10 / 35
牢屋のネズミ
10.
しおりを挟む
そしてその勢いのままずっぽりと辰彦の大砲を呑み込むと、詰めていた息をゆっくり吐いた。
「四郎の中は熱々で、すぐに出してしまいそうだ」
「そうですか。それならさっさと出しても良いんですよ?」
色気の無い返しだったが、楽させてくれるなら有り難い。
「そんな勿体ないことはしないさ。さあ、四郎のナカを堪能させておくれ」
俺は腰を浮かせ、落とす。
辰彦はそんな俺を眺めているだけだ。
俺は辰彦に見られながら、気持ち良くなってしまう。
辰彦の腹筋に手を置いて、尻を激しく振って善がる姿は遊女さながらはしたない。
だけど辰彦のモノで中を突き上げられると、それだけでイッてしまいそうになる。
───ああ、気持ち良い。
俺の思考回路も段々と麻痺してくる。
辰彦の熱い視線を浴びながら俺は達してしまった。
「お前が先にイってどうする」
「んんっ!だって、きもちぃからぁ!辰彦様の太マラ!四郎の雄膣犯してるぅっ」
「随分淫乱になったな」
「はぅううっ!」
辰彦に罵られて、また軽くイく。
「もうすぐ小姓が来る。それまでには終わるんだぞ」
「はい、んっ、あぁっ、あっ」
「そんな腰振りじゃ終わらないぞ?」
俺は夢中で辰彦の上で踊った。
でも辰彦をイカせる程の技法はなくて、自分が快感でむせび泣く。
「あぁっ、辰彦さまっ、んんっ、ふっ……、んっ、ん……っ」
俺はピストンを続けるしかなくて、ひたすら快楽に追い立てられていた。
すると突然、辰彦は起き上がると、対面座位の体勢に変えて下から突き上げてきた。
パンパンパンパンッ
「んほぉおおおっ!!しゅごいぃぃっ!おぐっ、おぐぅっ、突き破ってるよぉおっ!」
「もっと乱れろ」
激しい突きに俺はのけ反り、舌を突き出しながら喘いだ。
辰彦の肩にしがみつきながら、身体を揺すられる度に絶頂を迎える。
「辰彦様。お楽しみのところ失礼します。お支度と朝餉の時間は遅らせましょうか?」
「そうしてくれ」
突如聞こえた声に小姓が来ていた事に初めて気付いて、俺は肉筒をギュウッと締め付けてしまった。
それは自分で自分の首を絞めたようなものだ。
声を抑えるどころか嬌声を上げてしまう。
「おっひぃいっ!!」
「ははは。良い締め付けだ。人に見られると締まるようだから少し見ていくか?」
「辰彦様のご命令ならば」
何で断らないんだよ!
俺は見られたくなくて、やだやだと首を振って辰彦に抱き着いた。
「二人きりが良いのかい?可愛いね」
辰彦は小姓に見せつけるように接吻をしてきた。
舌を絡ませて濃厚に。
「んふっ、んんっ、ふぁ、あふっ、んっんっんっ!」
その間もきゅんきゅんとケツ穴は収縮して辰彦の陰茎を離さない。
「答えなさい。私と二人きりが良いんだね?」
「はい……っ、見られるのやだぁ!辰彦様、辰彦様だけがいいです……っ!」
「二人きりが良いそうだ。悪かったね。お前も仕事があるだろうから下がりなさい」
小姓は気にもしていないように返事をして下がって行った。
ほっとして肩の力を抜く。
「あまり厨房を待たせるわけにもいかないから、早くしなければな。口付けしながらだと中が締まって具合が良くなるから接吻しながらしようか」
「おっほ、接吻しながらなんてぇええええっ」
俺はただでさえ気持ち良くなるのに、その上キスをしながらなんて、もう何も考えられなくなる。
「嫌なのか?」
「嫌じゃないれすぅうっ!」
「では、続けよう」
「あふっ、んちゅ、ちゅ、くちゅ、んぷ、くちゅ、おっ、おっ、んほぉっ!」
「こら、逃げるな」
