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少女たちとの出会い
群衆ストリップ
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【ヘルメス街の建物の上】
「待ちなさーい!お兄ちゃんから貰った大切な物なんだから~!」
「しつこいニャ!【怪盗グレイキャッツ】は捕まらないニャー!」
夕方の街の屋根の上で追い掛け合う2人
怪盗を名乗るネコ耳少女は、いつの間にか猫のようなマスク(プロレスラーの様な)を被り逃走している
その彼女を大声を張り上げながら追うアリス。騒ぎながらの逃走劇を繰り広げる2人は、かなり目立っていた
アリスは目の前に落ちている小石を広い、ネコ耳少女に向けて投げた
ネコ耳少女が建物と建物の隙間、約120cmを飛び越えようとした時に、お尻にアリスの投げた小石が命中した!
「ギニャー!!」
少女は建物と建物の合間にミスリルペンダントを落としてしまう!背後から猛スピードで迫ってくるアリス
「くそぅ!【グレイキャッツ】とした事が!この屈辱は必ず晴らすニャー!」
そう言い残し、ネコ耳少女は街の死角へ消えていった
ネコ耳少女がペンダントを落とした地点に、アリスが到着し見回すと…建物の雨戸い(雨水を流すクダ)にペンダントは入っていた
それは、アリスの足元の下150cmくらいの位置にある
「あそこくらいなら手を伸ばせば届くよね」
アリスは両足首をそれぞれの建物に引っ掛ける様に、逆さまの姿勢でペンダントの方に腕を伸ばそうとした
追い付いた野次馬がアリスを見付け声を掛けている
「危ないぞー!気を付けろよ!」
アリスが頭を下に向けて腕を伸ばそうとした時、建物の壁面から突き出している出っ張りにボディスーツの首裏部分が引っ掛かったが、アリスは気付いていなかった
ペンダントに手を伸ばそうと、身体を下へ潜り込ませた時
「ビリビリィ!」
アリスのボディスーツは両肩付近を残し襟の部分から、まるで海老の皮むきの様にめくれて(剥かれて)行く
「えっ!?嘘?やだぁ!」
あらわになったオッパイを慌てて右手で隠した
急に姿勢を変えた反動で足首を掛けてた所が滑ってしまった!
アリスは更に50cm程ずり落ちる
両足と左手で壁を突っ張り、何とかそれ以上の落下は防いだ
しかし、壁の出っ張りに引っかかっているボディスーツは更に剥かれて、腰の辺りまで肌が露出してしまった
アリスを見守る野次馬達もさっきまでは心配する声だったのに、黄色い歓声へと変わっていた
突如始まったアリスのストリップSHOWに、野次馬の男達は釘付けになっている
「やだやだやだやだやだ見ないでよぉ!」
両脚を広げ身体を固定しているので、アリスの下着は下の群衆から丸見えになっていた
ずり落ちたアリスの目線と同じ位置に、ペンダントが入った雨戸いがある
自由に動かせそうなのは右手だけ。その右手であらわになった胸を隠している…ペンダントを取るには…野次馬たちに胸を魅せなくてはならない!
14歳の年頃のアリスは非常に困っていた。けど、このままではチカラ尽きて、ペンダントを取れずに落下してしまう。そしてパンツまで見られるかも知れない
「もう!みんな変態不審者なんだからぁ、ばかバカ馬鹿ぁ!んもぉ!」
アリスは一大決心をして、右手を胸から離し素早くペンダントを掴み取った
「WOW!うっひょー!」
野次馬たちの黄色い声援が1層大きくなった
「やだもぅ!」
アリスは恥ずかしさでチカラが緩んだ!その途端、アリスは下へ落下し始めた!
