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愛別離苦
襲撃準備
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予想外の事が起こったが、街の人たちがヨエクを容認していない事がわかったのでよかった。
これなら王様が王に戻ったとしても歓迎こそされ、困るような人はいないだろう。
ヨエク側の人以外な。
あとは王様を王に戻すためにヨエクを討伐して、くれぐれもタルタル神殿なんぞを作らせないようにするだけだ。
腕は死んだが、魔力はかなり回復した。
明日まで待てば普通に戦う分には問題ないくらいにはなるだろう。
出来ればあと何日か休んでスキル【創造】で色んな物を作りたいけど、それは終わってからのお楽しみにするかな。
ミミウさんのお腹が少し落ち着いたので、拠点になっている冒険者ギルドに戻る。
ちなみに俺の腕も死んだけど、料理屋さんのおじさんも両腕死んでた。
ミミウを満足させるにはまだまだ修行が足りないと言う事だ。
まあ俺もそうなんだけど‥
キリーエは早速この街での商売の事で奔走している。
明日には戻ると言っていたけど、気が早いような‥
まだヨエクを倒したわけじゃないんだけど、俺たちパーティならやれるって当たり前のように思ってるんだろうな。
俺ももちろんそう思ってるけど、仲間がそう思ってくれてる事は自信に繋がる。
ギルドに着くとアレカンドロたちが迎えてくれた。
「マルコイ殿!待っておりました!ささ、今から行きますか!」
君は相変わらずの脳筋ですね‥
少しは休養という物を知らないのでしょうか‥?
でも今回はアレカンドロの言う通りになるな。
まあ今日じゃないけど。
「本来はこちらが整ってからヨエクのところに乗り込むつもりだったけど、状況が変わったからな。今日準備をして、明日にでも乗り込むぞ。」
「明日ですか‥いや、承知しました!楽しみは時間をかければもっと楽しくなりますからね!」
いや、その理屈はよくわからんが‥
「と、とにかく明日にはヨエクの拠点を攻めるぞ。皆んなそのつもりで準備をしておいてくれ。」
「ほんならうちはポーションなんかの確認をしとくわ。」
「ああ、頼んだ。他のみんなは武器の点検なんかを行っててくれ。日が登ったら向かうぞ。」
「お~!」
あ、ミミウさんお腹が落ち着いてご満悦ですね。
「イェルンさんは俺が護衛を準備するので少し待っててください。」
せっかく回復した魔力をここで使うのは勿体無いが、ギルド前で肉塊に破壊された鉄人形たちの残骸を使うから、僅かな魔力で事足りるはずだ。
ただ、鉄人形武装バージョンマックスにする予定だから、鉄人形以外に魔力を使ってしまうかもしれないけど‥
まあ明日までにはある程度魔力も回復するだろ。
「マ、マルコイさん‥ルパートさんがいるから鉄人形は大丈夫かなと‥」
「何を言ってるんですかイェルンさん。ルパートさんは防御に特化した人です。確かに彼がいれば命の危険は少ないでしょう。しかし彼はイェルンさんを護っていたら敵を排除する事はできません。それだとジリ貧でいずれ敵の刃が届いてしまうかもしれません。だったら!ルパートさんがイェルンさんを護ってる間に敵を排除する、そんな存在がいればルパートさんだけに頼る事なく移動ができるじゃないですか!」
「え、えっと‥」
「さっきの肉塊にはやられてしまいましたが、本来の鉄人形のスペックに殲滅用武器を装着すれば、例え相手がドラゴンだろうとも、そうそう遅れをとる事はありません!」
「は、はい‥」
「だから少し待っててくださいね!」
「ル、ルパートさん!ルパートさんからも何か言ってください!」
イェルンさんはルパートさんに声をかける。
「そ、そうだな‥俺が全力で護るから、頑張るしかないだろうな。」
「そ、そんな‥」
うむ!
さすがルパートさん。
心強い!
それじゃあ俺は遠慮なく敵の殲滅に長けた鉄人形エクスプロージョンマーク2を作る事にしよう。
全力でイェルンさんを護る‥違うな。
全力で敵を殲滅する兵器にしないとな!
