新世界で… 妖精少女は、ロボットを夢見る

チキンとり

文字の大きさ
259 / 464
第10章 種を超えた妖精は夢と舞踊る編

古代超巨大戦艦攻略イベント 魔王幼女の祈りに、月光が邪悪を払う!

しおりを挟む
「月明かり……!? HPとMPが回復して行く!」

突然現れた小妖精月フェアリームーンの月明かりが、プレイヤー達を照らすと…… プレイヤー達のHPとMPが徐々に回復して行く。

「今の内に、波状攻撃を!」

『ウザい虫共が…… 失せるが良い!』

襲撃邪神機を無数に触手を伸ばして、プレイヤー達に叩き付ける!

「くっ! 重装備のタンク役が一撃で瀕死に!」

「後退しろ! 遠距離攻撃で反撃を!」

「クソが! バリアが強力になりやがった!」

邪神化したスレイブ王から、神力を吸い上げた襲撃邪神機の機体をどす黒く禍々しいオーラが包み込む!

『その程度…… 真の神の力を解放したボウヤには、無駄だよ!』

『グッオォオォォ!』

襲撃邪神機に吸われて、萎んだバルーン遊具の様になったスレイブ王が最後の抵抗をする様に暴れ出す!

「どう倒したら……」

キラン!
「「『『スーパー流星キィィィックゥゥゥゥゥ!!!』』」」

襲撃邪神機とスレイブ王のさらなる猛攻が、プレイヤー達を襲いかかろうとした…… その時!?

小妖精月フェアリームーンから、一筋の光が流星の様に流れ落ちると…… 襲撃邪神機を蹴り飛ばした!

『ギャアァァ! ぎざまは…… 何故此処に!?』

『月の光が導いたのさ』

襲撃邪神機を蹴り飛ばしたのは…… カオス・F・ブレイブだった。

『くっ…… だが、今のボウヤならば、貴様も喰らえるはずだ!』

襲撃邪神機から伸びた触手が、カオス・F・ブレイブに迫る!

『させませんよ。【刀華】……』

『な!?』

カオス・ブレイブに迫る触手が、白刃に切り裂かれた!

「「『『ドッキングアウト!』』」」

『お前は!?』

カオス・F・ブレイブから分離して、小妖精月フェアリームーンを背に現れたのは…… 銀翼を煌めかせた黒衣のドレスアーマーのフェアリエサイズのカナエだった。

「な、まさか…… 獣人魔王!?」

「獣人魔王が…… 邪神機と敵対している?」

銀翼を羽ばたかせて、カナエが手を翳す……

「巻き上げて……【羽根竜巻フェザーハリケーン】」

銀翼の羽根が無数の白刃になって、襲撃邪神機を包む。

『ぐうぅぅ!? ぎざまぁぁぁぁぁぁ!!』

襲撃邪神機が、羽根が舞う白刃の竜巻に巻き上げられる!

「カオス、ジェノサイトブラスターを!」

『ジェノサイトブラスター転送!』

カオス・ブレイブに試作型のブラスターキャノン【ジェノサイトブラスター】が転送される。

『ジェノサイトブラスターセットアップ! カオス・ブレイブ、ブラスターモード!!』

ジェノサイトブラスターを接続したカオス・ブレイブの装甲が変形して展開し、ブラスターモードに変わる!?

「フェアリエ…… 神力解放! 小妖精月フェアリームーンとフェアリーガーデンの世界樹とリンク開始、【ツインユグドラシルウェーブ】照射…… 神力コンバーター起動!」

背中の銀翼を環状に広げたカナエに、小妖精月フェアリームーンから眩い月光が降り注いだ!

「カオス…… 貴方に、力を!」

『神力フルチャージ! 目標、襲撃邪神機に照準セット! ジェノサイトブラスター…… フルブラスト! シューーート!!!』

月光を浴びて、黒を含む八色に光輝くカナエが胸の谷間から光をカオス・ブレイブの背に放つ!

その光を受けたカオス・ブレイブが、ジェノサイトブラスターから閃光を襲撃邪神機に向かい放つ!

『ぐっ!? ボウヤぁぁぁ……』

眩い閃光に…… 襲撃邪神機が飲み込まれて行った……

 ・
 ・
 ・

 ~ マコが、小妖精月フェアリームーンを呼び出す少し前…… ~

「くっ、空間を割る事で…… 別のサーバーに移動したのか?」

「追うにしても、移動したサーバーを見つけないと……」

『主さま』

「ロッテ、どうしたの?」

『グリモワールを通じて、小妖精月フェアリームーンが呼ばれています』

小妖精月フェアリームーンが呼び出し…… もしかして! ロッテ、グリモワールの周囲をサーチ! 襲撃邪神機の反応を捜して!」

『了解…… 反応を感知しました!』

「よし! 私達が小妖精月フェアリームーンに転移後、グリモワールの元へ移動開始!」

『了解!』

 ・
 ・
 ・

『ジェノサイトブラスターに異常発生! 緊急パージします!』

カオス・ブレイブがジェノサイトブラスターを切り離すと、ジェノサイトブラスターが爆発した。

「試作中の急造品で、あの威力かぁ…… あまり乱発出来ないねぇ~と、私達も時間切れかな?」

八色に光輝やいていたカナエの発光が消えて、フェアリエの姿に変わる。

『襲撃邪神機は?』

爆煙が消え…… 襲撃邪神機が現れる!?

『おのれ……』

その姿は…… 手足が消え去り、辛うじて頭部と胴体が残った姿で浮いていた。

『喰らった神力は失われたが…… 魔の力は手に入れた。この借りは高く付くよ! 覚えておきな!』

襲撃邪神機が残った胴体から触手を出すと!? 空間を叩き割って、その中に消えた。

『今は、追えないか……』

フェアリエの憑依合体+神化とカオス・ブレイブのブラスターモードのダメージを考えると…… 襲撃邪神機の追撃を断念するしかない状態だ。

『グッオォオォォ!?』

襲撃邪神機が消えると、邪神化したスレイブ王が叫び! 萎んだバルーン遊具の様な姿が消える……

「ぐう、があ! おのれ…… せめて、蒼人供を道連れに……」

バルーン遊具の様な姿が消えると、人の姿に戻ったスレイブ王が現れたて…… 残った邪神の神力を集束して自爆を謀る!

「ヤバイ!」

誰もが身構える瞬間……

「きゃ!? あっ……」

飲料型の回復薬を飲んでいたマコが、転びそうになり…… 飲んでいた回復薬の瓶を放り投げた!

マコが放り投げた瓶が…… スレイブ王の頭を直撃!

ゴッキン!
「うっ!? きゅ~……」

スレイブ王の頭に大きなタンコブが生えて、目をバツ印にして倒れた。

その瞬間に……

ピコーン!
『邪神化したスレイブ王を倒しました。エクストラステージクリアです』

と、アナウンスが流れた……

しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)

MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

Millennium226 【軍神マルスの娘と呼ばれた女 6】 ― 皇帝のいない如月 ―

kei
歴史・時代
周囲の外敵をことごとく鎮定し、向かうところ敵なし! 盤石に見えた帝国の政(まつりごと)。 しかし、その政体を覆す計画が密かに進行していた。 帝国の生きた守り神「軍神マルスの娘」に厳命が下る。 帝都を襲うクーデター計画を粉砕せよ!

男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…

アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。 そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

処理中です...