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第四章 ベルフェゴールの世界
夜闇の女王
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「くそっ、早いぞッ!」
赤い光点を目指して走りながら俺は呟く。
敵は俺が引き返してきたことに気付いて一目散に逃げだした。多分、近衛兵が立ち止まってキョロキョロした時から警戒はしてたんだろうな。尾行がバレたんじゃあないか、って。
だが転生チートをもらった勇者の力を舐めるなよ。女神の力を借りた俺の身体強化を使った追跡は振り切れない。って言ってて情けなくなってくるわ。
「あれ?」
おかしい。俺の光点と敵の光点が重なったのに誰もいない。もしかして『サーチ』の使い方が根本的に間違ってる?
「いや違う、上か!」
平面的に映してるから分からなかった。きっと建物の上だ。俺は跳躍し、地面を駆けるように建物の壁を蹴って屋根に上った。石造りの壁は多少の蹴りじゃビクともしない。
「見つけたぞ!!」
屋根の上に登ると、やはりいた。もはや観念したのかすぐに逃げようとはしない。グレーのフード付きコートを被った細身の人物。その容貌はフードを目深に被っているために伺い知れない。
にしても派手なコートだ。フードの縁にはとげのある鋲がついてて、金属の肩当ても縫い付けてある。こんな目立つ格好してるってことは最初っから建物の影じゃなくて屋根の上にいたんだな。
「バトルビーストみたいなコート着やがって! どうせカルアミルクだろ! フードを取って顔を見せろ!!」
だが少し違和感もある。カルアミルクの頭には立派な角がついてたはずだ。フードは被れないはず。もしかして今回は外見の違う奴に転生したのか?
「カルアミルク……人違いだな……」
高い声。え? 今回カルアミルクまだ声変わりしてないの? だから角も小さいとか?
ゆっくりと声の主はフードを下ろす。出てきたのは、褐色の肌にプラチナの如き美しい銀のロングヘア。涼やかな美しい顔立ちに長い耳。
エルフ……いや、肌が黒いからダークエルフか? しかも、コートの下にはロングのワンピース。控えめながらもその胸には谷間も見える。女性だ。
「え? なに? カルアミルク今回女の子に生まれ変わっちゃったの?」
「だからカルアミルクなど知らんと言っている」
半笑いで問いかける俺にエルフは精悍な目つきでこちらを見つめながら答える。うわあ、なんか、震えが来るくらいの美人だ。見据えられただけで蛇に睨まれた蛙のように身動きが取れなくなってしまう。
というか……なんか、真面目な感じ? いやもちろん今までもずっと真面目にやってたんだけどさ?
「貴様がロローが召喚したという、愚かなる者共の勇者か……己の力が何をもたらすかもわからずに……」
何かおかしい。視界がぼやけるような、揺らぐような、不思議な感覚がある。
「人間共が何をしようとしているのか、正義はどちらにあるのか、己が目で確かめるとよい」
「サーチ!」
ダークエルフを見つけてから解いていたサーチをもう一度かけ直す。
「やられた、幻術か!」
視認している奴の姿とは裏腹に、いつの間にか赤い点は遠くに移動していた。それに気づくと同時に本当の映像が俺の視界に流れ込んでくる。もう200メートルは離れた位置にいる。空気の層を使ってレンズでも作ってたのか、実際には遠くにいて、少しずつ離れていたんだ。
「カルアミルクじゃねーのか、アイツ……」
『ケンジさん、今の人、もしかしたら魔王かもしれないですよ』
マジかベアリス。あんな年若い美女が? どう見ても二十代中盤くらいにしか見えなかったが。いや、エルフなら見た目と年齢が合致しないこともあんのかな。
釈然としないながらも、俺は王城への帰路へとついた。
――――――――――――――――
「それで勇者様、『敵』の方は……?」
自室に戻ると控えていた近衛兵に話しかけられた。そりゃそうだよな。気になるよな。俺は逃がしちゃった気まずさに一直線に自室に引きこもったつもりだったんだが、まさか自室の方で待ってるとは。
「いや、すまんが逃げられちゃった。偉そうな事言っといてごめん」
近衛兵は訝し気な視線を俺に投げかける。いや、何が言いたいかは分かる。そもそも尾行者に気付いたのも、接触したのも俺だけだからな。「危機感煽るために適当ぶっこいてんじゃねーか」とでも思ってるんだろう。
「ああ、そのぅ……魔王? っぽい奴? みたいな?」
我ながら何言ってんだこの男。異世界から来た男が急にこんなこと言いだしたら俺ならはっ倒すわ。
「へぇ……ふぅん……魔王、ッスか」
あ……あからさまに怪しんでるわ、こいつ。まあそうだよな。俺自身怪しんでるもん。そもそも情報源がベアリスだし。
「なんかさぁ、銀髪のダークエルフみたいな女に会ったんだよね……逃げられちゃったけど」
「なんと! まさか夜闇の女王バスカマリアに!?」
やった! 食いついた!! 大正解じゃい!!
「そうなんだよ~! もうさ、マリアちゃんすっげー強くってさぁ! あと一歩のところまで追いつめたんだけどさ? 俺に恐れをなして逃げちゃったっていうかさぁ!」
「陛下に報告してまいります」
「あっ……」
報告しちゃうの? まあいいか。どうせ戦ってはいない事なんてばれんだろう。会ったのは事実だし。
それにしてもあのお姉さん、マジで魔王だったのか。夜闇の女王バスカマリア? すげー中二臭い名前だな。あの美女を倒さにゃならんのか、気が重い。カルアミルクなら何の罪悪感もなく火葬できるんだけどな。
――――――――――――――――
「なるほど……バスカマリアと接触したと……」
「は……はい」
まさか王妃に呼び出されるとは。
というか何故王妃殿下? あれ? 王妃って陛下だっけ? 殿下だっけ? あれ? まずいぞ。これじゃこっちから呼びかけられない。また向こうの命令を一方的に聞くしかなくなる。
……たしか、天皇のときは『天皇、皇后両陛下』って言うよな……じゃあ陛下?
王妃陛下……なんか違う気がするな。王妃殿下……うん、こっちの方がしっくりくる。でも……殿下の方が下だからな。下の位に間違えたらなんか失礼な気がする。いっその事「王妃様」って呼ぶか? いやなんか子供っぽいよな。常識ない奴だと思われるよ。まあ、この夫婦よりはよっぽど常識あるけどさ。
だってさ……
王妃はまた前回と同じ全裸スタイルだ。国王陛下はいない。別の職務中なんだろうか。もちろん全裸の中年美女と二人きりじゃない。周りには近衛兵、書記官、様々な人が控えている。
いろいろと考え事をしていると王妃が声をかけてきた。
「バスカマリアとは、どのような戦いを?」
一番聞かれたくないところに突っ込んできやがった。
まあそりゃ気になるよな。敵の大将の戦力なんだから。俺だって気になる。誰だって気になる。とりあえず無難な答え方をしよう。
「その……炎の魔法を……」
「炎を!? 夜闇の女王がか?」
しまった! マリアちゃん炎使わないのか。そりゃそうだな。夜闇の女王だもんな。明るいの嫌だよね。
「いやその……炎を使ったのは、私で……」
まずい、まずいぞ。戦ってないのがバレる。戦ってないのがバレたら、今度はホントに接触したのか、ってのも疑われる。
接触はしたのに! ああ、こんなことなら戦闘したなんて嘘つくんじゃなかった! つい見栄張っちゃったよ!
「本当に……戦闘を……?」
まずい、王妃気付き始めたぞ。エルフエルフ……なんかこう、エルフが使いそうな攻撃手段を。弓矢……はダメだな、持ってなかったし。後から調査すればすぐわかる。エルフってどんな魔法使うんだ? 風魔法? 風ってなんやねん、そんなもんで人が殺せるかいな。
あっ、そうだ!
「幻術! 幻術を使いました!! 空気の層をいじって視界を歪めさせて!!」
「幻術……」
そう呟いて王妃の視線は宙を彷徨う。いや、ホントの話だぞこれは!
「なるほど……確かに奴の得意手であったな」
よかったぁ~、納得してもらえた。
「実のところを言うとな……魔王の情報が欲しくてそちを呼んだのではない」
え? そっちが本題じゃなかったの?
「お主に娘の、クーデルカの事を……んんっ」
え? ちょっと? おいやめろ。
「んなあああぁぁあ!!」
ぶりぶりびちゃあ!
