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エッセイ2020年5月20日。ここ10日ほどのこと。
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★アニマックスで一挙放送していた『鬼滅の刃』を今日、録画していた最終話まで観終わった。
あああ……終わった…………とやや放心状態。
つい先日原作が最終回を迎えたのだから、いずれ2期も始まるだろう。そうすればアニメも最終回だ。まだまだ中盤に差し掛かったばかりと言うのに細い神経だな~と感じる。毎回がクライマックスぐらいの盛り上がり方なんだもん……イッキ見しようとすると魂が疲弊する。それ故に、訴えかけてくるものは強い。原作単行本が全23巻なら財布へのダメージは少なかろう。思い切って原作も読んでみようかな。
個人的には善逸の存在と炭治郎、善逸、伊之助3人の絡みが大好きだ。少年たちのやり取りは観ていて楽しい。
善逸は重苦しくなりがちな作品世界の貴重なコメディーリリーフ的な役割があると言うのもそうだが、普段臆病で小さなことで喚いていて女好きで……それでも他人を認める気持ちと努力はなんだかんだと言ってやる姿、技が足りなくても『ひとつのことを極め抜け』という師匠の教えに懸命な様子に心打たれる。彼もきっと作者なりに現代人に伝えたい大切なメッセージが込められているのだろう。臆病でも他人を助けて、助け返してもらう。それも処世術や生き方の戦略のひとつでもあると思う。まあ、善逸の場合はれっきとした戦士で、喚くだけの弱者ではないのだが。
★『本当の自分を見つける文章術』という本を凡そ10年振りぐらいに読み返す。当時『暁が教えてくれたもの。』など小説を初めて書き始めた時期に出会った本だ。
書店の『小説の書き方』のコーナーを見ると、大抵は『新人賞を取る為には』とか『長く売れ続ける為には』とか『読者や編集者に気に入られるテクニック』とか、商売やプロとして食っていく為の参考書ばかりが目立つ。
正直、そういうのは賢しい。
確かにそれで職業作家として生きていくのならそう言った知識や技術も役立つのかも知れない。
だが、少なくとも僕が求めているのはもっと精神論的なもので、どうすれば心豊かに創作が出来るのか……ということを伝えてくれる本だった。そうして出会ったのが『本当の自分を見つける文章術』だ。
戦前ぐらいから書かれた本だが、今から小説はじめ、創作をしたい人への良きメッセージがある。
自分の内面を見つめて、出来不出来に一切拘らず、ただ自分の根源の、本当の自己の語る『物語』を書き続けるのみ。創作の源泉はその真なる自己から書けば書くほど湧いてくる。そんな教えだ。
虚飾や半端な技巧に囚われずに、素直に表現する。失敗や批評などは一切気にしない。本当に書きたいものを書き、自分は(万人は)才能が必ずあり、伝えるべきメッセージや物語があると信じる。
正直、『聖霊』だとか『神と天使からの語り掛け』だとか、今となっては信仰というものに嫌悪を抱く僕にとって、作者のキリスト教的な言い回しは少々鼻につく。咀嚼するのに時間がかかり、読者の心に響かないということも多いだろう。
だが、僕が求めているのは偽りの無い、真に自分の気持ちが乗った物語を書く為の精神論だ。もっと情緒豊かに。もっと詩的に。自分の心に嘘偽り無く。
そう言った意味では、僕に響き、刺さるものがあった。
今僕は、ちょっとスランプである。
未完のまま凍結している小説をいくつも抱えているし、創作活動自体幽霊か何かのようにふらついている。本当に手掛けている作品をどう書き進めればいいのか解らず、失敗を恐れている。
そんな状況に埒を開けたい。自分の内面に向き合い、自問自答を続けて……自分の真の言葉と物語を書きたい。
そこで思い出したのが本書だ。
処女作である『暁が教えてくれたもの。』を書いていた頃は技術こそ稚拙だったが、自分の真なる心から湧き出る美しく、また神聖なものが描けていたと思う。
だから本書を改めて読み返すことにした。また繰り返し読むだろう。
そうすれば、虚栄心や技術至上主義な邪念を振り払い、初心にかえってもっと良い小説……ひいては他の創作にも良い影響を受けるのではないか、という願いだ。
書いてみたものがイマイチなら2作、3作と書いてから推敲する。手を極力止めない。
これは偶々だが、自己の内面と向き合いながら自問自答を繰り返し、真なる自分を見つけるには『日記』を書くのが良い、と書かれていた。
ちょうど、今気楽に書けるのはこのエッセイ。エッセイはほぼ日記に近い。
ならば、気晴らしも兼ねて迷った時はこうしてエッセイを書きまくれば良い訓練になるのではなかろうか。これも願いだ。祈りと言ってもいい。
★リングフィットアドベンチャー130日目を突破。もう体作りを始めてから半年が経つ。
