10 / 102
2・依頼人④小野寺瑛二
ケントさんち2
しおりを挟む
「信じられない、お前6回もイッたよな」
くたぁ~となった俺に先生は優しく介抱してくれた。
白濁の精液とベタベタとまとわりついたローション、そして喘いで垂れまくったヨダレを、濡らしたタオルで丁寧に拭いていってくれた。
風呂を促されたが、俺が「無理ィ……」と拒絶したからだ。
「もうメスイキ覚えるなんて、とんだ淫乱だったな」
「先生の……嘘つきィ……もうこんなことしないって言いませんでしたっけ?」
「チンコは入れないと言った」
「ひど」
思い返せば、確かに先生は『入れてやらない』と言った。ということはなんだ? 先生は俺をイカすだけで良いのだろうか?
「先生ー、」
「先生はやめろ。さん付けしろ」
「ケントさんー、俺だけメチャクチャ気持ち良かったですけど、それで良かったんですか」
「女とやるから大丈夫」
ケントさんは、フフ、と笑いながら返事した。
「今日ケントさんと転売のこと話したかったのに、もー俺、頭まわらないですけど~」
うとうとと眠りそうになりながら、俺は文句を言う。
「今夜はオレのベッドで話しながら寝るか?」
「うーん……」
思考力が低下し、ソファで深く沈みそうだ。
この前はゲストルームとかいって玄関近くの部屋に泊めてもらったっけ。今いるのは広いリビングキッチン、ケントさんの寝室見るの初めてだなぁ……
翌朝、ケントさんは上半身裸で隣に寝ていた。
結局話すことなく、俺はただスヤスヤと寝てしまったようだ。俺はそっと起き、慌ててシャワーを浴びに行く。
ケントさんって、けっこうキレイ好きっぽいけど、汚した身体でベッドに寝てしまって大丈夫だったかな。下手したらあのシーツ捨てるんじゃないかな……
と、ドキドキしながらリビングに行くと、ケントさんは起きてコーヒーを淹れてくれていた。
「ベッドでおはようのキスがなかったな」
ボン! と俺の理性が噴火した。
「なななななに言ってるんですか?!」
キッチンカウンターのそばに置いたテーブルに招かれ、軽くキスを受けマグカップを手渡された。
「ケ、ケントさんは俺のことどう思ってるんですかっ」
恋人のようなやり取りに、俺はドキマギしながら確認作業をする。
「えー? 女より壊れないオモチャかな」
「……」
「オレけっこう激しいから、いろんなプレイやってみたいけどさ、女の子相手だとかわいそうだろ。縛ったり、殴ったり、絞めたり。お前で試そうかな」
「……マジで朝から聞きたくない話でした」
「あまねはドMじゃないか。ピッタリだろ」
「えー……」
そうか? 痛いの我慢強い方だけども。
「東雲病院で会ったときも、駐車場でお前興奮したろ」
「ッ!!」
「無理やり口に突っ込まれたのに、半立ちしてたもんなぁ?」
ニヤニヤ、悪魔のような微笑みで俺を見つめる。
「ぅうーッ」
俺は恥ずかしくなり、赤面すると同時に涙が目に溢れた。
「その顔、すげー好き」
そう言って、ケントさんはもう一度俺にキスをした。
くたぁ~となった俺に先生は優しく介抱してくれた。
白濁の精液とベタベタとまとわりついたローション、そして喘いで垂れまくったヨダレを、濡らしたタオルで丁寧に拭いていってくれた。
風呂を促されたが、俺が「無理ィ……」と拒絶したからだ。
「もうメスイキ覚えるなんて、とんだ淫乱だったな」
「先生の……嘘つきィ……もうこんなことしないって言いませんでしたっけ?」
「チンコは入れないと言った」
「ひど」
思い返せば、確かに先生は『入れてやらない』と言った。ということはなんだ? 先生は俺をイカすだけで良いのだろうか?
「先生ー、」
「先生はやめろ。さん付けしろ」
「ケントさんー、俺だけメチャクチャ気持ち良かったですけど、それで良かったんですか」
「女とやるから大丈夫」
ケントさんは、フフ、と笑いながら返事した。
「今日ケントさんと転売のこと話したかったのに、もー俺、頭まわらないですけど~」
うとうとと眠りそうになりながら、俺は文句を言う。
「今夜はオレのベッドで話しながら寝るか?」
「うーん……」
思考力が低下し、ソファで深く沈みそうだ。
この前はゲストルームとかいって玄関近くの部屋に泊めてもらったっけ。今いるのは広いリビングキッチン、ケントさんの寝室見るの初めてだなぁ……
翌朝、ケントさんは上半身裸で隣に寝ていた。
結局話すことなく、俺はただスヤスヤと寝てしまったようだ。俺はそっと起き、慌ててシャワーを浴びに行く。
ケントさんって、けっこうキレイ好きっぽいけど、汚した身体でベッドに寝てしまって大丈夫だったかな。下手したらあのシーツ捨てるんじゃないかな……
と、ドキドキしながらリビングに行くと、ケントさんは起きてコーヒーを淹れてくれていた。
「ベッドでおはようのキスがなかったな」
ボン! と俺の理性が噴火した。
「なななななに言ってるんですか?!」
キッチンカウンターのそばに置いたテーブルに招かれ、軽くキスを受けマグカップを手渡された。
「ケ、ケントさんは俺のことどう思ってるんですかっ」
恋人のようなやり取りに、俺はドキマギしながら確認作業をする。
「えー? 女より壊れないオモチャかな」
「……」
「オレけっこう激しいから、いろんなプレイやってみたいけどさ、女の子相手だとかわいそうだろ。縛ったり、殴ったり、絞めたり。お前で試そうかな」
「……マジで朝から聞きたくない話でした」
「あまねはドMじゃないか。ピッタリだろ」
「えー……」
そうか? 痛いの我慢強い方だけども。
「東雲病院で会ったときも、駐車場でお前興奮したろ」
「ッ!!」
「無理やり口に突っ込まれたのに、半立ちしてたもんなぁ?」
ニヤニヤ、悪魔のような微笑みで俺を見つめる。
「ぅうーッ」
俺は恥ずかしくなり、赤面すると同時に涙が目に溢れた。
「その顔、すげー好き」
そう言って、ケントさんはもう一度俺にキスをした。
0
お気に入りに追加
44
あなたにおすすめの小説
身体検査が恥ずかしすぎる
Sion ショタもの書きさん
BL
桜の咲く季節。4月となり、陽物男子中学校は盛大な入学式を行った。俺はクラスの振り分けも終わり、このまま何事もなく学校生活が始まるのだと思っていた。
しかし入学式の一週間後、この学校では新入生の身体検査を行う。内容はとてもじゃないけど言うことはできない。俺はその検査で、とんでもない目にあった。
※注意:エロです
生意気ユカちゃん♂わからせ調教
おさかな
BL
大学デビューした元陰キャの湯川晶は、女装写真を使ってマッチングアプリで女性のふりをして悪戯をしていた。そんなことを繰り返しているうち、騙していた男たちに身バレしてとあるヤリ部屋に強制連行されてしまう……
+++++
凌○モノなのでひどい言葉や表現が多数あります。暴力はスパンキング程度。無理やり/おくすりプレイ/快楽堕ち/羞恥 などなど
俺の番が変態で狂愛過ぎる
moca
BL
御曹司鬼畜ドSなα × 容姿平凡なツンデレ無意識ドMΩの鬼畜狂愛甘々調教オメガバースストーリー!!
ほぼエロです!!気をつけてください!!
※鬼畜・お漏らし・SM・首絞め・緊縛・拘束・寸止め・尿道責め・あなる責め・玩具・浣腸・スカ表現…等有かも!!
※オメガバース作品です!苦手な方ご注意下さい⚠️
初執筆なので、誤字脱字が多々だったり、色々話がおかしかったりと変かもしれません(><)温かい目で見守ってください◀
【BL-R18】敗北勇者への快楽調教
ぬお
BL
※ほぼ性的描写です
人間の国々を脅かす魔王を討伐するために単身魔王の城へ乗り込んだ勇者。だが、魔王の圧倒的な力に敗北し、辱めを受けてしまうのだった。
※この話の続編はこちらです。
↓ ↓ ↓
https://www.alphapolis.co.jp/novel/17913308/135450151
怖いお兄さん達に誘拐されたお話
安達
BL
普通に暮らしていた高校生の誠也(せいや)が突如怖いヤグザ達に誘拐されて監禁された後体を好き放題されるお話。親にも愛されず愛を知らずに育った誠也。だがそんな誠也にも夢があった。だから監禁されても何度も逃げようと試みる。そんな中で起こりゆく恋や愛の物語…。ハッピーエンドになる予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる