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第20話 ・・・そして俺の過去編

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姉様「ところで、あんた。シィのこと本当に覚えてないの?」



は?姉様。なんの話ですかい。

そんなことより、姉様。

ハンドル回すたびに、おっぱいぷるぷるして・・・

目のやり場に困るんですが・・・



姉様「まったく・・・。あなた、何年か前に女子高で先生を殴ったりしなかった?」



え!なななな!なんで、その事件知ってるんすか!

やっぱり、姉様は読心術をマスターしてるに違いない!



って、そういえば、乙女を助けたときのあの潤んだ瞳



俺、前にもどこかで



@@@@@@@@



あ~、だる!

な~にが、女子高生見放題だ!

騙された!



確かに、ここは女子高です。

可憐なお嬢様方が通う某有名な女子高です。

んで、俺はその女子高にいるわけだが。



休日で女子高生いねーじゃねーか!

女子高なのに・・・今いるのは俺だけかよ!



それに寒ぃ・・・

とっとと、掃除のバイト片付けて帰るか。



それにしても、昨日の面接・・・

あの、イソノ建設って会社大丈夫か?

下の名前が『カツオ』という話題だけで面接終わりかよ!

これで採用されたら世も末だな。



「やめてください!」



ん?なんだ!

女子高生の声が!



「俺も、お前のことが好きだったんだよ・・・」

「・・・でも、まだ・・・ぁ・・・やめ・・・先生」



な・・・・なんですかぁ!

このJK物のAVみたいな会話は!

えと、ここって美術室・・・



よーするに、美術室で先生と生徒の危険な恋が!

き・・・・・来てよかった!



「今まで、ヌードデッサンのモデルやってきたんだろ」

「・・・先生・・・でも」

「俺の前で、ずっと裸をさらしておりて、今更エッチはできないってどういうことだよ」



ぶっ!!!!!

裸の女子高生を先生が襲おうとしてるよ!

こ!こりゃ、めちゃめちゃやばいところに居合わせてしまったーーー!



あ、でも女子高生・・・

メガネに裸・・・

これはこれで、グッとくる!



って、俺の変態!

何、欲情してんだ!



「ぁ・・・やめ・・・」

「はぁ・・はぁ・・・ミナ・・・・俺、今までもずっと我慢してきたんだよ」



「・・・でも、もうお前のこと」



こらぁ!先生!

生徒の前で、その汚い一物をさらけだすとは!

しかも、嫌がってるじゃないか!



「いや!なんで、なんでなの!先生!」

「俺の前で平気で裸になってただろ。誘ってたのは、お前のほうだろ」



こらぁ!

こんな純粋そうな子に、お前!



「だって、それは・・・先生がモデルになってほしいっていうから」

「普通は、その気がなきゃヌードモデルなんてしないんだよ。ほら、足開けよ!」

「先生・・・なんで・・・いつも、あんなにやさしかったのに・・・」



バキィ!!!



「ぐはぁ!」

俺「こんの、エロ教師!!!嫌がってんだろ!!」

「・・・ぁ・・・」



俺、めちゃめちゃかっこいい!

今、人生で最高にかっこいい!

多分、県内ナンバー1でかっこいい!



俺「大丈夫ですか!お嬢さん!俺のコートを着て、早く逃げて!」

「・・・・ぁ・・・ありがとうございます」



うっわ、メガネの奥の瞳・・・

うるうるしてるよ・・・

しかも、めちゃめちゃかわいい!



「・・・な、なんだお前は!何するんだ!」

「うるせぇ!この変態教師!俺が相手だ!お嬢さん、今のうちに早く逃げるんだ!」

「あ・・・あの、どなたか分かりませんが・・・本当にありがとうございます」

「あ、おい!ミナ・・・!どこに行くんだ!」



@@@@@@@@



・・・あの事件・・・



あの、メガネ美少女・・・ミナちゃん・・・



(好きな男の人に、突然、襲われそうになって・・・シィは傷ついたの・・・)



乙女の本名はミナミ シホ



ミナミ・・・

ミナちゃん・・・



そして、あのメガネの奥で潤んだ瞳・・・



あのメガネ美少女は乙女だったんだ!!!!
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