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対『カッカス』
『アウローラ』の強化大作戦
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「マルコイさんすまない。よく来てくれた。それで装備品は‥」
少し苦笑いしているクワイス。
大丈夫。
今回のはそこまで過激じゃないから!
「心配しなくていいよ。今回は普通の装備品だから。」
「今回はって‥」
しまった。
まあ言葉の綾ってやつですよ。
「大丈夫だって。今回はホット商会で作った鎧と武器、そして20台の羽根人形と20足の移動補助具、そして投げたら爆発する木偶爆弾だ。」
武器も本当は色々考えてたんだけど、まずは今の装備を整えてからになるしな。
それでも羽根人形と移動補助具で40人の高速移動ができる部隊が出来上がる。
ちなみに羽根人形は以前作ったやつだが、移動補助具は俺が脚にはめて脹脛辺りから風を放射したら脚だけ上に上がって頭から落ちてしまったものの改良版だ。
今度は脹脛ではなく、足の裏から風を放射するようにした。
これで斜め前方に移動する事で跳躍力と速度を上げる物になったはず。
まあ試してないから『アウローラ』の人たちに頑張ってお試しして欲しいと思います。
木偶爆弾は魔力回路を使用した魔道具になるが使い捨てになる。
今の魔道具士でも作れる安価な火をつける魔道具の魔力回路を改良しており、瓢箪のような形をしている木偶の上部にボタンをつけている。
そのボタンを押すと瓢箪の中で火が発生して瓢箪の広い部分に詰め込んでいる火薬に着火して爆発を起こす品物だ。
内部に火をつけるが火薬との間に木の壁があり、それを燃やすまでに5秒ほど時間がかかるのでその間に相手に向かって投げて相手の近くで爆発させる事が出来る。
これを木材から作るとかなりの手間と時間がかかるし、1個つくるだけで多大な金額がかかる。
しかし俺の【アルケミストメーカー】と【スードウクリエイター】を組み合わせると作成時間はわずか1個5分程度で出来る。
火をつける魔道具は安価とはいえ魔道具だからなかなかの値段はするが、今回使用した魔力回路は壊れている魔道具から回収したものなので料金もほとんどかかっていない。
ただ個数的にはそこまで用意できず、わずか30個程度しか準備出来なかった。
俺は『アウローラ』の拠点に入り、少し広めの場所で『スペース』から持ってきたものを取り出して並べる。
「すまないな。今回はあまり用意できなかった。武具はホット商会と取引した分だな。あとの木製の装備品については俺が持ってきた魔道具だ。」
クワイスの顔が俺が持ってきたの辺りから歪む。
君失礼だね。
「羽根タイプの人形はそのまま背中にからって指示を出したら飛べる魔道具だな。多少練習は必要だが、使いこなせば空中での戦いが可能になる。」
ん?
クワイスの顔がだんだんと歪んできているのだが‥
まあいい気にしないで説明を続けよう。
「それとこの脚に装着するタイプの魔道具は魔力を込めると足の裏から風を放射する魔道具だ。僅かな魔力で風を巻き起こす事ができるので、かなり高い跳躍と後方に向かって風を放射すれば高速移動ができる‥と思う。」
何故か頭を抱えているクワイス。
ん?
説明でわからなかった所があっただろうか?
「どうした?何かわからない事が‥?ちゃんと装着した後も説明するから心配しなくていいぞ。」
「違う‥」
ん?
「違うよマルコイさん。そんな魔道具見た事も聞いた事もない!空を飛ぶ魔道具って‥?そんな物あったら‥いや目の前にあるのか‥?確かにアレカンドロは飛んでいた。余程希少な魔道具と思っていたら、今度は目の前に40個もの魔道具が‥これ全部国宝級じゃないのか‥?何て国に説明すれば‥」
そうか‥
しかしそんな事は俺には関係なーい!
「それでな、これが使い捨ての魔道具なんだよ。ここについているボタンを押したら5秒後に爆発するんだ。これについては威力を確認してないから、できれば今からでも確認してみないか?」
クワイスの顔が更に歪んでいた‥
少し苦笑いしているクワイス。
大丈夫。
今回のはそこまで過激じゃないから!