半年……その言葉に書いていて驚く。いつの間にかそんなに継続していたのか。
半年前は体重が71kgあって(身長は178cmのはず)、腹も出ていたが……人気が沸騰し入手困難と言われた状況でリングフィットアドベンチャーを買えたのは僥倖という他ない。
リングフィットに加えて、僕はなるべく『歩く』ことを心掛けた。簡単に出来る有酸素運動だ。途中まではフィットボクシングも併せてやっていたが、身体を傷めると感じてやめた。
現在体重は59.5kg。-11.5kg。体脂肪率は大体16~17%代(体脂肪率と言うものは誤差が激しいのでなかなか正確な値は把握できないが)。身体は明らかに引き締まって細くなり、胸板は厚く、腹筋は6つに割れている。
正直、学生時代運動嫌いでお菓子好きな肥満児で……貶されっぱなしだった僕にとっては感激すら覚えるほどの変化だ。実際、見せかけだけでなくパワーもスタミナも付いてきたと思う。
ただ、このまま「目標達成!! ハイ終わり!!」とはいかん。
運動も食事も大切な生活習慣だ。やめてしまえばたちまちリバウンドする。
ダイエットも体力作りも一生かけてやって初めてダイエットや体力作り。僕はそう思う。ほんの一時痩せたり筋肉が付いたりして気持ちを離していては何ら変わらない。むしろ痩せたり太ったりを繰り返すことが最も身体に悪いのだ。
ただし!! やり過ぎて数字にこだわり過ぎるのも良くない。
体重も体脂肪率もカロリーも歩数も、半端な機械で測定したものよりもずっと体内に起きている変化は様々だ。歩数を計って10000歩、350kcalとスマートフォンに出ていても、実際はもっと強い運動効果が出ているものだ。何より、疲れ過ぎるとダウンしてしまう。これまで幾度となく燃え尽き症候群を起こしてダウンした。
数字よりも自分の身体感覚を信じて、疲れが出たら素直にペースを落とす。そして、僕のことだからペースを落とすことに我慢ならないならせめて、1時間仮眠を取るとか休養を大事にする。そう心掛けたいものだ。
ところで、散歩(ウォーキング)というものは創作に良いものらしい。
単なる美容健康の為の『歩く』動作ではなく、歩いてぶらぶらすることそのもので気持ちが高揚したり冷静になったりして、そこで創作のアイデアが浮かぶものだ。歩き終わって「ふう。そろそろ自宅か」という頃になって気持ちが疲労感と共に柔軟に弛緩し、ふと新鮮な思考や気持ちが浮かぶ。実際、今日も「これはいけるんじゃあないか」というアイデアが帰りに浮かんだ。今後もほどほどに続けよう。
あああ……終わった…………とやや放心状態。
つい先日原作が最終回を迎えたのだから、いずれ2期も始まるだろう。そうすればアニメも最終回だ。まだまだ中盤に差し掛かったばかりと言うのに細い神経だな~と感じる。毎回がクライマックスぐらいの盛り上がり方なんだもん……イッキ見しようとすると魂が疲弊する。それ故に、訴えかけてくるものは強い。原作単行本が全23巻なら財布へのダメージは少なかろう。思い切って原作も読んでみようかな。
個人的には善逸の存在と炭治郎、善逸、伊之助3人の絡みが大好きだ。少年たちのやり取りは観ていて楽しい。
善逸は重苦しくなりがちな作品世界の貴重なコメディーリリーフ的な役割があると言うのもそうだが、普段臆病で小さなことで喚いていて女好きで……それでも他人を認める気持ちと努力はなんだかんだと言ってやる姿、技が足りなくても『ひとつのことを極め抜け』という師匠の教えに懸命な様子に心打たれる。彼もきっと作者なりに現代人に伝えたい大切なメッセージが込められているのだろう。臆病でも他人を助けて、助け返してもらう。それも処世術や生き方の戦略のひとつでもあると思う。まあ、善逸の場合はれっきとした戦士で、喚くだけの弱者ではないのだが。
★『本当の自分を見つける文章術』という本を凡そ10年振りぐらいに読み返す。当時『暁が教えてくれたもの。』など小説を初めて書き始めた時期に出会った本だ。
書店の『小説の書き方』のコーナーを見ると、大抵は『新人賞を取る為には』とか『長く売れ続ける為には』とか『読者や編集者に気に入られるテクニック』とか、商売やプロとして食っていく為の参考書ばかりが目立つ。
正直、そういうのは賢しい。
確かにそれで職業作家として生きていくのならそう言った知識や技術も役立つのかも知れない。
だが、少なくとも僕が求めているのはもっと精神論的なもので、どうすれば心豊かに創作が出来るのか……ということを伝えてくれる本だった。そうして出会ったのが『本当の自分を見つける文章術』だ。
戦前ぐらいから書かれた本だが、今から小説はじめ、創作をしたい人への良きメッセージがある。
自分の内面を見つめて、出来不出来に一切拘らず、ただ自分の根源の、本当の自己の語る『物語』を書き続けるのみ。創作の源泉はその真なる自己から書けば書くほど湧いてくる。そんな教えだ。
