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参院選の選挙結果で感じたこと
しおりを挟む参院選の選挙結果で感じた事。
全部で6個あります。
①投票率48%台は低すぎる。
②憲法改正の議論を進めることを国民に承認された?
③公明党は、比例の票が大幅に減っている。
④学会員 野原ヨシマサさんvs公明党の山口那津男代表の戦いの扱いが浅すぎる。
⑤政党政治の見直しを考えるべき。
⑥選挙活動に必死になるより、普段の政治活動を必死にやれよ!
それぞれ語ります。
①投票率48%台は低すぎる。
九州は投票日当日、台風の影響があったというものの、
投票期間は期日前を含めて2週間もあったわけだから、
2週間も投票期間があるのに、投票行ってない人の方が多いのは、
有権者に対して、何考えてんの?って、正直思う。
これまで散々、政治家に裏切られてきて政治不信なのは分かるけど、
そうだとしても、投票に行かなすぎる。
有権者の半数以上は、現状の生活に満足しているのか。
それとも、今回投票したところで、消費税増税は既定路線だから、
投票に行っても意味がないと思ったのか。
これだけネットで騒いでいても、投票に行ってない人の方が多いって、
大衆の意識を変えるのは、本当に難しいなって思った。
大衆に行動してもらうのは、本当に難しいなって思った。
この投票率は、もはや多くの国民が民主主義を放棄しているようなもんだし。
いくら参議院が地味だとはいえ、本当は60%くらいは行ってて欲しい。
今回、れいわが立ち上がってなかったら、もっと低かった可能性あるよね。
②憲法改正の議論を進めることを国民に承認された?
安倍首相が、選挙後にそんなことを話してました。
なぜ、そういう解釈になるのか理解不能です。
まず、投票率の低さは民主主義として首相は問題視しないといけない。
日本の首相として、憲法でも謳われてる選挙権を多くの国民が放棄してるのは、
民主主義の在り方としては、おかしいのだから。
また、自民党は改選議席よりも今回下回ってるから、承認されたとは言えない。
何より公明党は改憲推進派ではない。
現に、安倍首相は公明党候補者の応援演説で、憲法改正の話は隠したでしょ。
それなのに、憲法改正の議論を進めることを国民に承認されたって解釈するのは、
おかしいと思う。
そもそもメディアは、公明党を改憲勢力の数に含めている事が変。
公明党は、憲法改正に消極的なのに、なぜか自民と連立組んでるんだから。
③公明党は、比例の票が大幅に減っている。
今回の参院選では、自民党も公明党も、3年前の参院選に比べて、比例の票が大きく減ってます。
自民党は、約240万票減。
公明党は、約104万票減。
自民党は無党派層とかで投票する人もそれなりにいるから、増減が多くなるのは分かるけど、公明党の場合はほぼ『組織票(固定票)』なので、100万票も減るって問題だと思う。
投票日当日は九州が悪天候だった事が影響しているのではないか?
その理屈は通用しないと思う。
基本的に学会員の活動家は、当日何が起きるか分からないことを想定して、
ほとんどの活動家は、期日前投票に行きます。
高齢者は当日に行く人もいるけど、それでも100万票も減るのは異常。
ただ、今回急に票が減ったわけじゃない。
公明党が自民と連立組んでから、時間を積み重ねていくにつれて、
公明党の票は減っていってたんです。
公明党の得票数の推移がありました。
数は四捨五入してます。
⬇︎
【参院選 比例代表の得票数】
1998年 約775万
2001年 約819万
2004年 約862万
2007年 約776万
2010年 約764万
2013年 約757万
2016年 約757万
2019年 約654万
【衆院選の得票数】
2005年 約898万
2009年 約805万
2012年 約711万
2014年 約731万
2017年 約690万
ずっと票が減り続けてるので、天候が悪かったのは理由にならないわけです。
選挙区全員当選したから、大勝利なのか?
でも、投票率の低さで議席を確保できてるだけ。
票が減ってるという事は、公明党の支援者が減ってるという事。
公明党のために選挙活動をしてくれてた人が減ってるという事。
それが、あからさまに数字として現れている。
票が減っている事に、公明党や創価学会は問題意識を持っているのか?
なぜ減ってるのか、分析・検証しているのか?
果たして、公明党・創価学会は、人間革命する気があるのか?
変われない組織は、衰退していくのです。
④学会員 野原ヨシマサさんvs公明党の山口那津男代表の戦いの扱いが浅すぎる。
東京選挙区で、れいわの野原ヨシマサさんvs公明党の山口那津男さんの戦い。
学会員vs創価学会執行部という構図でもあった。
選挙特番ではどんな扱われ方するんだろうと思ったけど、扱いが浅すぎた。
池上さんのやつでも、あまり深く掘り下げなかった。
個人的には、この対立構図を大きく取り上げて、今学会の中で何が起きてるのか。
なぜ、こういう構図になってしまったのか。
学会員はこの構図をどう思ってるのか。
そこを、深く掘り下げて欲しかったなぁって思う。
おかげで、今回の選挙特番は何も面白くなかった。
⑤政党政治の見直しを考えるべき。
1つの政党だけが議席をたくさん持っていて、それ以外の政党の議席が少数。
これって、バランス的におかしいと思う。
そういう選挙結果になってきたから、有権者の責任ではあるけど。
1つの政党だけが議席をたくさん持っている状態が続くと、
やっぱり政治運営が偏ってしまう。
新進党とか民主党が政権とった時もあるけど、それはほんの一瞬で、
大半は自民だけが、議席をたくさん持っている時代がほとんど。
こんなバランスの悪い政党政治は、民主主義と言えるのだろうか?
また、近年はずっと組織票(固定票)を持っている政党が勝ち続けてる。
投票率が低いからしょうがないけど、組織票(固定票)だけで当選できてしまう。
これも、政治運営が偏る要因にもなる。
⑥選挙活動に必死になるより、普段の政治活動を必死にやれよ!
これは本当に、選挙のたびに思う。
普段の政治活動をしっかりやってくれてれば、こっちも投票する気になるわけだから。
だいたい政党政治の良くないところは、候補者が大した実績がなかったとしても、
名の知れた政党だったり、組織票を持っている政党から出れば、当選できてしまう事。
だって、東京選挙区の丸川珠代なんて、政治家として何やったんだよって思うもん。
そんな他の候補者を圧倒的にリードするほどの実績がありますか?
他の選挙区もそうだけど。
選挙の時だけ、必死にアピールするんじゃねぇよ!って思う。
政党政治の在り方や選挙活動の在り方、政治家の政治活動の在り方。
全てぶっ壊して、1から作り直して欲しい。
山本太郎氏、れいわ新選組に、壊してもらいましょうか。
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