記憶の魔女の涙と恋

ぽとり。涙を流す。すかさず受け止める。
記憶が、消える。感情が、癒える。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

記憶の魔女のティアは、王都の端で店を開いていた。

悲しい記憶に伴う感情を癒したり記憶そのものを消したりして、お客さまが明るい毎日を送れるようにお手伝いをするのが仕事だ。

ある日貴族の令嬢の護衛として店にやって来た騎士さまは、金髪に碧眼のイケメンで……!?

魔女の私の想いは、騎士であるあなたの邪魔になるはず。いっそのこと、この気持ちを消してしまうべきなの。



小説家になろう様でも投稿しています。
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