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見覚えの無い崩壊都市で…… 初のロボ戦!?
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「何だこれ…… それにこの街の…… 見覚えが無い建物ばかりだ……」
崩壊し建物のどれも見た事が無い物ばかりだった。
「此処は…… 何処だ?」
周辺を調べたが…… 俺には、見覚え無い都市だった。
「しかし…… 何で…… 俺は、こいつを操作出来るんだ?」
原チャの免許すら持った事が無いのに……
何故か、ロボットの操縦法を知っていて……
普通に動かす事が出来た。
「しかも…… この街の崩壊の仕方は…… 明らかに市街戦の後だよな……」
崩壊した建物達には…… 大きな弾痕と街の彼方此方に焼け焦げた穴が空いていた。
「最近のニュースで戦争の話は無かった筈だし…… こんな人が乗る人型戦闘兵器が開発されていたら…… 話題になってるよな……」
周辺を調べても疑問しか無いので、ロボットを止めて考えていると……
カコン……
崩壊した建物から瓦礫が落ちて来た。
「震動…… 地震か?…… 違う! 建物から何か来る!?」
激しい轟音と共に崩壊した建物を破壊して、ロボットが現れる!
「何だ!?」
ドッゴーン!!!
「撃って来た!? 敵なのか……」
ロボットの足のローラーを動かして、別の瓦礫の山に身を隠しながら、攻撃して来たロボットを確認した。
「敵は…… 2機!?」
崩壊した建物を突き破って現れたロボットの後ろに、もう1体のロボットが現れる。
「重装甲タイプと砲撃型か…… 厄介だな」
ドッゴーン!!!
敵の確認後、直ぐに別の瓦礫に逃げると……
さっきまでいた瓦礫が吹き飛ばされた。
「この!」
ロボットの腰部の後ろに装備していたライフルで反撃するが……
カンカンカンカンカンカン……
「チィ! 装甲が抜けない!?」
敵の重装甲ロボットの装甲に阻まれる。
ドッゴーン!!!
敵の装甲が抜けない間にも、砲撃型の砲撃が飛んで来る。
「くそが! 無理ゲーのクソゲーじゃねぇかよ!!(初戦が死亡イベントだと?)ふざけんなぁ!!!」
俺は、ロボットを加速して前に出た!
「うらぁ!」
砲撃型の砲撃をなんとか避けて、敵ロボットに近付く!
ブッウーン!!!
敵の重装甲タイプが唸りを上げる!?
「おいおい…… まさか、その成りで…… 特攻するのかよ!?」
急加速した敵の重装甲タイプが…… 唸りを上げて突っ込んで来た!?
「うおぉぉぉ! 飛べぇぇぇぇぇ!!!」
俺は、ロボットをジャンプさせると…… 突進して来た敵の重装甲タイプを蹴って、さらに飛び上がって砲撃型の砲撃をなんとか避けた。
「当たれぇ!!!」
砲撃型にライフルを発砲すると…… なんとか砲撃型に命中して黒煙が上がった。
「効いた!? 彼奴の装甲なら抜ける!」
黒煙を上げながらも、此方に砲身を合わせ様とする砲撃型に、さらに銃撃を浴びせると……
ボン!!!
火を吹いて動きが止まった。
「先ずは1機…… 重装甲タイプは!?」
砲撃型を沈黙させて重装甲タイプに向かおうとした時、逆に向かって来た重装甲タイプの突進を避け損ない……
「ライフルが!」
ライフルを弾き飛ばされてしまった。
「他の武器は…… 電磁ナイフが2本!?」
ロボットの腕部に収納されていた電磁ナイフを構え、重装甲タイプと向き合う……
「山菜取りで猪に会ったら…… こんな感じかもなぁ…… もしくは、闘牛士か?」
唸りを上げて突っ込んで来た重装甲タイプに、電磁ナイフの1本を投げ付ける!
ビィギャーン!!!
重装甲タイプの装甲に電磁ナイフが触れた瞬間に…… 激しい火花がスパークした!?
