65 / 111
61. 襲撃とか銃撃戦とか
しおりを挟む
ものすごい衝撃が倉庫全体を揺らした。
冗談みたいに壁を破って、バリバリと破片を踏み荒らしながら大型のトラックが倉庫に突っ込んできてコンテナにぶち当たった。積み木が崩れるみたいにコンテナがガラガラとなだれ落ちる。
「きゃああああっ!! えっ、何!?」
作業中のトラックが居眠り運転でもしたんだろうか。
「事故……? 大変、運転手さん大丈夫かな!?」
立ち上がりかけたあたしの腕を、不意に蓮司さんが掴んだ。
「志麻さん、待って!」
「えっ」
強い力で引っ張られて、ソファの後ろに引きずり込まれる。
「な、何!?」
「身を低くしてください。僕が良いというまで動かないで」
あたしの体を押さえつけながら早口で告げる蓮司さんは、一瞬で雰囲気が変わっていた。さっきまでの柔らかな雰囲気は消し飛んで、鋭く尖った刃みたいに張り詰めている。
「ど、どうしたんですか?」
「しっ」
その時、何か呼び掛けるような声が聞こえた。どうやらトラックに乗っていた人が下りてきたようだ。早口でまくし立てるような言葉は、外国語でさっぱり聞き取れない。
「えっ、外人? 何語?」
「志麻さん!」
思わずソファから覗こうとしたあたしを、蓮司さんが押しとどめた。
「今のはイタリア語です。『ここにいるのは分かっている、出て来い』と言ったんですよ」
「蓮司さんイタリア語分かるんですか! すごい……って」
感心しかけたあたしは次の瞬間ハッとした。
そういえば、蓮司さんって今、イタリアマフィアに追われてるんじゃなかったっけ?
「まさか、それって……」
蓮司さんは硬い表情で小さく頷いた。
「志麻さん、鏡を持ってませんか」
「小さいので良ければ」
「充分です、貸してください」
コンパクトミラーを渡すと、蓮司さんは慎重にソファの影からミラーを差し出して向こうの様子を窺った。
「向こうは二人……銃を持ってます。おそらく、僕を探しているマフィアでしょう」
「ウソ、このタイミングで……!?」
思わず大きな声になりかけて、慌てて口を押えた。あちこち歩き回っているらしく、イタリア語でまくし立てる声が遠くなったり近くなったりする。
「……巻き込んでしまってすみません」
目の前にコンパクトミラーが差し出された。
「あなたのことは絶対に守ります」
あたしは深呼吸すると、コンパクトミラーを持つ蓮司さんの手を握った。
「あたしなら大丈夫です。朱虎から『危ないから来るな』って言われてたのに来たのはあたしですから」
蓮司さんを励ましたくて、ぎゅっと手に力をこめる。
「蓮司さんは自分の仕事に集中してください。あいつら捕まえるんでしょ? あたし、なんか手伝えますか? 囮とか」
ちらりと振り返った蓮司さんが微笑んだ。
「強いな、あなたは」
「へっ」
「格好いいなと思って」
耳がかっと熱くなるのを感じて、あたしは慌てて手を引いた。
前から思ってたけど、この人素になってから言葉がストレートになったな……攻撃力が高すぎる。
「囮は結構ですが、スマホをお持ちでしたら貸していただきたい」
「は、はいっ」
あたしは腹ばいになったまま、慌ててスマホを取り出した。蓮司さんは油断なく気を配りながらスマホを受け取ると、素早くタップして耳に当てた。
「……岩下です。マフィアが動きました、今襲撃されてます。二人、武器を所持しています。今から言う場所に至急応援願います……っ」
突然、至近距離の地面が弾けた。何かわめく声が近寄ってくる。
「ひゃっ、見つかった!?」
「志麻さんは動かないで!」
蓮司さんはスマホを放り出し、ソファから身を低くして飛び出した。連続して銃声が轟く中を駆け抜けて何かを拾い上げる。
黒ずくめの男が蓮司さんに向かって駆けていくのが見えた。思わず息を呑んだ瞬間、蓮司さんが素早く手に持ったものを構えて撃った。
「あっ、あれ、朱虎がさっき落とした銃……!」
目ざとく見つけていたらしい。相手が足を止めた隙に、蓮司さんはコンテナの影に素早く飛び込んだ。
「す、すごい、映画みたい……」
