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宮殿での生活
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「当主はあれでも高魔力持ちですのでね。持久力といいますか…高魔力持ちのセックスはすごいとはよく言われますが、聞いた事ございませんか」
子供をたくさん作れ、という話ではなく、発散先が必要という話なのか…と、うつらうつらする意識で思う。
いや、ね…もう本当にね…ラクシュ様はどうだったのか分からないけど、わたくしはずっといきっぱなしだったというか。なんかもう途中から意識あるのかないのか分からない状態だったから。
今お風呂というか湯船でぐったりしつつ、レイに頭を洗われているのよ。一応、ラクシュ様にお風呂まで連れて来られて行為の跡を処理するとレイを呼ばれてこのありさま。ラクシュ様自身は、お湯で流したらレイにわたくしを任せていなくなったわね。多分ルーヴェリア様の方に行ったのではないかしら。今は…もう、日が昇ったもの。
「当主の欲をお一人でなんとかするのはつらいと思いますよ。お后様は、王様がアレですのでまだなんとかなっているという話を聞きましたし」
ああ、お身体、というかメンタルの方が弱いという事だったかしら。
「苗床を使いたくないのであれば一族の遠い血縁の女を妻にする、という手もございますね。いっそ妻兼メイドにしてしまえばよろしいのでは」
それもそれでどうなのよ。
「髪、流しますよ」
あーはいはい。
さっきから一言もしゃべってないって?だって、声上げすぎて嗄れたのよ。今も、デボラが時々吸い口っていうのかしら。それで喉に良いという甘くてとろみのある飲み物を飲ませて貰ってるのよ。身体は力入らないし…ラクシュ様の満足って怖い。
ああ、でも…ここから出ていく時に謝られたけど…もっとしたいのにとか零して行ったの、聞こえたわよ。まさかの腹上死フラグかしら…
◆◇◆一方その頃のラクシュは◆◇◆
「おはようございます、ルーヴェリア様」
「んあー?…なんか、機嫌、よさそうだな…というか…顔つやっつやとか…」
「ネルアと甘い夜を過ごさせていただきましたので」
「お前だけずるい」
「それは仕方ないでしょう。欲をいえば、もっとしたかったのですが、貴方の世話がありますので」
「別にいいぞ、今日位なら」
「いえ、あれ以上したら、それこそ殺しかねないので」
「うわぁ…て、そういえば、俺に襲撃してきた女を苗床にしてるとかするとか言ってたか。そっちで発散しないの」
「なんだかそれとこれとは違う感じなんですよね。ネルア相手だといくらでもイけそうです」
「抱き殺すなよ!?」
「しませんて。ただ、ちょっと今日は危なかったですね」
「おいいぃぃぃ!?」
と、そんな主従の会話がされているのだった。
子供をたくさん作れ、という話ではなく、発散先が必要という話なのか…と、うつらうつらする意識で思う。
いや、ね…もう本当にね…ラクシュ様はどうだったのか分からないけど、わたくしはずっといきっぱなしだったというか。なんかもう途中から意識あるのかないのか分からない状態だったから。
今お風呂というか湯船でぐったりしつつ、レイに頭を洗われているのよ。一応、ラクシュ様にお風呂まで連れて来られて行為の跡を処理するとレイを呼ばれてこのありさま。ラクシュ様自身は、お湯で流したらレイにわたくしを任せていなくなったわね。多分ルーヴェリア様の方に行ったのではないかしら。今は…もう、日が昇ったもの。
「当主の欲をお一人でなんとかするのはつらいと思いますよ。お后様は、王様がアレですのでまだなんとかなっているという話を聞きましたし」
ああ、お身体、というかメンタルの方が弱いという事だったかしら。
「苗床を使いたくないのであれば一族の遠い血縁の女を妻にする、という手もございますね。いっそ妻兼メイドにしてしまえばよろしいのでは」
それもそれでどうなのよ。
「髪、流しますよ」
あーはいはい。
さっきから一言もしゃべってないって?だって、声上げすぎて嗄れたのよ。今も、デボラが時々吸い口っていうのかしら。それで喉に良いという甘くてとろみのある飲み物を飲ませて貰ってるのよ。身体は力入らないし…ラクシュ様の満足って怖い。
ああ、でも…ここから出ていく時に謝られたけど…もっとしたいのにとか零して行ったの、聞こえたわよ。まさかの腹上死フラグかしら…
◆◇◆一方その頃のラクシュは◆◇◆
「おはようございます、ルーヴェリア様」
「んあー?…なんか、機嫌、よさそうだな…というか…顔つやっつやとか…」
「ネルアと甘い夜を過ごさせていただきましたので」
「お前だけずるい」
「それは仕方ないでしょう。欲をいえば、もっとしたかったのですが、貴方の世話がありますので」
「別にいいぞ、今日位なら」
「いえ、あれ以上したら、それこそ殺しかねないので」
「うわぁ…て、そういえば、俺に襲撃してきた女を苗床にしてるとかするとか言ってたか。そっちで発散しないの」
「なんだかそれとこれとは違う感じなんですよね。ネルア相手だといくらでもイけそうです」
「抱き殺すなよ!?」
「しませんて。ただ、ちょっと今日は危なかったですね」
「おいいぃぃぃ!?」
と、そんな主従の会話がされているのだった。
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