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『自分さえ良ければ、それで良い』

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僕が誰かを好きになる事はあっても
誰かが僕を好きになる事はなくて
僕がどんなに誰かを好きになっても
人は僕ではない他の誰かを好きでいる

あなたは異性に好きだと言われた事はありますか
恋愛感情で好きだと言われた事はありますか
人生で一度も 誰1人からも言われる事のない
そんな人生を何十年も生きていた事はありますか
そんな人生のむなしさが あなたには分かりますか

好きな人に好かれるって どんな感覚なんだろう
好きな人に愛されるって どんな気分なんだろう
僕が好きになっても大丈夫な人って
この世に存在するのだろうか
僕が好きになる事で 喜んでくれる人って
この世に存在するのだろうか

僕に優しく接してくれる異性は 
僕のことを好きでいてくれてるのだろうか
それとも ただ社交辞令で 大人として
表面的に優しく接してくれてるだけなのか

人の心は気になるけど 知らない方がいいかもしれない
表面的に優しく接してくれてるだけで
心の中で嫌っていたとしたら 異性が怖くなる
本当の心を知ると 傷付くかもしれないから
過度な期待をせずに 自分の事だけを考えて生きていよう

誰かのために生きても 誰かが僕を好きになるわけじゃない
誰かに優しくしても 誰かが僕を好きになるわけじゃない
僕がどんなに 人に何かを与えたとしても
人は見返りを求めるなと言うのだから
与えっぱなしで生きていくのは とてもしんどいから
僕は 僕のワガママで 自分勝手に生きていよう

自分がどんなに人の事を考えながら生きても
人は意外に人の事を考えずに生きてる
それなのに 自分勝手だとかワガママだとか
人には不満を抱いてしまう
ただ単に 自分にとって都合が悪いだけなのに
ただ単に 自分の欲が満たされてないだけなのに

だから僕は 人の美しい言葉は信じない
人は自分が得をするための手段で
美しい言葉を使い 人を信じさせて
僕を利用してしまうから

誰かを信じて生きるのは疲れる
誰かに期待して生きるのは疲れる
僕は 自分さえ良ければ それでいいよ
人も それでいいと思う
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