見とれていると、足元で何か声がしているのに気が付いた。転がったスマホがつながったままになっているようだ。
そういえばさっき、蓮司さんはここの住所を伝えられていなかった。
あたしは慌ててスマホを拾い上げた。
『――ってんだオイ! 生きてんのか死んでんのかだけでも報告しろっ、岩下!』
「うわっ!?」
耳に当てたとたん怒鳴り声がキンキン響いて来た。あんな会話の途中で放り出されたんだから無理もないけど、電話の向こうから聞こえてくる声はものすごく焦った感じだ。
「あの、蓮司さんは今手が離せません!」
『ああ?』
「代わりに住所言います! すぐ応援お願いします!」
相手は戸惑っていたけど、あたしは構わずに住所をまくし立てた。背後で断続的に銃声が聞こえて気持ちが焦る。
「聞こえましたよね? とにかく早くして!」
『あんた、雲竜志麻だな』
いきなり名前を呼ばれてぎょっとした。
『一度聞いた声は忘れねえんだ、俺は。前に駅で会ったろ』
あたしの頭に、駅で蓮司さんと一緒にいたブルゾンのおじさんがよぎる。
「……あ! あのヤクザみたいな!」
『あんたに言われちゃ世話ねえな』
電話の向こうでおじさんは太く笑った。
『岩下から話は聞いてるが、あんたいろいろ知りすぎちまったみてェだな』
色々ってつまり、蓮司さんが警察のスパイとかそういうことだろうか。
「ええ、あの、まあ」
『言いてェことは山ほどあるが、後回しだ。そっちはやべぇのか』
言いたいことって何だろう……というかこの人、言い回しがいちいちこっち側っぽいんだけど、警察って意外とこんな感じなんだろうか。
「激ヤバです!」
『分かった、なるべく急いで手配する。死ぬなよ、と岩下に言っといてくれ』
電話を切った直後、ひときわ激しい銃声の後にうめき声が聞こえた。
そろっとソファの影から様子を窺うと、蓮司さんが銃を構えて立っていた。薄く煙が上がる銃口の先には、黒ずくめのスーツの男が突っ伏して呻いている。傍には銃が転がっていた。
「Freeze!」
蓮司さんが鋭く叫んだ。スーツの男が銃へ伸ばしかけていた手をびくりと止める。
「うわあ……」
メチャクチャカッコいい。本当に映画のワンシーンみたいだ。
蓮司さん、警察辞めたら俳優として食べて行けるんじゃないだろうか。
思わず見とれていると、視界の隅で何かが動いた。
次の瞬間、銃声が鋭く響いた。蓮司さんが銃を取り落として腕を押さえる。押さえた手の下でシャツの袖が見る見るうちに赤く染まっていくのが分かった。
あたしは思わずソファにかじりついた。
「えっ、何……!? まさか、撃たれた!?」
冗談みたいに壁を破って、バリバリと破片を踏み荒らしながら大型のトラックが倉庫に突っ込んできてコンテナにぶち当たった。積み木が崩れるみたいにコンテナがガラガラとなだれ落ちる。
「きゃああああっ!! えっ、何!?」
作業中のトラックが居眠り運転でもしたんだろうか。
「事故……? 大変、運転手さん大丈夫かな!?」
立ち上がりかけたあたしの腕を、不意に蓮司さんが掴んだ。
「志麻さん、待って!」
「えっ」
強い力で引っ張られて、ソファの後ろに引きずり込まれる。
「な、何!?」
「身を低くしてください。僕が良いというまで動かないで」
あたしの体を押さえつけながら早口で告げる蓮司さんは、一瞬で雰囲気が変わっていた。さっきまでの柔らかな雰囲気は消し飛んで、鋭く尖った刃みたいに張り詰めている。
「ど、どうしたんですか?」
「しっ」
その時、何か呼び掛けるような声が聞こえた。どうやらトラックに乗っていた人が下りてきたようだ。早口でまくし立てるような言葉は、外国語でさっぱり聞き取れない。
「えっ、外人? 何語?」
「志麻さん!」
思わずソファから覗こうとしたあたしを、蓮司さんが押しとどめた。
「今のはイタリア語です。『ここにいるのは分かっている、出て来い』と言ったんですよ」
「蓮司さんイタリア語分かるんですか! すごい……って」
感心しかけたあたしは次の瞬間ハッとした。
そういえば、蓮司さんって今、イタリアマフィアに追われてるんじゃなかったっけ?
「まさか、それって……」
蓮司さんは硬い表情で小さく頷いた。
「志麻さん、鏡を持ってませんか」
「小さいので良ければ」
「充分です、貸してください」
コンパクトミラーを渡すと、蓮司さんは慎重にソファの影からミラーを差し出して向こうの様子を窺った。
「向こうは二人……銃を持ってます。おそらく、僕を探しているマフィアでしょう」
「ウソ、このタイミングで……!?」
思わず大きな声になりかけて、慌てて口を押えた。あちこち歩き回っているらしく、イタリア語でまくし立てる声が遠くなったり近くなったりする。
「……巻き込んでしまってすみません」
目の前にコンパクトミラーが差し出された。
「あなたのことは絶対に守ります」
あたしは深呼吸すると、コンパクトミラーを持つ蓮司さんの手を握った。
「あたしなら大丈夫です。朱虎から『危ないから来るな』って言われてたのに来たのはあたしですから」
蓮司さんを励ましたくて、ぎゅっと手に力をこめる。
「蓮司さんは自分の仕事に集中してください。あいつら捕まえるんでしょ? あたし、なんか手伝えますか? 囮とか」
ちらりと振り返った蓮司さんが微笑んだ。
「強いな、あなたは」
「へっ」
「格好いいなと思って」
耳がかっと熱くなるのを感じて、あたしは慌てて手を引いた。
前から思ってたけど、この人素になってから言葉がストレートになったな……攻撃力が高すぎる。
「囮は結構ですが、スマホをお持ちでしたら貸していただきたい」
「は、はいっ」
あたしは腹ばいになったまま、慌ててスマホを取り出した。蓮司さんは油断なく気を配りながらスマホを受け取ると、素早くタップして耳に当てた。
「……岩下です。マフィアが動きました、今襲撃されてます。二人、武器を所持しています。今から言う場所に至急応援願います……っ」
突然、至近距離の地面が弾けた。何かわめく声が近寄ってくる。
「ひゃっ、見つかった!?」
「志麻さんは動かないで!」
蓮司さんはスマホを放り出し、ソファから身を低くして飛び出した。連続して銃声が轟く中を駆け抜けて何かを拾い上げる。
黒ずくめの男が蓮司さんに向かって駆けていくのが見えた。思わず息を呑んだ瞬間、蓮司さんが素早く手に持ったものを構えて撃った。
「あっ、あれ、朱虎がさっき落とした銃……!」
目ざとく見つけていたらしい。相手が足を止めた隙に、蓮司さんはコンテナの影に素早く飛び込んだ。
「す、すごい、映画みたい……」
見とれていると、足元で何か声がしているのに気が付いた。転がったスマホがつながったままになっているようだ。
そういえばさっき、蓮司さんはここの住所を伝えられていなかった。
あたしは慌ててスマホを拾い上げた。
『――ってんだオイ! 生きてんのか死んでんのかだけでも報告しろっ、岩下!』
「うわっ!?」
耳に当てたとたん怒鳴り声がキンキン響いて来た。あんな会話の途中で放り出されたんだから無理もないけど、電話の向こうから聞こえてくる声はものすごく焦った感じだ。
「あの、蓮司さんは今手が離せません!」
『ああ?』
「代わりに住所言います! すぐ応援お願いします!」
相手は戸惑っていたけど、あたしは構わずに住所をまくし立てた。背後で断続的に銃声が聞こえて気持ちが焦る。
「聞こえましたよね? とにかく早くして!」
『あんた、雲竜志麻だな』
いきなり名前を呼ばれてぎょっとした。
『一度聞いた声は忘れねえんだ、俺は。前に駅で会ったろ』
あたしの頭に、駅で蓮司さんと一緒にいたブルゾンのおじさんがよぎる。
「……あ! あのヤクザみたいな!」
『あんたに言われちゃ世話ねえな』
電話の向こうでおじさんは太く笑った。
『岩下から話は聞いてるが、あんたいろいろ知りすぎちまったみてェだな』
色々ってつまり、蓮司さんが警察のスパイとかそういうことだろうか。
「ええ、あの、まあ」
