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ムムロズはかろうじて意識を保っている。
ガイライがここから飛び出した隠密の後を追った。
カリクたちは押しつぶされるムムロズに驚いている。
が、自分たちに危害、もちろん、ムムロズも問題ないということは分かるだろう。
ニックさんが笑っている。
「ムムロズよ、ほんと鍛錬しないとダメだぞ?」
「お前は!お前はこれに耐えれるのか!!」
「それはいける。」
「それ?」
「それ以上のものを受けて失神した。」
「これ以上?」
鍛練中に今出せる、尚且つ死なないであろう気は皆受けている。
ことごとく失神した。
それ以上はダメだということだ。
「テルマも吹き飛んだんだぞ?」
「・・・・。」
「あれはおまけですよ。
さ、これで、護衛赤い塊のおおよそのことは皆が把握した。
モウモウ商会のこともね。
ネウロカートのザスを広げようとする輩はこっちを排除しようと動く。
もしくは捕らえに来るか。
もっと鍛錬しないといけませんね。
懸賞金も値上がりする。それにニバーセル側も便乗してくる。
コットワッツにかまってる暇はない。
よかった。」
「それが目的か?」
「まさか!商売をしたいのは本当ですよ?
アガッターの店、ここではミフィルの店かな?
そこで提供している1回1万リングの化粧法ご存じ?」
10番門で噂になっていたということで話をしていく。
あれに関係したのはあくまでサ行組だ。
そこで聞いた化粧法、それって、陸鳥の砂でいいんじゃない?
それを程よく消化したうんち。
洗えばなぜかいい匂いがする。
この話を持ち出す前に一応自分でも確かめた。
風を起こし、風上での作業。
水で流すので、鼻さえ守れば大丈夫だ。
陸鳥の砂を水に流してもいい匂いはしなかったし、粘度もでなかった。
あれか、ジャコウ猫みたいな?
古いフンでもダメだった。
あの飼育して失敗、そのまま放置したぐらいの時間。
硝石ができるまでの放置したフンはもはや別物。
いや、本来の姿、糞だ。
あの場所にあった硝石は全て回収すればいい。
卵採り組合的なものですべての荒野にある巣を探し出すはずだ。
その時同行するか。
いや、陸鳥のうんちの山の中に硝石があるということを誰も認識していない。
進化を止めることはしないが、それを先に回収するのは許されるか。
・・・ギリだな。
「この話を聞いて、すぐに試してみました。
これ、なかなかにいいんじゃないかなって。
この話を買ってほしい。
これを知っているのはほんの数人だ。
今後も使うつもりなのはわたしだけ。
わたしが今後も作れるということを条件に隠匿を掛けてほしい。」
ゼミナちゃんに念押しはしている。
わたしが隠匿を掛けるよ、と。
権利を手放すのならそれを買い取ると話をすれば、
また、化粧をしてほしいと言われた。
10回回数券を進呈。
わたしが生成した物を見せる。
ここからファンデーションを開発するもよし、香水を作るのもいいだろう。
香関連は隠匿は無理なんだったけ?
だとすれば、徹底的に秘密にするだろう。
ん?香産業のライバルを作ってしまったか?
いや、テルマおじいさま曰く、別のものが有ればそれだけ選択肢も増え、
お互いが売れる、はず。
「化粧か。その話は知っているが、
テンレ?どうおもう?」
「当たれば、10倍以上でしょう。が、そこまでのものかどうかは、
今の段階ではわかりません。」
「それはそうだ。明日、ミフェルの店に行けばいい。
そこで、お粗末な化粧法を見るでしょう。
その足で、10番門内のはずれの宿、フォンナとパーニュの宿を尋ねなさい。
わたしたちの名前は決して出さないで、噂を聞いたと。
パーミュのご母堂に面会しなさい。
そして、パーニュの娘、フォンナの奥方に聞いてみなさい。
できれば、10番門の顔役に納まってほしい。
20番門の顔役と取引をしてもね。」
「パーニュは19番門の宿を営んでるはずだが?」
「遅い!20番門の顔役にザスと女を扱わないのなら、
10番門で宿屋をやれと。
あたらしい宿の形を模索しているようです。
そこに儲けの話がある。投資すればいい。」
「・・・・。儲かる話だな。しかし、ただの話だ。
もっと、確実なものが聞けるのかと思っていた。
これではリングは払えない。」
そりゃそうだろ?
それとも、話だけ聞いて、払わないつもりだったか?
