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追憶:保育士として子ども達とのやりとり 他
▫️君の名は
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部屋の隅でご機嫌斜めの女の子。
な「どうしたの?」
g「わたしはいますごくおこってるの!」
な「でしょうね」
g「なんで?って、聞いて!」
な「(これは面倒なやつ…!)
なんでそんなに怒ってるの?」
わざと視線を逸らして聞いてみる私。
g「○○ちゃんが、私の事お姫様のお母さんって呼ぶの!」
な「うーん…ごめん、ちょっとわからないです」
g「だーかーらー!
お姫様のお母さんって呼ぶんだって!」
な「あー、えー、そのぅプリンセスごっこ?」
g「そう!わたしはお母さんがやりたいのに、お姫様のお母さんって呼ぶのっ!」
な「…な、なるほど」
な「いやなの?」
g「ぜったい!い!や!」
な「ちなみにお姫様のお母さんって、特別な名前があるんだけど」
g「え、なにそれ」
な「知りたい?」
g「おしえて、ななちゃん!」
な「その名も、お妃さまよ」
g「おさききさま!」
な「うん!おきさきさまね」
g「おささきさま?」
な「お・き・さ・き さま」
g「おきさききさま!」
な「お・き・さ・き さま!」
g「おきさ…、おさき? おきき…
うーーー…わかんないから、いいや!
もう、行っていい?」
彼女はそういうとプリンセスごっこに戻って行った。
君の名は「お姫様のお母さん」
な「どうしたの?」
g「わたしはいますごくおこってるの!」
な「でしょうね」
g「なんで?って、聞いて!」
な「(これは面倒なやつ…!)
なんでそんなに怒ってるの?」
わざと視線を逸らして聞いてみる私。
g「○○ちゃんが、私の事お姫様のお母さんって呼ぶの!」
な「うーん…ごめん、ちょっとわからないです」
g「だーかーらー!
お姫様のお母さんって呼ぶんだって!」
な「あー、えー、そのぅプリンセスごっこ?」
g「そう!わたしはお母さんがやりたいのに、お姫様のお母さんって呼ぶのっ!」
な「…な、なるほど」
な「いやなの?」
g「ぜったい!い!や!」
な「ちなみにお姫様のお母さんって、特別な名前があるんだけど」
g「え、なにそれ」
な「知りたい?」
g「おしえて、ななちゃん!」
な「その名も、お妃さまよ」
g「おさききさま!」
な「うん!おきさきさまね」
g「おささきさま?」
な「お・き・さ・き さま」
g「おきさききさま!」
な「お・き・さ・き さま!」
g「おきさ…、おさき? おきき…
うーーー…わかんないから、いいや!
もう、行っていい?」
彼女はそういうとプリンセスごっこに戻って行った。
君の名は「お姫様のお母さん」
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