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過ぎたるは及ばざるが如し
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【遊び全集】
ロミータ以外では初のコラボ配信である亜沙美はガチガチに緊張していたので今回のゲーム対戦では、誰もがベテラン配信者のオリビアが圧倒的に有利になると思われていたが…
【2-0】
「ま、まずいニャ…早くも後が無いニャン…」
✱「嘘だろオイ!?」
✱「ショーツ様しっかり!」
✱「もしかして…有るのか?」
✱「イけるで亜沙美」
✱「マッチポイント!」
✱「落ち着いて」
「はぁはぁ…ふぅはぁ…後1勝で勝てるんだ…もう少し…」
亜沙美にやや有利な頭脳系ゲームのリバーシと、オリビアの得意のエアホッケーを逆転勝利に成功したことで、亜沙美が後1勝で今夜の配信で勝利を収めるとこまできていた。しかも、交互にゲームを選べるルールなので次は亜沙美が遊ぶゲームを指定できるのだ
「次は何が良いかな?」
亜沙美はスマホに文字を書いて、背後で応援(セクハラ)しているロミータにアドバイスを乞うた
「五目並べ。出来る?」
ロミータがスマホに書いて返事すると…
「(。'-')(。,_,)ウンウン」とその場で無言で頭を上下運動して返事した亜沙美
「さぁアミちゃん…次のゲームは何にするのかニャン?……ご、五目並べ?…えっ!?あ、分かったニャン…」
明らかにオリビアの返事は元気が無かった。ある程度は予想していたが…再びやや苦手な頭脳系ゲームを指定されて焦るオリビア
【五目並べ】
黒と白の石を並べ、縦か横か斜めに先に5個並べた方が勝利になるゲームだ。単純ながらも心理的な要素が絡んだり、高度なテクニックも存在する奥の深いゲームである
「それじゃアミが先行だね…はい!」
「くっ…ここで挽回するニャン!」
五目並べはリバーシと違い、基本的には先行の方が有利と言われている。先行後攻をランダム任せにしたのだが…頭脳系ゲームにおいては、オリビアよりやや優勢な亜沙美が先行になった。これは結果が見えたと思われたが…
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「んっ!…くぅぅ…」
「ま、まだ揺さぶりしてくるのかニャ?」
ロミータはこの3戦目も「オリビアを揺さぶる為だから」と亜沙美に伝え、コラボ配信中で抵抗のできない亜沙美の身体を堪能していた
「えっと【五目並べ】は相手の石が3個並んだら、その前後に石を置いて四連(リーチ)を阻止しないと負けるのよね…ここニャン!」
五目並べ初心者はその事に執着し過ぎるあまり、3個並んでなければ安心だと思いガチである。亜沙美はその心理を逆手に取る戦法を知っている
例えば今の亜沙美の手のように
「7-6、6-7、8-6、8-7」と置いていると…3連配置はされてないのでまだ安全だと思いガチなのだが…「8-5」に置かれてしまうと…右斜め上と右横に同時に3連ができてしまうので、勝負が確定するのである
五目並べに慣れていないオリビアは、亜沙美のその手に引っかかってしまった
「はぁはぁ…良し、ココに置けば……ひゃうぅん!?」
((*´罒`*)フヘヘ♡ダメ押しのスキンシップで亜沙美の勝利は確定よね♪♪)
「Σ(゜□゜)あっ!!押し間違えちゃった!!」
調子に乗り過ぎたロミータは、亜沙美の背後からパーカーの腰辺りから手を侵入させ直接素肌をサワサワと弄り、再びオリビアを動揺させようとしたのだが…
くすぐったさに操作を間違えた亜沙美は【8-4】の位置に石を置いてしまった。ロミータが何もしなければ亜沙美が勝っていたのだ
「えっと…どうしたの?何が…あっ!?そんな手を狙っていたのね!」
この打ち間違えで亜沙美の手に気が付いたオリビアは、2連と2連が繋がる位置に駒を置くとダブル3連が作れる技術に気が付いた!
(ε٩(๑>ω<)۶зもう!やっぱりロミータちゃんってば、私の身体を触って遊んでるんじゃないのぉ!…ポカポカ!)
(痛い!ごめん亜沙美っ)
応援という名目でロミータが楽しんでいた事を理解した亜沙美は、背後に居るロミータの頭を叩いた
「どうかしたかニャ?」
(( „❛ ֊ ❛„)んっ?2個と2個を重ねたら3連が1度に2ヶ所作れる戦法?…あっ!私も作れるニャン!)
「くっくっく♪アミちゃん…私の動揺を誘う甘い鳴き声を出すことに集中し過ぎたみたいね…これでどうかニャン!」
「Σ(˙꒳˙ )あぁ!やられちゃったよぉ…」
逆に3連同時作りの手を決められ、亜沙美の負けが確定した。これで勝負は【2-1】となった
「ロミータちゃん調子に乗り過ぎ!!」
「ごめんなさ~い!」
スマホで会話する亜沙美とロミータだが…
「さて、次は私の得意な【スピード】で勝負してもらうニャン♪このゲームなら勝負に没頭出来るから、どんだけ可愛い鳴き声されても動揺せずに出来るニャン♪♪」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「ま、負けましたぁ…」
「ꉂꉂ(´▽`)わはは!これで【2-2】ニャン♪さぁ最後のゲームを選ぶと良いニャン!」
✱「流石です!」
✱「このまま勝ちましょう」
✱「You are Queen」
✱「アミ負けんなよ」
✱「負けたらアミー水だな」
✱「まさか…」
2-0から2-2まで巻き返したオリビアは精神的にも立ち直り、もはや何のゲームを選んだとしても精神攻撃は効きそうにもなかった
勝利寸前からロミータの暴走で、イッキにピンチを迎えてしまったアミ
「う、うぅ…何を選んだら良いんだろう?」
亜沙美は初めての相手とのコラボ配信の緊張に加え、ロミータの過度なスキンシップで身体も熱くなってしまっていた
更に追い込まれてしまったので、マトモな判断が出来なくなっていた。泣いても笑っても次が最後のゲームだ
「おっと、そう言えば最後のゲームを始める前に…勝ったら相手に何を要求するか?宣言するんだったニャン」
「お、オリビアさんはアミに何を望むつもりなんですかぁ?」
「そうよねぇ…アミちゃんのアーカイブいくつか見て気になってたんだけど…【アミー水】って何のことなのかにゃ!?」
「Σ(˙꒳˙;)ビクっ!?え、あの…それは。アミの汗とかの体液を…」
何とオリビアは、この最終局面で亜沙美に【アミー水】を要求してきた。アミー水の採水配信で凄く恥ずかしい思いを、過去にさせられている亜沙美の精神状態はイッキに不安定になってしまった!もちろんコレは、対戦相手の亜沙美を動揺させる狙いから来ている
「えぇ?まさかとは思うけど…オシッコを採水するなんて、恥ずかしいセンシティブな配信なんてしてないわよねぇ?私の要求はソレにするニャン♪」
「ヒイィィィ!!(゜ロ゜ノ)ノ また【アミー水】ですかぁ?もうやだよぉ!」
(これはマズイ事になってしまったわね…)
亜沙美へのスキンシップがエスカレートしてしまった事が逆に、亜沙美に大ピンチを招いてしまう結果になったロミータは、何とか亜沙美を勝たせてあげて名誉挽回を測ろなければ!と悩んでいた
しかし、2-0と圧勝していた場面からイッキに2-2に追いつかれた局面で【アミー水】を要求され、メンタル面でも大ピンチな亜沙美に勝利をもたらす事が出来るのか!?
続く
ロミータ以外では初のコラボ配信である亜沙美はガチガチに緊張していたので今回のゲーム対戦では、誰もがベテラン配信者のオリビアが圧倒的に有利になると思われていたが…
【2-0】
「ま、まずいニャ…早くも後が無いニャン…」
✱「嘘だろオイ!?」
✱「ショーツ様しっかり!」
✱「もしかして…有るのか?」
✱「イけるで亜沙美」
✱「マッチポイント!」
✱「落ち着いて」
「はぁはぁ…ふぅはぁ…後1勝で勝てるんだ…もう少し…」
亜沙美にやや有利な頭脳系ゲームのリバーシと、オリビアの得意のエアホッケーを逆転勝利に成功したことで、亜沙美が後1勝で今夜の配信で勝利を収めるとこまできていた。しかも、交互にゲームを選べるルールなので次は亜沙美が遊ぶゲームを指定できるのだ
「次は何が良いかな?」
亜沙美はスマホに文字を書いて、背後で応援(セクハラ)しているロミータにアドバイスを乞うた
「五目並べ。出来る?」
ロミータがスマホに書いて返事すると…
「(。'-')(。,_,)ウンウン」とその場で無言で頭を上下運動して返事した亜沙美
「さぁアミちゃん…次のゲームは何にするのかニャン?……ご、五目並べ?…えっ!?あ、分かったニャン…」
明らかにオリビアの返事は元気が無かった。ある程度は予想していたが…再びやや苦手な頭脳系ゲームを指定されて焦るオリビア
【五目並べ】
黒と白の石を並べ、縦か横か斜めに先に5個並べた方が勝利になるゲームだ。単純ながらも心理的な要素が絡んだり、高度なテクニックも存在する奥の深いゲームである
「それじゃアミが先行だね…はい!」
「くっ…ここで挽回するニャン!」
五目並べはリバーシと違い、基本的には先行の方が有利と言われている。先行後攻をランダム任せにしたのだが…頭脳系ゲームにおいては、オリビアよりやや優勢な亜沙美が先行になった。これは結果が見えたと思われたが…
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「んっ!…くぅぅ…」
「ま、まだ揺さぶりしてくるのかニャ?」
ロミータはこの3戦目も「オリビアを揺さぶる為だから」と亜沙美に伝え、コラボ配信中で抵抗のできない亜沙美の身体を堪能していた
「えっと【五目並べ】は相手の石が3個並んだら、その前後に石を置いて四連(リーチ)を阻止しないと負けるのよね…ここニャン!」
五目並べ初心者はその事に執着し過ぎるあまり、3個並んでなければ安心だと思いガチである。亜沙美はその心理を逆手に取る戦法を知っている
例えば今の亜沙美の手のように
「7-6、6-7、8-6、8-7」と置いていると…3連配置はされてないのでまだ安全だと思いガチなのだが…「8-5」に置かれてしまうと…右斜め上と右横に同時に3連ができてしまうので、勝負が確定するのである
五目並べに慣れていないオリビアは、亜沙美のその手に引っかかってしまった
「はぁはぁ…良し、ココに置けば……ひゃうぅん!?」
((*´罒`*)フヘヘ♡ダメ押しのスキンシップで亜沙美の勝利は確定よね♪♪)
「Σ(゜□゜)あっ!!押し間違えちゃった!!」
調子に乗り過ぎたロミータは、亜沙美の背後からパーカーの腰辺りから手を侵入させ直接素肌をサワサワと弄り、再びオリビアを動揺させようとしたのだが…
くすぐったさに操作を間違えた亜沙美は【8-4】の位置に石を置いてしまった。ロミータが何もしなければ亜沙美が勝っていたのだ
「えっと…どうしたの?何が…あっ!?そんな手を狙っていたのね!」
この打ち間違えで亜沙美の手に気が付いたオリビアは、2連と2連が繋がる位置に駒を置くとダブル3連が作れる技術に気が付いた!
