
「さて、あと何回変わるのか……」
「試すとしましょう!」
カオス・F・ブレイブが、はうりんぐとカオスガンブレードで砲撃を始めるが……
『その程度…… 避けるまでも無いな……』
残骸に喰らい付いていた触手が蠢き、カオス・F・ブレイブの砲撃の前に出ると…… 弾いた!?
「やはり…… 取り込んだ魔物や邪神機が触手の先に出てくるか……」
魔神を取り込んで姿が悪魔の様な姿になった邪神機が、触手の先に取り込んだ亀型の魔物を出して砲撃を弾くと……
『さらなる絶望を知れ……』
悪魔の様な翼を広げて…… 高密度に集束した穢れを複数放つと、放たれた穢れが魔物や邪神機に姿を変えて…… カオス・F・ブレイブに迫る!
『穢れから魔物ならまだしも、邪神機まで生み出すなんて……』
『もはや、穢れは、我が意のままよ…… さあ、名も無き神よ。穢れに飲まれて我が糧になれ』
穢れから生まれた魔物や邪神機が、まるで角砂糖に群がる蟻の様にカオス・F・ブレイブに群がる。
『舐められたものだな……』
『まだ復活して間もないから知らないのでしょ…… ならば、教えて上げるとしますか♪』
群がる穢れから生まれた軍勢に…… はうりんぐから放たれた竜巻が飲み込んで、さらにカオスガンブレードから放たれた炎が合わさり巨大な火炎竜巻となって邪神を襲う!
『む!? おのれ!』
迫り来る火炎竜巻に集束した穢れを放ち、邪神が打ち消すが……
『宇宙空間で風と火を使うだと…… 新たな眷属神が生まれたか……』
強力な属性攻撃に…… 邪神は、カナエとジノが高位の眷属神なのではと勘繰るが、カオス・F・ブレイブが次の攻撃を放つと……
『我が生み出した穢れの魔物を…… いとも容易く両断したのは…… 水の力か!? さらに、隙を突いた邪神機を貫くは…… 地の力! その威力…… 貴様は何者だ!?』
多彩な攻撃を放ちながら反撃するカオス・F・ブレイブに乗る者達の正体が掴めずに、邪神が困惑する様を……
「あやつめ…… カナエとジノの攻撃に戸惑っておるぞ♪」
邪神に穢れが高密度に集束した事により、その余波で活性化した魔物と邪神機の都市攻撃を阻む為、小妖精月で結界を張る最高神達が見ていた。
『要素が乏しい宇宙空間では…… あの威力の高位属性攻撃は、普通ならば最高神か高位の眷属神しか使えんからな……』
『全て最高神の神力を注がれた…… カナエちゃんにしかできない芸当よね』
『威力的には…… 眷属神の1位2位くらいの上に、その力を合成するからな…… 最高神の中でも攻撃力なら最強の火おれの次に強力だ。邪神も焦るだろうよ』
『確かに火の攻撃力は認めるけど…… 貴方は安定しないでしょ? その点、旦那さんが機神を操作している今の状態なら、カナエちゃんも属性操作に集中してるから…… 下手したら、私達の威力を超えてるかも知れないわよ』
『うむ…… ワシの神力も持っているからの。無駄の無い合成魔法じゃ…… む、邪神の奴は接近戦を挑む様じゃな?』
『背後に転移陣か…… 相も変わらず姑息な事を……』
『バカめ! 接近戦こそがヒーローカオスの本領発揮じゃぞ♪』
すっかり観戦モードの最高神達が見る先には……
『あまい!』
背後に現れた邪神機の攻撃を避けながら…… 背面キックで蹴り飛ばすカオス・F・ブレイブが、はうりんぐからスーノ、ルーノが憑依武装したハンドガンモードの妖精竜に持ち換え…… 転移陣から半身を乗り出した魔物や邪神機ごと転移陣を撃ち抜く!
『ぐっ!?』
転移中に撃ち抜かれた魔物や邪神機の半身と転移陣が、爆砕する余波が邪神を襲う!
『貴様ぁ…… 大人しく糧になれば苦しまずに済んだものを…… もう、容赦はせん!』
魔物や邪神機が生えた触手が、カオス・F・ブレイブに迫るが……
流れる様に回転と早射ちで、撃ち抜きながらすり抜けると……
『おせぇんだよ……』
飛び膝蹴りで、邪神の乗る邪神機の顎を蹴り上げた!?
『ぐふぅ!? おのれ!』
邪神の乗る邪神機の胸部の女性の顔の目と口から、ビームとブレスを吐くが……
『正面!? 来ます!』
『当たるかよ!』
カオス・F・ブレイブが後方回転で避けながら、追撃の触手を撃ち抜く!
『逃がさん!』
『お前をな!』
『!?』
カオス・F・ブレイブは、撃ち抜いた触手を掴んで邪神を強引に引き寄せると……
『さっきの倍返しだ。くらえ!』
邪神機の胸部の女性の顔に膝を叩き付けた!
『ギ!? シャアァァァア!?』
女性の顔が悲鳴を上げると、邪神機の動きが変化した!?
『あれは…… バリアフィールドか!?』
女性の顔から悲鳴が上がると、邪神機を包む様にして魔法陣が現れ、カオス・F・ブレイブを押し退ける!?
『再生可能で防御機能持ち…… 厄介な相手ですね……』
球体状の魔法陣の中で、邪神が乗る邪神機が再生を始めた……
『長引くと…… 不利だな? 短期決戦しかないか?』
『次は……〝ブラスターモード〟で攻撃しましょう』
『了解だ…… 切り札を切らせて貰う! ブラスターモード…… イグニション!』
カオス・F・ブレイブの装甲が展開すると…… 開口部から七色に光る焔が噴き出し、その瞬間に邪神の乗る邪神機向かい…… 超高速で加速して魔法陣を蹴り破るのだった!?
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