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クロワッサン 前編
第十一話 擁護
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「いやー快眠快眠ッッッ!!!ギャッハハハハハすっかり日も暮れた事だしそろそろ…」
「邪魔するぞゴルァあああ!!!!」
「………ひいいいっ!」
アユメは口を開けて両手を頬に添える。
「ひいいいいじゃねーよ!!何の収穫も得られなかったぞ!!どうなってんだよ!!」
「ちょっと何やってるんですかリサラ様!!アヤネが殺されたのは昨晩なんですから夜までちゃんと見張ってないと駄目じゃないですか!!」
「はぁ!?なんですって!?」
「私はこれから捜査をする所だったんですからリサラ様もちゃんと仕事を続けてくださいな!」
「このポンコツメイドが偉そうに…!!」
「それじゃあ私は行きますからね。全く…ブツブツブツブツ…(あぶねーあぶねー、咄嗟に相手の行動をテキトーな理由で指摘して落ち度を認めさせる事でこちらを責める事を忘れられる事に成功したぜ。ちょれぇちょれぇぶわははははははッッッ!!!)。」
アユメは笑いを堪えながら部屋を後にする。
「ふ、ふんっ!あなたに言われなくてもそのつもりでしたよ!全く!」
リサラは再度マリーとミリーを探しに行く。
アユメが向かった先、それは…
リサラの部屋であるメイド長室であった。
アユメは安全ピンを取り出す。
「これくらいの鍵はこいつで…」
「カチャカチャッ…カチャカチャッ…ガチャッ!」
「ぶははははッッッ開いた開いたッッッ!!!ウヒョーーーッッッ!!!さすがメイド長様ともなると私達の部屋とは格が違いますわ!!でも部屋は散らかっててやっぱだらしねーな!!こりゃご主人様に嫌われるぞギャッハハハハハッッッ!!!さーてパソコンの電源をぽちっとなーーーーーッッッ!!!」
アユメがリサラのパソコンを起動する。
「あー…パスワードかぁ…面倒臭いなぁ…。」
「カチッ…カチカチッ…」
「クーリアーーーーーッッッ案外簡単だったわハッハーーーーーッッッ!!!」
アユメが開いたファイルは『メイド名簿』というものだった。
そしてメイド名簿の中のある人物の『健康診断』という名前のフォルダを開く。
「う~んなるほどねぇ~。」
「カチッ…カチカチッ…。」
「屋敷のそれぞれのメイドの各部屋の位置関係…サイズの合わなかった寝間着…動機としては十分なような気がするけどさすがにちょっとやりすぎかなぁ~。」
「カチッ………」
「フゥー………。今回ばかりは越えてはいけない線を越えてしまったようだね。他にもやりようがあったかもしれないっていうのに。」
そう言ってアユメは見ていたファイルを閉じる。
「それにしても何だ?この『リサラの推し活日記』ってファイルは?ポチッとなーーーハッハーーーーーッッッ!!!」
「カチカチッ!」
「アイドルグループ『クレッシェンドスイーツ』の『セント君』との握手会で『セント君』の手を12時間握ってお話するためにCDを14400枚買った!?ぶわははははははッッッ!!!こりゃ傑作傑作!!!」
「パシャパシャ!」
「さて、それじゃあお次はあの人の所に行きますかねー。」
……………
「どうしよう…私はこれからどうすれば…。」
ある女は焦っていた。
「今日はなんとかやり過ごせたけど…。」
「コンコンコン」
「…!?は…はい!どちら様ですか!?」
「美少女メイドのアユメちゃんでぇす!ギャハハハッッッ!!!」
「…は…。」
「とりあえず開けてもらってもいいかな?」
「…!あなた…どうしてこんなところに!」
「細かい事はいいからさ、ね?」
「い…嫌です!」
「それじゃああなたがやっぱりアヤネちゃんを殺した犯人だって事なんですね。」
「!?違います!!私やってません!!」
「それなら部屋の中調べさせてくれてもいいじゃないですか。これはメイド長リサラ様にお願いされたことなんですよ。」
「そんな………わかりました…。」
「ギギィィィ………」
「やあ、シズエ氏っ!」
シズエがゆっくり扉を開けると満面の笑みのアユメが立っていた。
「………あなた…一体何者なんですか…。」
「私はこの世で一番可愛いメイドだよ。それよりも聞きたいことがあってさ。」
「………なんですか…?」
「アヤネちゃんが殺された凶器が何だったのかって分かってるの?」
アユメが部屋の引き出しなどをあさりながらシズエに質問する。
