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13話
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現在俺とミラは六階層でレベル上げをしていた。主にミラの方であるけど、順調そのものであった。モンスターはオークとレッドボア。オークは二体でレッドボアは一体で出って来る。ドロップは肉と皮でどちらも需要があり、高く買い取りしている。ここに来る前にギルドで依頼表を、この二種類なので、レベル上げと同時に狩りまくっていた。
「カツヒロ両方ともカンストしたけど、どうすれば良いかな?」
「ミラは弓ってどうなの?」
「そうね、使える事は出来るよ。なんで?」
「弓にして、後ろから攻撃出来たら、これから楽になるのではって思ってね。」
「ああ~なるほど。じゃぁ、アーチャーにすれば良いかな?」
「そうだね。それともう一個は魔法使いにしておいてね。」
「は~い」
「取り合えず剣で攻撃で良いからね。弓は帰ってから作るから。」
「うん。分かった。」
それから、俺達は容赦なく戦っていき、七階層にやってきていた。七階層はレッドボアが二体に増えただけで、六階層と変わって無かった。俺は魔法で足止めして、ミラが止めを刺すってやり方でやっている。安全に倒してもらいたいからね。
さて七階層も終わり、八階層はうって変わって、空気が淀んでいた。その中でモンスターが現れた。それは大男に包帯が全身に巻かれたモンスターで、そうミイラ男だ。ミイラ男は両腕を前にして突っ込んでくる事が多くて、対応は簡単だった。突っ込んできたミイラ男を避けて、剣で切りつけると、一撃で消えて居なくなる。
その後、ミラがまたカンストとレベルが上がった。アーチャーをレンジャーにして、魔法使いを僧侶に変えた。レベルも俺に追いつきそうで、今は三十七だ。俺は変わってない。戦っているけど、率先して倒していない。今日のメインはミラなのだから、そこはどうでもいいし、仲間が強くなるのは嬉しい。
さて、そろそろ九階層に着くころ、一度休憩を挟んだ。場所は階段の近くで、安全に休めるようになっている、セーフティゾーンがある。セーフティゾーンは、各階層に必ず一か所あるので、助かっている。そのセーフティゾーンで飲み物を出して、軽く料理をすることにした。家で作って来たサンドイッチの入ったバケットを出して、ミラに渡す。
「ありがとう。」
「どう? 大丈夫そう?」
「うん。カツヒロのおかげで、楽に倒せているわ。」
「それなら良かった。でも無理はしないでね。」
「うん。分かっているわ。でもこのサンドイッチも美味しいわね。具材は何なの?」
「卵とハムを合わせた奴と卵だけの奴と、ハムと野菜を挟んだ奴だけ。」
「そうなんだ。じゃぁこの黄色のが?」
「そそ。それが卵サンドだね」
「美味しいから、いくらでも行けそうね。」
「あはは。お気に召したようで何より。」
「それでこの後は?」
「モグモグ…。そうだね、九階層に下りて、この辺りと変わらなければ、そのまま進んで、十階層に向かおうと思う。」
「その心は?」
「たぶんだけど、十階層で中ボスが控えていると、思うんだ。それで勝ったら、転送石で地上に戻ってくれば、楽かなぁって思っていてね。」
「あ~なるほど。転送石って五階層に一個だったわよね?」
「そそ。一階触れておくと便利だし、次からその階層から出来るか、一石二鳥ってね。」
「うんうん。」
「そろそろ、行こうか?」
「うん。」
俺達は片づけをして、九階層に下りてきた。九階層はミイラ男とスケルトンのコンビで、ミイラ男が二体に対して、スケルトンは三体だった。俺はミイラ男を受け持ち、ミラがスケルトンを相手にしてた。横目でミラを見ていたが、余裕で相対していたし、全て一撃だった。俺も余裕だった。勿論武器が良いからね。
