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518:居住権
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「ニックさん買ってくるのかな?」
「でしょうね。買うというか、借りる権利ですね。
土地はあくまでも王都のものですから。」
「じゃ、急に出ていけなんてことはあるの?」
「ありますよ?ただ、その場合はかなりのリングを積まないと。
双方の同意が必要でね。これは大陸どこでも同じですよ。」
「ここを遊ばせているより、少しでも金が入るほうを選ぶだろうな。」
「そうだね。」
「来るぞ。」
「おう!待たせたな。」
「お疲れ様です。今日はほうじ茶ですよ。で、みたらし団子ね。」
「はー、いいな、ほんと。こういうのがいいな。」
ニックさんはおしぼりがお気に入りだ。
熱いおしぼりと、熱いお茶。で、みたらし団子。
うん、いいな。
「この一帯を年、1000リングで借りる。
それを毎年更新だ。さきに50年分契約してきた。
5万リングだ。
それを解除するには違約金として
残りの年数掛ける100万リングだ。」
1000リングは草原の土地に絡む税と同じだ。
さすが王都高いな。
「50年以降は?」
「50年だ。この年数がいいんだよ。
その土地で50年住んでいれば、優先は住人になるんだよ。
だから、下町は下町に住んでいる人間のものだし、
コットワッツも草原は草原の民が優先されるだろ?」
「あー、居住権?そういう権利なんだ。
50年が長いか短いはわかんないけど。へー。
じゃ、50年、その土地を不法に占拠できれば自分の物?」
「できればな。」
「なるほど。強硬な手段を取ってくるってことか。」
「そうだ。だから、先に50年契約したんだよ。」
「契約怖いね。なんか抜け道がありそう。」
「そりゃそうだ。そこはここが物を言う。」
「おお!」
ニックさんはにやりと頭を指さした。
「かっこいい!!」
あ、しまった。またマティスがガルル顔になる。
あれ?なってないな。でも、不機嫌だ。
「ま、マティスとワイプと繋げての交渉だったがな。」
「おお!マティス!さすがマティスだね。」
「繋げただけだ。ほとんどはワイプだ。」
「んーでも繋げたのはマティスでしょ?
マティスがいないと出来なかったことだよ。
てか、師匠も自分のことだからね。」
「そうよ。よくそんなこと気付くよなって。
さきに316-38区画に案内しようか。
それが終わったら、ブラスの家に戻って、
鉄板だけ抜いてくるよ。
それと刈れるだけ刈ってくる。炭焼きはここでもしたいんだがな。」
「そうか。じゃ、廻りに植えてみようかな。
なにを植えてもいいのかな?」
「それはかまわんよ?何をしようと自由だ。」
「鉄板を四方に埋めて、ブラスを植えよう。館の廻りをそのままもってこようね。
目かくしにもなるしね。」
「それは任せるよ。じゃ、いこうか。ちょっと歩くから。」
あなたのちょっととわたしのちょっとは違います。
まさにそれ。
結構歩きましたよ。しか荷重5だ。セサミンは2。
が、疲れなかった。えらいぞ、わたし。
セサミンも問題ないようだ。
かなり開けた区画。
が、建物は1棟のみ。
あの鶏館もかなりの年代物だったが、ここはそれの上を行く。
庭もきれいだったのだろう。
その痕跡だけが見て取れる。縁石のみがそのままだからだ。
「そこは旧王都って呼ばれる地区だ。
最初はここが王都だったんだがな。
なんでも、水が出なくなったってことで今の土地に移ったんだよ。
この建物だけなぜか残ったんだな。
後のはみんなばらして使ったらしいってよ。」
交渉してきた管理者のはなしだ。
歩きながら説明を聞いた。
いらない土地が手放せてホクホクだったそうだ。
隣の区画がコットワッツの滞在地になると知っていて、
話をふってきたそうだ。
あとで見て来ようとニックさんがいうと、
水を売りに行くと売れますよと言われたとか。
「水か。井戸は枯れてるって言ってたよね。水脈は?ある?」
