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勇者との再会
ロンギル共和国からの旅立ち
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『アウローラ』のクワイスやエルエス兄さんに作った物を渡す事が出来たので、とりあえずロンギル共和国でやるべき事は終わった。
あとはフーラさんの店に掲げてあった『マルコイ神様も認めた~』の張り紙だったが、いつの間にやら『タルタル神様から伝授されたタルタル料理原点の店』って看板にすり替わってた‥
何やら色々と言いたい事があったけど、俺の名前が消えてるから結果オーライと言う事にしておこう。
フーラさんは俺たちが獣人国に帰ると知った時に調理道具一式を包んでついてこようとしていた。
獣人国でもタルタル神様扱いされるのは困るので、タルタルがロンギル共和国全体に広まっていないとか何とか適当な事を言って思い留まらせた。
「この国でタルタル信者を増やせと言う事ですねっ!」
とか意味のわからない事を言っていたがとりあえずしばらくは大丈夫のはずだ。
しかしそのうち絶対と言っていいが、獣人国来るだろう‥
その時は‥
その時考えよう。
今考えても答えが出ない‥
獣人国に帰る日になったが、クワイスとメンセン、エルエス兄さん、スキャンとライリー、フーラさんが見送りに来てくれた。
「マルコイさん。本当に感謝しかない。魔王復活でこれからいろんな事が起こるだろうが、この国は俺やエルエス殿で守っていくから任せといてくれ。」
「ああ。『アウローラ』やエルエス兄さんにはこれからも俺作の魔道具を持ってくるから、大いに活用して頑張ってくれ。」
あ、何で嫌そうな顔するかな。
「そ、それはほどほどにしてもらっても大丈夫だよ。今回貰った魔道具だけでも過剰戦力なくらいだ。だからこれからはほどほどで‥」
「何を言ってるんだ。相手は魔王だぞ。ロンギルに攻めてきた時に防波堤になるのは傭兵団なんだ。少しでも生存率を上げるために、これからも魔道具を持ってくるから!」
あ、嫌な顔のまま固まった。
「あ、ありがとう。いざ!と言う時に使わせてもらうよ‥」
うんうん。
「マルコイ。俺もこの槍を使いこなして、お前の兄として恥ずかしくない働きをさせてもらう。」
「別に俺は英雄でも何でもないんだから、エルエス兄さんはエルエス兄さんのままでいいよ。」
「お前それは謙遜だ。お前はこれからも活躍して、もっと大きな存在になっていく。だから俺も兄としてもっと成長していくからな。お前の横は無理としても少し後ろにはついていけるようにするよ。」
魔王復活したこの世界で英雄になるのは正人たちですから。
俺は機会があればお手伝いするくらいです。
「そうだな。マルコイさんなら獣人国に戻ったとしてもその活躍はすぐに聞こえてくるだろうな。勇者よりも遥かに大きな噂でね。もうマルコイさん勇者やった方がいいんじゃない?」
スキャンが何やらふざけた事を言ってらっしゃる。
俺はそんな大それた事はできません。
「冗談じゃない。魔王はちゃんと勇者が倒してくれるって。俺は自分が関わった所を守れたらいいかなって思ってるだけだよ。だからこれからも『アウローラ』のみんなや、エルエス兄さん、それにスキャンにも俺が作った魔道具をこれからも持ってくるからな。」
何故かクワイスとエルエス兄さんが嫌そうな顔をしている‥
「マルコイさんの魔道具?なんだそれ!そんな物貰えるのか?」
おっ、そういえばスキャンに伝えるのは初めてだったな。
「おお!スキャン君は喜んでくれるかね!よかった!」
「もちろんじゃないか!マルコイさんが用意してくれる魔道具なんてどんな素晴らしい物やら。属性が付加された剣かい?それとも身体能力を上げる物とか?いいのかい、そんな物もらっても?」
「もちろんだ!それにそんな物じゃないぞ。例えば高火力の殲滅攻撃を魔力を使わずに放てる武器だったり、搭乗型のゴーレムだったりスキャンが使いたい物を検討するぞ!」
「えっ?」
何故かクワイスとエルエス兄さんを見るスキャン。
そして何故か首を横に振る2人‥
「えっと‥ご遠慮します‥」
なぜっ!?
