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ゴミ箱のナカミ
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とある集合住宅での話。
集合住宅の一室では、ある母子家庭が住んでおり、生活保護を自給する程に生活は貧窮していた。
また、母というのが子供に対してよく暴力を振るうことをしていた。
近所の人は暴行されている子供を見ても、何もすることが出来ず、子供はどんどんやつれていった。
ある日、子供が壁に落書きをしてしまった。
幼い子供のことだから、良くあることだろう。
だが、母はそれを許さなかった。
母は子供の首を掴むと、ベランダにある大きめのゴミ箱の中に入れたのだ。
母は「反省してなさい」と言い、ゴミ箱の蓋を閉め、蓋の上に重りを乗せた。
当時、七月の末ということもあり、かなり暑くなっていた。
ゴミ箱の中には生ゴミも入っており、とてつもない苦痛を子供は受けていた。
母はそのまま仕事へ向かってしまった。
もう大方想像はついただろう。
母が子供の存在に気づいたのは丸二日が経とうとしていた時だった。
ゴミ箱の蓋を急いで開けると、子供は顔の皮膚がほぼ無くなっていた。
ゴミ箱の中で虫が繁殖していて、顔がとてもムズムズして掻きむしったのだ。
病院に着いたころには命はなかった。
その後、母は逮捕された。
集合住宅の一室では、ある母子家庭が住んでおり、生活保護を自給する程に生活は貧窮していた。
また、母というのが子供に対してよく暴力を振るうことをしていた。
近所の人は暴行されている子供を見ても、何もすることが出来ず、子供はどんどんやつれていった。
ある日、子供が壁に落書きをしてしまった。
幼い子供のことだから、良くあることだろう。
だが、母はそれを許さなかった。
母は子供の首を掴むと、ベランダにある大きめのゴミ箱の中に入れたのだ。
母は「反省してなさい」と言い、ゴミ箱の蓋を閉め、蓋の上に重りを乗せた。
当時、七月の末ということもあり、かなり暑くなっていた。
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母はそのまま仕事へ向かってしまった。
もう大方想像はついただろう。
母が子供の存在に気づいたのは丸二日が経とうとしていた時だった。
ゴミ箱の蓋を急いで開けると、子供は顔の皮膚がほぼ無くなっていた。
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