それから程なくして、十階層の階段を見つけて下りて行った。十階層も五階層と同じで一本道で、奥に大きな扉が有った。
「さてと、ミラいくよ。」
「ええ。いつでも良いわよ。」
「よし! 開けるよ」
ギィィィ
俺達は扉を開け中に入って行った。中にはホワイトウルフ五体が、俺達を睨め付けるように、唸っていた。
『ガルルルル』
俺は魔法で【ファイアーストーム】を唱えて牽制し、チリジリになった所を、ミラがはぐれた一体を屠っていた。それを見た、ホワイトウルフはミラに飛びついていくが、それをさせずに俺が一体を倒していった。残り三体になったので、ミラと目で合図して、残りを蹂躙して、瞬く間に倒し終わってしまった。
ホワイトウルフのドロップ品は、白い皮と牙だった。宝箱は一個で、中には金貨の袋(100枚)が三袋と宝石が入っていた。武器はナイフで属性付きだった。名前はアイスファルコン。氷属性で中々の一品だった。
俺達は転送石に触って、地上に戻って来ると、外は夕やみに染まっており、急いでギルドに寄った。ギルドに行くとミラがCランクに上がったのだった。報酬もそれなりで、帰りに果実酒を買って、家に戻って来た。
その後俺は、料理を作り食事をして、工房に行った。今回はミラの弓を作る為である。弓はトレントの素材がまだ有るので、それとオリハルコンを合成していく。その加工をしてい居る時にちゃんと、エンチャットを施していく。最後に弦となるスパイダーシルクを何十にも重ね合わして、強度を出していく。そうしないと弦が切れて使い物にならないからだ。そうして出来た逸品がこれ。
セレスティアルスター
遺物級
自動修復
物理攻撃75%
経験値倍増
HP吸収
MP吸収
素晴らしい物が出来たのでミラに渡して、今日は一緒に風呂に入って、ゆっくり浸かって、ベットに直行して、抱き合いながら眠りにつくのだった。
翌朝、食事の後に、ミラと話し合っていた。
「ミラにちょっと相談があっるって言うか、今後の事を聞きたいんだけど、良いかな?」
「良いわよ。それで相談て?」
「十一階層からの事かな…。今は二人だけど、この先二人で、やって行けそうかな?」
「う~ん…。たぶんだけど無理よね。ちょっと十階層の中ボスで、厄介だったし、数が多くなると思うのよね」
「そうなんだよな。それでね、仲間を増やすのってどうかな?」
「良いと思うわよ。」
「仲間って何処で増やすのが一般的なの?」
「そうね、一番早いのは奴隷かしら。後は仲の良いパーティーを見つけるのだけど、そのやり方だと、色々と問題がね…。」
「ああ~なるほど。パーティーは時間かかるし、俺は良いや。」
「なら、奴隷かしらね」
「奴隷は何処で買える?」
「この街にも奴隷商が居るから、そこを当たってみましょうか?」
「そうだね。戦闘奴隷? 分かんないけどそう言う人が居れば良いけど…。」
「まぁ、行って見ないと解らないわ」
「行って見ますか。」
「うん。それでどの位欲しそう?」
「まぁこればっかりは、行かなきゃ決められそうにないな~」
「解った」
俺達は早速、奴隷商がいる、奴隷会館にやってきた。
「いらっしゃいませ。どの様な御用兼でしょうか?」
「戦闘奴隷が欲しくてね」
「そうですか。なら奥にお通しいたしますので、そこでお待ちください」
「解った」
外に居た男に奥の間に通してもらい、ソファーで待ってると、一人の男が出て来た。
「初めまして。私は奴隷会館のオーナーでガノスって言います。今日はどの様な件で?」
「初めまして。カツヒロって言います。今日は戦闘で役に立つ奴隷を探して来たのですが、居ますか?」
「ああ~冒険者さんですね。ダンジョンで仲間探しですか?」
「ええ。その通りなんですがどうでしょうか?」
「居ますよ。何なら見てみますか?」
「ああ、お願いできますか?」
「解りました。どうぞこちらに。」
俺達はガノスさんに付いていった。奴隷会館は五階建てで一階はホールと商談に使う応接間。二階は娼婦やメイド。三階は執事や農夫と言った職業の人達。四階と五階は俺達がお目当ての、戦闘に仕える奴隷。まず四階は男たちで五階が女性との事。