辰彦は繋がったまま俺を布団に押し付け、種付けする体勢で腰を打ち付けて俺を追い詰めてくる。
「あ"ーっ、あ"ーっ、イ"グッ!イグうぅぅっ!」
朝っぱらからいやらしい声を上げてしまっているなんて頭に無くて、俺は足を辰彦の背中で交差させ、自分からも腰を押し付けた。
「可愛い事をしてくれるな。抱き潰してしまいそうだ」
結腸奥まで突き刺され、ズコズコ掘られて、俺はもうメスイキが止まらない。
「あへ、あへっ、しゅご、しゅごいぃっ!子宮の奥まで入ってりゅううっ!あっ、あひいっ」
「四郎の結腸は、子種袋に成り下がったようだね。私の精液を欲しがっている」
「おほぉぉっ、ほしいれすっ、辰彦様の子種が欲しいれすっ!四郎のおめこに、辰彦様の子種出してくらしゃいぃっ!」
「ああ。たっぷり出してやる」
俺は嬉しくて辰彦の首にしがみついて接吻をした。
辰彦は腰の動きを速めた。
「んーっ、んふっ、んっ、んっ、んぶ、んっんっんんっんんんんんん~っ!!!」
そして辰彦の形を覚えてしまった一番奥まで陰茎を突き入れられ、射精された。
ビュルッビュッビュールルルーっと勢いよく辰彦の精液が注がれていく。
その感覚に身体を震わせながら俺も達していた。
小姓が朝食の準備が出来ましたと告げに来た時には、俺の尻穴からは白い液体が漏れていた。
「四郎の中は熱々で、すぐに出してしまいそうだ」
「そうですか。それならさっさと出しても良いんですよ?」
色気の無い返しだったが、楽させてくれるなら有り難い。
「そんな勿体ないことはしないさ。さあ、四郎のナカを堪能させておくれ」
俺は腰を浮かせ、落とす。
辰彦はそんな俺を眺めているだけだ。
俺は辰彦に見られながら、気持ち良くなってしまう。
辰彦の腹筋に手を置いて、尻を激しく振って善がる姿は遊女さながらはしたない。
だけど辰彦のモノで中を突き上げられると、それだけでイッてしまいそうになる。
───ああ、気持ち良い。
俺の思考回路も段々と麻痺してくる。
辰彦の熱い視線を浴びながら俺は達してしまった。
「お前が先にイってどうする」
「んんっ!だって、きもちぃからぁ!辰彦様の太マラ!四郎の雄膣犯してるぅっ」
「随分淫乱になったな」
「はぅううっ!」
辰彦に罵られて、また軽くイく。
「もうすぐ小姓が来る。それまでには終わるんだぞ」
「はい、んっ、あぁっ、あっ」
「そんな腰振りじゃ終わらないぞ?」
俺は夢中で辰彦の上で踊った。
でも辰彦をイカせる程の技法はなくて、自分が快感でむせび泣く。
「あぁっ、辰彦さまっ、んんっ、ふっ……、んっ、ん……っ」
俺はピストンを続けるしかなくて、ひたすら快楽に追い立てられていた。
すると突然、辰彦は起き上がると、対面座位の体勢に変えて下から突き上げてきた。
パンパンパンパンッ
「んほぉおおおっ!!しゅごいぃぃっ!おぐっ、おぐぅっ、突き破ってるよぉおっ!」
「もっと乱れろ」
激しい突きに俺はのけ反り、舌を突き出しながら喘いだ。
辰彦の肩にしがみつきながら、身体を揺すられる度に絶頂を迎える。
「辰彦様。お楽しみのところ失礼します。お支度と朝餉の時間は遅らせましょうか?」
「そうしてくれ」
突如聞こえた声に小姓が来ていた事に初めて気付いて、俺は肉筒をギュウッと締め付けてしまった。
それは自分で自分の首を絞めたようなものだ。
声を抑えるどころか嬌声を上げてしまう。
「おっひぃいっ!!」
「ははは。良い締め付けだ。人に見られると締まるようだから少し見ていくか?」
「辰彦様のご命令ならば」
何で断らないんだよ!