「……クーデルカの事を頼みたいのだ」
今うんこする必要あった?
赤い光点を目指して走りながら俺は呟く。
敵は俺が引き返してきたことに気付いて一目散に逃げだした。多分、近衛兵が立ち止まってキョロキョロした時から警戒はしてたんだろうな。尾行がバレたんじゃあないか、って。
だが転生チートをもらった勇者の力を舐めるなよ。女神の力を借りた俺の身体強化を使った追跡は振り切れない。って言ってて情けなくなってくるわ。
「あれ?」
おかしい。俺の光点と敵の光点が重なったのに誰もいない。もしかして『サーチ』の使い方が根本的に間違ってる?
「いや違う、上か!」
平面的に映してるから分からなかった。きっと建物の上だ。俺は跳躍し、地面を駆けるように建物の壁を蹴って屋根に上った。石造りの壁は多少の蹴りじゃビクともしない。
「見つけたぞ!!」
屋根の上に登ると、やはりいた。もはや観念したのかすぐに逃げようとはしない。グレーのフード付きコートを被った細身の人物。その容貌はフードを目深に被っているために伺い知れない。
にしても派手なコートだ。フードの縁にはとげのある鋲がついてて、金属の肩当ても縫い付けてある。こんな目立つ格好してるってことは最初っから建物の影じゃなくて屋根の上にいたんだな。
「バトルビーストみたいなコート着やがって! どうせカルアミルクだろ! フードを取って顔を見せろ!!」
だが少し違和感もある。カルアミルクの頭には立派な角がついてたはずだ。フードは被れないはず。もしかして今回は外見の違う奴に転生したのか?
「カルアミルク……人違いだな……」
高い声。え? 今回カルアミルクまだ声変わりしてないの? だから角も小さいとか?
ゆっくりと声の主はフードを下ろす。出てきたのは、褐色の肌にプラチナの如き美しい銀のロングヘア。涼やかな美しい顔立ちに長い耳。
エルフ……いや、肌が黒いからダークエルフか? しかも、コートの下にはロングのワンピース。控えめながらもその胸には谷間も見える。女性だ。
「え? なに? カルアミルク今回女の子に生まれ変わっちゃったの?」
「だからカルアミルクなど知らんと言っている」
半笑いで問いかける俺にエルフは精悍な目つきでこちらを見つめながら答える。うわあ、なんか、震えが来るくらいの美人だ。見据えられただけで蛇に睨まれた蛙のように身動きが取れなくなってしまう。
というか……なんか、真面目な感じ? いやもちろん今までもずっと真面目にやってたんだけどさ?
「貴様がロローが召喚したという、愚かなる者共の勇者か……己の力が何をもたらすかもわからずに……」
何かおかしい。視界がぼやけるような、揺らぐような、不思議な感覚がある。
「人間共が何をしようとしているのか、正義はどちらにあるのか、己が目で確かめるとよい」
「サーチ!」
ダークエルフを見つけてから解いていたサーチをもう一度かけ直す。
「やられた、幻術か!」
視認している奴の姿とは裏腹に、いつの間にか赤い点は遠くに移動していた。それに気づくと同時に本当の映像が俺の視界に流れ込んでくる。もう200メートルは離れた位置にいる。空気の層を使ってレンズでも作ってたのか、実際には遠くにいて、少しずつ離れていたんだ。
「カルアミルクじゃねーのか、アイツ……」
『ケンジさん、今の人、もしかしたら魔王かもしれないですよ』
マジかベアリス。あんな年若い美女が? どう見ても二十代中盤くらいにしか見えなかったが。いや、エルフなら見た目と年齢が合致しないこともあんのかな。
釈然としないながらも、俺は王城への帰路へとついた。
――――――――――――――――
「それで勇者様、『敵』の方は……?」
自室に戻ると控えていた近衛兵に話しかけられた。そりゃそうだよな。気になるよな。俺は逃がしちゃった気まずさに一直線に自室に引きこもったつもりだったんだが、まさか自室の方で待ってるとは。
「いや、すまんが逃げられちゃった。偉そうな事言っといてごめん」
近衛兵は訝し気な視線を俺に投げかける。いや、何が言いたいかは分かる。そもそも尾行者に気付いたのも、接触したのも俺だけだからな。「危機感煽るために適当ぶっこいてんじゃねーか」とでも思ってるんだろう。
「ああ、そのぅ……魔王? っぽい奴? みたいな?」
我ながら何言ってんだこの男。異世界から来た男が急にこんなこと言いだしたら俺ならはっ倒すわ。
「へぇ……ふぅん……魔王、ッスか」
あ……あからさまに怪しんでるわ、こいつ。まあそうだよな。俺自身怪しんでるもん。そもそも情報源がベアリスだし。
「なんかさぁ、銀髪のダークエルフみたいな女に会ったんだよね……逃げられちゃったけど」
「なんと! まさか夜闇の女王バスカマリアに!?」
やった! 食いついた!! 大正解じゃい!!
「そうなんだよ~! もうさ、マリアちゃんすっげー強くってさぁ! あと一歩のところまで追いつめたんだけどさ? 俺に恐れをなして逃げちゃったっていうかさぁ!」
「陛下に報告してまいります」
「あっ……」
報告しちゃうの? まあいいか。どうせ戦ってはいない事なんてばれんだろう。会ったのは事実だし。
それにしてもあのお姉さん、マジで魔王だったのか。夜闇の女王バスカマリア? すげー中二臭い名前だな。あの美女を倒さにゃならんのか、気が重い。カルアミルクなら何の罪悪感もなく火葬できるんだけどな。
――――――――――――――――
「なるほど……バスカマリアと接触したと……」
「は……はい」
まさか王妃に呼び出されるとは。
というか何故王妃殿下? あれ? 王妃って陛下だっけ? 殿下だっけ? あれ? まずいぞ。これじゃこっちから呼びかけられない。また向こうの命令を一方的に聞くしかなくなる。
……たしか、天皇のときは『天皇、皇后両陛下』って言うよな……じゃあ陛下?
王妃陛下……なんか違う気がするな。王妃殿下……うん、こっちの方がしっくりくる。でも……殿下の方が下だからな。下の位に間違えたらなんか失礼な気がする。いっその事「王妃様」って呼ぶか? いやなんか子供っぽいよな。常識ない奴だと思われるよ。まあ、この夫婦よりはよっぽど常識あるけどさ。
だってさ……
王妃はまた前回と同じ全裸スタイルだ。国王陛下はいない。別の職務中なんだろうか。もちろん全裸の中年美女と二人きりじゃない。周りには近衛兵、書記官、様々な人が控えている。
いろいろと考え事をしていると王妃が声をかけてきた。
「バスカマリアとは、どのような戦いを?」
一番聞かれたくないところに突っ込んできやがった。
まあそりゃ気になるよな。敵の大将の戦力なんだから。俺だって気になる。誰だって気になる。とりあえず無難な答え方をしよう。
「その……炎の魔法を……」
「炎を!? 夜闇の女王がか?」
しまった! マリアちゃん炎使わないのか。そりゃそうだな。夜闇の女王だもんな。明るいの嫌だよね。
「いやその……炎を使ったのは、私で……」
まずい、まずいぞ。戦ってないのがバレる。戦ってないのがバレたら、今度はホントに接触したのか、ってのも疑われる。
接触はしたのに! ああ、こんなことなら戦闘したなんて嘘つくんじゃなかった! つい見栄張っちゃったよ!
「本当に……戦闘を……?」
まずい、王妃気付き始めたぞ。エルフエルフ……なんかこう、エルフが使いそうな攻撃手段を。弓矢……はダメだな、持ってなかったし。後から調査すればすぐわかる。エルフってどんな魔法使うんだ? 風魔法? 風ってなんやねん、そんなもんで人が殺せるかいな。
あっ、そうだ!
「幻術! 幻術を使いました!! 空気の層をいじって視界を歪めさせて!!」
「幻術……」
そう呟いて王妃の視線は宙を彷徨う。いや、ホントの話だぞこれは!
「なるほど……確かに奴の得意手であったな」
よかったぁ~、納得してもらえた。
「実のところを言うとな……魔王の情報が欲しくてそちを呼んだのではない」
え? そっちが本題じゃなかったの?
「お主に娘の、クーデルカの事を……んんっ」
え? ちょっと? おいやめろ。
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