25 / 170
アリス IN 異世界地球
秘密の勉強会
しおりを挟む
【優香の部屋】
外はすっかり真っ黒になり、三重県南部に位置する人口の少なめな伊勢市の夜は静寂に包まれていた
「ほ、本当に優しくしてね」
「うん!分かってるよぉ!」
優香は近い将来、訪れるであろう(訪れて欲しい)宗一郎と結ばれる日の為に、初エッチに対する予行演習をアリスに頼んでいた
「優香ちゃん!」
「んうっ!?」
アリスは顔を近付け優香の頬にキスをする!そして、ゆっくり身体を包むように重ねてきた。ド直球なアリスのやり方に一瞬戸惑いはしたが…(この駆け引きの無ささがアリスちゃんの良さなんだ…佐々木さんもアリスちゃんのこういう所が好きになったんだろうなぁ…)
まずはムード作りから入るあたり、アリスも女の子なのだと安心する優香だったが…
「うえっ!?」
次はいきなり無造作に、優香の寝巻きの上着を首下まで一気に捲り上げられた
「可愛いぃ!ピンク色だぁ!」
「んあっ!?」
いきなり胸の先端に吸い付いてきたアリス
「くすぐったいけど…ふあぁ…気持ち良い…」
舌で転がし時には吸引された。胸周りは比較的長い時間いじられ…初めての同性との行為と、初めて胸を触られた緊張感から息が荒くなる優香
優香の顔から緊張が抜け蕩(とろ)け始めたのを確認したアリスは…優香の寝巻きの下をパンツごと下げ、彼女の女の子の入り口を撫で回すように解きほぐし始めた
「十分に刺激されたら濡れてきてるでしょぉ?コレが大事なんだよぉ。濡れてもいないのに入れられると、お互いに凄く痛い思いするからねぇ!」
「えっ!…はぁ…はぁ…男の方も痛いものなの!?」
「痛いらしいよぉ…慣れてない人って早く入れたがるから、女の子の方が気を付けないとねぇ!」
今日まで散々サーシャの魔の手に襲われ性的な知識や経験を積まされたアリスは、純粋無垢ながらもソレなりに博識になっていた
「そうなんだ…はぁはぁ…」
「少しでも痛くない様にするなら、男の人のキカン棒をぺろぺろしてあげると良いよぉ!」
「うっ!?ペロペロするんだ…善処しますw」
「じゃあ最後に…気持ち良くさせてあげるねぇ!」
「えっ!?あの…そ、ソコは!?」
最後は優香の返事を待たずに彼女の女の子の入り口から浅めに指を入れ、内壁をコリコリと刺激し優香を頂(いただき)へ導いた!
「もう…駄目…あっ!?はあぁ!」
【佐々木のアパート】
「ピンポーン!」同じ日の夜、佐々木のアパートの呼び鈴が鳴らされた
「アリスちゃんか!?」
「ガチャ!」しかし、ドアの向こうに立っていたのは岸田だった
「…岸田か…何の様だよ…」
「今日は…あの子は居ないの?」
「一条さん所だよ」
「そっか…あのね!私、ひろゆきに話したい事があってね!」
「……雨も降ってるし、とりあえず中に入れよ」
岸田のこの言い回しで会話に入る時は、なかなか引き下がらないうえに、話も長くなりやすい。その事を知っている佐々木は仕方なく、彼女を自分の部屋に上げた
「コーヒーしかないぞ。砂糖は要るか?」
「ありがとう。欲しいです」
………………………………
「はい、どうぞ」
「ありがとう…ひろゆきって、ブラック派じゃなかったっけ?」
佐々木が初恋を覚えたのは岸田なのだが、彼が岸田を嫌いになったのは…こういう所が原因だ
「お前なぁ…自分の事は語らないのに人の事はアレコレ詮索し過ぎなんだよ…そうだよ!アリスだよ!あの子はブラックは飲めないからな!」
「そうだね…ごめんなさい」
「だいぶん前に告白した事への返事を今になってしてきたのも、アリスちゃんが現れてからだろ。いよいよ後が無くなってきたら、ようやく動き出す。そういう所が嫌なんだ」
「………すから!」
「えっ?何!?」
意を決した岸田は、飛び付くように佐々木に抱きついた!そして彼の顔を見上げて言い放った
「直すから!ひろゆきが嫌いな私を目いっぱい直すから…私を選んでよお!」
彼女なりに相当、覚悟を決めてきたのだろう。抱きついた彼女は涙を流しながら必死に訴えていた
(岸田は演技で涙を流せる女じゃなかったハズだ…本気なのか?俺がアリスと仲良くしてるのを見て、ようやく重い腰を上げたのか?)
「分かったよ。分かったけどさ…自分勝手過ぎるんじゃないか?」
「そう、だよね…でも、でも私はひろゆきを!」
感極まったのか?岸田はそれ以上、言葉にする事は出来なかった。佐々木にしがみついていた彼女は、顔を上げ佐々木にキスをした
「……泊まっていけよ。勘違いするなよ!抱いたりはしないからな!雨も降ってるし、時間も遅いから…だからな!」
「うん、ありがとう…」
しばらく無言で布団に入っていた2人だが…お互いが眠れずにいる事を認識すると、少しづつ小声で学生時代の想い出を語り合っていた
【翌朝】
岸田と喫茶店でモーニングを済ませてから、車で近くのバス停まで送った。その足で沖田道場へ向かう
「佐々木お兄ちゃん!出たんだよぉ!!」
「佐々木さん!現れたの!」
沖田道場に着くと、アリスと優香が玄関に居た。その奥には師範代と宗一郎が立っていた
「どうかしたんですか?」
「孵化したヴォイドに寄生された熊が、松阪牛牧場の家畜を襲っていると、たった今連絡が入った。お前も来るか?」
………………
師範代はマイカーに、アリスと佐々木を乗せて【ヴォイドベアー】に襲われているという牧場を目指した
遂に現れたヴォイドとの最後の戦いに挑むアリス。その決着は!?アリスと佐々木の関係の行方は!?その答えをアリスは出せるのだろうか?
続く
外はすっかり真っ黒になり、三重県南部に位置する人口の少なめな伊勢市の夜は静寂に包まれていた
「ほ、本当に優しくしてね」
「うん!分かってるよぉ!」
優香は近い将来、訪れるであろう(訪れて欲しい)宗一郎と結ばれる日の為に、初エッチに対する予行演習をアリスに頼んでいた
「優香ちゃん!」
「んうっ!?」
アリスは顔を近付け優香の頬にキスをする!そして、ゆっくり身体を包むように重ねてきた。ド直球なアリスのやり方に一瞬戸惑いはしたが…(この駆け引きの無ささがアリスちゃんの良さなんだ…佐々木さんもアリスちゃんのこういう所が好きになったんだろうなぁ…)
まずはムード作りから入るあたり、アリスも女の子なのだと安心する優香だったが…
「うえっ!?」
次はいきなり無造作に、優香の寝巻きの上着を首下まで一気に捲り上げられた
「可愛いぃ!ピンク色だぁ!」
「んあっ!?」
いきなり胸の先端に吸い付いてきたアリス
「くすぐったいけど…ふあぁ…気持ち良い…」
舌で転がし時には吸引された。胸周りは比較的長い時間いじられ…初めての同性との行為と、初めて胸を触られた緊張感から息が荒くなる優香
優香の顔から緊張が抜け蕩(とろ)け始めたのを確認したアリスは…優香の寝巻きの下をパンツごと下げ、彼女の女の子の入り口を撫で回すように解きほぐし始めた
「十分に刺激されたら濡れてきてるでしょぉ?コレが大事なんだよぉ。濡れてもいないのに入れられると、お互いに凄く痛い思いするからねぇ!」
「えっ!…はぁ…はぁ…男の方も痛いものなの!?」
「痛いらしいよぉ…慣れてない人って早く入れたがるから、女の子の方が気を付けないとねぇ!」
今日まで散々サーシャの魔の手に襲われ性的な知識や経験を積まされたアリスは、純粋無垢ながらもソレなりに博識になっていた
「そうなんだ…はぁはぁ…」
「少しでも痛くない様にするなら、男の人のキカン棒をぺろぺろしてあげると良いよぉ!」
「うっ!?ペロペロするんだ…善処しますw」
「じゃあ最後に…気持ち良くさせてあげるねぇ!」
「えっ!?あの…そ、ソコは!?」
最後は優香の返事を待たずに彼女の女の子の入り口から浅めに指を入れ、内壁をコリコリと刺激し優香を頂(いただき)へ導いた!
