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終話:結婚式をして、それから

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 食事を済ませると、ルーヴェリア様はラクシュ様へとほどほどにしろと言って、別棟に戻っていきましたが…あの、ルーヴェリア様、ラクシュ様はまったく、貴方様の言葉、聞いてませんよ。

「も、や…おく、だめぇ」
「だめ、じゃないでしょうに…もう、ほんと…どうして素直に、イイと言えないのでしょうね…」
「ああっ、おかしく、なっちゃ、ひあっ」
「いいですよ…どんな貴女も、愛してさしあげますから」

 狂って。と、耳元で囁かないで…!ぞくぞくして、頭が真っ白になってしまうから…!

「あー!あああっ」
「ん…ねるあ…」

 ずぷり、と奥に押し込まれて、そのまま揺すられて、もう…


 気を失ったわたくしの身体で、ラクシュ様はそのまましていたようで…気が付いた時ですら、ぬるぬると動かれていて…どうかと思う。

「ラクシュ様」
「気が付きましたね。気を失っていても、ネルアは私を離したくないようで、たっぷり中に注いでおきました」

 ぐちゅ、と…ラクシュ様が動くと聞こえる音に、かあっと顔が熱くなる。

「もっと、注ぎましょうね…」
「っ、もう、いいでしょう?休みたいですわ」
「駄目ですよ…まだ」

 ずるる、と引き抜かれて、また奥へと入れられて、その度にひどい音がする。耳を塞ぎたくなる程なのに…ラクシュ様に、手を握られてしまって、ベッドへと押さえつけられてしまう。

「意外と…ネルアは…ここもいいようで」
「え?んあ、」

 ラクシュ様のモノが引き抜かれそうになる程引かれて、抜ける、というあたりで…ぞくぞくとする。思わずぶるりと身体が震えてしまうけれど、その反応がラクシュ様には楽しいらしく、何度も…奥まで入れて、引き抜かれそうにされて、頭がおかしくなりそう。

「ラクシュ様、もう、こんなの、いや」
「ふふ…物足りない、ですかね…いいですよ。いつもみたいにしましょう。ですが…」

 ぐん、と腰を抱かれた、と思ったら、ラクシュ様の上に乗る様にさせられて…奥の奥まで入り込んだモノに、背をのけぞらせて啼いてしまう。

「ふふ…これだけでイきましたね…ほんと、可愛い…」
「はっ…や、あ、ぁ…」
「好きに動いていいですよ…腰を振ってもいいですし…クリトリス、こすりつけてもいいですよ」

 言いながら、腰を揺らさないで…!奥に入ったラクシュ様のモノが少し動くだけで、おかしくなりそうなのに。

「ねるあ…私の上で、存分に、狂って」

 とろり、と笑うラクシュ様のその顔を見たのだけれど…その後の記憶がない。どうやら、ラクシュ様にとんとんと奥を突かれて、気を飛ばしてしまったようで。
 なんだか、こうなってしまうのは…ある意味ラクシュ様に抱きつぶされないように、という自己防衛なのかしらね。
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