215 / 953
闘技会本戦開催
ガルヘアとの闘い②
しおりを挟む
エンチャント:活水で急速に身体を治したのはいいが、身体が持つ回復能力を使用して無理矢理回復させたのだ、体力と魔力をごっそり持っていかれた。
エンチャント:土の上位属性であるエンチャント:土塊を上回る攻撃力を持つとは、やはりこいつの攻撃は侮れない。
しかしなぜ俺の攻撃は弾かれたんだ?
エンチャント:火を使用していた攻撃だ。
それほどガルヘアの身体が硬かったのか?
それじゃ何故最初の攻撃を躱したのか?
その辺に謎がありそうだな‥
ガルヘアが再度攻撃を仕掛けに来る。
まだ少し足が重いのでその場で待ち構える。
顔への拳を横に避ける。
その場でガルヘアは一回転して回し蹴りを放ってくる。
重い足を無理矢理動かして後ろ下がって躱す。
ガルヘアは今度は逆の足を使い前蹴りを放ってくる。
ちっ!
体術もかなりやる。
流石に無手で戦ってるだけあって攻撃に隙がない。
それに下手な攻撃をしかけては弾かれて先程の二の舞になってしまう‥
左の大振りの拳を首を後ろに逸らして躱す。
するとガルヘアは背中を向けた後に逆の腕で裏拳を放ってきた。
躱せないと判断してエンチャント:土塊を使い腕を交差して攻撃を防ぐ。
巨大な岩をぶつけられたような衝撃が身体を襲う。
かなり吹き飛ばされた‥
手は‥
動く。
折れたりはしてないようだな。
「どうした?威勢のいい事言ってやがったがその程度か?それならいつまでも粘らずにさっさと死ねよ!はっはー!」
くそ、好き勝手言いやがって。
しかしエンチャント:雷を使うにしてもリスクが高い。
ガルヘアの硬質化がどれほどの物かわからない。
下手すれば攻撃が通じなくて魔力切れなんて起こしてしまったら目も当てられない。
俺のエンチャント:雷を使った攻撃力がミミウのパイルバッシュを超えるものであればいいが一瞬の攻撃力はミミウの方が高そうだ。
もどかしいが硬質化がどの程度の物かまだ少しこのまま様子見するしかない。
先程の攻撃のダメージをエンチャント:水を使い癒していく。
足のダメージもなくなったので、今度はこちらから攻撃する。
エンチャント:風の上位属性であるエンチャント:暴風を使いガルヘアに迫る。
ガルヘアの意識外からの攻撃であればどうだろうか?
ガルヘアの目前に迫り上段から剣を振るう。
その剣を途中で止めて、再度高速で背後に回る。
背後に回る際にガルヘアから見えないよう身体に剣を隠し、脇から剣を突き出すように突きを放つ。
しかし剣を持つ手に返ってきた感触は硬い岩に剣を突き刺したような感触であった。
前方に転がりガルヘアから距離をとる。
ガルヘアの目に写る範囲で瞬間的に硬化するわけではなさそうだ‥
どうする?
エンチャント:爆炎を使って力任せに斬りつけるか?
しかしもし攻撃が通らなかった場合、全力の攻撃を弾かれた時にできる隙をガルヘアが見逃すとは思えない。
闘い始めに受けたダメージをもう一度喰らえば、傷は回復しても体力がもたないだろう。
綱渡りの状況を打開する何かを見つけなければ‥
エンチャント:土の上位属性であるエンチャント:土塊を上回る攻撃力を持つとは、やはりこいつの攻撃は侮れない。
しかしなぜ俺の攻撃は弾かれたんだ?
エンチャント:火を使用していた攻撃だ。
それほどガルヘアの身体が硬かったのか?
それじゃ何故最初の攻撃を躱したのか?
その辺に謎がありそうだな‥
ガルヘアが再度攻撃を仕掛けに来る。
まだ少し足が重いのでその場で待ち構える。
顔への拳を横に避ける。
その場でガルヘアは一回転して回し蹴りを放ってくる。
重い足を無理矢理動かして後ろ下がって躱す。
ガルヘアは今度は逆の足を使い前蹴りを放ってくる。
ちっ!
体術もかなりやる。
流石に無手で戦ってるだけあって攻撃に隙がない。
それに下手な攻撃をしかけては弾かれて先程の二の舞になってしまう‥
左の大振りの拳を首を後ろに逸らして躱す。
するとガルヘアは背中を向けた後に逆の腕で裏拳を放ってきた。
躱せないと判断してエンチャント:土塊を使い腕を交差して攻撃を防ぐ。
巨大な岩をぶつけられたような衝撃が身体を襲う。
かなり吹き飛ばされた‥
手は‥
動く。
折れたりはしてないようだな。
「どうした?威勢のいい事言ってやがったがその程度か?それならいつまでも粘らずにさっさと死ねよ!はっはー!」
くそ、好き勝手言いやがって。
しかしエンチャント:雷を使うにしてもリスクが高い。
ガルヘアの硬質化がどれほどの物かわからない。
下手すれば攻撃が通じなくて魔力切れなんて起こしてしまったら目も当てられない。
俺のエンチャント:雷を使った攻撃力がミミウのパイルバッシュを超えるものであればいいが一瞬の攻撃力はミミウの方が高そうだ。
もどかしいが硬質化がどの程度の物かまだ少しこのまま様子見するしかない。
先程の攻撃のダメージをエンチャント:水を使い癒していく。
足のダメージもなくなったので、今度はこちらから攻撃する。
エンチャント:風の上位属性であるエンチャント:暴風を使いガルヘアに迫る。
ガルヘアの意識外からの攻撃であればどうだろうか?
