甘イキしながら生きてます

ナツキ

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に。

お正月です。【最終話】

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年が、あけました。


初詣は、夜中。


ゆうと先パイの家からは少し離れてるけど、有名な神社に行ったよ。



人が多くて。



真夜中なのに、ぎゅうぎゅう。










はい、ねらってました~♡

仕方なく、ゆうと先パイとくっついちゃってまーす♡♡



「伊織……」

「え?  なに♡」

「いや、いい」

先パイはそれに気づいたけど、周りは人だらけだったから話せなかったみたい。


ごめんね~♡


だって先パイ、外じゃ絶対に離れてるでしょ。

これなら、どさくさにまぎれて手なんかつなげちゃったりするかな、なんて。



でもとりあえず、肩がふれてるだけで我慢してる。

ダウン越しの、先パイの肩。

おれは頭を少しだけ傾ける。







長い列を少しずつ進んでいると。


左右に道が開けて、とたんにびゅうーっと風がふいた。

おれはブルッと身ぶるいをしちゃう。

そうしたら先パイ、おれの右手を、ポケットに入れてくれた。



えっ♡♡




「寒いな」

「う、うん」

うわ~、先パイ、外なのにおれの手をつかんでくれた~♡♡

「い、いいの?」

「今日は特別な」



うれしい~っ♡♡




身体がぽかぽかになって、真冬の寒さも耐えられそう。




カイロを2人でつかんで、暖まった。








手を合わせて、今年のお願いをしたあと、右を見ると、先パイはまだ目をつぶっていた。


はー、かっこいい♡


ゆっくりとまぶたを開けて、おれと目が合うと、少し恥ずかしそうな表情を浮かべた。

そして、2人でそろって一礼する。



自転車での帰り道は、先パイのポケットに手を入れたまま乗せてくれた。


暗闇ならではの特権だ。



今日こそは、脱いでくれるかな。












リビングのエアコンをつけるとすぐに、先パイはおれを抱きしめて、ローソファーに押し倒した。

深いキスをしながら、ダウンを脱がせてきて。




「んっあっ♡」

首すじにキスされながら、ちくびをこりこりされると、それだけであそこがじんじんしてくる。

「連日してるんだから、今日はイクの我慢しろよ?」

「はぁっ♡む、むりかもぉ♡」

爪でちくびをつままれ、おれはビクンと身体がはねた。

「ふぁ゛っ♡♡」

まだちんこ触られてないのに、マックスまで大きくなってて、甘イキをくりかえしてピクピク動いてる。

「はぁっ先パ、イッ♡きもちいい━━━♡」

「だめ、今日は1回しかイカせないからな」

「え、え━━━っんあ♡」

「もー伊織は淫乱だなあ。ちくび触っただけでイキそうか?」

先パイの吐息があごの下にかかって、またビクンとはねた。

「ご、ごめんなさい~」




だって。


だっておれ、神社の帰りからずっとちんこ立ってたの~!!

外でポケット越しに先パイの腰触れちゃったもんだから、うれしくて、うれしくて。


ずっと、とろとろ甘イキくりかえしてた~~~っ。


ううっ。


はずかしいっ。


「ゆ、ゆうと先パイ~おれ、もう我慢できない~1回イッちゃいそう」


もう、泣き言をいっちゃう。


そしたら、先パイが。


フッて笑って。



「だろうな、帰り道からずっと興奮してたもんな」


って。


ふ、ふううううう!!!



バレてたっ!!



ほんっっとに、はずかしいんだけど?!



「息があがってて、えろかった」




ひ、ひえ━━━━っっ!!!

「い、いわないでっ!!」


思わず顔をかくしちゃう。


先パイはいったん手をとめて、おれの服を全部脱がしてきた。


部屋があったまるのを待ってくれた先パイ、やさしい♡


「もうちょっと我慢できたら、オレも脱いでやるよ」


な、なんて交渉をしてくるの?!


や、やっぱいじわるっ!!



右手と腰をつかまれ、先パイは再び愛撫しはじめた。


「ふあっ♡♡」






おれは先パイに触れられるだけで甘イキをくりかえして、今年も生きていきますっ。







先パイが脱いでくれたかは、、、










さん。につづくっ?

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