『言いてェことは山ほどあるが、後回しだ。そっちはやべぇのか』
言いたいことって何だろう……というかこの人、言い回しがいちいちこっち側っぽいんだけど、警察って意外とこんな感じなんだろうか。
「激ヤバです!」
『分かった、なるべく急いで手配する。死ぬなよ、と岩下に言っといてくれ』
電話を切った直後、ひときわ激しい銃声の後にうめき声が聞こえた。
そろっとソファの影から様子を窺うと、蓮司さんが銃を構えて立っていた。薄く煙が上がる銃口の先には、黒ずくめのスーツの男が突っ伏して呻いている。傍には銃が転がっていた。
「Freeze!」
蓮司さんが鋭く叫んだ。スーツの男が銃へ伸ばしかけていた手をびくりと止める。
「うわあ……」
メチャクチャカッコいい。本当に映画のワンシーンみたいだ。
蓮司さん、警察辞めたら俳優として食べて行けるんじゃないだろうか。
思わず見とれていると、視界の隅で何かが動いた。
次の瞬間、銃声が鋭く響いた。蓮司さんが銃を取り落として腕を押さえる。押さえた手の下でシャツの袖が見る見るうちに赤く染まっていくのが分かった。
あたしは思わずソファにかじりついた。
「えっ、何……!? まさか、撃たれた!?」
0
お気に入りに追加
187
あなたにおすすめの小説
27歳女子が婚活してみたけど何か質問ある?
藍沢咲良
恋愛
一色唯(Ishiki Yui )、最近ちょっと苛々しがちの27歳。
結婚適齢期だなんて言葉、誰が作った?彼氏がいなきゃ寂しい女確定なの?
もう、みんな、うるさい!
私は私。好きに生きさせてよね。
この世のしがらみというものは、20代後半女子であっても放っておいてはくれないものだ。
彼氏なんていなくても。結婚なんてしてなくても。楽しければいいじゃない。仕事が楽しくて趣味も充実してればそれで私の人生は満足だった。
私の人生に彩りをくれる、その人。
その人に、私はどうやら巡り合わないといけないらしい。
⭐︎素敵な表紙は仲良しの漫画家さんに描いて頂きました。著作権保護の為、無断転載はご遠慮ください。
⭐︎この作品はエブリスタでも投稿しています。
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
ヤクザの若頭は、年の離れた婚約者が可愛くて仕方がない
絹乃
恋愛
ヤクザの若頭の花隈(はなくま)には、婚約者がいる。十七歳下の少女で組長の一人娘である月葉(つきは)だ。保護者代わりの花隈は月葉のことをとても可愛がっているが、もちろん恋ではない。強面ヤクザと年の離れたお嬢さまの、恋に発展する前の、もどかしくドキドキするお話。
ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~
菱沼あゆ
恋愛
念願のランプのショップを開いた鞠宮あかり。
だが、開店早々、植え込みに猫とおばあさんを避けた車が突っ込んでくる。
車に乗っていたイケメン、木南青葉はインテリアや雑貨などを輸入している会社の社長で、あかりの店に出入りするようになるが。
あかりには実は、年の離れた弟ということになっている息子がいて――。
【完結】一夜の関係を結んだ相手の正体はスパダリヤクザでした~甘い執着で離してくれません!~
中山紡希
恋愛
ある出来事をキッカケに出会った容姿端麗な男の魅力に抗えず、一夜の関係を結んだ萌音。
翌朝目を覚ますと「俺の嫁になれ」と言い寄られる。
けれど、その上半身には昨晩は気付かなかった刺青が彫られていて……。
「久我組の若頭だ」
一夜の関係を結んだ相手は……ヤクザでした。
※R18
※性的描写ありますのでご注意ください
助けてください!エリート年下上司が、地味な私への溺愛を隠してくれません
和泉杏咲
恋愛
両片思いの2人。「年下上司なんてありえない!」 「できない年上部下なんてまっぴらだ」そんな2人は、どうやって結ばれる?