俺達はまず四階を見て回った。中には人間はもとより、エルフや獣人が居たので鑑定を使い見ていた。鑑定で引っかっかった、獣人を二名と話せないか聞いてみると、良いとの事だったので、話すことにした。
俺達は別室で待機してて欲しいとの事だったので、待っていると、先ほど指名した二人がやってきた。
「お待たせしました。ほらここに並べ」
「「はい」」
「えっと良いかな? 名前は? 左の人から教えてくれるかな?」
「はい。俺は虎族のデルセロっていいます。」
「僕は、ネズミ族のテオって言います」
「えっと、君たちは何が出来るの?」
「俺は前衛で戦うのがメインです」
「ぼ、僕は斥候が得意っす」
「なるほど。デルセロって言ったか。前衛って言っても色々あるけどどんなここが出来る?」
「はい。主に盾を持って仲間を守ることが得です。」
「解った。取り合えず保留にするかな。」
「「お願いです。俺(僕)をあなたのご主人なってください」」
二人は汗を垂らしながら、膝まついて懇願してきた。
「ん? ちょっと待ってて。他にも見たいから、焦らないで待ってて欲しいんだ。できる?」
「「はい」」
「主人五階も見たいけど良いかな?」
「喜んで。それでこの二人はどうしますか?」
「一応保留して、五階を見て改めて決めるよ。」
「解りました。」
俺達は五階に上がってまた鑑定を使いながら、見ていく。五階には良いのが居なかった。しかし気になった物が一か所扉が有って、あそこは何かって聞いたら、重病人が居るらしく、俺は気になったので、通してくれと頼んだ。
そして奥には怪我をした、女性が二人いてなぜ怪我をしていたのか聞いたら、戦争に巻き込まれたって言っていたので、この二人を貰えるのか聞いたら、安く提供出来るそうなので、四階の二人とこの二人を貰うって言ったら、オーナーは喜んで安く勉強するとの事だったので、買うことにした。全部で金貨100枚で買えたので、俺は袋を一つ渡して、四人を連れて帰って来た。怪我をした二人を二階に運び回復魔法をかける。【リザレクション】みるみる内に、欠陥部位が回復していって、すやすやと眠っていった。
「カツヒロ両方ともカンストしたけど、どうすれば良いかな?」
「ミラは弓ってどうなの?」
「そうね、使える事は出来るよ。なんで?」
「弓にして、後ろから攻撃出来たら、これから楽になるのではって思ってね。」
「ああ~なるほど。じゃぁ、アーチャーにすれば良いかな?」
「そうだね。それともう一個は魔法使いにしておいてね。」
「は~い」
「取り合えず剣で攻撃で良いからね。弓は帰ってから作るから。」
「うん。分かった。」
それから、俺達は容赦なく戦っていき、七階層にやってきていた。七階層はレッドボアが二体に増えただけで、六階層と変わって無かった。俺は魔法で足止めして、ミラが止めを刺すってやり方でやっている。安全に倒してもらいたいからね。
さて七階層も終わり、八階層はうって変わって、空気が淀んでいた。その中でモンスターが現れた。それは大男に包帯が全身に巻かれたモンスターで、そうミイラ男だ。ミイラ男は両腕を前にして突っ込んでくる事が多くて、対応は簡単だった。突っ込んできたミイラ男を避けて、剣で切りつけると、一撃で消えて居なくなる。
その後、ミラがまたカンストとレベルが上がった。アーチャーをレンジャーにして、魔法使いを僧侶に変えた。レベルも俺に追いつきそうで、今は三十七だ。俺は変わってない。戦っているけど、率先して倒していない。今日のメインはミラなのだから、そこはどうでもいいし、仲間が強くなるのは嬉しい。
さて、そろそろ九階層に着くころ、一度休憩を挟んだ。場所は階段の近くで、安全に休めるようになっている、セーフティゾーンがある。セーフティゾーンは、各階層に必ず一か所あるので、助かっている。そのセーフティゾーンで飲み物を出して、軽く料理をすることにした。家で作って来たサンドイッチの入ったバケットを出して、ミラに渡す。
