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真面目にやるよりも、うまくやる方がいいのか?

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48Gの元メンバーが、今回のNGT48の事件について語ってる中で、
それって、そういう意味で言ったんじゃないと思うけど・・・
と思った部分がありました。

山口真帆さんが配信の中で言っていた「真面目にやるのが悪いの?」に関して、
48Gの元メンバーは、こんなふうに回答してました。
⬇︎

ーーーーーーー

もちろん、真面目はいいことです。
でも、残念ながら真面目に生きていたら評価される(売れる)世界ではないんです。
だからと言って不真面目が売れるわけでもない。不思議ですよね。
自分より真面目じゃないと思う人が評価される場合もたくさんあって、
それに対して「真面目じゃないのに!」って不満を持ち始めると
キリがなくなって自分を追いつめることになるんです。
自分に対して真面目に生きていればそれでいい、と割り切るしかない。
相手に真面目を求めても無駄な世界なんですよね。

ーーーーーーー

これって、個人の話をしてますよね。
山口真帆さんの言ってる『真面目にやるのが悪いの?』って、
個人の成功云々とか、個人の売れる売れないの話じゃないと思うんです。

というのも山口真帆さんは、こんなふうにツイートしてるんです。
⬇︎

ーーーーーー

恋愛しないで真面目にアイドルやってたことが悪いの?
ファンと繋がらなかったことが悪いの?
なんでルールを守ってたことがこのグループでは怖いめに遭わないといけないの
なんで真面目にやってる子が守られないグループなの
多くのファンを裏切って繋がってる人が正しいの?
なんでそれを許すか分からない

ーーーーーーー

山口真帆さんの言ってる「真面目にやるのが悪いの?」は、
売れる売れないの趣旨で言ってるわけじゃない。

山口真帆さんは、副キャプテンをやってるわけです。
副キャプテンだから、チーム全体の事も考えたうえで、
グループとしてみんなと一緒に活動していく中で、
秩序を乱しているメンバーがいるのにも関わらず、
そのメンバーの対応をせずに、何で真面目にやっている人を守らないのかって
話をしてるわけです。

売れる売れないじゃなく、グループとしてどうなの?って趣旨で、
この言葉を発しているわけです。

山口真帆さんのとってきた行動を考えれば分かりますよね。
ルールを守らないメンバーがいるから注意をしていた。
自分の注意じゃダメだったから、運営側にも相談をした。
それは自分のためじゃなく、NGT48グループで真面目に頑張っている
メンバーのために、行動をしてるわけですよね。
自分の成功のために、やった行動なわけじゃない。


だから、『真面目に生きていたら評価される(売れる)世界』じゃないって、
山口真帆さんの言ってる趣旨とは、ズレてると思う。
だから、僕も語りたくなった。
そう言う意味で発している言葉じゃないって。

チームとかグループで、リーダーやキャプテンをやったことのある人なら、
多分分かると思うんですよね。
チームとかグループで何かをやる時って、一体感が必要なわけです。
みんなが同じように努力・練習してくれないと困るわけです。
秩序を乱されると困るし、メンバーに迷惑をかけられても困る。

確かに個人個人の争いはあると思う。
でも、それはそれなんです。
グループとして、チームとして活動する以上は、
一体感を持って、パフォーマンスを見せないといけないわけじゃないですか。
NGT48というグループ名で、ステージに立っている以上は!

学校の部活だってそうですよ。
個人個人は、レギュラー争いはしますよ。
でも、チームとして試合する時は、一体感持って戦うわけじゃないですか。
誰かがルール違反や校則違反をすれば、活動が停止になる場合もある。
大会自体に出られない場合もある。

一部のメンバーが秩序を乱した事で、一部のメンバーがルール違反した事で、
チーム自体のイメージが悪くなったり、みんなに迷惑かかったり。
そういうのって、中学生や高校生でも分かってるわけですよ。

アイドルは、しかも仕事じゃないですか。
仕事として、それなりのパフォーマンスを見せないといけない。
確かに、いろんな人間がいる。
確かに、いろんな考えの人がいる。
真面目な人もいれば、不真面目な人もいる。
そういういろんな人がいるから、まとめ役が必要なわけでしょ。
そのために、リーダーやキャプテンがいるわけです。
何かあった時、真っ先に怒られるのは、リーダーやキャプテンだしね。

だから、リーダーやキャプテンって副役職も含めて、
責任感持って活動しないといけないわけじゃないですか。





そうやって、責任感や正義感を持って、チームをまとめようとしてたら、
真面目にやっている人と不真面目な人がいたら、
真面目な人の味方になってあげたいと思うのは普通だと思う。
ましてやルール違反をしているメンバーがいて、
ルール違反をしているメンバーが、真面目なメンバーをいじめていたら、
副キャプテンとして何とかしてあげなきゃって気持ちにもなると思う。
チームの中で役職がつくと、自分の事だけ考えればいいとはならないので。

だから、48Gの元メンバーが言っている
『自分に対して真面目に生きていればそれでいい、と割り切るしかない。
相手に真面目を求めても無駄な世界なんですよね。』

それは、グループとして、チームとして活動するうえで、
自分だけ真面目でいればいいという理論は成り立たないです。
グループとして、チームとして何かしらのパフォーマンスを
人前で見せて、それでお金をもらってる以上は、
チームのメンバーにも同じ意識・同じ責任感を持ってもらって、
みんなが同じ気持ちで一体感持ってやらないと、
良いパフォーマンスはできないから!


僕はそういうのが面倒くさいし、みんなと一緒が嫌だから、
グループには属さない。
だからバンドじゃなく、ソロの方がいいんだもん。



だから、真面目にやる気がないんだったら、
不真面目な人達だけでグループ作って、
そこで活動すればいいと思うんです。
真面目にやってる人の邪魔をしなければ、
どこでどんな活動しても自由だから。

グループとかチームで活動する以上は、
同じグループとかチームのメンバーに迷惑かけない。
それは、最低限必要なこと。


真面目が評価される世界じゃないというけれど、
真面目なイメージ、良いイメージがないと、
スポンサーは離れていきますよ。
真面目な人しかスポンサーからは信用されないから。
企業の顧客も真面目に働いてる人しか信用しないし。

最終的に生き残れるのは、何だかんだ言って、真面目な人なんです。
それは、真面目な人しか信用してもらえない社会だから。


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