あとはフーラさんの店に掲げてあった『マルコイ神様も認めた~』の張り紙だったが、いつの間にやら『タルタル神様から伝授されたタルタル料理原点の店』って看板にすり替わってた‥
何やら色々と言いたい事があったけど、俺の名前が消えてるから結果オーライと言う事にしておこう。
フーラさんは俺たちが獣人国に帰ると知った時に調理道具一式を包んでついてこようとしていた。
獣人国でもタルタル神様扱いされるのは困るので、タルタルがロンギル共和国全体に広まっていないとか何とか適当な事を言って思い留まらせた。
「この国でタルタル信者を増やせと言う事ですねっ!」
とか意味のわからない事を言っていたがとりあえずしばらくは大丈夫のはずだ。
しかしそのうち絶対と言っていいが、獣人国来るだろう‥
その時は‥
その時考えよう。
今考えても答えが出ない‥
獣人国に帰る日になったが、クワイスとメンセン、エルエス兄さん、スキャンとライリー、フーラさんが見送りに来てくれた。
「マルコイさん。本当に感謝しかない。魔王復活でこれからいろんな事が起こるだろうが、この国は俺やエルエス殿で守っていくから任せといてくれ。」
「ああ。『アウローラ』やエルエス兄さんにはこれからも俺作の魔道具を持ってくるから、大いに活用して頑張ってくれ。」
あ、何で嫌そうな顔するかな。
「そ、それはほどほどにしてもらっても大丈夫だよ。今回貰った魔道具だけでも過剰戦力なくらいだ。だからこれからはほどほどで‥」
「何を言ってるんだ。相手は魔王だぞ。ロンギルに攻めてきた時に防波堤になるのは傭兵団なんだ。少しでも生存率を上げるために、これからも魔道具を持ってくるから!」
あ、嫌な顔のまま固まった。
「あ、ありがとう。いざ!と言う時に使わせてもらうよ‥」
うんうん。
「マルコイ。俺もこの槍を使いこなして、お前の兄として恥ずかしくない働きをさせてもらう。」
「別に俺は英雄でも何でもないんだから、エルエス兄さんはエルエス兄さんのままでいいよ。」
「お前それは謙遜だ。お前はこれからも活躍して、もっと大きな存在になっていく。だから俺も兄としてもっと成長していくからな。お前の横は無理としても少し後ろにはついていけるようにするよ。」
魔王復活したこの世界で英雄になるのは正人たちですから。
俺は機会があればお手伝いするくらいです。
「そうだな。マルコイさんなら獣人国に戻ったとしてもその活躍はすぐに聞こえてくるだろうな。勇者よりも遥かに大きな噂でね。もうマルコイさん勇者やった方がいいんじゃない?」
スキャンが何やらふざけた事を言ってらっしゃる。
俺はそんな大それた事はできません。
「冗談じゃない。魔王はちゃんと勇者が倒してくれるって。俺は自分が関わった所を守れたらいいかなって思ってるだけだよ。だからこれからも『アウローラ』のみんなや、エルエス兄さん、それにスキャンにも俺が作った魔道具をこれからも持ってくるからな。」
何故かクワイスとエルエス兄さんが嫌そうな顔をしている‥
「マルコイさんの魔道具?なんだそれ!そんな物貰えるのか?」
おっ、そういえばスキャンに伝えるのは初めてだったな。
「おお!スキャン君は喜んでくれるかね!よかった!」
「もちろんじゃないか!マルコイさんが用意してくれる魔道具なんてどんな素晴らしい物やら。属性が付加された剣かい?それとも身体能力を上げる物とか?いいのかい、そんな物もらっても?」
「もちろんだ!それにそんな物じゃないぞ。例えば高火力の殲滅攻撃を魔力を使わずに放てる武器だったり、搭乗型のゴーレムだったりスキャンが使いたい物を検討するぞ!」
「えっ?」
何故かクワイスとエルエス兄さんを見るスキャン。
そして何故か首を横に振る2人‥
「えっと‥ご遠慮します‥」
なぜっ!?
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