111 / 173
デッドヒート
しおりを挟む
【パリピカート】
亜沙美の成分(ダシ)が染み込んだお風呂のお湯【アミー水】を巡るレースゲームが始まる!
「12人埋まったから開始するけど…アミの得意なコースは何処?最初くらいは選ばせてあげる!ね、良いでしょ?アミの視聴者(アミーゴ)たちも」
✱「ええで」
✱「オーケー」
✱「変わらんし」
✱「選びな」
✱「アミー水!」
誰が見ても大した腕前ではない亜沙美にハンデとして、初戦のコースを決めさせてあげた視聴者(アミーゴ)たち
「じゃあ…(簡単なコースはみんなも上手いだろし…難しいコースは私が相手にならないし…)
じゃあ【フロリダコースト】で!」
「なるほどね…中級レベルのコースね。じゃあ始めるわよっ!…3…2…1…START!!」
✱「行くぜ」
✱「おらー!」
✱「アミー水」
✱「俺が勝つ!」
……………………………………………
1位「ちょんまげ小僧」
2位「ロミー」
3位「アミー水教団員」
4位「エロコメダイスキ」
5位「ポールポジション」
6位「朝宮アミ」
「やったー!練習の成果が出たよぉ•*¨*•.¸¸♬」
「へぇ( ¯∀¯ )6位に入るなんて、アミやるじゃないの!さては猛練習してたのね」
(…にしても…1位の人とんでもなく速かったわね…次のレースにも入って来られたらヤバいかもね…)
今まで自分(アミ)の配信の中で…ひたすらボロ負けしていた亜沙美は、配信を盛り上げる為に暇があったらゲームの練習をしていた。特にこのゲームは下手くそだったので、かなり練習していたのだが…その成果が出たようだ
【2レース目】
1位「ロミー」
2位「ちょんまげ小僧」
3位「ファランクス」
4位「シュウマッハ」
5位「エロコメダイスキ」
・
・
8位「朝宮アミ」
「うぅぅぅ( ̄▽ ̄;)何とか8位で、ギリギリ入着出来たけど…次はヤバいかもぉ…それにしてもロミーちゃん上手いんだねぇ…」
9位でゴール前に来た亜沙美だったが…ゴール直前に前に居たプレーヤーが操作ミスしてコースアウトしたので…繰り上がりで何とか、運良く8位(亜沙美だけの条件の下限にギリ)でゴール出来たのだ
「ムフ~♪視聴者参加型で人気のゲームは、かなりやり込んだからねっ!!」
対して2レース目に1位を奪取したロミータ。視聴者(アミーゴ)にも上手い者は数人居るようだが…同時接続者がこれだけ居たら視聴者にとっては、3レースとも10個しか無い参加枠に入ってくるのはほぼ不可能である。つまりロミータが【アミー水】をゲットするのは、この時点でほぼ確定と言っても差し支えないだろう
「アミも頑張っているようね!…じゃ、そろそろ運命の3レース目を始めましょうか?」
✱「ロミーちゃん強すぎ」
✱「2レース目入れんかった。1レース目で上位に入ったのに…」
✱「今さら参加しても邪魔なだけか」
✱「アミ頑張れよ」
✱「(ง°̀ロ°́)งうおー!!」
✱「アミー水!」
「3レース目の部屋 開いたよぉ。参加お待ちしてますねぇ。何とか最後はもっと上に行きたいよぉ…」
「まだまだアミに負けるロミー様じゃないわっ!かかって来なさいっ!」
(ククク…とは言えロミー達以外で1&2レース共に入れたのは4-5人。順位の良くなかった人を除けば…ロミーと競えるのは2人かな?それも3レース目にも入れたらの話だけどね(笑)やった!もうアミー水はロミーの物ね)
そうなのである。アミー水争奪戦のこの条件…最初からロミータに圧倒的に有利な条件だったのだ!ただ、有無を言わさず持ち帰ろうとしたら亜沙美に嫌がられてしまうだろう。だから配信を盛り上げるアイテムとして使用し、その結果ロミータがゲットしたのなら…亜沙美も文句を言わないだろう。と考えたのだ。その為に敢えて賞品にしたのである。ロミータは最初からここまで計算していたのだ!
(ふふふ♪半月前にもplayしたけど…全コースとも視聴者と首位争い出来てたロミーに死角は無いのよっ!(笑)どんなコースでも掛かってらっしゃい!)
既に勝利を確信しているロミータは、笑い声が口から出そうになるのを必死に抑えていた
【3レース目 スペースコロニー】
「(; ꒪ㅿ꒪)えっ!?何このコース…ロミー知らないんだけど?初めて見るんだけどぉ!?」
「なんかね、一昨日のアップデートで新しく追加されたコースみたいだよ。ロミーちゃんも走ったこと無いの?」
これまでの2コースで、亜沙美がロミータに全く勝負にもならずに負けていたのは…ロミータが走った回数が亜沙美より、かなり多い事が原因になっていた
(ま、マズイっ!こんなコース初見だわ…もしかしたら亜沙美に負けちゃう?いや、同じ初走行ならこのゲーム自体のplay経験が多いロミーの方が絶対有利なんだからっ!)
全てのコースを亜沙美よりやり込んでいた事が、大きなアドバンテージになっていたロミータ。しかし!最後に初見のコースが来てしまった!これはロミータにとって想定外の事だった…しかも!
✱「いよっしゃー!3戦目を参加出来た!」
✱「今度1位を取れたらアミー水は俺の物!」
「Σ(°꒫°๑)ええっ!?嘘でしょ?」
なんと!?1-2レースで5位以内に入っていた参加者が、2人も3レース目に参加する事に成功したようだ!
「あら?「ちょんまげ小僧」さんも「エロコメダイスキ」さんも3レース目も入れたんだね。よろしくお願いしますねぇ」
その事実がどういう事になるのか?亜沙美はイマイチ理解していないようだが…ロミータは焦っている。この2人に3レース目で順位負けしてしまうと…どちらかに【アミー水】を奪われてしまう可能性があるのだ!
「くっ!なかなか豪運を持っている人も居たのね…でも勝つのはロミーよっ!絶対に負けてやらないんだからねっ!」
アミー水ゲットは【ほぼ確】だと思っていたロミータだったが、最後に気の抜けないレースになってしまったようだ
【アミー水】を賭けた最後のレースが始まろうとしている!
続く
亜沙美の成分(ダシ)が染み込んだお風呂のお湯【アミー水】を巡るレースゲームが始まる!
「12人埋まったから開始するけど…アミの得意なコースは何処?最初くらいは選ばせてあげる!ね、良いでしょ?アミの視聴者(アミーゴ)たちも」
✱「ええで」
✱「オーケー」
✱「変わらんし」
✱「選びな」
✱「アミー水!」
誰が見ても大した腕前ではない亜沙美にハンデとして、初戦のコースを決めさせてあげた視聴者(アミーゴ)たち
「じゃあ…(簡単なコースはみんなも上手いだろし…難しいコースは私が相手にならないし…)
じゃあ【フロリダコースト】で!」
「なるほどね…中級レベルのコースね。じゃあ始めるわよっ!…3…2…1…START!!」
✱「行くぜ」
✱「おらー!」
✱「アミー水」
✱「俺が勝つ!」
……………………………………………
1位「ちょんまげ小僧」
2位「ロミー」
3位「アミー水教団員」
4位「エロコメダイスキ」
5位「ポールポジション」
6位「朝宮アミ」
「やったー!練習の成果が出たよぉ•*¨*•.¸¸♬」
「へぇ( ¯∀¯ )6位に入るなんて、アミやるじゃないの!さては猛練習してたのね」
(…にしても…1位の人とんでもなく速かったわね…次のレースにも入って来られたらヤバいかもね…)
今まで自分(アミ)の配信の中で…ひたすらボロ負けしていた亜沙美は、配信を盛り上げる為に暇があったらゲームの練習をしていた。特にこのゲームは下手くそだったので、かなり練習していたのだが…その成果が出たようだ
【2レース目】
1位「ロミー」
2位「ちょんまげ小僧」
3位「ファランクス」
4位「シュウマッハ」
5位「エロコメダイスキ」
・
・
8位「朝宮アミ」
「うぅぅぅ( ̄▽ ̄;)何とか8位で、ギリギリ入着出来たけど…次はヤバいかもぉ…それにしてもロミーちゃん上手いんだねぇ…」
9位でゴール前に来た亜沙美だったが…ゴール直前に前に居たプレーヤーが操作ミスしてコースアウトしたので…繰り上がりで何とか、運良く8位(亜沙美だけの条件の下限にギリ)でゴール出来たのだ
「ムフ~♪視聴者参加型で人気のゲームは、かなりやり込んだからねっ!!」
