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TOKIOの山口達也容疑者の飲酒運転で、アルコール依存症だからしょうがないは、何か違うと思う
しおりを挟むTOKIOの山口達也容疑者の飲酒運転で、アルコール依存症だからしょうがないは、何か違うと思う。
山口達也容疑者は、お酒を飲んでバイクを運転し、
信号待ちをしている車に後ろから追突する事故を起こしてしまった。
このニュースに対して、山口容疑者は反省してないという意見と、
山口容疑者はアルコール依存症だからしょうがないという意見がある。
人間には、反省していても、時間が経つにつれて、
意識が薄れてしまう事はあるし、同じ過ちを繰り返すこともあるので、
人間である以上は、自分自身の悪い癖、自分自身の病気との戦いは、
一生付きまとう問題だと思います。
これは、全人類に共通している事だと思う。
Twitter見てると、アルコール依存症だからしょうがない。
そんな意見がちょっと多いのかなぁと思う。
でも、しょうがないってのは、何か変です。
だって、アルコール依存症だったとしても、
飲酒運転すれば、法律に違反して捕まるわけだし、
アルコール依存症の人は逮捕しないっていう法律ではないから、
アルコール依存症の人達は頑張って克服するしかないですよね。
依存症だったり、その他様々な病気って、
克服するために努力したり、治療したりするわけじゃないですか。
なぜ、克服が必要なんでしょうか?
なぜ、治療するんでしょうか?
しょうがないで済むなら、克服も治療も必要ないですよね。
百歩譲って、アルコール依存症だからお酒飲むのは、
しょうがないとしても、飲酒運転はしょうがないでは済まない。
だって、事故起こして、人が死んだらしょうがないで済む?
アルコール依存症だからしょうがないって思えますか?
自分がもし、被害者遺族の立場になったら、
大切な家族や好きな人の命が奪われたら、
アルコール依存症だから飲酒運転はしょうがないよ。
そんなふうに、思えますか?
飲酒運転って、人の命を奪うほどの事故を起こす可能性があるから、
法規制されてるわけでしょ。
アルコール依存症だから、お酒飲んで人に迷惑かけても、
しょうがない。
アルコール依存症だから、お酒飲んで未成年と淫らな事しても、
しょうがない。
アルコール依存症だから、●●依存症だからしょうがないって、
依存症だったら、罪にならないわけじゃないですよね。
罪を犯してしまえば、被害者に傷を負わせるだけでなく、
家族にも仲間にも迷惑かけるし、信じてくれてた人達、
応援してくれてた人達をも裏切ることになるし。
特に、芸能界で生きてきた人達は、それだけ影響力があるし、
影響力があるほどの位置にのぼりつめてしまったからこそ、
期待に応えないといけなくなる。
それが人気商売の宿命みたいなもんでしょ。
そう考えると、アルコール依存症だからしょうがないは成り立たない。
頑張って克服するしかないし、頑張って乗り越えるしかない。
協力して一緒に克服させてくれる人達がいるなら、そういう人達と一緒に、
乗り越えるしかない。
協力者がいなくて、一人で頑張るしかないなら、一人で乗り越えるしかない。
そういう状況で、一人で頑張っている人達も、世の中にたくさんいると思う。
芸能人は、まだ応援してくれてる人達が多くいるけど、
一般人には、応援してくれる人達が誰もいない中で、
たった一人であらゆる苦難を乗り越えないといけなかったりするから、
山口達也容疑者は、そういう意味では恵まれてはいるんですよね。
一人で乗り越えるのは難しい。
かといって、個人が協力するのも難しい。
だとしたら社会の仕組みで対応するしかない。
でも、社会を変えるのはもっと難しい。
だから結局、当事者自身が努力するしかない。
人間社会で生きていくには、人付き合いは付きまとうし、
人に迷惑をかけないための最低限の配慮は必要になる。
人とうまく付き合っていかないといけないから。
どんな病気を抱えていようと、人付き合いで求められるものは変わらない。
多くの人は、人といる時は自分の悪い癖を出さないようにしてる。
人によっては、人前で症状が出ないように、薬飲んでる人もいるでしょう。
病気がある人も、病気がない人も、多くの人達は、
人に迷惑かからないような配慮もしながら、人付き合いをしてる。
だから、平気で人に迷惑かけてくるような人とは、
付き合いを辞めたり、一定の距離を置いたりする。
これは当たり前ですよね。
自分は相手に迷惑かけないように配慮していて、
相手はその配慮がなかったら、だんだん不快になってくるし、
心が疲れてくるし、我慢も限界が来てしまう。
それが仮に、相手が病気だと分かっていても、
どんなに優しい人でも、どんなに器が大きい人でも、
人間である以上は、無限に我慢ができるわけじゃなく、
どこかで心の限界は来てしまう。
それが仮に家族であっても、それが仕事だと割り切っていても、
人の我慢には、限界があるんです。
だから、●●依存症だから、人に迷惑かけてもしょうがないとはならずに、
依存症を克服する努力って、どうしても必要になってしまう。
依存症だからしょうがないじゃなく、
依存症だった人が克服できた成功例を広めた方がいいと思う。
そういう情報を広めた方が、世のため、人のためになると思う。
人間の心って、そんなに美しいものではないし、
人間の心って、そんなに広いものでもない。
表面上は優しく見えても、我慢してるものって、誰だってある。
相手が依存性だろうが病気だろうが、許容範囲を越えてしまったら、
誰だって、さすがに無理ってなる。
だから、克服するしかないんですよ。
人間は、意外に残酷な生き物ですから。
山口容疑者だけでなく、依存症があろうがなかろうが、
病気があろうがなかろうが、日本人だろうが外国人だろうが、
一般人だろうが芸能人だろうが政治家だろうが、
世界中の全人類に共通している事。
僕らは、良い意味で大人として成長していかないといけない。
僕らは、良い意味で変わり続けないといけないんです。
確かに、変わらなくてもいい部分はある。
だけど、犯罪者になってしまう可能性のあるもの、
人を傷付けてしまうもの、人に不快な想いをさせてしまうものは、
病気の有無関係無く、僕らは改善させながら生きなきゃいけないんです。
人を傷付けて、人に不快な想いさせて、人に迷惑かけておいて、
依存症だから、病気だからしょうがない。
そんなふうにはなれないんです。
人間って、自分にストレスを与えてくる存在に対しては、
絶対耐えきれなくなるから。
自分に不快な想いをさせてくる存在、自分を傷付けてくる存在には、
我慢しきれなくなっちゃうんです。
人間の心は、強くないんです。
だから、悪い部分は改善させないといけないんです。
人間社会で生きていくのであれば。
しょうがないで済ませられるほど、人間社会は優しくありません。
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