複数の小説投稿サイトを使ってみた。〜アルファポリス・小説家になろう・エブリスタ〜

書籍化とコンテストについて

【アルファポリス】
24hポイントが1500ポイント以上になると、管理画面から出版申請をすることができます。作者が自ら出版の検討をお願いできる素晴らしいシステムです。
ただ、1500ポイントを超えているからと言ってどんな作品でも書籍化される訳ではありません。作品を公開したばかりであったり、完結したばかりなどで一時的にポイントが高くなっているだけでは、申請が通らないことが多いです。一定期間にわたって高ポイントを維持できるような作品だけが申請を受理してもらえるのではないかと思います。
月に一度、「webコンテンツ大賞」と称して様々なジャンルでコンテストが開催されています。マイナーなジャンルであっても注目される機会が訪れます。
読者による投票やアクセス数などでランキング化されるので、埋もれている作品に日の目を見させるのはなかなか難しいかもしれません。
受賞作品に書籍化を確約するコンテストも開催されるので、そちらに応募してみるのも手だと思います。

【小説家になろう】
出版社がランキングなどを見て拾い上げてくださることがあります。その時は小説家になろうを通してお知らせが来ます。
また、書籍化を検討するコンテストなどに応募することも可能です。他のコンテストとの重複応募が可能なコンテストもあるので、要項をよく読んでみてください。

【エブリスタ】
常に多くのコンテストが開催されています。
書籍化を検討するコンテスト、コミカライズを検討するコンテスト、映像化コンテストなど様々です。
他にも、書籍化に直接つながる訳ではありませんが、受賞作品は「5分シリーズ」という短編集に掲載される可能性がある短編コンテスト「超・妄想コンテスト」も約2週間に1回開催されています。
執筆を応援するための、未完結でも応募できる「執筆応援キャンペーン」も定期的に開催されています。


コンテストに応募する時は、「時期がちょうどいいから」ではなく、そのレーベルの過去の書籍化作品などを確認し、作品がコンテストと合っているかを確認することをオススメします。
「良い作品」と「コンテストで入賞する作品」は必ずしもイコールではありません。書籍化をゴールとしていなければイコールになるかもしれませんが、「おもしろいけれどうちのレーベルには合わないな」と思われれば書籍化を確約される賞には入賞できないのではないでしょうか。
1つのコンテストで落選したからと言って、良い作品ではないということではないのです。


次は予約投稿についてです。