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東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の次期会長候補だった川淵三郎氏が辞退。僕は川淵さんが無難だと思ってたよ。

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ヤフーニュースでこんなタイトルの記事がありました。

『森喜朗氏→川淵三郎氏まさかの「老々交代」 
 後任に若い世代を選べないのか?』


個人的には、このタイミングで若い世代は厳しいと思った。
若い世代を起用するなら、もっと早い段階じゃないと。
東京オリンピックの期待値が高い状態で、
みんなが楽しみにしている初期段階で起用すべきだった。

今のこのタイミングだと、組織運営の実績・経験がある人から選ばないと、
組織運営の実績・経験のない若い世代を、今のこのタイミングで選ぶのは、
正直もったいないとも思うし、期間が短すぎる。

実績があって経験があるなら、若い世代でも良いと思うけど。


だから僕は、今回の場合は若い世代にする必要性を感じてなかったです。
数ヶ月で終わる組織だし。

首相とか大統領は、ずっと維持される組織だから、
年寄りじゃなく若い世代に任せて、世代交代しろよって思うから、
若い人を起用した方がいいと思うけど、たった数ヶ月の組織なら、
若い人である必要性はあまり感じないんですよね。

世代交代とか後継者を考えないといけない組織でもないし、
本当に今だけしか存在しない組織だからね。

そういう意味では、サッカーとバスケで組織運営に実績がある
川淵さんを起用するのは、無難なのかなって思ったんですよね。


ただでさえ、オリンピック開催に風当たりが強い状況なので、
舵取りがかなり難しいと思うんですよね。
この状況で、実績のない人を組織の長にしてしまうのは、
組織運営として見た時に、そのリスクを今負う必要あるのか?
と思ってしまう。

川淵さんの場合は、Jリーグと日本サッカー協会で、叩かれ慣れてるし。
風当たりが強いのは、経験済みだから。
そういう意味でも、川淵さんって無難なのかなって思ったんですよね。

オシムが日本代表監督になるって時も、ポロッと情報漏らしたのは、
あれは失言って言う人いるけど、あれ多分わざとだからね。
ドイツW杯敗退直後だったから、W杯敗退から目を背けさせるために、
メディアがそっちの報道に行くように仕向けるために、
意図的にわざと情報を漏らしたんじゃないかと、当時思ってました。

特にドイツW杯は、史上最高のタレントが揃ってたし、
親善試合では強豪国と良い試合してたから、期待値も高かったので、
それなのに一次リーグで敗退してたから、叩かれやすい状況だった。
だからそれをかわすために、川淵さんはわざと次期監督候補の名前を
意図的に漏らして、みんながそっちに興味抱くように仕向けた。
僕はそう思ってたんですよね。

だから、川淵さんがオシム監督をポロッと言ってしまったのを、
失言扱いするのは、何か違うかなって思う。
少なくとも、森さんの女性蔑視発言の方が明らかに失言です。


あと、会長に女性を起用すべきって意見あるけど、
女性前提で考えてしまうことがまさに男女差別だと思う。
性別関係なく、実績があって、組織の長にふさわしい人を
選べばいいだけなので。

男か女かを先に考えること自体おかしい。
まずは、実績と組織の長にふさわしい人を探す。
その中で、最適な人を人選する。
それが結果的に、男だったり女だったりするだけ。
だから、最初の段階で、男とか女で考えること自体おかしいです。


あと川淵さんの場合、開催条件の折り合いが合わなかった場合に、
中止の決断しそうな気がしたんですよね。
無観客ならやる意味ないから中止とか。

川淵さんが今までやってきたことを考えると、
結構思い切った決断をする人だから、
川淵さんだからこそ、とりあえず開催すればいいじゃなく、
開催条件が折り合わない場合に、妥協せずに、
思い切って中止を決断する可能性はあった気がする。


そう思ってた矢先に、川淵さんがまさかの会長の話を辞退。

この先、どうなるか分からないけど、
女性を選ぶべきとか、若い人を選ぶべきとか、
そういう次元で人選するタイミングじゃないと思う。


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