魂のひとりごと

onmyoji28

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未知の世界への始まり…

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 もうどの位、
 私は毎晩、"おひとりさま"
 の夜を過ごして来ただろうか…


  
 産後7年、
 もう夫とセックスをする事はない。

 

 子育てに疲れ果て、
 経済力のない、
 そして身体も脆弱な専業主婦に
 誰が魅力を感じるものか?


 
 そうだ
「ワタシが悪いのだ」
 魅力なんてあるはずがない。



 雑誌に出てくるくらい
 スタイルが良くて
 シミもなくて
 キレイなモデルさんみたいだったら
 誰か相手してくれるだろうか?


「どうして私は生きているのだろう?」


 そう言えば
 そんな理由を考えても
 答えは誰も教えてくれないし
 質問する相手もいない。



 例え誰かに聞いても
 懇切丁寧に模範解答を教えてくれるだろうか?


 
 いいや、そんな心の余裕がある友人は
 私にはいない。


 
 そんな自問自答を繰り返す毎日だった。



 あぁなんて暗いんだろう。
 そして重く面倒な女だな。



「消えてしまいたい……」



 無責任な母親の考えが頭を常によぎっていた。


 
 見た目の生活は
 私は"幸せ"な主婦なのだろう。


 
 家の車はPORSCHEのカイエンの黒色。
 習い事のバレエに週二回。
 主人との出逢いはニューヨーク。
 得意は手作りパン。



 なのに、
 どうしてこんなにも私のココロも身体もカラカラなんだ。



 自分を変えたい!!!




渇望したとて、
方法なんか奇跡の如く降ってくるはずもなかった。



そんな私だったが、
今主人以外の彼が4人もいる。



どうしたんだ?
何が私に起こったんだ……。。。


 



 
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