「はっきりとはわかりません。が、気配はあります。
兄さん、どうです?」
「気配はわかる。余程弱いか、深いか。」
「ブラスの林は分かったのに?」
「あれはかなり浅いところだったからな。
水も豊富にあるからブラスも良く育ったんだろう。」
「姉さん、まったくないというわけではないようなので探せますよ。
コットワッツの滞在地となったので、領主の力も働くのでしょうから。 」
「じゃ、水は大丈夫だね。下水関係は飛ばそう。
ニックさんたちのは?」
「頼むわ。回収するように依頼したら、ありえない金額を言ってきた。
畑を作って肥料にするって言ってきたよ。
なんで回収するのが月一で1万なんだ?」
「高いんだよね?普通はどんなもん?」
「コットワッツでは月5回の回収で1リングですね。
大体100軒回るので、回収業者は月に100リング以の収入があるんですよ。」
「王都は5リングだな。
外れで回収するのに手間がかかるのは分かるが、1万はないな。」
「そうだね。舐めてるねー。
でも、肥料ね。おしっことうんちをわけて落ち葉に入れて攪拌だっけ?」
「よく知ってるな。今はそんなのしないからな。」
「じゃ、畑の肥料は?」
「ああ、家畜だ。あとは食べ残し。この量が多いからな。
人間様の糞尿は捨てるだけだな。イリアスでも田舎で使うぐらいだな。」
「そうか。あの村でも使ってた?」
「使ってたぞ?愛しい人は便所には行ってないからしらないか?
利用しているところは、土が入ってる。」
「おお!これからは利用させてもらうよ。」
「そうか?見るだけでいいと思うがな。」
「じゃ、おれは戻るよ。ここの手伝いはいらないんだな?」
「ええ。夜会には? 」
「ワイプがいるから護衛はいらないだろうな。」
「ガイライはきっとこっちに寄るだろうから、
その時なんか晩酌セット持って帰ってもらいますね。
ゆっくりしてくださいね。」
「それは楽しみだ。ありがとよ!」
おつまみは乾き物にしておこう。
お刺身系はまた今度だ。
「でしょうね。買うというか、借りる権利ですね。
土地はあくまでも王都のものですから。」
「じゃ、急に出ていけなんてことはあるの?」
「ありますよ?ただ、その場合はかなりのリングを積まないと。
双方の同意が必要でね。これは大陸どこでも同じですよ。」
「ここを遊ばせているより、少しでも金が入るほうを選ぶだろうな。」
「そうだね。」
「来るぞ。」
「おう!待たせたな。」
「お疲れ様です。今日はほうじ茶ですよ。で、みたらし団子ね。」
「はー、いいな、ほんと。こういうのがいいな。」
ニックさんはおしぼりがお気に入りだ。
熱いおしぼりと、熱いお茶。で、みたらし団子。
うん、いいな。
「この一帯を年、1000リングで借りる。
それを毎年更新だ。さきに50年分契約してきた。
5万リングだ。
それを解除するには違約金として
残りの年数掛ける100万リングだ。」
1000リングは草原の土地に絡む税と同じだ。
さすが王都高いな。
「50年以降は?」
「50年だ。この年数がいいんだよ。
その土地で50年住んでいれば、優先は住人になるんだよ。
だから、下町は下町に住んでいる人間のものだし、
コットワッツも草原は草原の民が優先されるだろ?」
「あー、居住権?そういう権利なんだ。
50年が長いか短いはわかんないけど。へー。
じゃ、50年、その土地を不法に占拠できれば自分の物?」
「できればな。」
「なるほど。強硬な手段を取ってくるってことか。」
「そうだ。だから、先に50年契約したんだよ。」
「契約怖いね。なんか抜け道がありそう。」
「そりゃそうだ。そこはここが物を言う。」
「おお!」
ニックさんはにやりと頭を指さした。
「かっこいい!!」
あ、しまった。またマティスがガルル顔になる。
あれ?なってないな。でも、不機嫌だ。
「ま、マティスとワイプと繋げての交渉だったがな。」
「おお!マティス!さすがマティスだね。」
「繋げただけだ。ほとんどはワイプだ。」
「んーでも繋げたのはマティスでしょ?