ガルヘアの目前に迫り上段から剣を振るう。
その剣を途中で止めて、再度高速で背後に回る。
背後に回る際にガルヘアから見えないよう身体に剣を隠し、脇から剣を突き出すように突きを放つ。
しかし剣を持つ手に返ってきた感触は硬い岩に剣を突き刺したような感触であった。
前方に転がりガルヘアから距離をとる。
ガルヘアの目に写る範囲で瞬間的に硬化するわけではなさそうだ‥
どうする?
エンチャント:爆炎を使って力任せに斬りつけるか?
しかしもし攻撃が通らなかった場合、全力の攻撃を弾かれた時にできる隙をガルヘアが見逃すとは思えない。
闘い始めに受けたダメージをもう一度喰らえば、傷は回復しても体力がもたないだろう。
綱渡りの状況を打開する何かを見つけなければ‥
10
お気に入りに追加
557
あなたにおすすめの小説
幼馴染の彼女と妹が寝取られて、死刑になる話
島風
ファンタジー
幼馴染が俺を裏切った。そして、妹も......固い絆で結ばれていた筈の俺はほんの僅かの間に邪魔な存在になったらしい。だから、奴隷として売られた。幸い、命があったが、彼女達と俺では身分が違うらしい。
俺は二人を忘れて生きる事にした。そして細々と新しい生活を始める。だが、二人を寝とった勇者エリアスと裏切り者の幼馴染と妹は俺の前に再び現れた。
婚約破棄と領地追放?分かりました、わたしがいなくなった後はせいぜい頑張ってくださいな
カド
ファンタジー
生活の基本から領地経営まで、ほぼ全てを魔石の力に頼ってる世界
魔石の浄化には三日三晩の時間が必要で、この領地ではそれを全部貴族令嬢の主人公が一人でこなしていた
「で、そのわたしを婚約破棄で領地追放なんですね?
それじゃ出ていくから、せいぜいこれからは魔石も頑張って作ってくださいね!」
小さい頃から搾取され続けてきた主人公は 追放=自由と気付く
塔から出た途端、暴走する力に悩まされながらも、幼い時にもらった助言を元に中央の大教会へと向かう
一方で愛玩され続けてきた妹は、今まで通り好きなだけ魔石を使用していくが……
◇◇◇
親による虐待、明確なきょうだい間での差別の描写があります
(『嫌なら読むな』ではなく、『辛い気持ちになりそうな方は無理せず、もし読んで下さる場合はお気をつけて……!』の意味です)
◇◇◇
ようやく一区切りへの目処がついてきました
拙いお話ですがお付き合いいただければ幸いです
全校転移!異能で異世界を巡る!?
小説愛好家
ファンタジー
全校集会中に地震に襲われ、魔法陣が出現し、眩い光が体育館全体を呑み込み俺は気絶した。
目覚めるとそこは大聖堂みたいな場所。
周りを見渡すとほとんどの人がまだ気絶をしていてる。
取り敢えず異世界転移だと仮定してステータスを開こうと試みる。
「ステータスオープン」と唱えるとステータスが表示された。「『異能』?なにこれ?まぁいいか」
取り敢えず異世界に転移したってことで間違いなさそうだな、テンプレ通り行くなら魔王討伐やらなんやらでめんどくさそうだし早々にここを出たいけどまぁ成り行きでなんとかなるだろ。
そんな感じで異世界転移を果たした主人公が圧倒的力『異能』を使いながら世界を旅する物語。
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!
「不細工なお前とは婚約破棄したい」と言ってみたら、秒で破棄されました。
桜乃
ファンタジー
ロイ王子の婚約者は、不細工と言われているテレーゼ・ハイウォール公爵令嬢。彼女からの愛を確かめたくて、思ってもいない事を言ってしまう。
「不細工なお前とは婚約破棄したい」
この一言が重要な言葉だなんて思いもよらずに。
※約4000文字のショートショートです。11/21に完結いたします。
※1回の投稿文字数は少な目です。
※前半と後半はストーリーの雰囲気が変わります。
表紙は「かんたん表紙メーカー2」にて作成いたしました。
❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年10月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
こちらの作品は完結しておりますが、10月20日より「番外編 バストリー・アルマンの事情」を追加投稿致しますので、一旦、表記が連載中になります。ご了承ください。
1ページの文字数は少な目です。
約4500文字程度の番外編です。
バストリー・アルマンって誰やねん……という読者様のお声が聞こえてきそう……(;´∀`)
ロイ王子の側近です。(←言っちゃう作者 笑)
※番外編投稿後は完結表記に致します。再び、番外編等を投稿する際には連載表記となりますこと、ご容赦いただけますと幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる