異世界で漢なスライムと結婚生活を送ります

私の結婚相手はスライムでした

私は異世界で幸せな結婚生活を送っています。
お相手はスライムさんです。
彼はとってもかっこいいんです！
とっても漢で私のためにせっせと夜遅くまで働いてくれて…
私を愛してくれる優しい彼です。


「おはよう…」


彼が起きてきました。
私は作ったひょうきん鳥の目玉焼きと白いご飯、山で採れた山菜を使ったスープ、ドリ牛から採れた牛乳を出します。
スライムがどうやって食べるかなんて今まで私は知りませんでした。

スライムは自由に変形できます。なので身体を変形させて手のような突起を出します。
スライムの表面はいろんなものがくっつきます。なのでフォークとナイフを手にくっつけて食べるわけです。

パクパクと元気に食べながら彼は毎日美味しいと言ってくれます。
そして彼はお仕事に行きました。
でも彼のお仕事を私はよく知りません。
なのでこっそり付いて行ってみることにしました。