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終話:結婚式をして、それから
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何か飲まされたのだろう。呼吸、というか…咽た事で、気が付いた。これ、いつだったか食べさせられたチョコレートボンボンの時と同じ…!
「けふっ、ごほっ」
「ん…気が付きましたね」
気が付いたというより、アルコールを気付けにして起こされたのだけれど!?せき込みながら、上…仰向けの状態でアルコールを飲まされた様ですが、せき込んだことでベッドへ顔と言うか、上体をうつ伏せにしたわたくしは、横目でラクシュ様をにらみつけたけれど、にこり、と笑顔で返されましたよ。
「あれ位では満足できなくてですね…なので、強制的に起きていただきました。体力的に難しいのであれば、今度は口でしてください」
可愛い笑顔からそんな言葉を聞くことになるとは。それより、く、口って…以前、させられたけれど…
「あ、あれは、嫌です。苦しいですもの」
「ちゃあんと飲み込めてましたでしょう?だいじょうぶ…窒息させるような下手はしませんから、ね?」
窒息…そう、よね…あんな大きなモノを、喉の奥まで、それこそあれ、食道の方まで行っててもおかしくないんじゃないかっていう長さ、
「ら、ラクシュ様、あの、い、いやです」
「抱き殺したくはございませんので」
あの時の事を思い出して、嫌だと言ってみたけれど、だから、言ってる言葉とその表情が乖離しているのだけれど!?なによその、ふんわりとした笑顔はっ!
「でも、あ、い、いや、」
ごもごもと言葉で止めようとするのだけれど、ラクシュ様はあっという間にわたくしの頭をまたぐようにして、目の前に付きつけられるそれ。ぎゅっと目を瞑って、なんとか歯を食いしばる。
「もう、仕方ありませんね。では、ネルア。奥までは入れませんから、舐めて」
そう言われても、嫌よ。以前だって…気が付けば、根元まで口にしてたもの。だから、抵抗を続ければ。
「ネルア。あまり、意地を張られると…ああ、そうですね。使った事がないので気が付きませんでした」
と、急にそう言われて、何が?と思う。と、胸に優しく触れられて。
「ここ、使います。いいですね?」
「…え?」
「ここ、ですよ」
と、言われて、閉じていた目を開けば…胸を寄せる様にされて、胸の谷間から出て来たモノは…
「ん…以外といいですね。へぇ…知りませんでした。これならいいでしょう。舐めて」
こ、これは…む、胸でしてるの…というか、それでも口元に付きつけられるラクシュ様のモノって…
「けふっ、ごほっ」
「ん…気が付きましたね」
気が付いたというより、アルコールを気付けにして起こされたのだけれど!?せき込みながら、上…仰向けの状態でアルコールを飲まされた様ですが、せき込んだことでベッドへ顔と言うか、上体をうつ伏せにしたわたくしは、横目でラクシュ様をにらみつけたけれど、にこり、と笑顔で返されましたよ。
「あれ位では満足できなくてですね…なので、強制的に起きていただきました。体力的に難しいのであれば、今度は口でしてください」
可愛い笑顔からそんな言葉を聞くことになるとは。それより、く、口って…以前、させられたけれど…
「あ、あれは、嫌です。苦しいですもの」
「ちゃあんと飲み込めてましたでしょう?だいじょうぶ…窒息させるような下手はしませんから、ね?」
窒息…そう、よね…あんな大きなモノを、喉の奥まで、それこそあれ、食道の方まで行っててもおかしくないんじゃないかっていう長さ、
「ら、ラクシュ様、あの、い、いやです」
「抱き殺したくはございませんので」
あの時の事を思い出して、嫌だと言ってみたけれど、だから、言ってる言葉とその表情が乖離しているのだけれど!?なによその、ふんわりとした笑顔はっ!
「でも、あ、い、いや、」
ごもごもと言葉で止めようとするのだけれど、ラクシュ様はあっという間にわたくしの頭をまたぐようにして、目の前に付きつけられるそれ。ぎゅっと目を瞑って、なんとか歯を食いしばる。
「もう、仕方ありませんね。では、ネルア。奥までは入れませんから、舐めて」
そう言われても、嫌よ。以前だって…気が付けば、根元まで口にしてたもの。だから、抵抗を続ければ。
「ネルア。あまり、意地を張られると…ああ、そうですね。使った事がないので気が付きませんでした」
と、急にそう言われて、何が?と思う。と、胸に優しく触れられて。
「ここ、使います。いいですね?」
「…え?」
「ここ、ですよ」
と、言われて、閉じていた目を開けば…胸を寄せる様にされて、胸の谷間から出て来たモノは…
「ん…以外といいですね。へぇ…知りませんでした。これならいいでしょう。舐めて」
こ、これは…む、胸でしてるの…というか、それでも口元に付きつけられるラクシュ様のモノって…
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