「矢のようなものが先輩の胸部に刺さって先輩は倒れていたんです。それを見た私はすぐにリサラ様に報告しに…」
アユメがクローゼットを漁っているとあるものを目にする。
「う~ん、その凶器ってもしかしてこれかなぁ?」
アユメが手にとってシズエに見せたのはボウガンだった。
「え…!なんで!?私そんなもの知りません!!」
「はい逮捕ーーーーーッッッぶわははははははッッッ!!!」
「いやッ!!違います!!私じゃないです!!」
「まあこれが凶器の可能性はあるのもそうだけどシズエちゃんに罪を擦り付けるために犯人が仕込んだ可能性だってあるんだし。」
「そ…!そうです!!」
「まあでも見つかってよかったね。犯人が事前にここにシズエちゃんに気づかれないように置いといて寝ている隙に部屋に忍び込んでこのボウガンで寝込みを襲われる可能性だってあったわけだし?」
「そんな…!!…やっぱり…私怖いです…!!」
「だから私がここに来たんだろう。」
「…え…。」
「まあでも今日のところはゆっくりと休むといいよ。鍵はしっかりかけて…」
「あの…!」
「ん?」
「1人に…しないでほしいです…。」
「………」
「私は部屋の鍵をちゃんとかけたはずなのに部屋に入られた形跡があったと言うことですよね…。それにボウガンがなくても私の寝込みを襲う手段は…」
「それなら最強の味方をつけるといいよ。」
「………え?」
……………
「なるほど、事情はわかりました。メイドの安全を第一に確保する事がメイド長の役目ですから今夜私はシズエの部屋で一晩を明かすこととしましょう。」
「リサラ様…ありがとうございます!」
「…と、言うことでお願いしますね!メイド長様っ!」
アユメはシズエの部屋を後にする。
「全く…!あいつの口の利き方には後でキツく言い聞かせなければなりませんね…。」
「ギャッハハハハハッッッ!!!面倒事はこんな感じで全部他人に押し付けときゃいいんだよねーーーッッッハッハーーーーーッッッ!!!今晩は何をしよっか…ん?…あれは…」
アユメが部屋に戻る途中の出来事だった。
「………」
「だから今このタイミングはちょっとやばいよね。」
「…マリーとミリーじゃん。まだメイド服を着てるのか。ほっほーん…なるほどなるほど…。」
「………」
「まあでも三日月の夜までにはどうにか…って…。」
片方のメイドがアユメの存在に気づくと2人は逃げるようにして姿を消した。
「カチッ………」
「フゥー………。う~ん…私の存在ってそんなに怪しく見えるかな…?」
そう言いながらアユメは自分の部屋に戻ることにした。
アユメが部屋に戻ると、
「お疲れ様ですポンコツネキ!今日も何か収穫はありましたか!?」
とアスカが出迎える。
「あ?別に関係ねーだろ。てかお前やっぱ小せぇーよなぁ~。胸も背も。」
「ひどいですよネキ!アスカはそれを気にしてるんすから!」
「まあいいじゃねーか声はでけぇんだからぶわははははははッッッ!!!朝一番の声マジでうるせーからいちいち起こすなよな~全く。フゥー………。」
アユメが煙草を吸いながらスマホの画面を見る。
「そういうわけにもいかないっすよ!アスカ達は一番下っ端なんですから誰よりも早く起きなきゃいけないんす!」
「へいへい、それじゃあお一人でどーぞ。私は忙しいんでね。それにしても『クレッシェンドスイーツ』の『セント君』かぁ…どんな顔してるんだろ。」
アユメはグループ名と名前を検索してみる。
そうすると顔写真が表示される。
「………好きぃイイイイイイイ♡♡♡私はリサラの倍のCD買って24時間デートしちゃうぞぉぉぉッッッ♡昼間はおしゃれなカフェで会話して夜は2人きりの部屋であんな事やこんな事をしちゃうんだよなぁ!!!♡これが♡」
「ネキ…盛り上がってるとこ申し訳ないんすけどその人もうグループ抜けてます。」
「………はぁ?」
「『クレッシェンドスイーツ』の『セント様』はある日突然姿を消してしまって今は見る影もなく誰もお会いする事が出来ないんす。」
「………なんで…?」
「噂によれば推し活してる誰かが握手会のために同じCDを14400枚買い占め12時間握手会で居座ってセント様に色んな口実であんな事やこんな事をして出禁になりそれに責任を感じたセント様が自らグループを抜けて姿を消したと言う説が一番有力ですね。」
「………待て…セント『様』ってお前もまさか…。」
「はい!アスカもセント様の大ファンで…」
「私のセント君に何手出しとんじゃどたまぶち抜くぞゴルァあああッッッ!!!」
「ひええええーーーッッッ!!!ネキーーーーッッッ!!!」
………そしてその日の夜の出来事であった。
「………」
「カチャッ…。」
「リサラ様…今宵も…月が綺麗ですね…。」
「ヒュンッ!」
次回 第十ニ話 射法
「邪魔するぞゴルァあああ!!!!」
「………ひいいいっ!」
アユメは口を開けて両手を頬に添える。
「ひいいいいじゃねーよ!!何の収穫も得られなかったぞ!!どうなってんだよ!!」
「ちょっと何やってるんですかリサラ様!!アヤネが殺されたのは昨晩なんですから夜までちゃんと見張ってないと駄目じゃないですか!!」
「はぁ!?なんですって!?」
「私はこれから捜査をする所だったんですからリサラ様もちゃんと仕事を続けてくださいな!」
「このポンコツメイドが偉そうに…!!」
「それじゃあ私は行きますからね。全く…ブツブツブツブツ…(あぶねーあぶねー、咄嗟に相手の行動をテキトーな理由で指摘して落ち度を認めさせる事でこちらを責める事を忘れられる事に成功したぜ。ちょれぇちょれぇぶわははははははッッッ!!!)。」
アユメは笑いを堪えながら部屋を後にする。
「ふ、ふんっ!あなたに言われなくてもそのつもりでしたよ!全く!」
リサラは再度マリーとミリーを探しに行く。
アユメが向かった先、それは…
リサラの部屋であるメイド長室であった。
アユメは安全ピンを取り出す。
「これくらいの鍵はこいつで…」
「カチャカチャッ…カチャカチャッ…ガチャッ!」
「ぶははははッッッ開いた開いたッッッ!!!ウヒョーーーッッッ!!!さすがメイド長様ともなると私達の部屋とは格が違いますわ!!でも部屋は散らかっててやっぱだらしねーな!!こりゃご主人様に嫌われるぞギャッハハハハハッッッ!!!さーてパソコンの電源をぽちっとなーーーーーッッッ!!!」
アユメがリサラのパソコンを起動する。
「あー…パスワードかぁ…面倒臭いなぁ…。」
「カチッ…カチカチッ…」
「クーリアーーーーーッッッ案外簡単だったわハッハーーーーーッッッ!!!」
アユメが開いたファイルは『メイド名簿』というものだった。
そしてメイド名簿の中のある人物の『健康診断』という名前のフォルダを開く。
「う~んなるほどねぇ~。」
「カチッ…カチカチッ…。」
「屋敷のそれぞれのメイドの各部屋の位置関係…サイズの合わなかった寝間着…動機としては十分なような気がするけどさすがにちょっとやりすぎかなぁ~。」
「カチッ………」
「フゥー………。今回ばかりは越えてはいけない線を越えてしまったようだね。他にもやりようがあったかもしれないっていうのに。」
そう言ってアユメは見ていたファイルを閉じる。
「それにしても何だ?この『リサラの推し活日記』ってファイルは?ポチッとなーーーハッハーーーーーッッッ!!!」
「カチカチッ!」
「アイドルグループ『クレッシェンドスイーツ』の『セント君』との握手会で『セント君』の手を12時間握ってお話するためにCDを14400枚買った!?ぶわははははははッッッ!!!こりゃ傑作傑作!!!」
「パシャパシャ!」
「さて、それじゃあお次はあの人の所に行きますかねー。」
……………
「どうしよう…私はこれからどうすれば…。」
ある女は焦っていた。
「今日はなんとかやり過ごせたけど…。」
「コンコンコン」
「…!?は…はい!どちら様ですか!?」
「美少女メイドのアユメちゃんでぇす!ギャハハハッッッ!!!」
「…は…。」
「とりあえず開けてもらってもいいかな?」
「…!あなた…どうしてこんなところに!」
「細かい事はいいからさ、ね?」
「い…嫌です!」
「それじゃああなたがやっぱりアヤネちゃんを殺した犯人だって事なんですね。」
「!?違います!!私やってません!!」
「それなら部屋の中調べさせてくれてもいいじゃないですか。これはメイド長リサラ様にお願いされたことなんですよ。」
「そんな………わかりました…。」
「ギギィィィ………」
「やあ、シズエ氏っ!」
シズエがゆっくり扉を開けると満面の笑みのアユメが立っていた。
「………あなた…一体何者なんですか…。」
「私はこの世で一番可愛いメイドだよ。それよりも聞きたいことがあってさ。」
「………なんですか…?」
「アヤネちゃんが殺された凶器が何だったのかって分かってるの?」
アユメが部屋の引き出しなどをあさりながらシズエに質問する。
「矢のようなものが先輩の胸部に刺さって先輩は倒れていたんです。それを見た私はすぐにリサラ様に報告しに…」
アユメがクローゼットを漁っているとあるものを目にする。
「う~ん、その凶器ってもしかしてこれかなぁ?」
アユメが手にとってシズエに見せたのはボウガンだった。
「え…!なんで!?私そんなもの知りません!!」
「はい逮捕ーーーーーッッッぶわははははははッッッ!!!」
「いやッ!!違います!!私じゃないです!!」
「まあこれが凶器の可能性はあるのもそうだけどシズエちゃんに罪を擦り付けるために犯人が仕込んだ可能性だってあるんだし。」
「そ…!そうです!!」
「まあでも見つかってよかったね。犯人が事前にここにシズエちゃんに気づかれないように置いといて寝ている隙に部屋に忍び込んでこのボウガンで寝込みを襲われる可能性だってあったわけだし?」
「そんな…!!…やっぱり…私怖いです…!!」
「だから私がここに来たんだろう。」
「…え…。」
「まあでも今日のところはゆっくりと休むといいよ。鍵はしっかりかけて…」
「あの…!」
「ん?」
「1人に…しないでほしいです…。」
「………」
「私は部屋の鍵をちゃんとかけたはずなのに部屋に入られた形跡があったと言うことですよね…。それにボウガンがなくても私の寝込みを襲う手段は…」
「それなら最強の味方をつけるといいよ。」
「………え?」
……………
「なるほど、事情はわかりました。メイドの安全を第一に確保する事がメイド長の役目ですから今夜私はシズエの部屋で一晩を明かすこととしましょう。」
「リサラ様…ありがとうございます!」
「…と、言うことでお願いしますね!メイド長様っ!」
アユメはシズエの部屋を後にする。
「全く…!あいつの口の利き方には後でキツく言い聞かせなければなりませんね…。」
「ギャッハハハハハッッッ!!!面倒事はこんな感じで全部他人に押し付けときゃいいんだよねーーーッッッハッハーーーーーッッッ!!!今晩は何をしよっか…ん?…あれは…」
アユメが部屋に戻る途中の出来事だった。
「………」
「だから今このタイミングはちょっとやばいよね。」
「…マリーとミリーじゃん。まだメイド服を着てるのか。ほっほーん…なるほどなるほど…。」
「………」
「まあでも三日月の夜までにはどうにか…って…。」
片方のメイドがアユメの存在に気づくと2人は逃げるようにして姿を消した。
「カチッ………」
「フゥー………。う~ん…私の存在ってそんなに怪しく見えるかな…?」
そう言いながらアユメは自分の部屋に戻ることにした。
アユメが部屋に戻ると、
「お疲れ様ですポンコツネキ!今日も何か収穫はありましたか!?」
とアスカが出迎える。
「あ?別に関係ねーだろ。てかお前やっぱ小せぇーよなぁ~。胸も背も。」
「ひどいですよネキ!アスカはそれを気にしてるんすから!」
「まあいいじゃねーか声はでけぇんだからぶわははははははッッッ!!!朝一番の声マジでうるせーからいちいち起こすなよな~全く。フゥー………。」
アユメが煙草を吸いながらスマホの画面を見る。
「そういうわけにもいかないっすよ!アスカ達は一番下っ端なんですから誰よりも早く起きなきゃいけないんす!」
「へいへい、それじゃあお一人でどーぞ。私は忙しいんでね。それにしても『クレッシェンドスイーツ』の『セント君』かぁ…どんな顔してるんだろ。」
アユメはグループ名と名前を検索してみる。
そうすると顔写真が表示される。
「………好きぃイイイイイイイ♡♡♡私はリサラの倍のCD買って24時間デートしちゃうぞぉぉぉッッッ♡昼間はおしゃれなカフェで会話して夜は2人きりの部屋であんな事やこんな事をしちゃうんだよなぁ!!!♡これが♡」
「ネキ…盛り上がってるとこ申し訳ないんすけどその人もうグループ抜けてます。」
「………はぁ?」
「『クレッシェンドスイーツ』の『セント様』はある日突然姿を消してしまって今は見る影もなく誰もお会いする事が出来ないんす。」
「………なんで…?」
「噂によれば推し活してる誰かが握手会のために同じCDを14400枚買い占め12時間握手会で居座ってセント様に色んな口実であんな事やこんな事をして出禁になりそれに責任を感じたセント様が自らグループを抜けて姿を消したと言う説が一番有力ですね。」
「………待て…セント『様』ってお前もまさか…。」
「はい!アスカもセント様の大ファンで…」
「私のセント君に何手出しとんじゃどたまぶち抜くぞゴルァあああッッッ!!!」
「ひええええーーーッッッ!!!ネキーーーーッッッ!!!」
………そしてその日の夜の出来事であった。
「………」
「カチャッ…。」
「リサラ様…今宵も…月が綺麗ですね…。」
「ヒュンッ!」
次回 第十ニ話 射法
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