ご主人様と性処理ペット

如月 永

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34.絃真の日常①

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   ◇◇◇◇

最近、俺には友達が出来た。
俺の飼い主の御子神の知り合いの玄道さんに俺と同じ性処理ペットが飼われるようになり、交流が増えて仲良くなったのだ。
ペット仲間の知り合いは何人もいるが、性処理ペットと出会うのはかなりレアなので、俺にとっても純にとっても良かったと思う。
それは良いのだが、ちょっと困る事がある。
俺と比べて性処理ペット初心者の純は、俺達のセックスの内容を事細かに聞いてくるのだ。しかも……キラキラした目で。
ドMの俺とドSな御子神のプレイなんて純粋な純には聞かせられないようなものばかりだ。
俺は痛いのも苦しいのもご褒美になってしまうから良いが、痛いのも苦しいのも純には苦痛でしかないだろう。
「僕、痛いのは怖いけど、苦しいのは大丈夫だよ?」
「え?!そうなのか?」
「うん。だって御主人様のおっきいから苦しいけど、気持ち良いから好きかも」
「あ~~~……、そういうのとはまた違うんだけど、大きいのは大変だな」
「うん。御主人様ほどじゃないけど、御子神さんだって大きいから絃真さんだって大変でしょ?」
「えっ?!玄道さんってアレよりデカいの?!」
純は俺がイラマチオで躾てもらった時に御子神のイチモツを見ている。
御子神のは平均的な大きさよりかなり大きいと思っていたが、それ以上となると驚きだ。
それじゃ医者で結腸を拡張してもらうのも理解出来る。
「御子神さんほど長くないけど、すっごく太いんだよ」
「それがちっちゃいお前に入るのかぁ。……凄いな」
御子神のモノでさえ俺は太いと思うのにそれ以上となると純は凄いなと感心してしまう。
猫型だから身体が柔らかいのだろうか?
純は不思議そうな顔をして首を傾げた。
「苦しいのって、おちんぽの大きさ以外に何かあるの?」
「うっ、それはだな……」
首絞めとか尿道責めとか変態なプレイなんて言えない。
「あ!半分に折り畳まれて上からズドンって突かれるのは苦しいよね?」
「種付けプレスか。確かに苦しい」
「でも幸せだから好き」
「……それ分かる。俺も好き」
身動き出来ない状態で孕ませる事しか考えていない獰猛な瞳に見られながら結腸までおちんぽを打ち付けられるのは最高に幸せな時間だと思う。
共感して照れながら笑いあった。