「ありがとう。」
「どう? 大丈夫そう?」
「うん。カツヒロのおかげで、楽に倒せているわ。」
「それなら良かった。でも無理はしないでね。」
「うん。分かっているわ。でもこのサンドイッチも美味しいわね。具材は何なの?」
「卵とハムを合わせた奴と卵だけの奴と、ハムと野菜を挟んだ奴だけ。」
「そうなんだ。じゃぁこの黄色のが?」
「そそ。それが卵サンドだね」
「美味しいから、いくらでも行けそうね。」
「あはは。お気に召したようで何より。」
「それでこの後は?」
「モグモグ…。そうだね、九階層に下りて、この辺りと変わらなければ、そのまま進んで、十階層に向かおうと思う。」
「その心は?」
「たぶんだけど、十階層で中ボスが控えていると、思うんだ。それで勝ったら、転送石で地上に戻ってくれば、楽かなぁって思っていてね。」
「あ~なるほど。転送石って五階層に一個だったわよね?」
「そそ。一階触れておくと便利だし、次からその階層から出来るか、一石二鳥ってね。」
「うんうん。」
「そろそろ、行こうか?」
「うん。」
俺達は片づけをして、九階層に下りてきた。九階層はミイラ男とスケルトンのコンビで、ミイラ男が二体に対して、スケルトンは三体だった。俺はミイラ男を受け持ち、ミラがスケルトンを相手にしてた。横目でミラを見ていたが、余裕で相対していたし、全て一撃だった。俺も余裕だった。勿論武器が良いからね。
それから程なくして、十階層の階段を見つけて下りて行った。十階層も五階層と同じで一本道で、奥に大きな扉が有った。
「さてと、ミラいくよ。」
「ええ。いつでも良いわよ。」
「よし! 開けるよ」
ギィィィ
俺達は扉を開け中に入って行った。中にはホワイトウルフ五体が、俺達を睨め付けるように、唸っていた。
『ガルルルル』
俺は魔法で【ファイアーストーム】を唱えて牽制し、チリジリになった所を、ミラがはぐれた一体を屠っていた。それを見た、ホワイトウルフはミラに飛びついていくが、それをさせずに俺が一体を倒していった。残り三体になったので、ミラと目で合図して、残りを蹂躙して、瞬く間に倒し終わってしまった。
ホワイトウルフのドロップ品は、白い皮と牙だった。宝箱は一個で、中には金貨の袋(100枚)が三袋と宝石が入っていた。武器はナイフで属性付きだった。名前はアイスファルコン。氷属性で中々の一品だった。
俺達は転送石に触って、地上に戻って来ると、外は夕やみに染まっており、急いでギルドに寄った。ギルドに行くとミラがCランクに上がったのだった。報酬もそれなりで、帰りに果実酒を買って、家に戻って来た。
その後俺は、料理を作り食事をして、工房に行った。今回はミラの弓を作る為である。弓はトレントの素材がまだ有るので、それとオリハルコンを合成していく。その加工をしてい居る時にちゃんと、エンチャットを施していく。最後に弦となるスパイダーシルクを何十にも重ね合わして、強度を出していく。そうしないと弦が切れて使い物にならないからだ。そうして出来た逸品がこれ。
セレスティアルスター
遺物級
自動修復
物理攻撃75%
経験値倍増
HP吸収
MP吸収
素晴らしい物が出来たのでミラに渡して、今日は一緒に風呂に入って、ゆっくり浸かって、ベットに直行して、抱き合いながら眠りにつくのだった。
翌朝、食事の後に、ミラと話し合っていた。
「ミラにちょっと相談があっるって言うか、今後の事を聞きたいんだけど、良いかな?」
「良いわよ。それで相談て?」
「十一階層からの事かな…。今は二人だけど、この先二人で、やって行けそうかな?」
「う~ん…。たぶんだけど無理よね。ちょっと十階層の中ボスで、厄介だったし、数が多くなると思うのよね」
「そうなんだよな。それでね、仲間を増やすのってどうかな?」
「良いと思うわよ。」
「仲間って何処で増やすのが一般的なの?」
