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第2章 冒険者達
索敵
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とりあえずハリネズミ級冒険者のアホ女に懐かれたことは置いておこう。なんか放置したら取り返しのつかない事になりかねないような気がしないでもないが、まあいざとなったら女神に何とかしてもらおう。
『ヤリ逃げは許しませんよ』
ヤッてないうちからそういうこと言って追い詰めるのはやめてくれ女神。こっちゃまだ十七歳の童貞高校生なんだぞ。ヤングケアラーになんかなりたくないんだ。
ラブコメとかでヤバい性格のサブヒロインから逃げ回る主人公見て「贅沢言いやがってうらやましいなド畜生」とか思ってたけどようやく奴らの気持ちが分かったわ。
そら多少性格に難があってもそれがむしろその子の魅力じゃん? とか思ってたりもしたけどね? でも私はね「多少」難があっても、と言ったんだ。ありゃパーフェクトじゃないか。
しかも直接プロポーズでもしてくれればまだ断りようもあるが、微妙に距離感を詰めながら直接告白はせずに外堀を埋めるような言動を繰り返してくる。
バカのくせに妙にそういうところ狡猾なんだよ。さすがはハリネズミ級冒険者といったところか。
「ところでアンスス。お主はこのダンジョンに入って怪しげな人物などは見ておらんか」
「ケツに剣の刺さった怪しげな男なら見たわ」
それは俺も見た。
「フェルネッド伯そっくりな人物やアンデッドなんかは見とらんかのう」
アスタロウの質問にアンススはぶんぶんと首を横に振る。役に立たない女だ。俺達より先にダンジョンに入ってたっていうのに結局何も掴んでないのか。ハリネズミ級っていっても所詮はこんなもんか。ゼロからのスタートだな。
「じゃあ、さっきまで儂らと一緒に四天王の一人、イルウという女がおったんじゃが、後を追えるか?」
おいおい、イルウがいなくなってからもう一時間以上経ってるだろう。痕跡も残ってないのにどうやって探すっていうんだ。犬かなんかじゃないんだから。
「やってみるわ」
一言いうとアンススは地面にはいつくばって匂いを嗅ぎ始めた。犬かなんかだこれ。
「……女? 男じゃなくて?」
「性別はどっちでもいい。ついさっきまでケンジと一緒におったんじゃ」
「ついてきて」
そう言うとアンススは鼻を鳴らしながら四つん這いのまま這っていく。マジかこの女。なんか俺が思ってたのと大分イメージは違うが、確かにそんな能力持ってるならハリネズミ級も頷けるってもんだ。匂いが追えるとはな。
「四天王は、敵? 見つけたら殺す?」
いまいち冒険者っていうのがどういう日常を送っているのか分からないんだがアンススは言う事が毎回毎回物騒なんだよな。何かあるとすぐに殺そうとするところがある。俺は言葉に詰まってしまったが、代わりにアスタロウが口を開いた。
「敵じゃが、殺せばいいってもんじゃない。そういう事もあるじゃろう」
「そうね。敵と味方で世界を色分け出来たら楽なんだけれど」
意外と素直に言う事を聞くし、アスタロウも上手く説明するな。このおっさん変態のくせにこういうところは妙に知恵が回るというか、本当にケツに剣が刺さってる以外は普通どころか有能なんだよなあ。
あとアンススの方は、なんだろう。受け答えはいい女風の格好いいセリフなんだけど、やってるのが這いつくばって地面の匂いをふんふん嗅いでることなんで、台詞と行動のギャップが凄いな。
ぼうっと考え事をしながらアンススの後をついていくと、彼女の動きが止まった。いや止まったというと語弊があるが、一カ所に停止したまましつこく何かの匂いを嗅いでいる。何か見つけたんだろうか。
しかしいまいち俺の思い描く冒険者像と合わないな。
なんかこう、冒険者ってもっと、盾と剣で武装して、弓矢や魔法を使って、強力なモンスターと戦う人たちってイメージだったんだけどなあ。
見てみればアンススはろくな武装をしてないし、道具の類もほとんど持ってない。道具は俺達もほとんど持ってないけど、町の近くだし泊まりにはならんだろうと思ってたからだ。
でも俺は腰のベルトに剣を提げてるし、アスタロウは……まあ、ケツの穴に剣が刺さってる。アンススの方はどうやら腰の後ろのところに短めの剣を一本持ってるくらいだろうか。マントで隠れててよく分からないけど。
「そう言えばアスタロウ、ダンジョンに入る前に町で回復薬のポーションとか買ってたと思うけどあれどうしたんだ? 見たところ手ぶらっぽいけど」