「きゃあああ!」
「ガシッ!」
その時、太い触角のような物がアリスの足に絡み付いた!その触角はアリスを持ち上げ、建物の屋上まで釣り上げてくれた
「きゃん!」
尻から着地したアリスの目の前にフードの男が立っていた
「大丈夫かな?お嬢さん、あまり無茶な事はするものではないよ」
「あ、有難うございます…」
アリスはフードの男の微笑みを見て、優しい男性に助けられたと理解した
「ふむ、キミはあの男の…いや失礼、俺は用事が出来たからこれで立ち去るが、キミは早く避難した方が良いな」
そう言うとフードの男は建物の屋根から屋根へ飛び移り、あっという間に見えなくなった
「助かったけど…羽織る物を貸して欲しかったよぉ…恥ずかしぃ…」
アリスのボディスーツは袖下から腰の下まで破れ、セミヌード状態だった
「バッゴオォォン!!」
その時、轟音の様な大きい警報が鳴り響いた
「緊急事態発生、緊急事態発生!
ゴブリンの大群に正門が破られました!保安隊、並びに冒険者たちはゴブリン征伐をお願いします。非戦闘員の方は避難してください!」
商業都市が始まって以来のモンスターの大群の襲来だった
こん棒装備のゴブリンが約100体、更に左手に鉄甲装備(先が50cm程の剣状になっている物)が30体ほど、魔法を使うアークゴブリンが20体ほど、合計150体ほどのゴブリンが一気に街の中に流れ込んで来た
「なんだ、この騒ぎは!?」
アリスを探していたヒイロは突然の街中の異常事態を察知した
ゴブリン達は食欲と性欲が強い事で有名だ!工房が襲われたら、妹達がその毒牙に襲われるのは目に見えていた
ヒイロは獣人族のアリスなら逃げられると信じて、工房へ向かおうとした
しかし、街のいたる所で特に女子供が襲われていた!その人達を見過ごす事も出来ずに、視界に入った人達を助けながらになったので、思うように家を目指せなかった
(街中にゴブリンが沢山入って来たって本当なのかしら?でも、さっきまで居た野次馬さん達も居なくなってるし、大変な事が起きてるんだわ
家に帰って妹達を守らなくちゃ!
…でも、何か羽織る物が欲しいよぉ…)
アリスは胸を隠しながら、妹達が居る家を目指した
続く
「待ちなさーい!お兄ちゃんから貰った大切な物なんだから~!」
「しつこいニャ!【怪盗グレイキャッツ】は捕まらないニャー!」
夕方の街の屋根の上で追い掛け合う2人
怪盗を名乗るネコ耳少女は、いつの間にか猫のようなマスク(プロレスラーの様な)を被り逃走している
その彼女を大声を張り上げながら追うアリス。騒ぎながらの逃走劇を繰り広げる2人は、かなり目立っていた
アリスは目の前に落ちている小石を広い、ネコ耳少女に向けて投げた
ネコ耳少女が建物と建物の隙間、約120cmを飛び越えようとした時に、お尻にアリスの投げた小石が命中した!
「ギニャー!!」
少女は建物と建物の合間にミスリルペンダントを落としてしまう!背後から猛スピードで迫ってくるアリス
「くそぅ!【グレイキャッツ】とした事が!この屈辱は必ず晴らすニャー!」
そう言い残し、ネコ耳少女は街の死角へ消えていった
ネコ耳少女がペンダントを落とした地点に、アリスが到着し見回すと…建物の雨戸い(雨水を流すクダ)にペンダントは入っていた
それは、アリスの足元の下150cmくらいの位置にある
「あそこくらいなら手を伸ばせば届くよね」
アリスは両足首をそれぞれの建物に引っ掛ける様に、逆さまの姿勢でペンダントの方に腕を伸ばそうとした
追い付いた野次馬がアリスを見付け声を掛けている
「危ないぞー!気を付けろよ!」
アリスが頭を下に向けて腕を伸ばそうとした時、建物の壁面から突き出している出っ張りにボディスーツの首裏部分が引っ掛かったが、アリスは気付いていなかった
ペンダントに手を伸ばそうと、身体を下へ潜り込ませた時
「ビリビリィ!」
アリスのボディスーツは両肩付近を残し襟の部分から、まるで海老の皮むきの様にめくれて(剥かれて)行く
「えっ!?嘘?やだぁ!」
あらわになったオッパイを慌てて右手で隠した
急に姿勢を変えた反動で足首を掛けてた所が滑ってしまった!
アリスは更に50cm程ずり落ちる
両足と左手で壁を突っ張り、何とかそれ以上の落下は防いだ
しかし、壁の出っ張りに引っかかっているボディスーツは更に剥かれて、腰の辺りまで肌が露出してしまった
アリスを見守る野次馬達もさっきまでは心配する声だったのに、黄色い歓声へと変わっていた
突如始まったアリスのストリップSHOWに、野次馬の男達は釘付けになっている
「やだやだやだやだやだ見ないでよぉ!」
両脚を広げ身体を固定しているので、アリスの下着は下の群衆から丸見えになっていた
ずり落ちたアリスの目線と同じ位置に、ペンダントが入った雨戸いがある
自由に動かせそうなのは右手だけ。その右手であらわになった胸を隠している…ペンダントを取るには…野次馬たちに胸を魅せなくてはならない!
14歳の年頃のアリスは非常に困っていた。けど、このままではチカラ尽きて、ペンダントを取れずに落下してしまう。そしてパンツまで見られるかも知れない
「もう!みんな変態不審者なんだからぁ、ばかバカ馬鹿ぁ!んもぉ!」
アリスは一大決心をして、右手を胸から離し素早くペンダントを掴み取った
「WOW!うっひょー!」
野次馬たちの黄色い声援が1層大きくなった
「やだもぅ!」
アリスは恥ずかしさでチカラが緩んだ!その途端、アリスは下へ落下し始めた!
「きゃあああ!」
「ガシッ!」
その時、太い触角のような物がアリスの足に絡み付いた!その触角はアリスを持ち上げ、建物の屋上まで釣り上げてくれた
「きゃん!」
尻から着地したアリスの目の前にフードの男が立っていた
「大丈夫かな?お嬢さん、あまり無茶な事はするものではないよ」
「あ、有難うございます…」
アリスはフードの男の微笑みを見て、優しい男性に助けられたと理解した
「ふむ、キミはあの男の…いや失礼、俺は用事が出来たからこれで立ち去るが、キミは早く避難した方が良いな」
そう言うとフードの男は建物の屋根から屋根へ飛び移り、あっという間に見えなくなった
「助かったけど…羽織る物を貸して欲しかったよぉ…恥ずかしぃ…」
アリスのボディスーツは袖下から腰の下まで破れ、セミヌード状態だった
「バッゴオォォン!!」
その時、轟音の様な大きい警報が鳴り響いた
「緊急事態発生、緊急事態発生!
ゴブリンの大群に正門が破られました!保安隊、並びに冒険者たちはゴブリン征伐をお願いします。非戦闘員の方は避難してください!」
商業都市が始まって以来のモンスターの大群の襲来だった
こん棒装備のゴブリンが約100体、更に左手に鉄甲装備(先が50cm程の剣状になっている物)が30体ほど、魔法を使うアークゴブリンが20体ほど、合計150体ほどのゴブリンが一気に街の中に流れ込んで来た
「なんだ、この騒ぎは!?」
アリスを探していたヒイロは突然の街中の異常事態を察知した
ゴブリン達は食欲と性欲が強い事で有名だ!工房が襲われたら、妹達がその毒牙に襲われるのは目に見えていた
ヒイロは獣人族のアリスなら逃げられると信じて、工房へ向かおうとした
しかし、街のいたる所で特に女子供が襲われていた!その人達を見過ごす事も出来ずに、視界に入った人達を助けながらになったので、思うように家を目指せなかった
(街中にゴブリンが沢山入って来たって本当なのかしら?でも、さっきまで居た野次馬さん達も居なくなってるし、大変な事が起きてるんだわ
家に帰って妹達を守らなくちゃ!
…でも、何か羽織る物が欲しいよぉ…)
アリスは胸を隠しながら、妹達が居る家を目指した
続く
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