俺は見られたくなくて、やだやだと首を振って辰彦に抱き着いた。
「二人きりが良いのかい?可愛いね」
辰彦は小姓に見せつけるように接吻をしてきた。
舌を絡ませて濃厚に。
「んふっ、んんっ、ふぁ、あふっ、んっんっんっ!」
その間もきゅんきゅんとケツ穴は収縮して辰彦の陰茎を離さない。
「答えなさい。私と二人きりが良いんだね?」
「はい……っ、見られるのやだぁ!辰彦様、辰彦様だけがいいです……っ!」
「二人きりが良いそうだ。悪かったね。お前も仕事があるだろうから下がりなさい」
小姓は気にもしていないように返事をして下がって行った。
ほっとして肩の力を抜く。
「あまり厨房を待たせるわけにもいかないから、早くしなければな。口付けしながらだと中が締まって具合が良くなるから接吻しながらしようか」
「おっほ、接吻しながらなんてぇええええっ」
俺はただでさえ気持ち良くなるのに、その上キスをしながらなんて、もう何も考えられなくなる。
「嫌なのか?」
「嫌じゃないれすぅうっ!」
「では、続けよう」
「あふっ、んちゅ、ちゅ、くちゅ、んぷ、くちゅ、おっ、おっ、んほぉっ!」
「こら、逃げるな」
辰彦は繋がったまま俺を布団に押し付け、種付けする体勢で腰を打ち付けて俺を追い詰めてくる。
「あ"ーっ、あ"ーっ、イ"グッ!イグうぅぅっ!」
朝っぱらからいやらしい声を上げてしまっているなんて頭に無くて、俺は足を辰彦の背中で交差させ、自分からも腰を押し付けた。
「可愛い事をしてくれるな。抱き潰してしまいそうだ」
結腸奥まで突き刺され、ズコズコ掘られて、俺はもうメスイキが止まらない。
「あへ、あへっ、しゅご、しゅごいぃっ!子宮の奥まで入ってりゅううっ!あっ、あひいっ」
「四郎の結腸は、子種袋に成り下がったようだね。私の精液を欲しがっている」
「おほぉぉっ、ほしいれすっ、辰彦様の子種が欲しいれすっ!四郎のおめこに、辰彦様の子種出してくらしゃいぃっ!」
「ああ。たっぷり出してやる」
俺は嬉しくて辰彦の首にしがみついて接吻をした。
辰彦は腰の動きを速めた。
「んーっ、んふっ、んっ、んっ、んぶ、んっんっんんっんんんんんん~っ!!!」
そして辰彦の形を覚えてしまった一番奥まで陰茎を突き入れられ、射精された。
ビュルッビュッビュールルルーっと勢いよく辰彦の精液が注がれていく。
その感覚に身体を震わせながら俺も達していた。
小姓が朝食の準備が出来ましたと告げに来た時には、俺の尻穴からは白い液体が漏れていた。
0
お気に入りに追加
134
あなたにおすすめの小説
新しいパパは超美人??~母と息子の雌堕ち記録~
焼き芋さん
BL
ママが連れてきたパパは超美人でした。
美しい声、引き締まったボディ、スラリと伸びた美しいおみ足。
スタイルも良くママよりも綺麗…でもそんなパパには太くて立派なおちんちんが付いていました。
これは…そんなパパに快楽地獄に堕とされた母と息子の物語…
※DLsite様でCG集販売の予定あり
膀胱を虐められる男の子の話
煬帝
BL
常におしがま膀胱プレイ
男に監禁されアブノーマルなプレイにどんどんハマっていってしまうノーマルゲイの男の子の話
膀胱責め.尿道責め.おしっこ我慢.調教.SM.拘束.お仕置き.主従.首輪.軟禁(監禁含む)
【R18】奴隷に堕ちた騎士
蒼い月
BL
気持ちはR25くらい。妖精族の騎士の美青年が①野盗に捕らえられて調教され②闇オークションにかけられて輪姦され③落札したご主人様に毎日めちゃくちゃに犯され④奴隷品評会で他の奴隷たちの特殊プレイを尻目に乱交し⑤縁あって一緒に自由の身になった両性具有の奴隷少年とよしよし百合セックスをしながらそっと暮らす話。9割は愛のないスケベですが、1割は救済用ラブ。サブヒロインは主人公とくっ付くまで大分可哀想な感じなので、地雷の気配を感じた方は読み飛ばしてください。
※主人公は9割突っ込まれてアンアン言わされる側ですが、終盤1割は突っ込む側なので、攻守逆転が苦手な方はご注意ください。
誤字報告は近況ボードにお願いします。無理やり何となくハピエンですが、不幸な方が抜けたり萌えたりする方は3章くらいまでをおススメします。
※無事に完結しました!
犬用オ●ホ工場~兄アナル凌辱雌穴化計画~
雷音
BL
全12話 本編完結済み
雄っパイ●リ/モブ姦/獣姦/フィスト●ァック/スパンキング/ギ●チン/玩具責め/イ●マ/飲●ー/スカ/搾乳/雄母乳/複数/乳合わせ/リバ/NTR/♡喘ぎ/汚喘ぎ
一文無しとなったオジ兄(陸郎)が金銭目的で実家の工場に忍び込むと、レーン上で後転開脚状態の男が泣き喚きながら●姦されている姿を目撃する。工場の残酷な裏業務を知った陸郎に忍び寄る魔の手。義父や弟から容赦なく責められるR18。甚振られ続ける陸郎は、やがて快楽に溺れていき――。
※闇堕ち、♂♂寄りとなります※
単話ごとのプレイ内容を12本全てに記載致しました。
(登場人物は全員成人済みです)
食事届いたけど配達員のほうを食べました
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
なぜ自転車に乗る人はピチピチのエロい服を着ているのか?
そう思っていたところに、食事を届けにきたデリバリー配達員の男子大学生がピチピチのサイクルウェアを着ていた。イケメンな上に筋肉質でエロかったので、追加料金を払って、メシではなく彼を食べることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる