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本編
69話 大工のドワーフ達
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「こんにちは!
今、皆さんが建て直しをしてくれている屋敷を国王陛下より下賜された、アーク・メイフィールド子爵です。
よろしくお願いしますね。」
「俺…私はこの大工衆の棟梁をしている…います、グラビスだ…です。
…子爵様、よろしくお願いします。」
「あの、グラビスさん、話にくいなら普段どおりに話してもらって構いませんよ。
自分も貴族っていう自覚は薄いので。」
「そ、そうか?なら、よろしく頼むぜ!子爵様!」
「アークで良いですよ。」
「わかった。よろしく頼むぜ!アーク!」
「しかし、大工のドワーフの方達にはご迷惑をお掛けしました。
申し訳ないです。」
「いや、3魔女に敵わないのはわかっていたから最初は要望にも答えていたんだが、そのうち、全体の工期に影響が出始めてな。
それでも我慢していたんだが、毎日、凄い量の注文が来るから、ついに頭にきちまってな。
俺達、大工衆で3魔女に立ち向かったんだが、見事に返り討ちだったぜ。」
「はぁぁ、なんだか申し訳ないです。
ただ、3魔女ってなんですか?」
「ん?3魔女ってのはあの3人のことさ。
普通は3巨頭とか3強とか言うんだろうけど、あの3人は魔物の大群相手でも盗賊相手でも問答無用で魔法をガンガン使って制圧するから、いつからか世間ではそう呼ばれているぞ。
まあ、3人の魔法を使う女性って事なんだろうな。
時と場合によっては味方をも巻き込むとか…」
「な、なるほど。あの3人にはお似合いと言えばお似合いですね。
3人の魔女じゃないんですね…」
「……まあ、そっちの意味かも知れんが本人達の前でそれは言わん方が良いぞ。」
「そうですね。気を付けます。」
そんな感じでアークとドワーフ達が雑談をしている。
「それで?本日はもうそろそろで暗くなるでしょうから、作業終了ですか?」
「あぁ、ここ数日はまともに休憩も睡眠も出来なかったから、出来ればそうしたいな。」
「それなら構いませんよ。
しっかり食事をしてしっかり休んでください。
あ、そうだ!これも差し上げるので皆さんで飲んでください。
まあ、翌日に響かないように、ほどほどにね。」
そういったアークの無限収納から
80Lサイズの樽(大)を5つ程出してドワーフ達に渡した。
「これは?……酒か!!」
「「「「「なに!?酒だと!!!」」」」」
「こ、この匂いは俺達ドワーフが普段から飲んでいる火酒よりも上等なもんだな!!旨そうだ!」
「「「「「旨そうだ!!」」」」」
「しかし、良いのか?こんな上等な酒を大樽で5個も貰って。」
「ええ、ドワーフの皆さんにはご迷惑をお掛けしたので、そのお詫びだと思っていただければ。」
「そうか、ここで断るのも悪いからな、ありがたく貰っておく。しかし、こんな上等な酒をどうやって手に入れたんだ?」
「あ~~それは秘密です。」
「そうか、まあ、詳しい詮索は止めておく。」
「そうしてください。
まあ、自分は屋敷が完成するまでこの敷地内にテントでも張って過ごすので何かあれば呼んでください。」
「え?ここで?宿とかは行かないのか?」
「ええ、僕は貴族の前に冒険者ですからね。
錬金術を使って武器を作ったり、あとは貴族として移動する時の馬車でも作って過ごそうかと思いまして…
そう考えると宿に泊まるよりはここの方が楽かなぁと思いましてね。」
「そうか、なら、俺達もここに泊まって良いか?」
「え?わざわざ外で寝なくても家に帰って寝た方が良いのでは?」
「なぁに、今日はこの酒で宴会をするからな!
家でやるより外の方がいいだろ!
だから、この辺を使わせてくれ!」
「なるほどね。そういうことならどうぞ、使ってください。」
《ねぇ、アークあのお酒ってさ…母様から貰ったヤツ?》
《あぁ、そうだよ。》
‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡
そう、アークがドワーフ達に渡した酒は‘日本酒’である。
何故アークが日本酒をそんなに大量に持っているかというと数日前に迷宮都市で食材集め等をしていた時に小豆を手に入れたので‘あんこ’を作りそれを元に“羊羹”や“最中”といった和菓子を作った。
それを天照大神へのお供え物として渡した。
最初は少量を渡したのだがあとからもっと沢山くれ!
と言われたためかなりの量を渡した。
次の日にも作った和菓子を神棚にお供えしたのだがいつまで経っても回収されないため、瑠璃とともに天照大神の元へ行ったアークだがそこで見た光景は凄いものだった。
「…は、母様?」
そう呟いた瑠璃は呆れていた。
「…えぇ~こりゃまた、凄いことになってるね。」
そう、アーク達が見た光景は
宇宙空間に雲で床を作り、6畳程の畳を敷き炬燵があった。
そこまでは日本の最高神である、天照大神のお気に入りの空間だと思えば普通であろう。
そして、その空間の主はどうしているのかというと炬燵から出て爆睡しているのだが…
‘九頭龍というラベルが付いた一升瓶’を抱き抱えて爆睡している。
そして、炬燵の上や周りには‘白鶴’‘八海山’‘獺祭’‘帝松’等々、様々な日本酒の一升瓶が大量に転がっていた。
アークが渡した和菓子も置いてある。
どうやら、和菓子を酒の肴に日本酒を飲んでいたようだ。
「うわぁ~~、これどうしようか?瑠璃?」
「うん、とりあえず、母様の妹に連絡したから来て何とかしてくれると思うよ…」
「え?天照大神の妹ってことは…月読尊様?」
「別に[様]は付けなくて良いですよ。」
「え?」
急に声を掛けられたアークが振り向くと二十歳前後に見える女性がいた。
「初めまして、アーク君。
私は月読尊、そこで酒瓶に抱きつきながら爆睡している、太陽神である天照大神の妹で月の神です。
そして、瑠璃ちゃん久しぶりね。」
「初めまして、よろしくお願いします。」
「おひさ~!」
「さて、あとは私がやるから貴方達は戻りなさい。
それと、姉さんには当分、禁酒させるのでこれは貴方にあげるわ。」パチンッ
そういった月読尊が指を鳴らすと‘日本酒’や‘焼酎’の様々な大きさの酒樽や一升瓶が現れた。
「これは姉さんが隠し持っていた酒の一部よ。
私が見つけたのはこれで全部だけど、色々な場所に隠しているみたいだから、これは全体の1/10にも満たないでしょうね。」
「こんなに大量にあるのに天照様の持ってる酒のほんの一部なんだ……」
アークも呆れるしかない。
「まあ、色々と使えるでしょうから、ありがたく貰っておきますね。」
そんなやり取りをしていると天照大神が目を覚ました。
「んにゅ?あら?アークに瑠璃ちゃん、それにツクヨミちゃんどうして皆こんなところにいるの?」
「え?いや、和菓子のお供えしたのにいつまでも回収されないので気になって見に来ました。」
「私はそんなアーク君と瑠璃ちゃんに呼ばれたのよ!
全く!瑠璃ちゃんに呼ばれて来てみれば、飲み過ぎで爆睡してるし!
失踪したガイアの代わりにこの世界の面倒を見ていたのはわかってますから、当分の禁酒と一部のお酒をアーク君に渡すってことで、この惨状は見逃しますよ。」
「え?」
そういわれた天照大神がやっと覚醒した状態で周りを見渡す。
飲み過ぎて二日酔いなのだろう。
頭を押さえながら自分の周囲に転がっている酒瓶を確認して、アークを見る。
正確にはアークの周囲にある酒瓶と酒樽を見ている。
「ア、ア、アーク!そ、そ、その酒瓶と酒樽はどうしたの?」
「私がアークにあげたんですよ。
大分前に姉さんが隠していたのは見つけていたので。」
「そ、それは秘蔵のお酒だから駄目~~!!!」
「駄目じゃありません!
アーク!さっさとしまいなさい!」
今まで落ち着いた状態で話していた月読尊が急に怒鳴りだした。
「わ、わかりました!!?」
急に怒鳴られたアークは驚きながらも酒をどんどんしまう。
「あちゃ~、これは完全に怒ってるなぁ、母様もそうだけど、ツクヨミ様も怒るとものすごく怖いからなぁ。
まあ、だいたいはだらしない母様に対してだけどね…」
「あぁ、そうなんだ。」
「いやぁ~、アーク!返してぇ~!」
「黙りなさい!ガイアの代わりに色々とやっていたので大変だったのはわかります!休憩したり、息抜きに酒を飲むのも良いですが、何事にも限度って物があるでしょうが!!!」
「うわぁぁぁん!」
「アーク!もう、戻って良いです!姉さんにはしっかりと話しておきますので!」
「あ、はい。わかりました。」
こうして、アークと瑠璃は現実の世界へと戻っていった。
そして、神界では酒を持って行かれてギャン泣きしている天照大神とこの惨状に激怒して姉に怒っている月読尊の姿が残っていた。
‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡
《あの時は凄かったねぇ、見た目は完全に小学校1、2年生ぐらいの幼女が酔っ払って一升瓶に抱きついてるってのはなかなか見れないよ。》
《母様が酔っぱらうってのはなかなか見ないから新鮮だったけどね。
和菓子が好きで、和菓子を食べると酒を飲みたくなるってのはわかってたけど、あんな風になったのは初めて見たけどね。》
《そ、そうなんだ。》
「さて、お前ら今日の仕事は終了だ!
そして、この場所を借りて宴会だ!」
「「「「「おぉぉぉぉぉ!!!」」」」」
そうして、ドワーフ達は宴会に突入していった。
===================
今回はこんな感じになります。
さて、この後はどうなるかな。
なお、感想等ございましたら気軽にください。
メンタルが弱いので暴言等はやめてください。
今、皆さんが建て直しをしてくれている屋敷を国王陛下より下賜された、アーク・メイフィールド子爵です。
よろしくお願いしますね。」
「俺…私はこの大工衆の棟梁をしている…います、グラビスだ…です。
…子爵様、よろしくお願いします。」
「あの、グラビスさん、話にくいなら普段どおりに話してもらって構いませんよ。
自分も貴族っていう自覚は薄いので。」
「そ、そうか?なら、よろしく頼むぜ!子爵様!」
「アークで良いですよ。」
「わかった。よろしく頼むぜ!アーク!」
「しかし、大工のドワーフの方達にはご迷惑をお掛けしました。
申し訳ないです。」
「いや、3魔女に敵わないのはわかっていたから最初は要望にも答えていたんだが、そのうち、全体の工期に影響が出始めてな。
それでも我慢していたんだが、毎日、凄い量の注文が来るから、ついに頭にきちまってな。
俺達、大工衆で3魔女に立ち向かったんだが、見事に返り討ちだったぜ。」
「はぁぁ、なんだか申し訳ないです。
ただ、3魔女ってなんですか?」
「ん?3魔女ってのはあの3人のことさ。
普通は3巨頭とか3強とか言うんだろうけど、あの3人は魔物の大群相手でも盗賊相手でも問答無用で魔法をガンガン使って制圧するから、いつからか世間ではそう呼ばれているぞ。
まあ、3人の魔法を使う女性って事なんだろうな。
時と場合によっては味方をも巻き込むとか…」
「な、なるほど。あの3人にはお似合いと言えばお似合いですね。
3人の魔女じゃないんですね…」
「……まあ、そっちの意味かも知れんが本人達の前でそれは言わん方が良いぞ。」
「そうですね。気を付けます。」
そんな感じでアークとドワーフ達が雑談をしている。
「それで?本日はもうそろそろで暗くなるでしょうから、作業終了ですか?」
「あぁ、ここ数日はまともに休憩も睡眠も出来なかったから、出来ればそうしたいな。」
「それなら構いませんよ。
しっかり食事をしてしっかり休んでください。
あ、そうだ!これも差し上げるので皆さんで飲んでください。
まあ、翌日に響かないように、ほどほどにね。」
そういったアークの無限収納から
80Lサイズの樽(大)を5つ程出してドワーフ達に渡した。
「これは?……酒か!!」
「「「「「なに!?酒だと!!!」」」」」
「こ、この匂いは俺達ドワーフが普段から飲んでいる火酒よりも上等なもんだな!!旨そうだ!」
「「「「「旨そうだ!!」」」」」
「しかし、良いのか?こんな上等な酒を大樽で5個も貰って。」
「ええ、ドワーフの皆さんにはご迷惑をお掛けしたので、そのお詫びだと思っていただければ。」
「そうか、ここで断るのも悪いからな、ありがたく貰っておく。しかし、こんな上等な酒をどうやって手に入れたんだ?」
「あ~~それは秘密です。」
「そうか、まあ、詳しい詮索は止めておく。」
「そうしてください。
まあ、自分は屋敷が完成するまでこの敷地内にテントでも張って過ごすので何かあれば呼んでください。」
「え?ここで?宿とかは行かないのか?」
「ええ、僕は貴族の前に冒険者ですからね。
錬金術を使って武器を作ったり、あとは貴族として移動する時の馬車でも作って過ごそうかと思いまして…
そう考えると宿に泊まるよりはここの方が楽かなぁと思いましてね。」
「そうか、なら、俺達もここに泊まって良いか?」
「え?わざわざ外で寝なくても家に帰って寝た方が良いのでは?」
「なぁに、今日はこの酒で宴会をするからな!
家でやるより外の方がいいだろ!
だから、この辺を使わせてくれ!」
「なるほどね。そういうことならどうぞ、使ってください。」
《ねぇ、アークあのお酒ってさ…母様から貰ったヤツ?》
《あぁ、そうだよ。》
‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡
そう、アークがドワーフ達に渡した酒は‘日本酒’である。
何故アークが日本酒をそんなに大量に持っているかというと数日前に迷宮都市で食材集め等をしていた時に小豆を手に入れたので‘あんこ’を作りそれを元に“羊羹”や“最中”といった和菓子を作った。
それを天照大神へのお供え物として渡した。
最初は少量を渡したのだがあとからもっと沢山くれ!
と言われたためかなりの量を渡した。
次の日にも作った和菓子を神棚にお供えしたのだがいつまで経っても回収されないため、瑠璃とともに天照大神の元へ行ったアークだがそこで見た光景は凄いものだった。
「…は、母様?」
そう呟いた瑠璃は呆れていた。
「…えぇ~こりゃまた、凄いことになってるね。」
そう、アーク達が見た光景は
宇宙空間に雲で床を作り、6畳程の畳を敷き炬燵があった。
そこまでは日本の最高神である、天照大神のお気に入りの空間だと思えば普通であろう。
そして、その空間の主はどうしているのかというと炬燵から出て爆睡しているのだが…
‘九頭龍というラベルが付いた一升瓶’を抱き抱えて爆睡している。
そして、炬燵の上や周りには‘白鶴’‘八海山’‘獺祭’‘帝松’等々、様々な日本酒の一升瓶が大量に転がっていた。
アークが渡した和菓子も置いてある。
どうやら、和菓子を酒の肴に日本酒を飲んでいたようだ。
「うわぁ~~、これどうしようか?瑠璃?」
「うん、とりあえず、母様の妹に連絡したから来て何とかしてくれると思うよ…」
「え?天照大神の妹ってことは…月読尊様?」
「別に[様]は付けなくて良いですよ。」
「え?」
急に声を掛けられたアークが振り向くと二十歳前後に見える女性がいた。
「初めまして、アーク君。
私は月読尊、そこで酒瓶に抱きつきながら爆睡している、太陽神である天照大神の妹で月の神です。
そして、瑠璃ちゃん久しぶりね。」
「初めまして、よろしくお願いします。」
「おひさ~!」
「さて、あとは私がやるから貴方達は戻りなさい。
それと、姉さんには当分、禁酒させるのでこれは貴方にあげるわ。」パチンッ
そういった月読尊が指を鳴らすと‘日本酒’や‘焼酎’の様々な大きさの酒樽や一升瓶が現れた。
「これは姉さんが隠し持っていた酒の一部よ。
私が見つけたのはこれで全部だけど、色々な場所に隠しているみたいだから、これは全体の1/10にも満たないでしょうね。」
「こんなに大量にあるのに天照様の持ってる酒のほんの一部なんだ……」
アークも呆れるしかない。
「まあ、色々と使えるでしょうから、ありがたく貰っておきますね。」
そんなやり取りをしていると天照大神が目を覚ました。
「んにゅ?あら?アークに瑠璃ちゃん、それにツクヨミちゃんどうして皆こんなところにいるの?」
「え?いや、和菓子のお供えしたのにいつまでも回収されないので気になって見に来ました。」
「私はそんなアーク君と瑠璃ちゃんに呼ばれたのよ!