   ◇◇◇◇

俺が家に帰って3時間ほど過ぎた頃に御子神が帰ってきた。
少し遅かったのは仕事が忙しかったからだろう。
トラブルがあって遅くなった時なんかは、雰囲気が違うからすぐ分かる。
「おかえり」
「ただいま、絃真。今日も純くんの所に遊びに行ったんだって?」
「お前達がいないと、暇だからな」
ペットとして御主人様にタメ口を使う事を批難される事もあるけれど、プレイの時以外は同等の立場だって御子神が言うから気にしない事にしている。
これが俺達の主従関係なんだから人にとやかく言われる筋合いもないしね。
御子神の着替えを手伝いながら今日あった事などの雑談する。
純の所へ行った時にはその話がほとんどだ。
「で、今日はどんな面白い話をしたんだ?」
御子神は俺が純にエッチの話を根掘り葉掘り聞かれて困っている事を知っていて聞く。
「今日は……玄道さんのがデカいって話」
「あはっ!嵐士さん、身体もデカいけどアレも相当だよね。トイレで見た時ビックリしたもん。勃起してないのにデカいの!」
ケラケラと御子神が笑う。
「トイレでって、覗いたのか?外で変態行動はやめろ」
「え~~、だって気になるじゃん」
「でもやっぱ……デカいのか……」
「ちょっ、絃真はデカいのが良いの?!浮気はダメだよ!」
「は?するかよ、アホか」
「本当に?デカいちんぽ目の前に出されてしゃぶりついたりしない?」
半分冗談で言っているのは分かるけれど呆れる。
いくら俺がドMでも御子神以外に抱かれたいとは思わないし、御子神以外の男に興奮したりはしない。
俺は御子神のペットなんだから。
御子神が俺を抱き寄せてキスをする。
いつもより濃厚なそれは、御子神の嫉妬を感じた。
「お前は、デカくても優しい玄道さんにセックスしてもらって俺が満足出来ると思うのか?」
「何それ。俺が優しくないって言いたいの?」
「俺は優しくない所も好きなドMな変態だから、御主人様じゃないと満足出来ません」
キスでスイッチが切り替わっていた俺は、服従することに慣れた身体を御子神へ擦り寄せる。
「今夜も絃真を、可愛がってくれますか?」
「デカちんぽより意地悪ちんぽの方が良いの?」
「御主人様のおちんぽだから良いんだよ!」
御子神のズボンの前を開き、既に半立ちになっているそれを下着越しに舐める。
早くこれをぶち込んで欲しい。
御子神のおちんぽで結腸まで犯して欲しい。
俺の思考は完全に淫乱モードだ。
御子神が俺の頭を撫でる。
「直接舐めて良いよ」
あぁ、その声だけでイきそう。
尻尾が俺の嬉しい感情を代弁してバサバサと揺れている。
御子神はベッドに座り、俺が奉仕しやすいように足を開いた。
俺は床に這いつくばって御子神の股間に顔を埋めた。
下着の上から舌を這わせて形を確かめる。
布地に染み込んだ雄の匂いに頭がクラクラして、もっと嗅ぎたくて下着を下ろして生ちんぽに鼻先を押し付けた。
犬のようにハッハと息をしながら夢中で御子神のおちんぽの匂いを吸い込む。
「匂いだけで興奮してないで舐めろ」
「ごめんなさい。ご奉仕させて頂きます。んむぅ……♡」
大きく口を開けて御子神のちんぽを頬張った。
裏筋を丁寧に舐め上げてカリ首を唇で締め付ける。
そのまま喉奥まで飲み込み、ゆっくりと引き抜いていく。
何度も繰り返しながら玉袋を口に含んで吸ったり舐めたりを繰り返す。
俺の唾液でびちゃびちゃのおちんぽはギンギンにいきり勃って目の前で脈打っていた。
圧倒的な姿をしているのに愛しく感じてしまう。
「準備運動は済んだかい?」
「俺の喉まんこは、御主人様のためにいつでも準備万端です」
口を開けて御子神を見やると、それを合図に俺の頭を押さえ付けて喉奥までおちんぽを突き入れられる。
苦しさに涙が滲んで、それすら気持ち良くて堪らない。
「ふぐっ……うぇっ……おぶっ……ぉえっ」
吐きそうになりながらも、必死になって歯を立てないように気を付ける。
この苦しさも全部快感に変わるから不思議だ。
喉の奥を突かれる度に脳がシェイクされて意識が飛びそうになるほど苦しいのに、それが堪らなく心地好い。
「よしよし。ドMな変態顔になってきたね。可愛いよ」
御子神に褒められると嬉しくて死にそうなほど幸せな気分になる。
頭を撫でられながら喉を使われるとまた達してしまいそうになった。
御子神の動きが激しくなり、射精が近い事が分かる。
俺は頬をすぼめて強く吸い付いた。
御主人様、絃真のドスケベなフェラ顔見てぇ。もっと褒めて。
「く……ッ、出すぞ。飲め」
「おぶ……ッ……~~っ!!」
口内に出された大量の精液は、勢い余って鼻から溢れ出てしまった。
御子神が慌てて俺の顎を掴み、上を向かせる。
「鼻からザーメン垂れてる。エロい顔だ」
「んはっ……あ、あへっ……」
「ほーら、ちゃんと飲んで」
「はひぃ……っ、ズズッ……ンク……っ」
鼻に逃げてしまった精液も一滴残らず嚥下すると、やっと御子神は俺を解放してくれた。
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