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Extra2:Moonlight scandal
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「……直」
俺の名前を囁く透さんの声は掠れていて、目の前の鏡の中から艶っぽい漆黒の瞳に見詰め返される。
いつも『直くん』と呼んでくれる透さんが、エッチの最中に呼び捨てにする時は、余裕がなくなってきている証拠だ。
俺は肩越しに振り返って、直接透さんの瞳に視線を合わせる。キスしたい……。
言葉にしなくても、自然とお互いの唇が触れ合う。
二度三度と、啄ばむようにリップ音を響かせて、四度目に目を閉じてキスが深くなっていく。
舌を絡めて唾液を混じらせて、お互いの咥内を味わいつくすと、愛しさが込み上げてくる。
「透さん……大好き」
「俺も……大好きだよ」
キスの合間に言葉を交わして、またキスが深くなって、重ねた唇の隙間から熱い吐息が零れ出る。
唇を合わせたまま、透さんはゆっくりと律動を始めた。
「……ッ ん……、っん、は……ぁッ」
律動のリズムに合わせるように、重なった唇の隙間から喘ぎ声が漏れる。
透さんの動きが、段々と緩急をつけたものに変化していくと、もう唇を合わせていられなくなる。
「っあ、……あ、……っぁ」
濡れた鏡の表面に片手をついて、もう片手はその横にある手摺を掴んで、突き上げられる衝撃と快感を受け止める。
「……とお、るさんっ、……もっと……」
さっき焦らされた一番感じるところを、硬い先端でもっと刺激して欲しい。
「もっと? どうして欲しいの?」
「…………ぅ」
言葉が詰まり、乱れた呼気で目の前の鏡が曇っていく。手で拭うと、鏡の中の透さんは余裕無さげな表情で眉を寄せていた。
「……直、もっと、甘えて」
「――――っ!」
そんな表情で、甘い声で囁かれると、俺の羞恥心なんて簡単にぶっ飛んでしまう。
「……俺……の、一番好きなとこ、もっ……と、突いてほし……っ」
言い終わらないうちに、そこを何度も狙って攻められて、思考も侵されていく。
後孔からくちゅくちゅと泡立つような水音が聞こえてきて、肌のぶつかる音にも煽られて、もう何も考えられなくなってきて、ただただ、快楽だけを追いかける。
「……っあ……あぁっ! と……、おるさんっ」
透さんの片方の手が俺の腰を支えながら、もう片方の手は前に回って俺の半身を握り込み上下に扱き始める。
「あぁ……っ、あッ……」
後と前を同時に刺激されると、一気に水位が上がってくる。
「……ッあ、もッ……、イキそ……ッ」
訴えると、俺の中で透さんのがドクンと脈打って、また大きく膨らんだのを感じた。
俺の名前を囁く透さんの声は掠れていて、目の前の鏡の中から艶っぽい漆黒の瞳に見詰め返される。
いつも『直くん』と呼んでくれる透さんが、エッチの最中に呼び捨てにする時は、余裕がなくなってきている証拠だ。
俺は肩越しに振り返って、直接透さんの瞳に視線を合わせる。キスしたい……。
言葉にしなくても、自然とお互いの唇が触れ合う。
二度三度と、啄ばむようにリップ音を響かせて、四度目に目を閉じてキスが深くなっていく。
舌を絡めて唾液を混じらせて、お互いの咥内を味わいつくすと、愛しさが込み上げてくる。
「透さん……大好き」
「俺も……大好きだよ」
キスの合間に言葉を交わして、またキスが深くなって、重ねた唇の隙間から熱い吐息が零れ出る。
唇を合わせたまま、透さんはゆっくりと律動を始めた。
「……ッ ん……、っん、は……ぁッ」
律動のリズムに合わせるように、重なった唇の隙間から喘ぎ声が漏れる。
透さんの動きが、段々と緩急をつけたものに変化していくと、もう唇を合わせていられなくなる。
「っあ、……あ、……っぁ」
濡れた鏡の表面に片手をついて、もう片手はその横にある手摺を掴んで、突き上げられる衝撃と快感を受け止める。
「……とお、るさんっ、……もっと……」
さっき焦らされた一番感じるところを、硬い先端でもっと刺激して欲しい。
「もっと? どうして欲しいの?」
「…………ぅ」
言葉が詰まり、乱れた呼気で目の前の鏡が曇っていく。手で拭うと、鏡の中の透さんは余裕無さげな表情で眉を寄せていた。
「……直、もっと、甘えて」
「――――っ!」
そんな表情で、甘い声で囁かれると、俺の羞恥心なんて簡単にぶっ飛んでしまう。
「……俺……の、一番好きなとこ、もっ……と、突いてほし……っ」
言い終わらないうちに、そこを何度も狙って攻められて、思考も侵されていく。
後孔からくちゅくちゅと泡立つような水音が聞こえてきて、肌のぶつかる音にも煽られて、もう何も考えられなくなってきて、ただただ、快楽だけを追いかける。
「……っあ……あぁっ! と……、おるさんっ」
透さんの片方の手が俺の腰を支えながら、もう片方の手は前に回って俺の半身を握り込み上下に扱き始める。
「あぁ……っ、あッ……」
後と前を同時に刺激されると、一気に水位が上がってくる。
「……ッあ、もッ……、イキそ……ッ」
訴えると、俺の中で透さんのがドクンと脈打って、また大きく膨らんだのを感じた。
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