「心配しなくていいよ。今回は普通の装備品だから。」
「今回はって‥」
しまった。
まあ言葉の綾ってやつですよ。
「大丈夫だって。今回はホット商会で作った鎧と武器、そして20台の羽根人形と20足の移動補助具、そして投げたら爆発する木偶爆弾だ。」
武器も本当は色々考えてたんだけど、まずは今の装備を整えてからになるしな。
それでも羽根人形と移動補助具で40人の高速移動ができる部隊が出来上がる。
ちなみに羽根人形は以前作ったやつだが、移動補助具は俺が脚にはめて脹脛辺りから風を放射したら脚だけ上に上がって頭から落ちてしまったものの改良版だ。
今度は脹脛ではなく、足の裏から風を放射するようにした。
これで斜め前方に移動する事で跳躍力と速度を上げる物になったはず。
まあ試してないから『アウローラ』の人たちに頑張ってお試しして欲しいと思います。
木偶爆弾は魔力回路を使用した魔道具になるが使い捨てになる。
今の魔道具士でも作れる安価な火をつける魔道具の魔力回路を改良しており、瓢箪のような形をしている木偶の上部にボタンをつけている。
そのボタンを押すと瓢箪の中で火が発生して瓢箪の広い部分に詰め込んでいる火薬に着火して爆発を起こす品物だ。
内部に火をつけるが火薬との間に木の壁があり、それを燃やすまでに5秒ほど時間がかかるのでその間に相手に向かって投げて相手の近くで爆発させる事が出来る。
これを木材から作るとかなりの手間と時間がかかるし、1個つくるだけで多大な金額がかかる。
しかし俺の【アルケミストメーカー】と【スードウクリエイター】を組み合わせると作成時間はわずか1個5分程度で出来る。
火をつける魔道具は安価とはいえ魔道具だからなかなかの値段はするが、今回使用した魔力回路は壊れている魔道具から回収したものなので料金もほとんどかかっていない。
ただ個数的にはそこまで用意できず、わずか30個程度しか準備出来なかった。
俺は『アウローラ』の拠点に入り、少し広めの場所で『スペース』から持ってきたものを取り出して並べる。
「すまないな。今回はあまり用意できなかった。武具はホット商会と取引した分だな。あとの木製の装備品については俺が持ってきた魔道具だ。」
クワイスの顔が俺が持ってきたの辺りから歪む。
君失礼だね。
「羽根タイプの人形はそのまま背中にからって指示を出したら飛べる魔道具だな。多少練習は必要だが、使いこなせば空中での戦いが可能になる。」
ん?
クワイスの顔がだんだんと歪んできているのだが‥
まあいい気にしないで説明を続けよう。
「それとこの脚に装着するタイプの魔道具は魔力を込めると足の裏から風を放射する魔道具だ。僅かな魔力で風を巻き起こす事ができるので、かなり高い跳躍と後方に向かって風を放射すれば高速移動ができる‥と思う。」
何故か頭を抱えているクワイス。
ん?
説明でわからなかった所があっただろうか?
「どうした?何かわからない事が‥?ちゃんと装着した後も説明するから心配しなくていいぞ。」
「違う‥」
ん?
「違うよマルコイさん。そんな魔道具見た事も聞いた事もない!空を飛ぶ魔道具って‥?そんな物あったら‥いや目の前にあるのか‥?確かにアレカンドロは飛んでいた。余程希少な魔道具と思っていたら、今度は目の前に40個もの魔道具が‥これ全部国宝級じゃないのか‥?何て国に説明すれば‥」
そうか‥
しかしそんな事は俺には関係なーい!
「それでな、これが使い捨ての魔道具なんだよ。ここについているボタンを押したら5秒後に爆発するんだ。これについては威力を確認してないから、できれば今からでも確認してみないか?」
クワイスの顔が更に歪んでいた‥
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❇❇❇❇❇❇❇❇❇
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