荷物運び用のロバはギルドに預けてきたんだけど、まさかダンジョン用に買った道具もそこに置いてきたのか? 俺も自分用の水くらいしか持ってないから人の事言えんが、他の大物荷物と一緒に置いてきたとしたら本末転倒過ぎる。
「安心せい。ちゃんと持ってきて……」
アスタロウが応えようとした瞬間、不意に視界が真っ暗になった。
ダンジョンの中は自然光は入ってこないが、ところどころに苔の様なものが光っていてある程度の色の濃淡が分かる程度の視界が確保できていた。その苔が一斉に無くなりでもしない限り視界が亡くなることなど無いはず。
それが羽織っていたマントを投げつけてきたアンススの仕業だと気づくまでにかかった時間はほんのコンマ数秒と言ったところか。すぐに身を引いて俺とアスタロウはそれを躱した。
だがまさか、こんなところでアンススが裏切るのか? だが違う。アンススは視界から外れてもいないし、俺達に攻撃の視線を投げかけてもいない。彼女の視線の先にあるのはついさっき彼女が投げつけたマントにある。俺がその視線につられてマントを見ると、何もないはずの空間に投げられたマントが何かに貼りついた状態になっていた。
それを見ても何か分からず、呆然とするしかできない俺達と、いち早くその存在に気付いたアンススの差がフクロネズミ級とハリネズミ級の差だろうか。どっちもネズミだから非常に分かりづらいが。
「ギッ……」
次の瞬間飛んできたのはアンススのマチェーテ。彼女のマントごと『なにか』を貫くと、岩壁に貼りついていた『それ』はぼとりと地面に落ちた。
アンススがマチェーテを引き抜き、マントをめくるとその下にいたのは人間の上半身くらいの大きさの巨大な甲虫だった。
「アンスス、これはいったい……?」
「わかんない。こわ……」
わあお。
てっきり経験豊富な先輩冒険者の知見が聞けるのかと思ったら、こいつ本能だけで敵を発見して一瞬で始末したっていうのか。余計に始末が悪いわ。
「こいつ、保護色で姿を隠してこちらを狙ってたようじゃのう」
そう言いながらアスタロウが甲虫をひっくり返す。背中は確かにダンジョンの岩肌と非常に良く似た色と質感をしている。それにしても巨大な顎だ。こんなデカい虫が人間みたいな大きな哺乳類を捕食しようと狙ってくるなんて怖すぎる。
「もしかすると、ターゲットが近いかもしれんぞ」
アスタロウの言葉にはなんか根拠があるんだろうか。
「これも収斂進化の一種じゃ。『視覚』に罠を仕掛けてくる生き物がいるという事は、他にも似たような罠を張ってくる魔物がいる可能性がある」
環境が同じなら似たような方向性の能力を持った生き物が複数種類いる可能性が高いってことか、つまりこの場合は人間そっくりに化けるドッペルゲンガーとかだな。
『ヤリ逃げは許しませんよ』
ヤッてないうちからそういうこと言って追い詰めるのはやめてくれ女神。こっちゃまだ十七歳の童貞高校生なんだぞ。ヤングケアラーになんかなりたくないんだ。
ラブコメとかでヤバい性格のサブヒロインから逃げ回る主人公見て「贅沢言いやがってうらやましいなド畜生」とか思ってたけどようやく奴らの気持ちが分かったわ。
そら多少性格に難があってもそれがむしろその子の魅力じゃん? とか思ってたりもしたけどね? でも私はね「多少」難があっても、と言ったんだ。ありゃパーフェクトじゃないか。
しかも直接プロポーズでもしてくれればまだ断りようもあるが、微妙に距離感を詰めながら直接告白はせずに外堀を埋めるような言動を繰り返してくる。
バカのくせに妙にそういうところ狡猾なんだよ。さすがはハリネズミ級冒険者といったところか。
「ところでアンスス。お主はこのダンジョンに入って怪しげな人物などは見ておらんか」
「ケツに剣の刺さった怪しげな男なら見たわ」
それは俺も見た。
「フェルネッド伯そっくりな人物やアンデッドなんかは見とらんかのう」
アスタロウの質問にアンススはぶんぶんと首を横に振る。役に立たない女だ。俺達より先にダンジョンに入ってたっていうのに結局何も掴んでないのか。ハリネズミ級っていっても所詮はこんなもんか。ゼロからのスタートだな。
「じゃあ、さっきまで儂らと一緒に四天王の一人、イルウという女がおったんじゃが、後を追えるか?」
おいおい、イルウがいなくなってからもう一時間以上経ってるだろう。痕跡も残ってないのにどうやって探すっていうんだ。犬かなんかじゃないんだから。
「やってみるわ」
一言いうとアンススは地面にはいつくばって匂いを嗅ぎ始めた。犬かなんかだこれ。
「……女? 男じゃなくて?」
「性別はどっちでもいい。ついさっきまでケンジと一緒におったんじゃ」
「ついてきて」
そう言うとアンススは鼻を鳴らしながら四つん這いのまま這っていく。マジかこの女。なんか俺が思ってたのと大分イメージは違うが、確かにそんな能力持ってるならハリネズミ級も頷けるってもんだ。匂いが追えるとはな。