「そうね、一番早いのは奴隷かしら。後は仲の良いパーティーを見つけるのだけど、そのやり方だと、色々と問題がね…。」
「ああ~なるほど。パーティーは時間かかるし、俺は良いや。」
「なら、奴隷かしらね」
「奴隷は何処で買える?」
「この街にも奴隷商が居るから、そこを当たってみましょうか?」
「そうだね。戦闘奴隷? 分かんないけどそう言う人が居れば良いけど…。」
「まぁ、行って見ないと解らないわ」
「行って見ますか。」
「うん。それでどの位欲しそう?」
「まぁこればっかりは、行かなきゃ決められそうにないな~」
「解った」
俺達は早速、奴隷商がいる、奴隷会館にやってきた。
「いらっしゃいませ。どの様な御用兼でしょうか?」
「戦闘奴隷が欲しくてね」
「そうですか。なら奥にお通しいたしますので、そこでお待ちください」
「解った」
外に居た男に奥の間に通してもらい、ソファーで待ってると、一人の男が出て来た。
「初めまして。私は奴隷会館のオーナーでガノスって言います。今日はどの様な件で?」
「初めまして。カツヒロって言います。今日は戦闘で役に立つ奴隷を探して来たのですが、居ますか?」
「ああ~冒険者さんですね。ダンジョンで仲間探しですか?」
「ええ。その通りなんですがどうでしょうか?」
「居ますよ。何なら見てみますか?」
「ああ、お願いできますか?」
「解りました。どうぞこちらに。」
俺達はガノスさんに付いていった。奴隷会館は五階建てで一階はホールと商談に使う応接間。二階は娼婦やメイド。三階は執事や農夫と言った職業の人達。四階と五階は俺達がお目当ての、戦闘に仕える奴隷。まず四階は男たちで五階が女性との事。
俺達はまず四階を見て回った。中には人間はもとより、エルフや獣人が居たので鑑定を使い見ていた。鑑定で引っかっかった、獣人を二名と話せないか聞いてみると、良いとの事だったので、話すことにした。
俺達は別室で待機してて欲しいとの事だったので、待っていると、先ほど指名した二人がやってきた。
「お待たせしました。ほらここに並べ」
「「はい」」
「えっと良いかな? 名前は? 左の人から教えてくれるかな?」
「はい。俺は虎族のデルセロっていいます。」
「僕は、ネズミ族のテオって言います」
「えっと、君たちは何が出来るの?」
「俺は前衛で戦うのがメインです」
「ぼ、僕は斥候が得意っす」
「なるほど。デルセロって言ったか。前衛って言っても色々あるけどどんなここが出来る?」
「はい。主に盾を持って仲間を守ることが得です。」
「解った。取り合えず保留にするかな。」
「「お願いです。俺(僕)をあなたのご主人なってください」」
二人は汗を垂らしながら、膝まついて懇願してきた。
「ん? ちょっと待ってて。他にも見たいから、焦らないで待ってて欲しいんだ。できる?」
「「はい」」
「主人五階も見たいけど良いかな?」
「喜んで。それでこの二人はどうしますか?」
「一応保留して、五階を見て改めて決めるよ。」
「解りました。」
俺達は五階に上がってまた鑑定を使いながら、見ていく。五階には良いのが居なかった。しかし気になった物が一か所扉が有って、あそこは何かって聞いたら、重病人が居るらしく、俺は気になったので、通してくれと頼んだ。
そして奥には怪我をした、女性が二人いてなぜ怪我をしていたのか聞いたら、戦争に巻き込まれたって言っていたので、この二人を貰えるのか聞いたら、安く提供出来るそうなので、四階の二人とこの二人を貰うって言ったら、オーナーは喜んで安く勉強するとの事だったので、買うことにした。全部で金貨100枚で買えたので、俺は袋を一つ渡して、四人を連れて帰って来た。怪我をした二人を二階に運び回復魔法をかける。【リザレクション】みるみる内に、欠陥部位が回復していって、すやすやと眠っていった。
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