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しおりを挟む「おーい、魔王。説明しろ。」
側近Aが話しかけて来た。
どうする?
①話を続ける
②逃げる
……②かな?
なんて、阿呆な事を考えてたら頬をもみくちゃにされた。
両手は使ってるので、防げなかったのでした。とほほ。
「とりあえず、この子と骨、丁寧に扱って。」
子供や諸々に清浄魔法をかけて、汚れと臭いを消してから渡す。
「…んん?これは、もしかして後継者見つけたっぽい?」
「ぽいぽい。当たり。その子が魔王の次代だよ。
なんっか、やばーい気配を感じて転移したら魔力枯渇で死にかけてたから連れて来た。
ついでに、俺が生まれた国の城の中限定だけど魔人族も連れて来たわ。」
「あ~。Bのやつが、めっちゃ怒ってたぞ。
私の執務室に続々と人が現れるー!!って。
事前連絡しない魔王は今度泣かす!!!って。」
「ひでぇ!俺、魔王なのに!!めっちゃ傷ついた。ご飯食べたい!!」
「魔力使って腹減ったのね。はいはい。」
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