甘イキしながら生きてます

ナツキ

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いち。

理由は教えてくれない。

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1度イッたことで、少し冷静になったおれは(賢者タイムとかいうんだよね?全然頭よくないけど) 、先パイがまだ1回も上を脱いだことないことに気づいた。

ただの、1度も。

脱がないなあ、とは思ってたけども。

ほんとに、1回も脱いでないじゃん。

サッカー部のみんなで海に遊びに行く、ていうときが夏にあったけど、そのとき先パイ行かなかったよね。
おれも行ってないけど。

あれ、しかも咲月学園って、プールないよな。

もしかして、徹底して肌見せないようにしてる……?



「ゆうと先パイ~おれも、先パイさわりたい」

「どこ?  ちんこ?」

「ちんこもだけどぉ、ちくびとか?  さわってもいい?」

Tシャツの裾から手を入れようと、裾に手を伸ばした瞬間。





先パイはベッドから立ち上がった。



「だーめ」



強い拒絶。




声色は穏やかだったけど、顔が笑ってなかった。



「えー、さわりたい~」

なにか理由があるのかな。

聞いたらだめかな?

先パイの様子をうかがう。

「だめ」

それしかいわなかった。




拒絶以外には、なにもなかった。



「残念~首はさわってもいいよね?」

いつも触れる首はOKなはずだが。

警戒したのか、「いや」といわれた。









とても、えっちが続けられる雰囲気ではなくなった。


反省。


やっぱり先に一ノ瀬先パイに探りをいれてからにすればよかった。


あー、ここから、挽回できるかな。

へたこいた自分にあきれる。


「ゆうと先パイ~、アルバム見たい」
服を着て、おれはなにもなかったかのように話しかけた。

「なに、アルバム?  中学校のときでいい?」

「うん」

おれが気にしない素振りを見せたことで、先パイの警戒心はとけたようだ。

良かったぁ。

となりにくっついて、ページをめくる。

「あ♡これゆうと先パイだ♡」

体育祭でバトンを渡す瞬間の写真があった。

かっこいい♡

「こっちに写ってるの、玲央だよ」

「あ、森内先パイも同じ中学校なんだ~」

「そう」

ふつうに話しかけてくれてる。

原状回復できたようだ。

本当は身体のこと聞きたいけど、今日のところは我慢することにした。

「伊織のアルバムは寮にある?」

「あー、ないかな。引っ越し多くて。ねえ、ゆうと先パイと写真撮りたいなぁ。寮にかざりたい」

「いいよ。スマホで撮って、コンビニで現像する?」

「うん♡♡」

今まで、寮にかざるものはなかった。

でもこれからはゆうと先パイとの写真をかざれるんだ♡
うれしくて、さっそくスマホを取り出した。








写真を何枚も撮ったあと、さっそくコンビニに行こうとしたら、先パイが引き止めた。

「……伊織、エッチしてないけど良かった?」

中途半端だったこと、気にしたのかな。

「おれはいいよ~?  先パイは?」

「……」

どっちだろう?

したいのかな?

出したいのかな?




「おれ、口でしようか?」


「……」

グイッと力強くひっぱり、おれを抱きしめた。




「……挿れさせて」




おれは喜んで受け入れる。

「うん♡♡」




お互い上は着たまま、下半身だけ脱いだ。先パイのちんこはすでに勃っていたが、まずはおれのアナルをほぐしてくれた。

くにゅくにゅ。

くにゅくにゅ。

「んっ♡  んっ♡」

勉強机にうつぶせにされ、おれは先パイの顔を見れないままアナルをぐにゅぐにゅさわられ、ちんこからポタポタとがまん汁を床に落としていく。

「挿れるよ」

久しぶりに、ゆうと先パイのちんこ食べれる♡

そう思うと、さっきのビミョーな『間』は気にならなかった。

「んあッ!!」

「やべぇ、キツい……ッ」

「やぁっ♡きもちぃい━━っ♡♡んあ♡ああ♡ぁああっ♡♡」

「はぁっはぁっ激しくしたらすぐイきそう」

「あんっ♡はげしいのも好き♡だけど、いっぱいしてほしぃい━━━ぁあっ♡♡もっとぉ♡♡もっといっぱいぐにゅぐにゅしてぇ♡♡♡♡♡」

「お前、しめすぎだろっ……」

「わ、わかんないっ♡気持ちいいのぉ━━━っっ!!」

「あー、ごめん、1回出すわ」

グチグチグチグチッ

バチュンバチュンバチュンバチュンッ


「ぁあ゛━━━━━っっっ♡♡♡♡♡やぁっイくっ♡おれもっ♡イっちゃうぅう━━━━━♡♡♡♡♡」




どくんっどくんっどくん━━━。

ゆうと先パイは、ナカにたくさん出してくれた。
おれも、あっけなく2回目を出してしまった。

「はぁ゛っはぁ゛っ」


おれは太ももがガクガクし、机にうつ伏したまま動けなかった。


はあー、気持ちよかったぁ♡♡

先パイが、汗ばんだ手でお尻をさすってくれる。

「乱暴にしちゃってごめんな」

全然、乱暴じゃないよぉー。

なにいってるの、先パイは。

おれ、ちょー幸せ♡♡



そんなおれとは裏腹に、先パイはちょっと苦しそうな、申し訳なさそうな顔をしたんだ。



あれれ?




なんでだろうね……。






粉砂糖みたいなゆうと先パイのえっちは、なんだか儚くて心もとない。
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