全く!瑠璃ちゃんに呼ばれて来てみれば、飲み過ぎで爆睡してるし!
失踪したガイアの代わりにこの世界の面倒を見ていたのはわかってますから、当分の禁酒と一部のお酒をアーク君に渡すってことで、この惨状は見逃しますよ。」
「え?」
そういわれた天照大神がやっと覚醒した状態で周りを見渡す。
飲み過ぎて二日酔いなのだろう。
頭を押さえながら自分の周囲に転がっている酒瓶を確認して、アークを見る。
正確にはアークの周囲にある酒瓶と酒樽を見ている。
「ア、ア、アーク!そ、そ、その酒瓶と酒樽はどうしたの?」
「私がアークにあげたんですよ。
大分前に姉さんが隠していたのは見つけていたので。」
「そ、それは秘蔵のお酒だから駄目~~!!!」
「駄目じゃありません!
アーク!さっさとしまいなさい!」
今まで落ち着いた状態で話していた月読尊が急に怒鳴りだした。
「わ、わかりました!!?」
急に怒鳴られたアークは驚きながらも酒をどんどんしまう。
「あちゃ~、これは完全に怒ってるなぁ、母様もそうだけど、ツクヨミ様も怒るとものすごく怖いからなぁ。
まあ、だいたいはだらしない母様に対してだけどね…」
「あぁ、そうなんだ。」
「いやぁ~、アーク!返してぇ~!」
「黙りなさい!ガイアの代わりに色々とやっていたので大変だったのはわかります!休憩したり、息抜きに酒を飲むのも良いですが、何事にも限度って物があるでしょうが!!!」
「うわぁぁぁん!」
「アーク!もう、戻って良いです!姉さんにはしっかりと話しておきますので!」
「あ、はい。わかりました。」
こうして、アークと瑠璃は現実の世界へと戻っていった。
そして、神界では酒を持って行かれてギャン泣きしている天照大神とこの惨状に激怒して姉に怒っている月読尊の姿が残っていた。
‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡
《あの時は凄かったねぇ、見た目は完全に小学校1、2年生ぐらいの幼女が酔っ払って一升瓶に抱きついてるってのはなかなか見れないよ。》
《母様が酔っぱらうってのはなかなか見ないから新鮮だったけどね。
和菓子が好きで、和菓子を食べると酒を飲みたくなるってのはわかってたけど、あんな風になったのは初めて見たけどね。》
《そ、そうなんだ。》
「さて、お前ら今日の仕事は終了だ!
そして、この場所を借りて宴会だ!」
「「「「「おぉぉぉぉぉ!!!」」」」」
そうして、ドワーフ達は宴会に突入していった。
===================
今回はこんな感じになります。
さて、この後はどうなるかな。
なお、感想等ございましたら気軽にください。
メンタルが弱いので暴言等はやめてください。
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