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選挙について思う事。

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選挙について思う事。


地方選にしても国政選挙にしても、
選挙のあり方って、本当にこれでいいのか?と思う。

特に僕が一番疑問に感じてるのは、『組織票』です。
組織票って、正直民意じゃないと思う。
組織票って、支持政党がはっきりしてるでしょ。
投票先が、固定されてるでしょ。
支持している政党がどんな政治をやっていても、
毎回その政党・その候補者に投票するわけです。

それって、『民意』って言えるんでしょうか?

本来あるべき姿は、普段行なっている政治運営に対して、
YES NOをジャッジをするための投票だと思うんです。
政党の名前とか候補者の名前とか、知人とか友人とか、
宗教だとか企業だとか、そんな繋がりで投票先を決める事自体、
政治の選挙のあり方としては、おかしいと思う。

だって、政治運営で投票先を決めてないから。
政治を見ずに、政党とか候補者名だけで投票してる時点で、
政治の選挙のあり方としては、間違ってます!


正直僕は、『組織票』が日本の政治をダメにしてきたと思ってる。
支持政党のない無党派層こそが、ちゃんと政治や政策を見て投票先決める気がする。


よく『若者の選挙離れ』と言われます。
そして、若者に選挙に興味を持ってもらうために
様々な取り組みが行われます。

そもそも、選挙に興味を持ってもらおうとするのも違う。
投票に行ってもらおうという働きかけも何か違う。

もっと、大事な事があります。
それは、日頃からの政治活動です。
日頃からの政治活動をしっかりしてくれていれば、
日頃から有権者が投票したいと思える政治活動をしてくれていれば、
投票に行く気になるわけです。

努力すべきは選挙活動ではなく、日頃の政治活動です。
投票したくなる政治活動をやってください!
一番努力すべきはそこであり、有権者が努力するものではない!


『有権者の政治不信』と言われます。

何で投票率が低下していくのか。
何で有権者が選挙に行かなくなるのか。

答えは簡単です。
候補者達が、さんざん有権者を裏切ってきたからです。
街頭演説やメディアでは、耳障りのいい事ばかり言う。
でも、実際の政治活動では、その行動が伴わない。

若い新人候補者は、社会を変えていきたい!世の中を変えていきたい!
政治の世界を変えていきたい!と言う。
でも、お偉いさん達に逆らえずに、長いものに巻かれていってしまう。
若い議員は、結局何もできない。
せっかく若い人に投票しても、ガッカリするわけです。

つまり、候補者は選挙の時だけ気合いが入ってるけど、
実際の政治活動は、期待に応えてくれない。
政治不信は、有権者の問題ではなく、候補者の問題です。


新人の候補者が選挙の時に、有権者に向けて訴える時に、
大事にして欲しい事があります。



①どんな事を勉強してきて、何を学んできて、
  それを政治の世界で、どう活かそうと思っているのか。
  大学の名前を出して、学歴をアピールされても、ピンと来ない!

②社会の中で、どんな経験があり、どんな実績があり、
  それを政治の世界でどう活かそうとしているのか。

③何を問題としていて、その問題解決に対して、
  具体的にどう取り組もうとしているのか。


よく新人の場合、これから勉強するみたいな事を言う人がいるけど、
勉強するために政治家になるのはやめて欲しいです。
勉強したものを活かす場所だと思うから。
有権者の税金を学費にしないで欲しい!


政治を良くしていきたい!
世の中を変えたい!
社会を変えたい!

そんなんじゃ、投票しようと思えない。
具体的な話をしろ!


東大出身の元アイドルという肩書きの候補者もいた。
政治も変わっていかなければいけないと訴えていた。

政治を変えていく人が、なぜ学歴を全面に出すのか?
東大出身を名乗ってる時点で、やってることが古い。
政治を変えていきたい人のやり方としては、疑問です。


選挙活動のやり方も、もういい加減考えて欲しい!
選挙カーや街頭演説は、もう効果ないと思う。

名前を連呼されたところで、名前を聴いただけで、
その人に投票しようとは普通に思わないし。

街頭演説も、聞いてる人って、支持者だけじゃない?
街頭演説が新しい票に繋がると思えない。

有権者はもう、言葉だけには騙されないと思ってるから、
街頭演説でどんなに立派な事喋っても、説得力を感じないんです。

候補者に大事なのは説得力です。
選挙の時だけ立派な事言われても、説得力は無いです!

普段の政治活動の中でしか、説得力は持てないでしょ!


僕は毎回投票行くけど、選挙が嫌いです。
みんな嘘つきだから。
みんな裏切るから。


勝たせてください!
投票してください!
応援してください!

そんな事を、有権者にお願いしないでください!


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