----------------------------------------------------------------------
近況にも書いてますが、ブログ始めました。
遊びに来ていただけたら嬉しいです!修正している本編や、書いている時に考えてた事などを載せてます!
https://ogicon3777.com
これなら王様が王に戻ったとしても歓迎こそされ、困るような人はいないだろう。
ヨエク側の人以外な。
あとは王様を王に戻すためにヨエクを討伐して、くれぐれもタルタル神殿なんぞを作らせないようにするだけだ。
腕は死んだが、魔力はかなり回復した。
明日まで待てば普通に戦う分には問題ないくらいにはなるだろう。
出来ればあと何日か休んでスキル【創造】で色んな物を作りたいけど、それは終わってからのお楽しみにするかな。
ミミウさんのお腹が少し落ち着いたので、拠点になっている冒険者ギルドに戻る。
ちなみに俺の腕も死んだけど、料理屋さんのおじさんも両腕死んでた。
ミミウを満足させるにはまだまだ修行が足りないと言う事だ。
まあ俺もそうなんだけど‥
キリーエは早速この街での商売の事で奔走している。
明日には戻ると言っていたけど、気が早いような‥
まだヨエクを倒したわけじゃないんだけど、俺たちパーティならやれるって当たり前のように思ってるんだろうな。
俺ももちろんそう思ってるけど、仲間がそう思ってくれてる事は自信に繋がる。
ギルドに着くとアレカンドロたちが迎えてくれた。
「マルコイ殿!待っておりました!ささ、今から行きますか!」
君は相変わらずの脳筋ですね‥
少しは休養という物を知らないのでしょうか‥?
でも今回はアレカンドロの言う通りになるな。
まあ今日じゃないけど。
「本来はこちらが整ってからヨエクのところに乗り込むつもりだったけど、状況が変わったからな。今日準備をして、明日にでも乗り込むぞ。」
「明日ですか‥いや、承知しました!楽しみは時間をかければもっと楽しくなりますからね!」
いや、その理屈はよくわからんが‥
「と、とにかく明日にはヨエクの拠点を攻めるぞ。皆んなそのつもりで準備をしておいてくれ。」
「ほんならうちはポーションなんかの確認をしとくわ。」
「ああ、頼んだ。他のみんなは武器の点検なんかを行っててくれ。日が登ったら向かうぞ。」
「お~!」
あ、ミミウさんお腹が落ち着いてご満悦ですね。
「イェルンさんは俺が護衛を準備するので少し待っててください。」
せっかく回復した魔力をここで使うのは勿体無いが、ギルド前で肉塊に破壊された鉄人形たちの残骸を使うから、僅かな魔力で事足りるはずだ。
ただ、鉄人形武装バージョンマックスにする予定だから、鉄人形以外に魔力を使ってしまうかもしれないけど‥
まあ明日までにはある程度魔力も回復するだろ。
「マ、マルコイさん‥ルパートさんがいるから鉄人形は大丈夫かなと‥」
「何を言ってるんですかイェルンさん。ルパートさんは防御に特化した人です。確かに彼がいれば命の危険は少ないでしょう。しかし彼はイェルンさんを護っていたら敵を排除する事はできません。それだとジリ貧でいずれ敵の刃が届いてしまうかもしれません。だったら!ルパートさんがイェルンさんを護ってる間に敵を排除する、そんな存在がいればルパートさんだけに頼る事なく移動ができるじゃないですか!」
「え、えっと‥」
「さっきの肉塊にはやられてしまいましたが、本来の鉄人形のスペックに殲滅用武器を装着すれば、例え相手がドラゴンだろうとも、そうそう遅れをとる事はありません!」
「は、はい‥」
「だから少し待っててくださいね!」
「ル、ルパートさん!ルパートさんからも何か言ってください!」
イェルンさんはルパートさんに声をかける。
「そ、そうだな‥俺が全力で護るから、頑張るしかないだろうな。」
「そ、そんな‥」
うむ!
さすがルパートさん。
心強い!
それじゃあ俺は遠慮なく敵の殲滅に長けた鉄人形エクスプロージョンマーク2を作る事にしよう。
全力でイェルンさんを護る‥違うな。
全力で敵を殲滅する兵器にしないとな!
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