それは商売人として未熟だ。
「そんなことはない、このことを知っている口止め料は必要だ。
そして宿が繁盛すれば、
そこにモウモウ商会の商品を売り込むことはできる。」
「・・・ミフェルの店と10番門での話を聞いてからだな。」
「ツイミさん?ここで、彼らがわたしたちを出し抜いたら?」
「なにも、なにもできません。
話をする前に契約をしないと。」
「でも、ツイミさん、止めなかったよね?」
「当たり前です。ここで、出し抜けば、
中門新顔役の評判はなくなります。」
「そういうことはもちろんわかっておいでですよね?」
「当たり前だ。逆に、この話が嘘ならそれこそ、
モウモウ商会の信用はなくなるんだぞ?」
ここでムムロズが商売人としての圧を掛けてきた。
甘いわ!!
「あはははは!そんな話をよそでしてみろ、
新参素人行商に騙されたとして笑いの種になるぞ?
この話に乗った時点で契約は成り立っているんだ。
騙そうとしているわけではないんだから!
クインタ!これが新人の1回だけは許される特権だ。
ここぞという時に使えばいい。ただし2年以内、1回だけだぞ!」
「はい!!」
「クインタ!!」
「これは父上がまずい。
ここで脅しをかける必要なんてないんだ。
おじい様のようにすべてを受け入れてから吟味すればいい。」
「・・・・。」
「あと、笑顔だよね?沈黙もよろしくないんよ?
ムムロズさん?アヒルってご存じ?」
「「やめてくれ!!」」
マティスとニックさんの止めが入った。
「なんだ?」
「いや、商売人に笑顔は必要ということですよ?」
「モウちゃん?そろそろ戻ろう。」
「ん?時間?」
ルカリさんと手合わせだ。
それに混合いはじめの会合がある。
その準備もいる。
セサミン達は馬車で出発しているはず。
誰かが交代で走らせているだけだが。
王都入りをする前に馬車の仕上げをしてしまわないと。
「今のお話、お気に召したら、こちらの条件を呑んでほしい。
対価はリングではないんだ。もちろん、砂漠石でも砂金でもない。
陸鳥砂とそこから湧き出ている水の使用権。
そして、陸鳥の糞尿の山から産出されるものの使用権。
これにはギー及び、ギーの卵は入らない。
それを認めてほしい。
隠匿するのならわたしに使用を許すとしてほしい。
権利を独占しようとしているわけではない。
こちらはこちらで使用したいだけだ。
商売は大々的にはしない。
化粧関連でそれは何だと聞かれれば、タフト街道中門で仕入れたと答える。
それともう一つ、10番門の顔役に納まり、その宿屋でキャムロンを出すのなら、
新しい調理法で。
マティス?ほかには?」
「ない。」
「ニックさん?」
「ない。」
「ツイミさん?」
「ありません。が、この取引、誰でもなにかあると思いますよ?」
「かまわない。あるのは事実だ。それは分かっているはず。
10倍の売り上げを成そうとする対価なのだから。よろしいか?」
「返事はいつすればいい?」
「混合いはじめに王都に来るのならその時に。」
「わかった。」
「よかった。あ!ガイライは?」
「ここに。」
ガイライが戻って来ている。
「問題は?いくつ?」
「3つ。20番と東が2つ。」
「!」
「当然、ご存じですね?では、撤収だ。」
「「「「応。」」」」
「モウ殿!」
テンレさんだ。
「どうしました?ああ、そのクッションは差し上げますよ?
お気に召しましたらまたご購入ください。」
「ありがとうございます。
あの、この子に、何も影響はないんですね?」
「ありませんよ。なにも。大丈夫。
不安にさせてしましましたね。大丈夫です。
だって、いま、ザスを吸いたいなんて思わないでしょ?」
「思いません!」
「母親のね、食べたものが栄養となって子供に行くんですよ。
で、母乳は母親の血液から作られるんですよ。
血ね。それが、栄養になってるんですよ?
だから、おいしいもの、栄養のあるものを食べないといけない。
お酒ばっかりではなくね。
じゃ、血を作るお肉がいいのかっていうと、ばっかりだとダメだとか。
いろいろ食べてください。
ああ、これは聞いた話ですけど、
いままでそんなに好きじゃなかったのに、急に食べたくなるってことが
妊娠中にあるのだとか。
テンレ殿は甘いものでしょ?それ、赤ちゃんが欲してるんですって!