マティスがいないと出来なかったことだよ。
てか、師匠も自分のことだからね。」
「そうよ。よくそんなこと気付くよなって。
さきに316-38区画に案内しようか。
それが終わったら、ブラスの家に戻って、
鉄板だけ抜いてくるよ。
それと刈れるだけ刈ってくる。炭焼きはここでもしたいんだがな。」
「そうか。じゃ、廻りに植えてみようかな。
なにを植えてもいいのかな?」
「それはかまわんよ?何をしようと自由だ。」
「鉄板を四方に埋めて、ブラスを植えよう。館の廻りをそのままもってこようね。
目かくしにもなるしね。」
「それは任せるよ。じゃ、いこうか。ちょっと歩くから。」
あなたのちょっととわたしのちょっとは違います。
まさにそれ。
結構歩きましたよ。しか荷重5だ。セサミンは2。
が、疲れなかった。えらいぞ、わたし。
セサミンも問題ないようだ。
かなり開けた区画。
が、建物は1棟のみ。
あの鶏館もかなりの年代物だったが、ここはそれの上を行く。
庭もきれいだったのだろう。
その痕跡だけが見て取れる。縁石のみがそのままだからだ。
「そこは旧王都って呼ばれる地区だ。
最初はここが王都だったんだがな。
なんでも、水が出なくなったってことで今の土地に移ったんだよ。
この建物だけなぜか残ったんだな。
後のはみんなばらして使ったらしいってよ。」
交渉してきた管理者のはなしだ。
歩きながら説明を聞いた。
いらない土地が手放せてホクホクだったそうだ。
隣の区画がコットワッツの滞在地になると知っていて、
話をふってきたそうだ。
あとで見て来ようとニックさんがいうと、
水を売りに行くと売れますよと言われたとか。
「水か。井戸は枯れてるって言ってたよね。水脈は?ある?」
「はっきりとはわかりません。が、気配はあります。
兄さん、どうです?」
「気配はわかる。余程弱いか、深いか。」
「ブラスの林は分かったのに?」
「あれはかなり浅いところだったからな。
水も豊富にあるからブラスも良く育ったんだろう。」
「姉さん、まったくないというわけではないようなので探せますよ。
コットワッツの滞在地となったので、領主の力も働くのでしょうから。 」
「じゃ、水は大丈夫だね。下水関係は飛ばそう。
ニックさんたちのは?」
「頼むわ。回収するように依頼したら、ありえない金額を言ってきた。
畑を作って肥料にするって言ってきたよ。
なんで回収するのが月一で1万なんだ?」
「高いんだよね?普通はどんなもん?」
「コットワッツでは月5回の回収で1リングですね。
大体100軒回るので、回収業者は月に100リング以の収入があるんですよ。」
「王都は5リングだな。
外れで回収するのに手間がかかるのは分かるが、1万はないな。」
「そうだね。舐めてるねー。
でも、肥料ね。おしっことうんちをわけて落ち葉に入れて攪拌だっけ?」
「よく知ってるな。今はそんなのしないからな。」
「じゃ、畑の肥料は?」
「ああ、家畜だ。あとは食べ残し。この量が多いからな。
人間様の糞尿は捨てるだけだな。イリアスでも田舎で使うぐらいだな。」
「そうか。あの村でも使ってた?」
「使ってたぞ?愛しい人は便所には行ってないからしらないか?
利用しているところは、土が入ってる。」
「おお!これからは利用させてもらうよ。」
「そうか?見るだけでいいと思うがな。」
「じゃ、おれは戻るよ。ここの手伝いはいらないんだな?」
「ええ。夜会には? 」
「ワイプがいるから護衛はいらないだろうな。」
「ガイライはきっとこっちに寄るだろうから、
その時なんか晩酌セット持って帰ってもらいますね。
ゆっくりしてくださいね。」
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お刺身系はまた今度だ。
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