対して2レース目に1位を奪取したロミータ。視聴者(アミーゴ)にも上手い者は数人居るようだが…同時接続者がこれだけ居たら視聴者にとっては、3レースとも10個しか無い参加枠に入ってくるのはほぼ不可能である。つまりロミータが【アミー水】をゲットするのは、この時点でほぼ確定と言っても差し支えないだろう
「アミも頑張っているようね!…じゃ、そろそろ運命の3レース目を始めましょうか?」
✱「ロミーちゃん強すぎ」
✱「2レース目入れんかった。1レース目で上位に入ったのに…」
✱「今さら参加しても邪魔なだけか」
✱「アミ頑張れよ」
✱「(ง°̀ロ°́)งうおー!!」
✱「アミー水!」
「3レース目の部屋 開いたよぉ。参加お待ちしてますねぇ。何とか最後はもっと上に行きたいよぉ…」
「まだまだアミに負けるロミー様じゃないわっ!かかって来なさいっ!」
(ククク…とは言えロミー達以外で1&2レース共に入れたのは4-5人。順位の良くなかった人を除けば…ロミーと競えるのは2人かな?それも3レース目にも入れたらの話だけどね(笑)やった!もうアミー水はロミーの物ね)
そうなのである。アミー水争奪戦のこの条件…最初からロミータに圧倒的に有利な条件だったのだ!ただ、有無を言わさず持ち帰ろうとしたら亜沙美に嫌がられてしまうだろう。だから配信を盛り上げるアイテムとして使用し、その結果ロミータがゲットしたのなら…亜沙美も文句を言わないだろう。と考えたのだ。その為に敢えて賞品にしたのである。ロミータは最初からここまで計算していたのだ!
(ふふふ♪半月前にもplayしたけど…全コースとも視聴者と首位争い出来てたロミーに死角は無いのよっ!(笑)どんなコースでも掛かってらっしゃい!)
既に勝利を確信しているロミータは、笑い声が口から出そうになるのを必死に抑えていた
【3レース目 スペースコロニー】
「(; ꒪ㅿ꒪)えっ!?何このコース…ロミー知らないんだけど?初めて見るんだけどぉ!?」
「なんかね、一昨日のアップデートで新しく追加されたコースみたいだよ。ロミーちゃんも走ったこと無いの?」
これまでの2コースで、亜沙美がロミータに全く勝負にもならずに負けていたのは…ロミータが走った回数が亜沙美より、かなり多い事が原因になっていた
(ま、マズイっ!こんなコース初見だわ…もしかしたら亜沙美に負けちゃう?いや、同じ初走行ならこのゲーム自体のplay経験が多いロミーの方が絶対有利なんだからっ!)
全てのコースを亜沙美よりやり込んでいた事が、大きなアドバンテージになっていたロミータ。しかし!最後に初見のコースが来てしまった!これはロミータにとって想定外の事だった…しかも!
✱「いよっしゃー!3戦目を参加出来た!」
✱「今度1位を取れたらアミー水は俺の物!」
「Σ(°꒫°๑)ええっ!?嘘でしょ?」
なんと!?1-2レースで5位以内に入っていた参加者が、2人も3レース目に参加する事に成功したようだ!
「あら?「ちょんまげ小僧」さんも「エロコメダイスキ」さんも3レース目も入れたんだね。よろしくお願いしますねぇ」
その事実がどういう事になるのか?亜沙美はイマイチ理解していないようだが…ロミータは焦っている。この2人に3レース目で順位負けしてしまうと…どちらかに【アミー水】を奪われてしまう可能性があるのだ!
「くっ!なかなか豪運を持っている人も居たのね…でも勝つのはロミーよっ!絶対に負けてやらないんだからねっ!」
アミー水ゲットは【ほぼ確】だと思っていたロミータだったが、最後に気の抜けないレースになってしまったようだ
【アミー水】を賭けた最後のレースが始まろうとしている!
続く
0
お気に入りに追加
41
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
今日の授業は保健体育
にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり)
僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。
その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。
ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる