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二十三話 画鋲
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俺のクラスではいじめが起きている。
しかも俺の好きな人が虐められている。
だけど俺には助けるような勇気はない。
好きな人が虐められているのを横目に、月日は経っていく。
「痛いっ!」
と、か弱そうな声が教室に入った途端聞こえてきた。お察しの通り声の主はいつもの人。
とか頭の中一人で話していると、衝撃的な光景がそこにはあった。
頭から大量の画鋲をかけられている少女の姿があった。半袖のシャツからはみ出た腕は、痛々しい跡が無数にあり、スカートから見える足には画鋲がぶっ刺さっていた。
余りに痛々しく、思わず目をおおってしまうほどだった。
「そろそろ死ぬぞ笑」
「いいよ、この際笑」
いじめっ子グループの不愉快な話し声が教室中に響いた。
その後何事も無かったように朝のホームルームが始まった。
俺の視界には先程まで虐められていた少女が俯いていた。そんな少女を助けるものなど、誰も居ない。
「いたっ」
「大丈夫?この画鋲変だよ」
何故があのいじめの後、使われた画鋲を使うと必ず怪我をしてしまうという祟り(?)のようなものが伝わるようになった。
真偽は不確かだが、俺の好きだった人はついに転校してしまったため知る術はない。
いじめなんて、あってはならない。
─────────────────────
こんな更新が続くなんて明日は空からチキンが降ってきますよ!
つまんないですね、すみません。
百物語を始めてからということ、いいことが極端に減った気がするんですよね…。
…気のせいか。
次回もお楽しみに!
しかも俺の好きな人が虐められている。
だけど俺には助けるような勇気はない。
好きな人が虐められているのを横目に、月日は経っていく。
「痛いっ!」
と、か弱そうな声が教室に入った途端聞こえてきた。お察しの通り声の主はいつもの人。
とか頭の中一人で話していると、衝撃的な光景がそこにはあった。
頭から大量の画鋲をかけられている少女の姿があった。半袖のシャツからはみ出た腕は、痛々しい跡が無数にあり、スカートから見える足には画鋲がぶっ刺さっていた。
余りに痛々しく、思わず目をおおってしまうほどだった。
「そろそろ死ぬぞ笑」
「いいよ、この際笑」
いじめっ子グループの不愉快な話し声が教室中に響いた。
その後何事も無かったように朝のホームルームが始まった。
俺の視界には先程まで虐められていた少女が俯いていた。そんな少女を助けるものなど、誰も居ない。
「いたっ」
「大丈夫?この画鋲変だよ」
何故があのいじめの後、使われた画鋲を使うと必ず怪我をしてしまうという祟り(?)のようなものが伝わるようになった。
真偽は不確かだが、俺の好きだった人はついに転校してしまったため知る術はない。
いじめなんて、あってはならない。
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こんな更新が続くなんて明日は空からチキンが降ってきますよ!
つまんないですね、すみません。
百物語を始めてからということ、いいことが極端に減った気がするんですよね…。
…気のせいか。
次回もお楽しみに!
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