そんなこといって甘味ばっかり食べるわけにもいかないですから、やっぱり
いろいろなものをきちんと食べないと。
ふふふ。心配しないで?大丈夫、大丈夫。ね?」
「ええ。ほんと。ふふふ。やっぱり甘味が食べたいわ。」
「出したアイスが溶けるといけにないので、
一般サイズのもの置いて帰ります。貸出って奴です。
その中にアイスがありますので。冷蔵庫の方にはプリンも。
どうぞ、お食べ下さい。」
「ありがとうございます。」
「ふふ。化粧のことは殿方はいまいち反応悪いんで、できれば助言してください。」
「ええ、もちろん。」
「では。クインタ殿も、カリク殿もこれで失礼します。
ムムロズ殿、では混合いはじめの月の日に。」
ガイライがここから飛び出した隠密の後を追った。
カリクたちは押しつぶされるムムロズに驚いている。
が、自分たちに危害、もちろん、ムムロズも問題ないということは分かるだろう。
ニックさんが笑っている。
「ムムロズよ、ほんと鍛錬しないとダメだぞ?」
「お前は!お前はこれに耐えれるのか!!」
「それはいける。」
「それ?」
「それ以上のものを受けて失神した。」
「これ以上?」
鍛練中に今出せる、尚且つ死なないであろう気は皆受けている。
ことごとく失神した。
それ以上はダメだということだ。
「テルマも吹き飛んだんだぞ?」
「・・・・。」
「あれはおまけですよ。
さ、これで、護衛赤い塊のおおよそのことは皆が把握した。
モウモウ商会のこともね。
ネウロカートのザスを広げようとする輩はこっちを排除しようと動く。
もしくは捕らえに来るか。
もっと鍛錬しないといけませんね。
懸賞金も値上がりする。それにニバーセル側も便乗してくる。
コットワッツにかまってる暇はない。
よかった。」
「それが目的か?」
「まさか!商売をしたいのは本当ですよ?
アガッターの店、ここではミフィルの店かな?
そこで提供している1回1万リングの化粧法ご存じ?」
10番門で噂になっていたということで話をしていく。
あれに関係したのはあくまでサ行組だ。
そこで聞いた化粧法、それって、陸鳥の砂でいいんじゃない?
それを程よく消化したうんち。
洗えばなぜかいい匂いがする。
この話を持ち出す前に一応自分でも確かめた。
風を起こし、風上での作業。
水で流すので、鼻さえ守れば大丈夫だ。
陸鳥の砂を水に流してもいい匂いはしなかったし、粘度もでなかった。
あれか、ジャコウ猫みたいな?
古いフンでもダメだった。
あの飼育して失敗、そのまま放置したぐらいの時間。
硝石ができるまでの放置したフンはもはや別物。
いや、本来の姿、糞だ。
あの場所にあった硝石は全て回収すればいい。
卵採り組合的なものですべての荒野にある巣を探し出すはずだ。
その時同行するか。
いや、陸鳥のうんちの山の中に硝石があるということを誰も認識していない。
進化を止めることはしないが、それを先に回収するのは許されるか。
・・・ギリだな。
「この話を聞いて、すぐに試してみました。
これ、なかなかにいいんじゃないかなって。
この話を買ってほしい。
これを知っているのはほんの数人だ。
今後も使うつもりなのはわたしだけ。
わたしが今後も作れるということを条件に隠匿を掛けてほしい。」
ゼミナちゃんに念押しはしている。
わたしが隠匿を掛けるよ、と。
権利を手放すのならそれを買い取ると話をすれば、
また、化粧をしてほしいと言われた。
10回回数券を進呈。
わたしが生成した物を見せる。
ここからファンデーションを開発するもよし、香水を作るのもいいだろう。
香関連は隠匿は無理なんだったけ?
だとすれば、徹底的に秘密にするだろう。
ん?香産業のライバルを作ってしまったか?
いや、テルマおじいさま曰く、別のものが有ればそれだけ選択肢も増え、
お互いが売れる、はず。
「化粧か。その話は知っているが、
テンレ?どうおもう?」
「当たれば、10倍以上でしょう。が、そこまでのものかどうかは、
今の段階ではわかりません。」
「それはそうだ。明日、ミフェルの店に行けばいい。
そこで、お粗末な化粧法を見るでしょう。
その足で、10番門内のはずれの宿、フォンナとパーニュの宿を尋ねなさい。
わたしたちの名前は決して出さないで、噂を聞いたと。
パーミュのご母堂に面会しなさい。
そして、パーニュの娘、フォンナの奥方に聞いてみなさい。
できれば、10番門の顔役に納まってほしい。
20番門の顔役と取引をしてもね。」
「パーニュは19番門の宿を営んでるはずだが?」
「遅い!20番門の顔役にザスと女を扱わないのなら、
10番門で宿屋をやれと。
あたらしい宿の形を模索しているようです。
そこに儲けの話がある。投資すればいい。」
「・・・・。儲かる話だな。しかし、ただの話だ。
もっと、確実なものが聞けるのかと思っていた。
これではリングは払えない。」
そりゃそうだろ?
それとも、話だけ聞いて、払わないつもりだったか?