「年下上司なんてありえない!」
「こっちこそ、できない年上の部下なんてまっぴらだ」
思えば、私とあいつは初対面から相性最悪だった!
人材業界へと転職した高井綾香。
そこで彼女を待ち受けていたのは、エリート街道まっしぐらの上司、加藤涼介からの厳しい言葉の数々。
綾香は年下の涼介に対し、常に反発を繰り返していた。
ところが、ある時自分のミスを助けてくれた涼介が気になるように……?
「あの……私なんで、壁ドンされてるんですか?」
「ほら、やってみなよ、体で俺を誘惑するんだよね?」
「はあ!?誘惑!?」
「取引先を陥落させた技、僕にやってみなよ」
お見合い結婚しました―しばらくはセックスレスという約束で!
登夢
恋愛
お見合い結婚した面食い男子と訳あり女子の大人のラブストーリーです。どのようなきっかけで人は結婚をきめているのでしょうか? 運命の人と思ったから? 理想の人と思ったから? 家事をしてもらえるから? 老後の心配から? ひとりで寂しいから? Hができるから? 帰省の新幹線で隣の席に座っていたすごい美人がお見合いの相手で、気持ちが通い合うまではセックスレス! が彼女の結婚の条件だったらどうしますか? 努力次第と割り切った主人公がヒロインのかたくなな心を開かせようと知恵を絞った半年にわたる結婚生活? のお話です。話の展開はゆっくりですが、お見合いしようとする人にはお役に立つかもしれません!
狂うほどに愛したい ~野球部補欠のオレでも超可愛い巨乳美少女マネージャーと熱い恋をしたい~ (健全版)
湯島二雨
恋愛
【注意! この作品にはレイプなど残酷な描写が含まれております!
ヒロインは処女ではありません。穢された女の子を救う物語です。】
野球部補欠のピッチャー、滝川竜。
後輩で巨乳美少女マネージャーの桐生美希に一目惚れする。
チキンな竜は美希に片想いを続けるだけで話すことすらできず、全く距離を縮めることができない。
野球で結果を残せば美希に認めてもらえるかもしれないが、残念ながら竜は球速には自信があるものの超ノーコンでなかなか試合で活躍することもできない。
男としても野球選手としてもしょぼい竜はそんな自分を変えたくて、美希と釣り合う男になりたくて、最強のピッチャーになることを目標にひたむきに練習を頑張っていた。
そんな時、彼女から試合で一番活躍した人にご褒美をあげると言われた。
それを聞いた竜はやる気が漲る。絶対に活躍すると誓った。
※モバスぺで掲載していた作品をリメイクしました。内容は大体同じです。
作者名違いますが同一人物です。
※暴力描写を含みます。★マークがついている章は残虐描写を含みます。
※表紙はAIで作成したヒロインの桐生美希です。
※一度削除されたので健全版にして再投稿です。
※ノクターンノベルズにてR18版も公開しております。
※カクヨムでも同じ作品を公開しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる