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少女たちとの出会い
弄ばれる猫ミミ少女
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【裏通り】
「まだまだ未成熟な身体だなぁ…ようやく成人(16)ってところか?」
「俺は逆にこれくらいが好きだがな!」
もう1人の男は彼女のスカートの中に手を入れ、パンツを膝まで降ろした…そのまま少女の内股をさすりあげた
「い、嫌…止めるニャ~…」
もう1人の男が少女の首筋を舐め上げた
「ん~良い味だ、俺の女になったらあんな小さい店なんかしてなくても、贅沢させてやれるんだぜぇ」
そう言うと男は少女の上着の中に手を入れ、ソコソコ盛りの少女の山を両手で絞る
「そんニャ…2人がかりは駄目ニャー!だ、誰か…助けてニャー!」
「十字斬!……貴方達!弱い者虐めは駄目ぇ!」
颯爽とアリスが現れ1人を切り倒した
そしてネコ耳少女を庇う様に立ち塞がった
「何だテメェ、ヤル気か?コノヤロウ!」
もう1人の男が背中から長めのソードを取り出した。アリスと退治する男の目は脅しではなかった。明らかに修羅場を経験している者の凄みがあった
「貧民街の事に口出しすんじゃねー!その可愛らしい身体を傷だらけにしてやっても良いんだぜぇ!」
男はアリスがまだまだ未熟な事を構えから読み取っていた
チカラの差を感じ取ったアリスは、身体が硬くなってしまった。それを察知した男が切りかかろうとした時だった
「それは困るなぁ…俺の可愛い妹に手を出したら許さんぞ!」
アリスを心配したヒイロが来た。チンピラの男を見るとヒイロは何かに気が付いた感じだ
「あれ!?お前…この前俺にその剣の修理依頼しておいて、金が厳しいから半額にしてくれ!って泣きついてきた奴じゃないか」
「てっ、あっ!?ヒイロさんでしたか…修理の件では世話になりましたが、貧民街の事には口出しして欲しくねーんですわ」
チンピラの男も一応は礼儀を通す物言いをしてきた。が、引き下がれないようだ
「お嬢さん、事情も知らずに安い同情で首を突っ込むとお兄さんに迷惑をかけますぜ」
「とは言え、そこの少女は昨日アリスを助けてくれた恩人だからな…見てしまった以上、俺も無視は出来ないなぁ…」
男はヒイロとネコ耳少女を見比べていた…少し考えてから答えを出したようだ
「街の冒険者に慕われてるヒイロさんに手を出したら、街の冒険者全員に狙われちまうわな。今回はヒイロさんの顔を立てて水に流しますが、今後は勘弁してくださいよ」
男は切られた相方を背負って去っていった
「あ、ありがとうニャ」
「あっ!昨日の怪盗キャットさんだ!」
「なんだアリス、気付いてなかったのかw」
ヒイロ達は少女から話を聞いた
彼女は【グレイス】と言い、妹と2人でこの街に流れ着いたらしい。そして奴隷市場に居た子を助け、3人で商売して食い繋いでいたようだ
保護者の居ない彼女達では、メイン通りに店は出せず貧民街で店を出したら、高額のショバ代を請求され仕方なく怪盗紛いの事をしていたらしい
「昨日から迷惑かけっぱなしで申し訳ないニャ…このご恩は一生忘れないニャ!」
「ねぇお兄ちゃん、何とかしてあげられないかな?」
ヒイロはしばらく考え込んだ
去ろうとするグレイスを引き留めた
「その気があるなら、俺の家の空いてる敷地内で店を出してみないか?」
「えっ?そんなの悪いニャ…ソレに引っ越しする余裕もないニャ…」
その会話を聞いていたサーシャが歩み寄って、グレイスに提案した
「最近、まとまったお金が入ったからお店を立てるお金、出してあげても良いの。ただ、時間がかかっても返してもらうけどね。お兄さま、これで良いの?」
「あぁ、どうだグレイス。俺たちはたまにクエストで家を留守にする事もあるし、留守番を頼む事もあるが家賃は格安にしてあげるぞ?」
「ありがとうニャ、この恩は一生忘れないニャー!」
グレイスは涙を流しなら喜んだ。おそらく街に来て、初めて他人に優しくされたのだろう
「それじゃぁグレイスは荷物をまとめておいてくれ。店はスグに建たないが住処は要るだろう」
【1時間後】
ヒイロ達は【サメ焼き店】に戻って来た
大型センターでスーパーハウスを買っていた。そこの業者に頼んで家に運んでもらっている
「お世話になるニャ」
「姉と一緒によろしくお願いしますニャん」
「ボクも一緒に行って良いの?」
「勿論だ!3人一緒じゃなきゃ意味ないだろ」
ヒイロは3人を連れて家へ向かった
アルバート家は街の西の外れの、やや不便な場所にあるので土地代が安いのだ
その為、庭も広く増築などするにも十分に余裕のスペースがあった
街中に近いと、大きな音を出す鍛冶屋の仕事の都合上、迷惑にならない様にと義父がこの土地を買ったようだ
ヒイロは彼らを迎え入れ、新しい生活を始めようとしていた
続く
「まだまだ未成熟な身体だなぁ…ようやく成人(16)ってところか?」
「俺は逆にこれくらいが好きだがな!」
もう1人の男は彼女のスカートの中に手を入れ、パンツを膝まで降ろした…そのまま少女の内股をさすりあげた
「い、嫌…止めるニャ~…」
もう1人の男が少女の首筋を舐め上げた
「ん~良い味だ、俺の女になったらあんな小さい店なんかしてなくても、贅沢させてやれるんだぜぇ」
そう言うと男は少女の上着の中に手を入れ、ソコソコ盛りの少女の山を両手で絞る
「そんニャ…2人がかりは駄目ニャー!だ、誰か…助けてニャー!」
「十字斬!……貴方達!弱い者虐めは駄目ぇ!」
颯爽とアリスが現れ1人を切り倒した
そしてネコ耳少女を庇う様に立ち塞がった
「何だテメェ、ヤル気か?コノヤロウ!」
もう1人の男が背中から長めのソードを取り出した。アリスと退治する男の目は脅しではなかった。明らかに修羅場を経験している者の凄みがあった
「貧民街の事に口出しすんじゃねー!その可愛らしい身体を傷だらけにしてやっても良いんだぜぇ!」
男はアリスがまだまだ未熟な事を構えから読み取っていた
チカラの差を感じ取ったアリスは、身体が硬くなってしまった。それを察知した男が切りかかろうとした時だった
「それは困るなぁ…俺の可愛い妹に手を出したら許さんぞ!」
アリスを心配したヒイロが来た。チンピラの男を見るとヒイロは何かに気が付いた感じだ
「あれ!?お前…この前俺にその剣の修理依頼しておいて、金が厳しいから半額にしてくれ!って泣きついてきた奴じゃないか」
「てっ、あっ!?ヒイロさんでしたか…修理の件では世話になりましたが、貧民街の事には口出しして欲しくねーんですわ」
チンピラの男も一応は礼儀を通す物言いをしてきた。が、引き下がれないようだ
「お嬢さん、事情も知らずに安い同情で首を突っ込むとお兄さんに迷惑をかけますぜ」
「とは言え、そこの少女は昨日アリスを助けてくれた恩人だからな…見てしまった以上、俺も無視は出来ないなぁ…」
男はヒイロとネコ耳少女を見比べていた…少し考えてから答えを出したようだ
「街の冒険者に慕われてるヒイロさんに手を出したら、街の冒険者全員に狙われちまうわな。今回はヒイロさんの顔を立てて水に流しますが、今後は勘弁してくださいよ」
男は切られた相方を背負って去っていった
「あ、ありがとうニャ」
「あっ!昨日の怪盗キャットさんだ!」
「なんだアリス、気付いてなかったのかw」
ヒイロ達は少女から話を聞いた
彼女は【グレイス】と言い、妹と2人でこの街に流れ着いたらしい。そして奴隷市場に居た子を助け、3人で商売して食い繋いでいたようだ
保護者の居ない彼女達では、メイン通りに店は出せず貧民街で店を出したら、高額のショバ代を請求され仕方なく怪盗紛いの事をしていたらしい
「昨日から迷惑かけっぱなしで申し訳ないニャ…このご恩は一生忘れないニャ!」
「ねぇお兄ちゃん、何とかしてあげられないかな?」
ヒイロはしばらく考え込んだ
去ろうとするグレイスを引き留めた
「その気があるなら、俺の家の空いてる敷地内で店を出してみないか?」
「えっ?そんなの悪いニャ…ソレに引っ越しする余裕もないニャ…」
その会話を聞いていたサーシャが歩み寄って、グレイスに提案した
「最近、まとまったお金が入ったからお店を立てるお金、出してあげても良いの。ただ、時間がかかっても返してもらうけどね。お兄さま、これで良いの?」
「あぁ、どうだグレイス。俺たちはたまにクエストで家を留守にする事もあるし、留守番を頼む事もあるが家賃は格安にしてあげるぞ?」
「ありがとうニャ、この恩は一生忘れないニャー!」
グレイスは涙を流しなら喜んだ。おそらく街に来て、初めて他人に優しくされたのだろう
「それじゃぁグレイスは荷物をまとめておいてくれ。店はスグに建たないが住処は要るだろう」
【1時間後】
ヒイロ達は【サメ焼き店】に戻って来た
大型センターでスーパーハウスを買っていた。そこの業者に頼んで家に運んでもらっている
「お世話になるニャ」
「姉と一緒によろしくお願いしますニャん」
「ボクも一緒に行って良いの?」
「勿論だ!3人一緒じゃなきゃ意味ないだろ」
ヒイロは3人を連れて家へ向かった
アルバート家は街の西の外れの、やや不便な場所にあるので土地代が安いのだ
その為、庭も広く増築などするにも十分に余裕のスペースがあった
街中に近いと、大きな音を出す鍛冶屋の仕事の都合上、迷惑にならない様にと義父がこの土地を買ったようだ
ヒイロは彼らを迎え入れ、新しい生活を始めようとしていた
続く
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