それは商売人として未熟だ。
「そんなことはない、このことを知っている口止め料は必要だ。
そして宿が繁盛すれば、
そこにモウモウ商会の商品を売り込むことはできる。」
「・・・ミフェルの店と10番門での話を聞いてからだな。」
「ツイミさん?ここで、彼らがわたしたちを出し抜いたら?」
「なにも、なにもできません。
話をする前に契約をしないと。」
「でも、ツイミさん、止めなかったよね?」
「当たり前です。ここで、出し抜けば、
中門新顔役の評判はなくなります。」
「そういうことはもちろんわかっておいでですよね?」
「当たり前だ。逆に、この話が嘘ならそれこそ、
モウモウ商会の信用はなくなるんだぞ?」
ここでムムロズが商売人としての圧を掛けてきた。
甘いわ!!
「あはははは!そんな話をよそでしてみろ、
新参素人行商に騙されたとして笑いの種になるぞ?
この話に乗った時点で契約は成り立っているんだ。
騙そうとしているわけではないんだから!
クインタ!これが新人の1回だけは許される特権だ。
ここぞという時に使えばいい。ただし2年以内、1回だけだぞ!」
「はい!!」
「クインタ!!」
「これは父上がまずい。
ここで脅しをかける必要なんてないんだ。
おじい様のようにすべてを受け入れてから吟味すればいい。」
「・・・・。」
「あと、笑顔だよね?沈黙もよろしくないんよ?
ムムロズさん?アヒルってご存じ?」
「「やめてくれ!!」」
マティスとニックさんの止めが入った。
「なんだ?」
「いや、商売人に笑顔は必要ということですよ?」
「モウちゃん?そろそろ戻ろう。」
「ん?時間?」
ルカリさんと手合わせだ。
それに混合いはじめの会合がある。
その準備もいる。
セサミン達は馬車で出発しているはず。
誰かが交代で走らせているだけだが。
王都入りをする前に馬車の仕上げをしてしまわないと。
「今のお話、お気に召したら、こちらの条件を呑んでほしい。
対価はリングではないんだ。もちろん、砂漠石でも砂金でもない。
陸鳥砂とそこから湧き出ている水の使用権。
そして、陸鳥の糞尿の山から産出されるものの使用権。
これにはギー及び、ギーの卵は入らない。
それを認めてほしい。
隠匿するのならわたしに使用を許すとしてほしい。
権利を独占しようとしているわけではない。
こちらはこちらで使用したいだけだ。
商売は大々的にはしない。
化粧関連でそれは何だと聞かれれば、タフト街道中門で仕入れたと答える。
それともう一つ、10番門の顔役に納まり、その宿屋でキャムロンを出すのなら、
新しい調理法で。
マティス?ほかには?」
「ない。」
「ニックさん?」
「ない。」
「ツイミさん?」
「ありません。が、この取引、誰でもなにかあると思いますよ?」
「かまわない。あるのは事実だ。それは分かっているはず。
10倍の売り上げを成そうとする対価なのだから。よろしいか?」
「返事はいつすればいい?」
「混合いはじめに王都に来るのならその時に。」
「わかった。」
「よかった。あ!ガイライは?」
「ここに。」
ガイライが戻って来ている。
「問題は?いくつ?」
「3つ。20番と東が2つ。」
「!」
「当然、ご存じですね?では、撤収だ。」
「「「「応。」」」」
「モウ殿!」
テンレさんだ。
「どうしました?ああ、そのクッションは差し上げますよ?
お気に召しましたらまたご購入ください。」
「ありがとうございます。
あの、この子に、何も影響はないんですね?」
「ありませんよ。なにも。大丈夫。
不安にさせてしましましたね。大丈夫です。
だって、いま、ザスを吸いたいなんて思わないでしょ?」
「思いません!」
「母親のね、食べたものが栄養となって子供に行くんですよ。
で、母乳は母親の血液から作られるんですよ。
血ね。それが、栄養になってるんですよ?
だから、おいしいもの、栄養のあるものを食べないといけない。
お酒ばっかりではなくね。
じゃ、血を作るお肉がいいのかっていうと、ばっかりだとダメだとか。
いろいろ食べてください。
ああ、これは聞いた話ですけど、
いままでそんなに好きじゃなかったのに、急に食べたくなるってことが
妊娠中にあるのだとか。
テンレ殿は甘いものでしょ?それ、赤ちゃんが欲してるんですって!
そんなこといって甘味ばっかり食べるわけにもいかないですから、やっぱり
いろいろなものをきちんと食べないと。
ふふふ。心配しないで?大丈夫、大丈夫。ね?」
「ええ。ほんと。ふふふ。やっぱり甘味が食べたいわ。」
「出したアイスが溶けるといけにないので、
一般サイズのもの置いて帰ります。貸出って奴です。
その中にアイスがありますので。冷蔵庫の方にはプリンも。
どうぞ、お食べ下さい。」
「ありがとうございます。」
「ふふ。化粧のことは殿方はいまいち反応悪いんで、できれば助言してください。」
「ええ、もちろん。」
「では。クインタ殿も、カリク殿もこれで失礼します。
ムムロズ殿、では混合いはじめの月の日に。」
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