「帯電処理が不十分だった…… みたいだな!」
カメラやセンサー系が故障したのか? 重装甲タイプが衝突コースから反れて、派手にすッ転んだ。
その隙に、もう1本の電磁ナイフを重装甲タイプの装甲の隙間に刺し込むと……
激しく光った後、黒煙を上げて動かなくなった。
「はぁ…… 腹が減った……」
ロボットのコックピットで空腹にへたる俺に……
祝福する様な音楽が聞こえた。
崩壊し建物のどれも見た事が無い物ばかりだった。
「此処は…… 何処だ?」
周辺を調べたが…… 俺には、見覚え無い都市だった。
「しかし…… 何で…… 俺は、こいつを操作出来るんだ?」
原チャの免許すら持った事が無いのに……
何故か、ロボットの操縦法を知っていて……
普通に動かす事が出来た。
「しかも…… この街の崩壊の仕方は…… 明らかに市街戦の後だよな……」
崩壊した建物達には…… 大きな弾痕と街の彼方此方に焼け焦げた穴が空いていた。
「最近のニュースで戦争の話は無かった筈だし…… こんな人が乗る人型戦闘兵器が開発されていたら…… 話題になってるよな……」
周辺を調べても疑問しか無いので、ロボットを止めて考えていると……
カコン……
崩壊した建物から瓦礫が落ちて来た。
「震動…… 地震か?…… 違う! 建物から何か来る!?」
激しい轟音と共に崩壊した建物を破壊して、ロボットが現れる!
「何だ!?」
ドッゴーン!!!
「撃って来た!? 敵なのか……」
ロボットの足のローラーを動かして、別の瓦礫の山に身を隠しながら、攻撃して来たロボットを確認した。
「敵は…… 2機!?」
崩壊した建物を突き破って現れたロボットの後ろに、もう1体のロボットが現れる。
「重装甲タイプと砲撃型か…… 厄介だな」
ドッゴーン!!!
敵の確認後、直ぐに別の瓦礫に逃げると……
さっきまでいた瓦礫が吹き飛ばされた。
「この!」
ロボットの腰部の後ろに装備していたライフルで反撃するが……
カンカンカンカンカンカン……
「チィ! 装甲が抜けない!?」
敵の重装甲ロボットの装甲に阻まれる。
ドッゴーン!!!
敵の装甲が抜けない間にも、砲撃型の砲撃が飛んで来る。
「くそが! 無理ゲーのクソゲーじゃねぇかよ!!(初戦が死亡イベントだと?)ふざけんなぁ!!!」
俺は、ロボットを加速して前に出た!
「うらぁ!」
砲撃型の砲撃をなんとか避けて、敵ロボットに近付く!
ブッウーン!!!
敵の重装甲タイプが唸りを上げる!?
「おいおい…… まさか、その成りで…… 特攻するのかよ!?」
急加速した敵の重装甲タイプが…… 唸りを上げて突っ込んで来た!?
「うおぉぉぉ! 飛べぇぇぇぇぇ!!!」
俺は、ロボットをジャンプさせると…… 突進して来た敵の重装甲タイプを蹴って、さらに飛び上がって砲撃型の砲撃をなんとか避けた。
「当たれぇ!!!」
砲撃型にライフルを発砲すると…… なんとか砲撃型に命中して黒煙が上がった。
「効いた!? 彼奴の装甲なら抜ける!」
黒煙を上げながらも、此方に砲身を合わせ様とする砲撃型に、さらに銃撃を浴びせると……
ボン!!!
火を吹いて動きが止まった。
「先ずは1機…… 重装甲タイプは!?」
砲撃型を沈黙させて重装甲タイプに向かおうとした時、逆に向かって来た重装甲タイプの突進を避け損ない……
「ライフルが!」
ライフルを弾き飛ばされてしまった。
「他の武器は…… 電磁ナイフが2本!?」
ロボットの腕部に収納されていた電磁ナイフを構え、重装甲タイプと向き合う……
「山菜取りで猪に会ったら…… こんな感じかもなぁ…… もしくは、闘牛士か?」
唸りを上げて突っ込んで来た重装甲タイプに、電磁ナイフの1本を投げ付ける!
ビィギャーン!!!
重装甲タイプの装甲に電磁ナイフが触れた瞬間に…… 激しい火花がスパークした!?
「帯電処理が不十分だった…… みたいだな!」
カメラやセンサー系が故障したのか? 重装甲タイプが衝突コースから反れて、派手にすッ転んだ。
その隙に、もう1本の電磁ナイフを重装甲タイプの装甲の隙間に刺し込むと……
激しく光った後、黒煙を上げて動かなくなった。
「はぁ…… 腹が減った……」
ロボットのコックピットで空腹にへたる俺に……
祝福する様な音楽が聞こえた。
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