虚飾や半端な技巧に囚われずに、素直に表現する。失敗や批評などは一切気にしない。本当に書きたいものを書き、自分は(万人は)才能が必ずあり、伝えるべきメッセージや物語があると信じる。
正直、『聖霊』だとか『神と天使からの語り掛け』だとか、今となっては信仰というものに嫌悪を抱く僕にとって、作者のキリスト教的な言い回しは少々鼻につく。咀嚼するのに時間がかかり、読者の心に響かないということも多いだろう。
だが、僕が求めているのは偽りの無い、真に自分の気持ちが乗った物語を書く為の精神論だ。もっと情緒豊かに。もっと詩的に。自分の心に嘘偽り無く。
そう言った意味では、僕に響き、刺さるものがあった。
今僕は、ちょっとスランプである。
未完のまま凍結している小説をいくつも抱えているし、創作活動自体幽霊か何かのようにふらついている。本当に手掛けている作品をどう書き進めればいいのか解らず、失敗を恐れている。
そんな状況に埒を開けたい。自分の内面に向き合い、自問自答を続けて……自分の真の言葉と物語を書きたい。
そこで思い出したのが本書だ。
処女作である『暁が教えてくれたもの。』を書いていた頃は技術こそ稚拙だったが、自分の真なる心から湧き出る美しく、また神聖なものが描けていたと思う。
だから本書を改めて読み返すことにした。また繰り返し読むだろう。
そうすれば、虚栄心や技術至上主義な邪念を振り払い、初心にかえってもっと良い小説……ひいては他の創作にも良い影響を受けるのではないか、という願いだ。
書いてみたものがイマイチなら2作、3作と書いてから推敲する。手を極力止めない。
これは偶々だが、自己の内面と向き合いながら自問自答を繰り返し、真なる自分を見つけるには『日記』を書くのが良い、と書かれていた。
ちょうど、今気楽に書けるのはこのエッセイ。エッセイはほぼ日記に近い。
ならば、気晴らしも兼ねて迷った時はこうしてエッセイを書きまくれば良い訓練になるのではなかろうか。これも願いだ。祈りと言ってもいい。
★リングフィットアドベンチャー130日目を突破。もう体作りを始めてから半年が経つ。
半年……その言葉に書いていて驚く。いつの間にかそんなに継続していたのか。
半年前は体重が71kgあって(身長は178cmのはず)、腹も出ていたが……人気が沸騰し入手困難と言われた状況でリングフィットアドベンチャーを買えたのは僥倖という他ない。
リングフィットに加えて、僕はなるべく『歩く』ことを心掛けた。簡単に出来る有酸素運動だ。途中まではフィットボクシングも併せてやっていたが、身体を傷めると感じてやめた。
現在体重は59.5kg。-11.5kg。体脂肪率は大体16~17%代(体脂肪率と言うものは誤差が激しいのでなかなか正確な値は把握できないが)。身体は明らかに引き締まって細くなり、胸板は厚く、腹筋は6つに割れている。
正直、学生時代運動嫌いでお菓子好きな肥満児で……貶されっぱなしだった僕にとっては感激すら覚えるほどの変化だ。実際、見せかけだけでなくパワーもスタミナも付いてきたと思う。
ただ、このまま「目標達成!! ハイ終わり!!」とはいかん。
運動も食事も大切な生活習慣だ。やめてしまえばたちまちリバウンドする。
ダイエットも体力作りも一生かけてやって初めてダイエットや体力作り。僕はそう思う。ほんの一時痩せたり筋肉が付いたりして気持ちを離していては何ら変わらない。むしろ痩せたり太ったりを繰り返すことが最も身体に悪いのだ。
ただし!! やり過ぎて数字にこだわり過ぎるのも良くない。
体重も体脂肪率もカロリーも歩数も、半端な機械で測定したものよりもずっと体内に起きている変化は様々だ。歩数を計って10000歩、350kcalとスマートフォンに出ていても、実際はもっと強い運動効果が出ているものだ。何より、疲れ過ぎるとダウンしてしまう。これまで幾度となく燃え尽き症候群を起こしてダウンした。
数字よりも自分の身体感覚を信じて、疲れが出たら素直にペースを落とす。そして、僕のことだからペースを落とすことに我慢ならないならせめて、1時間仮眠を取るとか休養を大事にする。そう心掛けたいものだ。
ところで、散歩(ウォーキング)というものは創作に良いものらしい。
単なる美容健康の為の『歩く』動作ではなく、歩いてぶらぶらすることそのもので気持ちが高揚したり冷静になったりして、そこで創作のアイデアが浮かぶものだ。歩き終わって「ふう。そろそろ自宅か」という頃になって気持ちが疲労感と共に柔軟に弛緩し、ふと新鮮な思考や気持ちが浮かぶ。実際、今日も「これはいけるんじゃあないか」というアイデアが帰りに浮かんだ。今後もほどほどに続けよう。
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