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第十三章 超自然編
第六十七話 攻略
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「お嬢、アイ・カリンのことは一旦忘れましょう。」
「え!?どうしてよ!?彼女に対する挑戦権を得るために彼女のことを調べるのは大事なことでしょ!?」
「それなんですけど、アイ・カリンはこの世の全ての事を知っているんです。ですからお嬢と俺が彼女の挑戦権を得ようと必死にもがくことはかえって逆効果なんですよ。全てが彼女の手で作られる世界がこの世界なんですから立ち向かおうとすれば全て彼女の思い通りになるということです。」
「それじゃあ私達にできることは指をくわえて彼女の思い通りにされてしまうのを待つだけって言うこと!?」
「アイ・カリンは自身を傍観主義だと主張していました。こちらから仕掛けていかなければ彼女は自ら動くことは考えにくいと思うのです。現にお嬢と俺は彼女のもとに一度連れて行かれましたが五体満足でこの通り無事に帰ってくることができました。」
「それは…そうかもしれないけど…。」
「ですから、南グループは今まで通りの日常を過ごせばいいのです…とは言いましても、ここ最近は大変な事ばかりだったのでなかなか切り替えることは難しいかとは思われますが…。」
「うーん………。」
お嬢が深く考えている。
「確かにそれもそうね!最近張り詰めてばかりで疲れちゃったもんね!それじゃあ黎!エッチしよ♡」
「…え?」
「昨日してない分いっぱいするの♡」
お嬢が黎の服を脱がし始める。
「お嬢…本当に好きですね…。」
「ドンッ!」
「キャッ!」
「性行為なら今までもしてたのに、平和な時代になるとお嬢は四六時中性行為をするつもりですか?」
「ッあんッ♡」
「確かに世界線Ⅰで歴史を遡ってもその習慣は絶えることなく、男女が2人になってやることとなればいつも決まって…」
「ッあっ♡ダメッ♡」
「どの世界の人間だろうと、やることは大概決まってしまうのですかね…。」
「ッ!イクッ♡」
お嬢は絶頂に達した。
「もうイってしまったのですか。でも…」
「まだ…♡」
「してほしい、ですよね?」
「あんッ♡」
黎がお嬢の唇にキスをする。
「………んッ♡」
すると急に明るい空が暗くなり、お嬢と黎は見覚えのある夜空の景色で宙を舞う。
「キャーーー!!!」
「これは…あの時の…。」
次回 第六十八話 挑戦権
「え!?どうしてよ!?彼女に対する挑戦権を得るために彼女のことを調べるのは大事なことでしょ!?」
「それなんですけど、アイ・カリンはこの世の全ての事を知っているんです。ですからお嬢と俺が彼女の挑戦権を得ようと必死にもがくことはかえって逆効果なんですよ。全てが彼女の手で作られる世界がこの世界なんですから立ち向かおうとすれば全て彼女の思い通りになるということです。」
「それじゃあ私達にできることは指をくわえて彼女の思い通りにされてしまうのを待つだけって言うこと!?」
「アイ・カリンは自身を傍観主義だと主張していました。こちらから仕掛けていかなければ彼女は自ら動くことは考えにくいと思うのです。現にお嬢と俺は彼女のもとに一度連れて行かれましたが五体満足でこの通り無事に帰ってくることができました。」
「それは…そうかもしれないけど…。」
「ですから、南グループは今まで通りの日常を過ごせばいいのです…とは言いましても、ここ最近は大変な事ばかりだったのでなかなか切り替えることは難しいかとは思われますが…。」
「うーん………。」
お嬢が深く考えている。
「確かにそれもそうね!最近張り詰めてばかりで疲れちゃったもんね!それじゃあ黎!エッチしよ♡」
「…え?」
「昨日してない分いっぱいするの♡」
お嬢が黎の服を脱がし始める。
「お嬢…本当に好きですね…。」
「ドンッ!」
「キャッ!」
「性行為なら今までもしてたのに、平和な時代になるとお嬢は四六時中性行為をするつもりですか?」
「ッあんッ♡」
「確かに世界線Ⅰで歴史を遡ってもその習慣は絶えることなく、男女が2人になってやることとなればいつも決まって…」
「ッあっ♡ダメッ♡」
「どの世界の人間だろうと、やることは大概決まってしまうのですかね…。」
「ッ!イクッ♡」
お嬢は絶頂に達した。
「もうイってしまったのですか。でも…」
「まだ…♡」
「してほしい、ですよね?」
「あんッ♡」
黎がお嬢の唇にキスをする。
「………んッ♡」
すると急に明るい空が暗くなり、お嬢と黎は見覚えのある夜空の景色で宙を舞う。
「キャーーー!!!」
「これは…あの時の…。」
次回 第六十八話 挑戦権
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