「もう…駄目…あっ!?はあぁ!」
【佐々木のアパート】
「ピンポーン!」同じ日の夜、佐々木のアパートの呼び鈴が鳴らされた
「アリスちゃんか!?」
「ガチャ!」しかし、ドアの向こうに立っていたのは岸田だった
「…岸田か…何の様だよ…」
「今日は…あの子は居ないの?」
「一条さん所だよ」
「そっか…あのね!私、ひろゆきに話したい事があってね!」
「……雨も降ってるし、とりあえず中に入れよ」
岸田のこの言い回しで会話に入る時は、なかなか引き下がらないうえに、話も長くなりやすい。その事を知っている佐々木は仕方なく、彼女を自分の部屋に上げた
「コーヒーしかないぞ。砂糖は要るか?」
「ありがとう。欲しいです」
………………………………
「はい、どうぞ」
「ありがとう…ひろゆきって、ブラック派じゃなかったっけ?」
佐々木が初恋を覚えたのは岸田なのだが、彼が岸田を嫌いになったのは…こういう所が原因だ
「お前なぁ…自分の事は語らないのに人の事はアレコレ詮索し過ぎなんだよ…そうだよ!アリスだよ!あの子はブラックは飲めないからな!」
「そうだね…ごめんなさい」
「だいぶん前に告白した事への返事を今になってしてきたのも、アリスちゃんが現れてからだろ。いよいよ後が無くなってきたら、ようやく動き出す。そういう所が嫌なんだ」
「………すから!」
「えっ?何!?」
意を決した岸田は、飛び付くように佐々木に抱きついた!そして彼の顔を見上げて言い放った
「直すから!ひろゆきが嫌いな私を目いっぱい直すから…私を選んでよお!」
彼女なりに相当、覚悟を決めてきたのだろう。抱きついた彼女は涙を流しながら必死に訴えていた
(岸田は演技で涙を流せる女じゃなかったハズだ…本気なのか?俺がアリスと仲良くしてるのを見て、ようやく重い腰を上げたのか?)
「分かったよ。分かったけどさ…自分勝手過ぎるんじゃないか?」
「そう、だよね…でも、でも私はひろゆきを!」
感極まったのか?岸田はそれ以上、言葉にする事は出来なかった。佐々木にしがみついていた彼女は、顔を上げ佐々木にキスをした
「……泊まっていけよ。勘違いするなよ!抱いたりはしないからな!雨も降ってるし、時間も遅いから…だからな!」
「うん、ありがとう…」
しばらく無言で布団に入っていた2人だが…お互いが眠れずにいる事を認識すると、少しづつ小声で学生時代の想い出を語り合っていた
【翌朝】
岸田と喫茶店でモーニングを済ませてから、車で近くのバス停まで送った。その足で沖田道場へ向かう
「佐々木お兄ちゃん!出たんだよぉ!!」
「佐々木さん!現れたの!」
沖田道場に着くと、アリスと優香が玄関に居た。その奥には師範代と宗一郎が立っていた
「どうかしたんですか?」
「孵化したヴォイドに寄生された熊が、松阪牛牧場の家畜を襲っていると、たった今連絡が入った。お前も来るか?」
………………
師範代はマイカーに、アリスと佐々木を乗せて【ヴォイドベアー】に襲われているという牧場を目指した
遂に現れたヴォイドとの最後の戦いに挑むアリス。その決着は!?アリスと佐々木の関係の行方は!?その答えをアリスは出せるのだろうか?
続く
0
お気に入りに追加
321
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
男子中学生から女子校生になった僕
葵
大衆娯楽
僕はある日突然、母と姉に強制的に女の子として育てられる事になった。
普通に男の子として過ごしていた主人公がJKで過ごした高校3年間のお話し。
強制女装、女性と性行為、男性と性行為、羞恥、屈辱などが好きな方は是非読んでみてください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる