呪われた指輪を王太子殿下から贈られましたけど、妹が盗んでくれたので私は無事でした。

王太子殿下との望まない婚約はお互いに不幸の始まりだった。
後に関係改善を望んだ王太子から指輪が贈られたけど嫌な気持ちしか抱けなかった。
でもそれは私の勘違いで、嫌な気持ちの正体はまったくの別物だった。

――指輪は呪われていた。

妹が指輪を盗んでくれたので私は無事だったけど。
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