「四天王は、敵? 見つけたら殺す?」
いまいち冒険者っていうのがどういう日常を送っているのか分からないんだがアンススは言う事が毎回毎回物騒なんだよな。何かあるとすぐに殺そうとするところがある。俺は言葉に詰まってしまったが、代わりにアスタロウが口を開いた。
「敵じゃが、殺せばいいってもんじゃない。そういう事もあるじゃろう」
「そうね。敵と味方で世界を色分け出来たら楽なんだけれど」
意外と素直に言う事を聞くし、アスタロウも上手く説明するな。このおっさん変態のくせにこういうところは妙に知恵が回るというか、本当にケツに剣が刺さってる以外は普通どころか有能なんだよなあ。
あとアンススの方は、なんだろう。受け答えはいい女風の格好いいセリフなんだけど、やってるのが這いつくばって地面の匂いをふんふん嗅いでることなんで、台詞と行動のギャップが凄いな。
ぼうっと考え事をしながらアンススの後をついていくと、彼女の動きが止まった。いや止まったというと語弊があるが、一カ所に停止したまましつこく何かの匂いを嗅いでいる。何か見つけたんだろうか。
しかしいまいち俺の思い描く冒険者像と合わないな。
なんかこう、冒険者ってもっと、盾と剣で武装して、弓矢や魔法を使って、強力なモンスターと戦う人たちってイメージだったんだけどなあ。
見てみればアンススはろくな武装をしてないし、道具の類もほとんど持ってない。道具は俺達もほとんど持ってないけど、町の近くだし泊まりにはならんだろうと思ってたからだ。
でも俺は腰のベルトに剣を提げてるし、アスタロウは……まあ、ケツの穴に剣が刺さってる。アンススの方はどうやら腰の後ろのところに短めの剣を一本持ってるくらいだろうか。マントで隠れててよく分からないけど。
「そう言えばアスタロウ、ダンジョンに入る前に町で回復薬のポーションとか買ってたと思うけどあれどうしたんだ? 見たところ手ぶらっぽいけど」
荷物運び用のロバはギルドに預けてきたんだけど、まさかダンジョン用に買った道具もそこに置いてきたのか? 俺も自分用の水くらいしか持ってないから人の事言えんが、他の大物荷物と一緒に置いてきたとしたら本末転倒過ぎる。
「安心せい。ちゃんと持ってきて……」
アスタロウが応えようとした瞬間、不意に視界が真っ暗になった。
ダンジョンの中は自然光は入ってこないが、ところどころに苔の様なものが光っていてある程度の色の濃淡が分かる程度の視界が確保できていた。その苔が一斉に無くなりでもしない限り視界が亡くなることなど無いはず。
それが羽織っていたマントを投げつけてきたアンススの仕業だと気づくまでにかかった時間はほんのコンマ数秒と言ったところか。すぐに身を引いて俺とアスタロウはそれを躱した。
だがまさか、こんなところでアンススが裏切るのか? だが違う。アンススは視界から外れてもいないし、俺達に攻撃の視線を投げかけてもいない。彼女の視線の先にあるのはついさっき彼女が投げつけたマントにある。俺がその視線につられてマントを見ると、何もないはずの空間に投げられたマントが何かに貼りついた状態になっていた。
それを見ても何か分からず、呆然とするしかできない俺達と、いち早くその存在に気付いたアンススの差がフクロネズミ級とハリネズミ級の差だろうか。どっちもネズミだから非常に分かりづらいが。
「ギッ……」
次の瞬間飛んできたのはアンススのマチェーテ。彼女のマントごと『なにか』を貫くと、岩壁に貼りついていた『それ』はぼとりと地面に落ちた。
アンススがマチェーテを引き抜き、マントをめくるとその下にいたのは人間の上半身くらいの大きさの巨大な甲虫だった。
「アンスス、これはいったい……?」
「わかんない。こわ……」
わあお。
てっきり経験豊富な先輩冒険者の知見が聞けるのかと思ったら、こいつ本能だけで敵を発見して一瞬で始末したっていうのか。余計に始末が悪いわ。
「こいつ、保護色で姿を隠してこちらを狙ってたようじゃのう」
そう言いながらアスタロウが甲虫をひっくり返す。背中は確かにダンジョンの岩肌と非常に良く似た色と質感をしている。それにしても巨大な顎だ。こんなデカい虫が人間みたいな大きな哺乳類を捕食しようと狙ってくるなんて怖すぎる。
「もしかすると、ターゲットが近いかもしれんぞ」
アスタロウの言葉にはなんか根拠があるんだろうか。
「これも収斂進化の一種じゃ。『視覚』に罠を仕掛けてくる生き物がいるという事は、他にも似たような罠を張ってくる魔物がいる可能性がある」
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