(ε٩(๑>ω<)۶зもう!やっぱりロミータちゃんってば、私の身体を触って遊んでるんじゃないのぉ!…ポカポカ!)
(痛い!ごめん亜沙美っ)
応援という名目でロミータが楽しんでいた事を理解した亜沙美は、背後に居るロミータの頭を叩いた
「どうかしたかニャ?」
(( „❛ ֊ ❛„)んっ?2個と2個を重ねたら3連が1度に2ヶ所作れる戦法?…あっ!私も作れるニャン!)
「くっくっく♪アミちゃん…私の動揺を誘う甘い鳴き声を出すことに集中し過ぎたみたいね…これでどうかニャン!」
「Σ(˙꒳˙ )あぁ!やられちゃったよぉ…」
逆に3連同時作りの手を決められ、亜沙美の負けが確定した。これで勝負は【2-1】となった
「ロミータちゃん調子に乗り過ぎ!!」
「ごめんなさ~い!」
スマホで会話する亜沙美とロミータだが…
「さて、次は私の得意な【スピード】で勝負してもらうニャン♪このゲームなら勝負に没頭出来るから、どんだけ可愛い鳴き声されても動揺せずに出来るニャン♪♪」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「ま、負けましたぁ…」
「ꉂꉂ(´▽`)わはは!これで【2-2】ニャン♪さぁ最後のゲームを選ぶと良いニャン!」
✱「流石です!」
✱「このまま勝ちましょう」
✱「You are Queen」
✱「アミ負けんなよ」
✱「負けたらアミー水だな」
✱「まさか…」
2-0から2-2まで巻き返したオリビアは精神的にも立ち直り、もはや何のゲームを選んだとしても精神攻撃は効きそうにもなかった
勝利寸前からロミータの暴走で、イッキにピンチを迎えてしまったアミ
「う、うぅ…何を選んだら良いんだろう?」
亜沙美は初めての相手とのコラボ配信の緊張に加え、ロミータの過度なスキンシップで身体も熱くなってしまっていた
更に追い込まれてしまったので、マトモな判断が出来なくなっていた。泣いても笑っても次が最後のゲームだ
「おっと、そう言えば最後のゲームを始める前に…勝ったら相手に何を要求するか?宣言するんだったニャン」
「お、オリビアさんはアミに何を望むつもりなんですかぁ?」
「そうよねぇ…アミちゃんのアーカイブいくつか見て気になってたんだけど…【アミー水】って何のことなのかにゃ!?」
「Σ(˙꒳˙;)ビクっ!?え、あの…それは。アミの汗とかの体液を…」
何とオリビアは、この最終局面で亜沙美に【アミー水】を要求してきた。アミー水の採水配信で凄く恥ずかしい思いを、過去にさせられている亜沙美の精神状態はイッキに不安定になってしまった!もちろんコレは、対戦相手の亜沙美を動揺させる狙いから来ている
「えぇ?まさかとは思うけど…オシッコを採水するなんて、恥ずかしいセンシティブな配信なんてしてないわよねぇ?私の要求はソレにするニャン♪」
「ヒイィィィ!!(゜ロ゜ノ)ノ また【アミー水】ですかぁ?もうやだよぉ!」
(これはマズイ事になってしまったわね…)
亜沙美へのスキンシップがエスカレートしてしまった事が逆に、亜沙美に大ピンチを招いてしまう結果になったロミータは、何とか亜沙美を勝たせてあげて名誉挽回を測ろなければ!と悩んでいた
しかし、2-0と圧勝していた場面からイッキに2-2に追いつかれた局面で【アミー水】を要求され、メンタル面でも大ピンチな亜沙美に勝利をもたらす事が出来るのか!?
続く
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